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六十肩の痛みを改善する方法とは?原因と対処法

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肩が上がらなくて着替えに時間がかかったり、夜中に痛みで目が覚めてしまったりしていませんか。60代になって肩の痛みや動かしづらさを感じている方は、年齢のせいだからと諦めてしまいがちですが、適切な対処をすることで多くの方が改善しています。

当院には肩の痛みでお悩みの60代以降の方が多く来院されており、皆さん「もっと早く相談すればよかった」とおっしゃいます。今回は60代特有の肩の症状について、原因から改善方法まで詳しくお伝えしていきます。

院長:高木

60代の肩の痛みは放置すると日常生活に大きな支障をきたします。早めの対処が何より大切です

目次

60代で起こる肩の痛みとは

60代になると肩が痛くて腕が上がらない、夜間に痛みで眠れないといった症状を訴える方が増えてきます。これらの症状は肩関節周囲炎と呼ばれるもので、一般的には四十肩や五十肩として知られていますが、60代で発症した場合も同じ病態です。発症年齢によって呼び名が変わるだけで、医学的には同じ症状を指しています。

肩関節周囲炎は、肩関節を包む関節包や腱板という組織が炎症を起こしたり硬くなったりすることで痛みや可動域制限が生じる状態です。特に60代の場合は、これまでの生活習慣の蓄積や加齢による組織の変化が影響しており、単なる年齢的な問題として片付けられないケースも少なくありません。実際には糖尿病や甲状腺疾患といった全身的な問題が背景にあることもわかっています。

また、60代では腱板断裂という別の疾患との見分けが重要になってきます。腱板断裂は肩の腱が切れてしまう状態で、肩関節周囲炎とは治療方針が異なるため、正確な触診と検査が欠かせません。自己判断で様子を見ているうちに症状が悪化してしまうこともありますので、早めの専門家への相談をおすすめします。

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なぜ60代で肩が痛くなるのか

60代で肩の痛みが起こる背景には、いくつかの要因が複雑に絡み合っています。まず挙げられるのが加齢による組織の変化です。肩関節を構成する腱や靭帯、関節包といった軟部組織は年齢とともに柔軟性を失い、血流も低下していきます。この状態で無理な動作を繰り返したり、長時間同じ姿勢を続けたりすると、組織に微細な損傷が蓄積されていくのです。

さらに見逃せないのが姿勢の問題です。デスクワークや家事などで前かがみの姿勢が続くと、肩甲骨の位置がずれて肩関節に負担がかかりやすくなります。60代までの長年の姿勢の癖が肩周辺の筋肉バランスを崩し、結果として肩関節周囲炎を引き起こす引き金になることも珍しくありません。

また、糖尿病や高血圧といった生活習慣病を持っている方は、そうでない方に比べて発症リスクが高いことが研究で明らかになっています。これらの疾患は血流を悪化させ、組織の修復能力を低下させるため、肩関節周囲の炎症が起こりやすく治りにくい状態を作り出してしまうのです。運動不足による筋力低下も大きな要因の一つで、肩周辺の筋肉が弱くなると関節への負担が増大します。

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症状の経過と段階について

肩関節周囲炎には特徴的な経過があり、大きく3つの時期に分けられます。それぞれの時期で症状も対処法も異なるため、今自分がどの段階にいるのかを知ることが大切です。

急性期(炎症期)

発症から数週間から3ヶ月程度続くこの時期は、炎症が強く激しい痛みを伴います。特に夜間痛が特徴的で、寝返りを打つだけで目が覚めてしまう方も少なくありません。腕を動かそうとすると鋭い痛みが走り、髪を洗う動作やシャツを着る動作も困難になります。この時期は無理に動かさず、炎症を鎮めることが最優先です。

慢性期(拘縮期)

急性期を過ぎると徐々に痛みは軽減していきますが、今度は肩の動きが制限されるようになります。関節包が硬くなって肩が固まったような状態になり、腕を上げようとしても上がらない、後ろに回せないといった可動域制限が目立ってきます。この時期は3ヶ月から1年程度続くことが多く、適切なリハビリが重要になる段階です。

回復期

徐々に可動域が戻ってくる時期で、多くの方が症状の改善を実感します。ただし完全に元の状態に戻るまでには個人差があり、半年から2年程度かかることも珍しくありません。この時期に適切な運動療法を継続することで、より早く機能回復を図ることができます。

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腱板断裂との見分け方

60代で肩が痛い場合、肩関節周囲炎ではなく腱板断裂の可能性も考える必要があります。腱板断裂は肩を動かす腱が部分的または完全に切れてしまう状態で、治療方針が大きく異なるため正確な判別が重要です。

肩関節周囲炎では自分で腕を上げようとしても他人に持ち上げてもらっても上がりづらいのに対し、腱板断裂では自分では上げられないけれど他人に持ち上げてもらうと上がるという特徴があります。また、腱板断裂では肩を動かすときにゴリゴリという音がしたり、力が入らずに物を落としてしまったりすることもあります。

当院では触診による詳細な検査に加え、必要に応じて医療機関での画像検査をご案内しています。60代以降では加齢による腱板の変性が進んでおり、無症状でも腱板断裂が見つかることもあるため、症状との関連を慎重に見極めることが大切です。

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日常生活でできる対処法

肩の痛みを和らげ、改善を促すために日常生活で気をつけたいポイントがいくつかあります。ただし、症状の時期によって適切な対処が異なるため、自己判断で無理をしないことが大切です。

急性期の過ごし方

炎症が強い急性期には、無理に動かさず安静を保つことが基本です。ただし完全に動かさないのではなく、痛みの出ない範囲で軽く動かすことは問題ありません。夜間痛で眠れない場合は、痛い方の肩を上にして横向きに寝たり、クッションを抱えたりすると楽になることがあります。温めるか冷やすかは炎症の程度によりますが、一般的には急性期は冷やし、炎症が落ち着いてきたら温める方が効果的です。

慢性期以降の運動

痛みが落ち着いてきたら、少しずつ可動域を広げる運動を始めましょう。壁に手をついて体を前に倒す壁押し運動や、振り子のように腕をぶらぶら揺らす運動などが有効です。ただし痛みを我慢して無理に動かすと逆効果になることもあるため、心地よい範囲で行うことがポイントになります。

姿勢の改善

前かがみの姿勢は肩への負担を増やすため、日頃から背筋を伸ばし胸を開く意識を持ちましょう。デスクワークの際は椅子の高さやパソコンの位置を調整し、肩が前に出ない姿勢を心がけてください。また、長時間同じ姿勢を続けないよう、こまめに休憩を取って体を動かすことも大切です。

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専門的な施術による改善アプローチ

当院では肩の痛みでお悩みの60代以降の方に対し、独自の検査と施術システムで根本からの改善を目指しています。一般的な対症療法とは異なり、なぜ肩に負担がかかっているのか、体全体のバランスから原因を探っていくのが特徴です。

まず詳細な触診と姿勢分析を行い、肩関節だけでなく首や背骨、骨盤のバランスもチェックします。多くの場合、肩の痛みは局所的な問題ではなく、体全体の歪みや筋肉のアンバランスが関係しているためです。また、メタトロンという測定機器を用いて自律神経の状態や栄養バランスも確認し、生活習慣病との関連も含めて総合的に評価します。

施術では優しい刺激で関節の動きを改善し、硬くなった筋肉や組織をほぐしていきます。強い力で無理に動かすようなことはせず、体が本来持っている治癒力を引き出すアプローチを大切にしています。さらに、ご自宅でできる運動指導や姿勢のアドバイス、栄養面でのサポートも行い、施術だけに頼らない体づくりをサポートします。

60代の肩の痛みは、適切な対処をすれば多くの方が改善します。しかし放置すると慢性化したり、他の部位にまで影響が及んだりすることもあるため、早めの対応が何より重要です。

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まとめ

60代で起こる肩の痛みは、年齢のせいだからと諦める必要はありません。確かに加齢による組織の変化は避けられませんが、適切な対処と生活習慣の見直しで多くの方が痛みから解放され、以前のような日常生活を取り戻しています。大切なのは症状の段階に応じた正しい対処を行い、必要に応じて専門家のサポートを受けることです。

当院には肩の痛みで夜も眠れなかった方、腕が上がらなくて着替えにも苦労していた方が多く来院され、今では趣味や旅行を楽しめるまでに改善されています。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。あなたの痛みが一日でも早く改善し、笑顔で過ごせる日々を取り戻せるよう、私たちが全力でサポートいたします


院長:高木

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