
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。最近、パソコン作業をしていると右の鎖骨の上あたりに痛みを感じるという相談が増えています。最初は「少し疲れているのかな」と思っていても、日に日に違和感が強くなってくると不安になりますよね。
実はこの部位の痛みには複数の原因が隠れていることが多く、筋肉や関節のトラブルだけでなく、神経の圧迫やリンパ節の腫れ、場合によっては内臓からのサインである可能性もあるんです。
この記事では、右の鎖骨上部に痛みを感じたときにまず知っておきたい原因と、自宅でできる対処法、そして専門機関への相談を検討すべきタイミングについて詳しくお伝えしていきます。


右鎖骨の上の痛みは原因が多岐にわたるため、まずはご自身の症状がどのタイプに当てはまるかを知ることが大切です
右の鎖骨上部に痛みが出る原因は一つではありません。体の構造上、この部分には筋肉や神経、血管、リンパ節が密集しているため、さまざまな要因が痛みとして現れることがわかっています。
まず考えられるのが筋肉や関節由来の痛みです。特にデスクワークやスマートフォンの長時間使用によって、首から肩にかけての筋肉が緊張し、それが鎖骨の上部に違和感を生じさせることが多いとされています。
また、神経が圧迫されることで起こる痛みも見逃せません。首から腕へ向かう神経が鎖骨周辺で圧迫される胸郭出口症候群という状態では、鎖骨上部に痛みやしびれを感じることがあります。
さらに、リンパ節の腫れや内臓からの関連痛も可能性として考えておく必要があります。風邪や感染症でリンパ節が腫れると、触ったときに痛みを感じることがありますし、呼吸器系のトラブルが鎖骨周辺の痛みとして現れるケースも報告されています。
右利きの方の場合、右手でマウスを操作したり荷物を持ったりする機会が多く、右肩や首の筋肉に負担がかかりやすい傾向があります。特に斜角筋や胸鎖乳突筋といった首の筋肉が硬くなると、鎖骨上部にズキズキとした痛みが集中することがあるんです。
前かがみの姿勢が長時間続くと、肩が内側に入り込んで鎖骨周辺の筋肉が引っ張られる状態が続きます。この状態が慢性化すると、筋膜の癒着や炎症が起こり、動かしたときに痛みを感じるようになります。
首から腕へ向かう神経や血管は、鎖骨と第一肋骨の間、そして筋肉の隙間を通っています。この通り道が狭くなると、神経が圧迫されて痛みやしびれが出ることがあります。
特になで肩の方や、長時間腕を上げる作業をする方に多く見られる胸郭出口症候群では、腕を上げたときや首を傾けたときに症状が強くなる特徴があります。鎖骨上部だけでなく、腕や手指にしびれが広がることもあるため注意が必要です。
鎖骨の上には多くのリンパ節が集まっており、風邪やウイルス感染などで免疫システムが働くとリンパ節が腫れることがあります。この場合、触るとコリコリとした塊を感じたり、押すと痛みがあったりします。
通常は数日から一週間程度で自然に治まることが多いですが、発熱や全身のだるさを伴う場合は、より詳しい検査が必要になることもあります。
まれなケースではありますが、呼吸器や消化器の問題が鎖骨周辺の痛みとして現れることがあります。例えば肺や胸膜に炎症があると、呼吸に合わせて鎖骨上部に痛みを感じることがあるとされています。
また、咳が長引いている場合や、息苦しさを伴う場合は、筋肉や関節の問題ではない可能性も考慮する必要があります。
痛みの種類や出方によって、ある程度原因を絞り込むことができます。ご自身の症状がどのタイプに当てはまるか、チェックしてみてください。
鎖骨の上を押したときや、肩を動かしたときにズキズキと痛む場合は、筋肉や関節の炎症が考えられます。特に肩鎖関節という鎖骨と肩甲骨をつなぐ関節に炎症が起こると、この部分に限局した痛みが出やすくなります。
デスクワークやスマートフォンの使いすぎで姿勢が悪くなっている方、重い荷物を片側だけで持つ習慣がある方に多く見られます。
痛みと一緒に手や腕にしびれを感じる場合は、神経が圧迫されている可能性が高いと考えられます。特に首を動かしたときや腕を上げたときに症状が強くなる場合は、胸郭出口症候群や頸椎の問題が疑われます。
しびれが続く場合や、握力が弱くなったと感じる場合は、早めに専門機関で確認することをおすすめします。
鎖骨の上を触ったときに、腫れやしこりを感じる場合は、リンパ節の腫れや炎症が考えられます。風邪を引いた後や、喉の痛みがあるときに一緒に出ることが多く、通常は数日で自然に引いていきます。
ただし、しこりが硬く動かない場合や、発熱が続く場合は、内科での確認が必要になることもあります。
深呼吸をしたときや咳をしたときに痛みが強くなる場合は、呼吸器系の問題が隠れている可能性があります。胸の圧迫感や息苦しさを伴う場合は、筋肉や関節だけの問題ではない可能性が高いため注意が必要です。
筋肉や関節の問題が原因である場合、自宅でのケアで症状が軽減することがあります。ただし、痛みが強い場合や長引く場合は無理をせず、専門機関に相談してください。
デスクワークをしている方は、まずパソコンの画面の高さや椅子の高さを見直してみましょう。画面が低すぎると自然と首が前に出て、鎖骨周辺の筋肉に負担がかかります。
理想的なのは、画面の上端が目の高さかやや下になる位置です。また、椅子に深く座り、背もたれを使って背中全体を支えるようにすると、首や肩への負担が減ります。
首をゆっくりと左右に倒したり、回したりするストレッチは、筋肉の緊張をほぐすのに効果的です。ただし、痛みが強いときや、動かすことで症状が悪化する場合は無理に行わないでください。
肩を大きく回す動作も、肩甲骨周辺の血流を改善し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。前後にゆっくりと10回ずつ回すだけでも違いを感じることがあります。
慢性的な筋肉のこりや緊張が原因の場合は、温めるケアが効果的です。お風呂にゆっくり浸かったり、温かいタオルを首や肩に当てたりすることで、血流が改善し筋肉がほぐれやすくなります。
一方、急に痛みが出た場合や、熱感や腫れがある場合は、冷やすケアが適していることもあります。保冷剤をタオルで包んで、痛みのある部分に10分程度当ててみてください。
スマートフォンを見るときに下を向く姿勢が続くと、首や肩に大きな負担がかかります。画面を目の高さに近づけるように持ち上げて見ることで、首への負担を減らすことができます。
また、長時間の連続使用を避け、こまめに休憩を入れることも大切です。30分に一度は画面から目を離し、首や肩を動かす習慣をつけてみてください。
セルフケアで様子を見ることも大切ですが、次のような症状がある場合は、早めに専門機関での確認をおすすめします。
これらの症状がある場合は、筋肉や関節だけの問題ではない可能性があります。整形外科や内科、当院のような整体院など、症状に応じた専門機関で確認することが重要です。
湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、右の鎖骨上部に痛みを感じている方に対して、まず丁寧な触診とカウンセリングで原因を探っていきます。
筋肉の緊張が原因であれば、首や肩、胸の筋肉を丁寧にほぐし、姿勢のバランスを整える施術を行います。神経の圧迫が疑われる場合は、鎖骨周辺の可動域を改善し、神経への負担を減らすアプローチを取ります。
また、当院ではロシアの医療機器メタトロンを用いたカウンセリングも行っており、体の内側からのアプローチも可能です。痛みの背景にある生活習慣や体のバランスを総合的に見ることで、根本的な改善を目指しています。
右の鎖骨上部に痛みを感じたとき、その原因は筋肉や関節、神経、リンパ、内臓など多岐にわたります。最初は軽い違和感でも、放置することで慢性化したり、日常生活に支障が出たりすることもあります。
セルフケアで改善することもありますが、症状が続く場合や不安を感じる場合は、無理をせずに専門機関に相談することが大切です。
当院では、一人ひとりの症状に合わせた丁寧な施術とカウンセリングを心がけています。「これくらいで来院していいのかな」と迷われる方もいらっしゃいますが、早めの対応が早期改善につながることも多いです。
右の鎖骨上部の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの痛みの原因を一緒に探り、快適な毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。