
院長:高木お気軽にご相談ください!

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夕方になるとなんとなく後頭部が重くなってきて、気づいたら首の付け根まで痛みが広がっていた、という経験はありませんか。仕事を終えてホッとしたはずなのに、頭が重くてすっきりしない。そんなとき、「これって大丈夫なのかな」と不安になる方はとても多いです。
今回は、後頭部の頭痛と首の付け根の痛みに悩む方に向けて、その原因から日常でできるセルフケア、そして「病院に行くべきかどうか」の判断基準まで、私の臨床経験をもとにできるだけわかりやすくお伝えします。


毎日たくさんの患者さんを診ていると、首の付け根から後頭部にかけての痛みを訴える方が本当に多いと感じます。
後頭部から首の付け根にかけての痛みは、一口に「頭痛」とくくられがちですが、その背景にある原因はいくつかのパターンに分かれます。原因によってアプローチがまったく異なるため、まずは「どのタイプか」を知ることがとても重要です。ここでは特に多い3つの原因についてくわしくお伝えします。
後頭部から首の付け根にかけての痛みの中で、最も多く見られるのが緊張型頭痛です。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用などで首や肩の筋肉が硬くなり、血流が悪くなることで痛みが生じます。
ズーンと重い、頭全体が締め付けられるような感覚が特徴です。特に夕方から夜にかけて症状が強くなる傾向があり、「仕事が終わるとなぜか頭が重くなる」という方のほとんどがこのタイプです。
また、このタイプの頭痛は首や肩の筋肉の緊張が根本原因であることがほとんどなので、筋肉そのものをほぐすことで改善が期待できます。ただし、筋肉が緊張し続けている姿勢や生活習慣を変えないと、何度でも繰り返してしまいます。
後頭部がピリピリする、電気が走るような鋭い痛みを感じる場合は後頭神経痛の可能性があります。これは首の付け根から頭頂部にかけて走っている後頭神経が何らかの刺激を受けて過敏になっている状態です。
首を後ろに倒したときや、頭皮に触れたときに痛みが走る場合は特に疑われます。緊張型頭痛と混同されることが多いですが、痛みの性質が「重い・鈍い」か「鋭い・ズキズキ」かで見分けるひとつの目安になります。
本来、首の骨(頸椎)はゆるやかなカーブを描いています。そのカーブがスマートフォンやパソコンの長時間使用によって失われ、まっすぐになってしまった状態をストレートネックと呼びます。
頭の重さは約4〜6キログラムといわれていますが、首が前に傾くほど首にかかる負担は何倍にも増えます。ストレートネックになると首や後頭部の筋肉が常に過緊張した状態になり、後頭部の痛みや重さを慢性的に引き起こしてしまうのです。
「最近スマホを見る時間が増えた」「在宅勤務になってから首が痛い」という方は、このストレートネックが関係している可能性が高いです。
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後頭部から首の付け根の痛みは多くの場合、筋肉の緊張やストレートネックといった比較的深刻ではない原因によるものです。しかし、中には一刻を争うような疾患が潜んでいることもあります。次のようなサインがある場合は、すぐに医療機関での受診をおすすめします。
後頭部に「今まで経験したことがないほどの激しい痛み」が突然起きた場合は、くも膜下出血の可能性があります。「バットで殴られたような痛み」と表現されることが多く、この場合は迷わず救急車を呼んでください。
また、首を前に曲げると強い痛みや抵抗感がある、38度以上の高熱をともなう、意識が朦朧とするといった症状がある場合も、髄膜炎などの重篤な疾患の可能性があるため早急な対応が必要です。
数日経っても痛みが引かない、だんだん痛みが強くなっている、手足のしびれやめまいをともなうといった場合も、椎骨動脈解離や頚椎疾患が関わっている場合があるため、早めに専門家に診てもらうことをおすすめします。
「様子を見ていたら自然に治った」という経験がある方ほど、危険なサインを見逃しやすくなります。痛みの「種類」と「強さ」の変化には敏感でいることが大切です。
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後頭部の痛みや首の付け根のコリは、特定の筋肉が過緊張することで引き起こされます。どの筋肉がどのように関わっているかを知っておくことで、セルフケアの精度が上がります。ここでは特に重要な筋肉を3つ紹介します。
首の付け根の深部にある4つの小さな筋肉の集まりで、頭を細かく動かすための筋肉です。デスクワーク中に頭を同じ角度に固定し続けると、この後頭下筋群が慢性的に緊張して後頭部の痛みや重さを引き起こします。
パソコンのモニターを見続けているとき、私たちは意識しないまま頭をほんの少し前に傾け続けています。そのわずかな傾きを支え続けているのがこの後頭下筋群です。硬くなるとそこを通る後頭神経を圧迫し、後頭神経痛の原因にもなります。
首から肩、背中にかけて広がる大きな筋肉で、肩こりの代名詞ともいえる筋肉です。上部繊維が緊張すると首の付け根から後頭部にかけての痛みや圧迫感が出やすくなります。
ストレスや緊張でも反射的に肩がすくまって、この筋肉が硬くなることがわかっています。精神的な緊張と身体の緊張が連動しているのは、まさにこの僧帽筋の反応によるものです。
耳の後ろから鎖骨にかけて斜めに走る筋肉です。この筋肉が硬くなると頭痛や目の疲れ、後頭部の痛みが出やすくなります。スマートフォンを使うときに頭を下に向ける姿勢が続くと、この筋肉に大きな負担がかかります。
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原因が筋肉の緊張やストレートネックによるものであれば、日常生活の中でできるセルフケアがとても有効です。ただし、痛みが強い時期に無理に動かすと悪化することもあるため、「気持ちいいと感じる範囲で行う」ことを必ず守ってください。
椅子に座った状態で、両手を頭の後ろで組みます。そのまま軽く下を向いて、手の重さだけで頭の重さを支えるようにゆっくりと首の付け根を伸ばします。反動をつけずに15〜30秒キープするのがポイントです。
このとき、首の付け根が「伸びているな」と感じる程度の負荷が適切です。痛みを感じるほど強く引っ張るのは逆効果になることがあるため、あくまでも「気持ちいい」範囲でおこなってください。
筋肉の緊張が原因の頭痛には、温めることがとても効果的です。濡らしたタオルを電子レンジで1分ほど温め、首の付け根から後頭部にあてるだけで血流が改善されて痛みがやわらぐことがあります。
ただし、ズキズキと脈打つような拍動性の頭痛(偏頭痛タイプ)の場合は温めると悪化することがあります。「重い・鈍い」タイプの痛みには温め、「ズキズキ」するタイプには冷やすのが基本的な見分け方です。
パソコン作業中の姿勢も見直すポイントです。モニターの中心が目線よりやや下にある状態が理想的とされています。モニターが低すぎると頭を常に下に向けた姿勢が続き、首の付け根への負担が大きくなってしまいます。
スタンドやノートパソコン台などを使ってモニターの高さを調整するだけで、首への負担が大幅に変わります。自宅でのテレワーク環境を一度見直してみることを強くおすすめします。
どんなに姿勢が良くても、同じ姿勢を長時間続けること自体が筋肉の緊張を生みます。1時間に1回は立ち上がって首や肩を軽く動かす習慣をつけるだけで、後頭部の重さや痛みが出にくくなります。
スマートフォンのタイマーを活用して、1時間ごとにアラームを設定するのがおすすめです。「忙しくて忘れてしまう」という方ほど、そのリマインダーが必要なサインでもあります。
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セルフケアを続けても改善しない場合や、繰り返し痛みが出る場合は、根本的な原因にアプローチする必要があります。当院では、カイロプラクティックと東洋医学(鍼灸)を組み合わせた独自の施術で、多くの方の後頭部の痛みや首の付け根のコリに対応してきました。
首の骨(頸椎)の並び方が乱れていると、特定の筋肉に常に余分な負担がかかり続けます。カイロプラクティックの施術では、頸椎のゆがみを触診でていねいに確認しながら、関節の動きを正常な範囲に戻していきます。
「ボキッという音が怖い」という方がいらっしゃいますが、当院では患者さんの状態に合わせて非常に軽い刺激で調整をおこなうため、強い痛みや衝撃はほとんどありません。施術後に首が軽くなったと感じる方がほとんどです。
首の深部にある後頭下筋群は、通常のマッサージや表面的なストレッチではなかなか届かない場所にあります。鍼灸治療では細い鍼を使って、この深部の筋肉に直接アプローチすることができます。
緊張した後頭下筋群が緩むと、そこを通っていた後頭神経への圧迫がなくなり、後頭部のピリピリや頭の重さが一気に改善するケースも多くあります。「鍼は怖い」という方にも、刺激の強さは細かく調整できるのでご安心ください。
当院ではロシアで開発された医療機器「メタトロン」を用いて、神経の乱れや体質、ストレス状態を数値で把握する検査をおこなっています。後頭部の痛みや首の付け根のコリは、自律神経の乱れや内臓の疲弊が背景にある場合も少なくありません。
「なぜ同じような生活をしているのに自分だけ頭痛が出るのか」という疑問は、この検査を通じて原因の一端が見えてくることがあります。表面的な症状だけを追うのではなく、体全体の状態を把握したうえで施術の方針を決めるのが当院のやり方です。
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当院に来院される患者さんからよく寄せられる疑問について、私の立場からお答えします。似たような疑問をお持ちの方の参考になれば幸いです。
市販の鎮痛薬は痛みをその場でやわらげる効果がありますが、原因を取り除くわけではないため、服用をやめると再び症状が出てきます。さらに、月に10日以上鎮痛薬を使い続けると「薬物乱用頭痛」という薬が原因の頭痛に発展することがあります。
「薬を飲まないと仕事にならない」という状態が続いているなら、それは根本的な改善が必要なサインです。薬が手放せなくなる前に、原因へのアプローチを始めることをおすすめします。
骨折や椎間板ヘルニアなど、構造的な異常が疑われる場合は整形外科でのレントゲンやMRI検査が最初のステップとして有効です。一方、検査で「異常なし」と言われたにもかかわらず痛みが続いているケースでは、骨ではなく筋肉・神経・自律神経のバランスが崩れている可能性が高いため、カイロプラクティックや鍼灸が有効な選択肢になります。
「病院に行ったけど何も問題ないと言われた。でも痛い。」という方が当院にも多く来院されます。そういった方の痛みをていねいに紐解いていくのが私たちの仕事だと思っています。
お子さんや妊婦さんでも施術を受けていただくことは可能です。ただし、状態や月数によって施術の内容や刺激量を大きく変える必要があるため、初回に詳しくお話を伺ったうえで判断します。心配な場合はお電話やメールでまず一度ご相談ください。
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私は幼い頃から喘息で「一生治らない」と言われた経験があります。あのころ感じた、「なんで自分だけ」という気持ちは、今でも忘れられません。
後頭部から首の付け根にかけての痛みを「どうせたいしたことない」と放置している方、「病院に行くほどでもない」と自分に言い聞かせている方、こうした小さな積み重ねが、やがて慢性的な不調につながっていくことを20年以上の臨床で見てきました。
大切なのは、痛みを我慢し続けることでも、薬で抑え込むことでもなく、体が発しているサインを正しく読み取って、原因から改善していくことです。一人で抱え込まないでください。どんな些細な症状でも、ぜひ気軽に相談していただければと思います。当院では初回に問診と検査をとても丁寧に行い、あなたの体の状態をしっかりと把握したうえで施術の方針をお伝えしています。
後頭部の痛みや首の付け根のつらさで悩んでいるなら、一人で悩み続けずにいつでも声をかけてください。一緒に改善への道を探していきましょう。