
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは。湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。今日は、多くの方から相談を受ける「首が痛い」というお悩みのなかでも、特に「頭を上げようとすると首に違和感が走る」という症状についてお話しします。パソコンやスマートフォンを長時間使う生活が当たり前になった今、このような症状に困っている方は本当に多いんです。
皆さんが経験している症状や感覚は、実は医学的な背景があります。なぜ頭を上げたときに痛みが出るのか、そのメカニズムを理解することで、対策も見えてきます。


多くのデスクワーカーが同じお悩みを抱えています。症状だけでなく、その背景にある原因を一緒に考えていきましょう
パソコンやスマートフォンを使う生活が続くと、首の骨がまっすぐに近い状態になってしまう傾向があります。本来、首の骨は緩やかなカーブを描いていて、この自然な弧が様々な衝撃や動きに対して柔軟に対応できるようになっているんです。ところが、この弧が減少してしまうと、どのようなことが起きるでしょうか。
首を上げようとするとき、首の後ろ側にある筋肉や靭帯が大きな負荷を受けます。正常な湾曲があれば、この負荷は分散されるのですが、まっすぐに近い状態だと、一部の組織に集中してしまうんです。結果として、痛みやこわばりが生じるという仕組みです。
また、首の動きが制限されると、頸椎という頸部の骨同士の関係が変わり、神経が圧迫されることもあります。これが痛みの原因になることもあるんです。実は、このような現象は比較的新しい問題で、数十年前はこれほど一般的ではありませんでした。
デスクワークやスマートフォンの使用が、首の形にどのような影響を与えるのか。これを理解することは、自分の生活習慣を見直す大きなきっかけになります。
私たちが画面を見下ろす姿勢を続けると、前かがみの状態が習慣化します。この時、首の後ろ側の筋肉は常に引き伸ばされた状態になり、一方で前側の筋肉は縮こまっていきます。すると、首の自然な湾曲が徐々に失われていくというわけです。
特に注意が必要なのは、スマートフォンを見下ろすときの角度です。多くの人は視線を下に落とす際に、同時に首全体を前に出してしまいます。この姿勢が一日に何時間も続くとなると、首の構造は大きな影響を受けるんです。デスクワークも同様で、モニターの高さが低すぎたり、椅子の位置が適切でなかったりすると、同じような問題が起こります。
興味深いのは、この状態が進行すると、夜間の睡眠にも影響が出てくることです。枕の高さが合わなくなったり、首が痛くて眠れなくなったりすることもあります。
首の構造が変わると、様々な連鎖反応が起こります。単純に「首が痛い」という問題では済まないことが多いんです。
これらの症状が出ている場合、単に首だけの問題ではなく、全身のバランスが乱れている可能性があるんです。
患者さんからお聞きする症状は、人によって様々です。ただし、いくつかのパターンに分けて考えることができます。自分がどのパターンに当てはまるのか、確認してみてください。
| 症状のパターン | 特徴 | 対処の難易度 |
|---|---|---|
| 軽度の痛みやこわばり | 首を上げるときだけ違和感がある程度 | 比較的対処しやすい |
| 中程度の痛み | 痛みが強く、日常生活に支障が出ている | セルフケア+専門家相談が必要 |
| 症状が複数ある | 肩こりや頭痛も一緒に出ている | 医療機関への相談が望ましい |
「頭を上げると違和感がある」という症状は、実は軽度から中程度のサインであることが多いんです。ここで対処を始めるのと、放置してしまうのでは、改善にかかる期間が大きく変わってきます。
医療機関に相談することも大切ですが、自宅で実践できる対策もたくさんあります。症状が軽度から中程度の場合は、セルフケアで改善を感じられることも多いんです。ただし、無理は禁物です。自分の体の状態を感じながら、慎重に進めてください。
まずは、日々の姿勢を見直すことが基本です。スマートフォンやパソコンを使うときの位置や角度を、ほんの少し変えるだけでも効果があります。
パソコンのモニターは、目線がやや上を向く位置に設定するのが理想的です。スマートフォンを使う際は、画面を顔の高さに近づけ、首を大きく前に出さないようにします。このような小さな工夫が、長期的には大きな違いを生み出すんです。
首の後ろ側の筋肉が過度に緊張しているので、これをほぐすことが重要です。ただし、激しいストレッチは避けてください。
首を優しく左右に傾ける動作が効果的です。左に傾けるときは、右手を頭の上に軽く置き、ゆっくりと負荷をかけます。反対側も同じように行います。この動作を一日に何度か、特に仕事の合間に取り入れると良いでしょう。
また、肩周辺の筋肉も関連していることが多いので、肩を大きく回すストレッチも効果があります。ただし、痛みが出た場合は中止してください。
首や肩を温めることで、血流が改善され、筋肉の緊張がほぐれることがあります。温かいタオルを首に当てたり、入浴時に温めたりするのも良い方法です。ただし、炎症がある場合は冷やすことが先決なので、自分の症状を正しく判断することが大切なんです。
寝具の改善も重要です。枕の高さが合っていないと、夜間に首に不自然な負荷がかかり、症状が悪化することもあります。理想的な枕の高さは、仰向けで寝たときに、首の骨が自然なカーブを保つような高さです。
また、ストレスと症状の関連性も忘れてはいけません。ストレスが高まると、無意識に肩に力が入り、首の筋肉が硬くなるんです。瞑想や軽い運動など、心身をリラックスさせることも、症状改善の一部なんです。
セルフケアは大切ですが、どのような場合に専門家の助言が必要なのかを知ることも同じくらい重要です。以下のような状況では、専門の治療機関への相談をおすすめします。
痛みが強い、あるいは二週間以上改善しない場合は、単なる疲れではなく、より深い問題がある可能性があります。また、頭を上げるときの痛みに加えて、以下のような症状が出ている場合は注意が必要です。
これらの症状が複数ある場合は、神経や脊椎に何らかの影響が出ている可能性があるんです。
医療機関では、レントゲンやMRIなどの画像検査を通じて、骨や神経に実際の損傷や圧迫があるかを調べることができます。一方、整体院やカイロプラクティック院では、画像検査には映らない筋肉や関節の問題に対してアプローチすることが得意なんです。
痛みがある場合は、まずは医療機関で検査を受けることで、重大な問題がないかを確認することが安心につながります。その後、画像検査では異常が見当たらない場合は、整体院での施術や指導が役立つことが多いんです。
我が院では、最初の来院時に詳しい問診と複数の検査を行います。ロシア製の医療機器メタトロンを用いて、首や肩周辺の神経の状態、体質、栄養状態まで多角的に調べるんです。これにより、表に出ている症状だけでなく、その根本的な原因を特定することができます。
検査結果から、あなたに必要な施術内容と生活習慣の改善点を提案させていただきます。単に痛みを和らげるだけではなく、再発しない体を作ることが我が院の目標です。
頭を上げたときに首が痛い、あるいは違和感がある。この症状は、多くの現代人が経験する問題です。スマートフォンやデスクワークが生活の一部になった今、首の構造が変わることは避けられません。しかし、その変化に気付いて対処することはできるんです。
軽度のうちからセルフケアを心がけ、必要に応じて専門家に相談することで、多くの場合は改善へ向かいます。大切なのは、症状を放置しないこと。そして、自分の体の声に耳を傾けることなんです。
私自身、小児喘息で苦しんだ経験があります。医師に治らないと言われたことも、その治療法を模索する中で、多くの患者さんと同じような悩みを抱える方がいることに気付きました。だからこそ、症状で困っている皆さんの力になりたいという強い想いがあるんです。
頭を上げるという、ごく当たり前の動きができなくなることは、日々の生活の質を大きく左右します。一人で悩まず、ぜひ一度我が院にご相談ください。あなたが快適な日常を取り戻すまで、私たちは全力でサポートさせていただきます。

