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朝だけばね指になるのはなぜ?原因と対処法

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おはようございます。朝起きたとき、指が曲がったまま伸びなくて困った経験はありませんか。日中は何ともないのに、起床時だけ指が引っかかる、そんな症状に悩んでいる方は実は少なくありません。

湘南カイロ茅ヶ崎整体院には、朝の指のこわばりやばね指でお悩みの方が多く来院されます。特に40代以降の女性に多く見られる症状で、ばね指は放置すると日常生活に支障をきたすこともあるため、早めの対応が大切です。

今回は起床時だけ症状が出る理由と、自宅でできる対処法についてお話しします。症状が軽いうちにケアすることで、悪化を防げるケースも多いですから、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

院長:高木

朝だけの症状だからと油断していると、気づいたときには日中も痛みが出るようになってしまう方もいます

目次

起床時にばね指の症状が強く出る理由

朝起きたときだけ指が曲がりにくかったり、カクンと引っかかる感覚があったりするのには、はっきりとした理由があります。夜間は手指をほとんど動かさない状態が何時間も続くため、指を動かすために必要な腱がむくんで腱鞘という組織との摩擦が大きくなるのです。

健康な状態であれば腱はスムーズに腱鞘の中を滑りますが、寝ている間に血液やリンパの流れが滞ると、腱が少し太くなってしまいます。その結果、朝一番に指を動かそうとすると腱鞘の中を通りにくくなり、引っかかりや痛みとして感じられるわけです。起床後しばらく動かしていると血流が改善されて症状が軽くなるため、多くの方が「朝だけの症状」として認識されています。

この状態が続いているということは、既に腱や腱鞘に炎症が起きている可能性が高く、放置すると徐々に日中も症状が出始めることがあります。朝だけだからと安心せず、早めに対処することをおすすめします。

ばね指になりやすい人の特徴

朝のばね指に悩む方には、いくつかの共通点があります。まず最も多いのが40代から60代の女性です。この年代は更年期や閉経前後でホルモンバランスが変化しやすく、腱鞘の柔軟性が低下しやすいため症状が出やすくなります。

また日常的に手指を酷使している方も要注意です。家事で包丁を使う、洗濯物を絞る、スマートフォンを長時間操作する、パソコンのキーボードを打ち続けるといった動作を繰り返していると、腱に負担が蓄積されます。特にスマホの普及で親指への負担が増えており、若い世代でも症状を訴える方が増えてきました。

さらに妊娠中や産後の女性、糖尿病や関節リウマチをお持ちの方も発症リスクが高いとされています。これらに該当する方は、朝の指の状態に普段から注意を払っていただきたいです。

症状が出やすい指と進行パターン

ばね指は全ての指に起こる可能性がありますが、特に親指、中指、薬指に多く見られます。最初は朝のこわばり程度の軽い症状から始まり、徐々に指の付け根に痛みや腫れが現れます。進行すると日中も症状が続くようになり、最終的には指が完全に曲がったまま伸ばせなくなることもあります。

初期段階では起床時だけの違和感で済むため見過ごされがちですが、これは体からの重要なサインです。この段階で適切にケアすれば、悪化を防げる可能性が高いのです。

自宅でできる朝のばね指対策

症状が軽いうちは、ご自宅でのセルフケアで改善が期待できます。ただし痛みが強い場合や、日中も症状が続く場合は専門家に相談することをおすすめします。

起床後の温めケア

朝起きたら、まず患部を温めることが効果的です。40度程度のぬるめのお湯に手を浸すと、血流が促進されて腱のむくみが軽減されます。5分から10分程度で十分ですから、洗面所でお湯をためて手を温める習慣をつけてみてください。

温めることで腱の滑りがよくなり、指の動きがスムーズになります。冬場は特に冷えで症状が悪化しやすいため、就寝前にも軽く温めておくとよいでしょう。ただし熱すぎるお湯は逆効果ですので、心地よいと感じる温度を保つことが大切です。

優しいストレッチと指の運動

温めた後は、無理のない範囲で指を動かしましょう。反対の手で患部の指をゆっくりと伸ばしたり、グーパーを繰り返したりする動作が有効です。痛みを感じない程度の力加減で、朝晩5回ずつ行うだけでも違いが出てきます。

ストレッチのポイントは焦らないことです。無理に力を入れて伸ばそうとすると、かえって炎症を悪化させてしまいます。ゆっくりと時間をかけて、指の可動域を広げていくイメージで取り組んでください。

日中の手指の使い方を見直す

朝だけ症状が出る段階では、日中の手の使い方を改善することで進行を防げます。同じ動作を長時間続けないよう、こまめに休憩を入れることが重要です。スマホを使うときは両手で持つ、パソコン作業では手首の角度に気をつけるといった小さな工夫が積み重なって効果を発揮します。

特に家事では、雑巾絞りやペットボトルの開栓など、指に強い力が集中する動作を控えめにすることをおすすめします。便利グッズを活用して、できるだけ指への負担を減らす工夫をしてみてください。

専門家による検査が必要なケース

セルフケアを2週間ほど続けても改善が見られない場合や、症状が悪化している場合は、専門家の検査を受けることをおすすめします。朝だけだった症状が日中にも出始めた、指の付け根にしこりのような腫れがある、痛みで夜中に目が覚めるといった状態は、炎症が進行しているサインです。

当院では触診による詳しい検査と、必要に応じてメタトロンという最先端機器を用いた体質分析を行っています。ばね指は単に指だけの問題ではなく、全身の血流状態やホルモンバランス、栄養状態とも関連しているため、根本的な原因を見つけることが改善への近道です。

整体院での施術アプローチ

病院では注射や手術を提案されることが多いですが、当院では体に優しい施術で改善を目指します。腱鞘だけでなく、手首や肘、肩、首の状態も確認しながら、全身のバランスを整えていくアプローチです。

指への負担は、実は肩こりや首の歪みから来ていることも少なくありません。デスクワークで猫背になっていたり、家事で前かがみの姿勢が続いていたりすると、腕全体の血流が悪くなり、結果として指に症状が現れるのです。そのため当院では局所だけでなく、姿勢や体の使い方まで含めた総合的な検査を大切にしています。

予防のための生活習慣

ばね指は一度改善しても、生活習慣が変わらなければ再発しやすい症状です。予防のためには日々の積み重ねが何より重要になります。

睡眠時の手の位置

寝ているときに手を圧迫するような姿勢をとっていると、血流が滞って朝の症状が強くなります。横向きで寝る際に手を体の下敷きにしない、枕の下に手を入れないといった点に気をつけましょう。できれば仰向けで、手は体の横に自然に置く姿勠がおすすめです。

全身の血流を良くする習慣

適度な運動やバランスの良い食事は、全身の血流改善につながります。特にウォーキングなどの有酸素運動は、末梢の血流を促進する効果があります。また水分不足も血液循環を悪くする要因ですから、こまめな水分補給を心がけてください。

更年期の女性は、女性ホルモンの減少によって腱鞘が硬くなりやすいため、大豆製品などを積極的に摂ることも一つの方法です。ただし食事だけで改善するのは難しいため、総合的なアプローチが必要です。

症状を我慢せず早めの相談を

朝だけの症状だからと放置してしまう方が多いのですが、これは体が発している重要なサインです。初期段階での対応が、その後の経過を大きく左右します。セルフケアで改善が見られない場合は、症状が悪化する前にぜひ専門家にご相談ください。

私自身も幼い頃の喘息で、早期の適切な対応がいかに大切かを身をもって経験しました。体の不調は放置すれば必ず進行します。でも適切なタイミングで正しいケアを受ければ、多くの症状は改善できるのです。

当院では指の症状だけでなく、なぜその症状が出ているのかという根本原因を探り、一人ひとりに合わせた施術計画を提案しています。朝の指の違和感が気になる方、日常生活で手を使う機会が多い方、更年期の体の変化でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。一緒に健康な体を取り戻していきましょう。


院長:高木

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住所
神奈川県茅ヶ崎市共恵1-2-1 池杉ビル1F
電話番号
0467-87-0660
定休日
不定休
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