
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこしながら、ふと頭の形が気になったことはありませんか。健診を控えて不安な気持ちでこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
実は生後間もない時期の頭の形について、多くのお母さんが同じような悩みを抱えています。今日は生後1ヶ月前後の赤ちゃんの頭の形について、原因から具体的な対策まで詳しくお話ししていきますね。


健診で指摘されて焦ってしまう気持ち、よくわかります。でも安心してください。早めに気づけたことはとても大切なことなんですよ
多くのお母さんが誤解されているのですが、実は1ヶ月健診では頭の形を専門的に診てもらえないことがほとんどです。1ヶ月健診の主な目的は体重や身長の増加、運動機能の発達、授乳状況の確認などが中心になります。小児科医が「向き癖がありますね」と軽く指摘する程度で、具体的な対策までは教えてもらえないケースが大半なんですよ。
健診で何も言われなかったから大丈夫だと思っていたら、数ヶ月後にはっきりとした変形になってしまったという相談も少なくありません。つまり1ヶ月健診で特に指摘がなくても、親御さん自身が気づいて早めに行動することが何より重要になってくるのです。
赤ちゃんの頭を上から見たときに左右で形が違っていたり、後頭部が平らになっていたりしませんか。耳の位置が左右でずれて見えることもゆがみのサインです。いつも同じ方向を向いて寝ている向き癖があると、その部分だけ圧迫されて変形しやすくなります。授乳のときや抱っこのとき、赤ちゃんの頭の形をじっくり観察してみてください。
生後間もない赤ちゃんの頭蓋骨はまだ完全に固まっておらず、とても柔らかい状態です。これは出産時に狭い産道を通り抜けるため、そして生後の急激な脳の成長に対応するための自然な仕組みなんですね。ただしこの柔らかさが、同じ方向からの圧力によって変形しやすい原因にもなっています。
日本では乳幼児突然死症候群の予防のため仰向け寝が強く推奨されていますが、これが頭の形に影響を与えているという研究データもあります。実際に生後1ヶ月の時点で約7パーセントの赤ちゃんに重度の頭のゆがみが見られるという報告もあり、決して珍しいことではないのです。
お母さんのお腹の中にいるときの姿勢や、出産時の圧迫が最初の原因になることがあります。生まれてからは向き癖による継続的な圧迫が最も大きな要因です。筋肉の緊張バランスや全身の体のバランスの乱れも関係しています。
当院では多くの赤ちゃんの頭の形を診てきましたが、原因は一つではなく複数の要因が重なっているケースがほとんどです。胎内での姿勢、出産時の状況、生後の寝る姿勢、筋肉の発達具合、そして全身のバランスなど、さまざまな要素が複雑に絡み合っているんですね。
多くの小児科医が「様子を見ましょう」と言いますが、実はこれが最も危険なアドバイスになることもあります。赤ちゃんの頭蓋骨は生後6ヶ月頃から徐々に硬くなり始め、1歳を過ぎると大幅な改善は難しくなってしまいます。つまり対策を始めるなら生後1ヶ月から3ヶ月が最も重要な時期なのです。
ゆがみを放置すると、成長とともに頭蓋骨が硬くなり、変形したままの形で固定されてしまいます。将来的には好きな髪型にできない、帽子やヘルメットが合わない、顔の左右差が目立つなどの問題が生じる可能性があります。耳の位置のずれや歯並びへの影響も考えられますし、思春期になって自尊心の低下につながることも少なくないのです。
ほとんどのケースは位置的頭蓋変形症という良性のものですが、まれに頭蓋骨縫合早期癒合症という病気が隠れていることがあります。これは頭蓋骨の縫合線が早期に閉じてしまい、脳の成長を妨げる可能性がある状態です。急激に変形が進む場合や、頭囲の成長に異常がある場合は専門医への相談が必要になります。
生後1ヶ月という早い時期に気づけたあなたは、とてもラッキーです。この時期からの対策で多くのケースが改善できるからです。まず授乳や抱っこのときに、いつもと反対側から行うように意識してみてください。赤ちゃんが自然と向きを変えたくなる環境を作ることが大切です。
起きているときには短時間のうつ伏せ時間(タミータイム)を取り入れることも効果的です。ただし必ず目を離さず、赤ちゃんが嫌がらない範囲で行ってくださいね。寝るときの頭の向きを定期的に変えてあげることも重要ですが、無理に固定するのではなく自然に向きを変えられる工夫をしていきましょう。
一般的な医療機関では理学療法による体位変換指導か、ヘルメット矯正施術、または経過観察のいずれかを提案されます。ヘルメット施術は効果が期待できる一方で、費用が40万円から60万円と高額で、23時間の装着が必要になります。皮膚トラブルのリスクもありますし、何より赤ちゃんへの負担が大きいですよね。
当院では赤ちゃんの体全体のバランスを整えることで、頭の形の改善を目指しています。筋肉の緊張、全身のバランス、神経系の発達状態などを総合的に診て、その子に合った優しい施術を行っていくのです。
国家資格を持つ施術家が責任を持って担当しますので安心してください。痛みを伴わない優しい刺激で、赤ちゃんの体への負担は最小限に抑えます。頭だけでなく首や背骨、全身のバランスを整えることで、自然な改善を促していきます。
お母さんへの生活指導も丁寧に行います。自宅でできるケア方法、授乳や抱っこの姿勢、向き癖の改善方法など、具体的にお伝えしていきますよ。定期的な検査で改善の度合いを数値化し、視覚的に確認できるのも当院の強みです。
「もう少し様子を見てから」と思っているうちに、改善できる時期を逃してしまうケースを何度も見てきました。生後1ヶ月という時期は、まさに対策を始める最適なタイミングなのです。ゆがみが軽度のうちに始めれば、改善までの期間も短く、赤ちゃんへの負担も少なくて済みます。
私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、子どもの健康がどれほど大切か痛感しています。お母さんの不安な気持ちもよくわかります。「大丈夫かな」「このまま放っておいていいのかな」と毎日心配しながら過ごすのは、本当につらいことですよね。
一人で悩まずに、まずは相談してみてください。頭の形の問題は早めに対処すればするほど、改善の可能性が高まります。お子さんが将来、好きな髪型を楽しんだり、自信を持って成長していけるよう、今できることから始めていきましょう。当院はご両親とお子さんに寄り添いながら、健やかな成長をサポートしていきます。

