整体の種類とその効果について

今回は『整体の種類とその効果について』についてお話ししていきます。

整体って何種類あるの？

整体には様々な手法があり、数えきれないほど存在します。名前だけ多くあって、実際にはやり方が似ているものがほとんどです。

大きく分けて4種類のアプローチ法があります。

①関節
②筋肉
③皮膚
④筋膜

関節

関節は各関節の構造によって、動く方向と角度が決まっています。例えば膝には多くのセンサーが存在するため、関節の動きが悪くなったり、逆に緩すぎてしまうと痛みが出たり、バランス感覚に異常が出ることがあります。

状態に応じて、関節に圧がかかるように骨同士を圧迫したり、逆に骨同士を引き離すように牽引したりして関節の動きを調整します。

背骨に関しては、内臓、筋肉に伸びる神経が背骨から出ているので、背骨の関節が動かなくなってしまうと神経系の働きを低下してしまいます。

うつ伏せの状態で背骨の硬さをチェックし、動きが悪いところに対して、瞬間的な素早い圧を加えたり、持続的な圧を加えるなどして動きを改善していきます。

筋肉

筋肉は運動や長時間の同じ姿勢によって、疲労物質や血流不足によって硬くなっていきます。筋肉は過度に緊張して硬くなることで、鈍痛やビリビリとした痺れが起きるほかに、力が入りにくくなったりもします。それによって動作不良を起こして他の関節などにも負担がかかり、痛みが広がってしまう恐れがあります。

筋肉を緩める手法としては、症状が出ている部位によって異なりますが、基本的には指で持続的に圧を加えて押したり、筋肉を手のひらで覆うように把持をして揺らしたり、手のひらや手の甲で叩いたりなどして硬さをとっていきます。

当院では、コロコロといって椅子などに使われるキャスターを用いて安全、効果的に筋肉を緩めていきます。

皮膚

怪我の炎症によって患部が腫れたり、手足が浮腫んだりすると皮膚のシワが伸びます。魚肉ソーセージを包んでいるフィルムをイメージしてもらうとわかるように、ピチピチのフィルムに包まれてしまうと、曲げようとしても簡単には曲がりません。

皮膚も同じで、シワが伸びてしまうと関節の動きや細かく言うと筋肉の働きを低下させてしまいます。

また、感覚受容器といって、皮膚には様々なセンサーが存在しています。そのため、皮膚の動きが悪くなることで痛みを感じやすくなったり、逆に鈍感になったりと、感覚の機能異常がみられることもあります。

皮膚の動きを改善するには、皮膚のシワをできる方向や逆にシワが伸びる方向へとさすったり、動かして止めたりします。目的によって動かす方向が変わります。

筋膜

皮下組織といって、筋膜は皮膚の下にある何層にもなっている組織の一部を指します。筋膜は浅筋膜と深筋膜の2種類ありますが、アプローチしているのは浅筋膜です。

筋膜にも皮膚や関節、筋肉同様に、痛みを感じるセンサーが存在します。筋膜自体はコラーゲン繊維でできているので、負荷がかかることでコラーゲン繊維がネバネバと粘性が高まってしまい、それによって痛みが感じると言われております。

解剖学的には頭のてっぺんから足先まで1枚の膜で繋がっているため、施術部位は患部以外の場所にアプローチすることで変化が出ます。

施術方法は様々で、動きが悪い筋膜に対して、肘など体の硬いところを使ってグリグリ擦って粘性を下げていく方法と、手のひらで5mmほどの圧を加えながら上下左右で動きにくい方向と逆方向に動かして、持続的な圧を加えます。

まとめ

冒頭にも述べたように、整体の種類は細かく分けると相当な数が存在するので、今回は大きく分けて4種類ご紹介しました。

体の状態によっては刺激の強弱が変わってきます。その日によって甘いものが食べたい日と辛いものを欲する日があるのと同じで、脳が求める刺激はその日によって異なります。

そのため、施術者は患者様としっかりコミュニケーションをとって、施術プランを考えて行っていく必要があります。施術方法はそのための選択肢の一つに過ぎません。

一般的な整体院では、このうちのどれか一つにアプローチをして改善をはかっていくことが多いので、効果が出る時と出ない時の差が大きいので、当院では、施術者の主観的な検査だけでなく、メタトロンで細胞の周波数の状態を調べたり、AIによる姿勢検査により体の状態を詳しく調べ原因を特定してから施術を行うため、効果の差が限りなく小さいです。

主にカイロプラクティックをベースに施術を行っておりますので、背骨の調整がメインとなりますが、検査結果によっては筋肉・皮膚・筋膜にもアプローチをして改善をはかります。

お体に不安がある方がいらっしゃいましたら遠慮なく湘南カイロ茅ヶ崎整体院にご相談ください。