
院長:高木お気軽にご相談ください!

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最近、腰が重だるくて仕事に集中できないことはありませんか。デスクワークや育児、立ち仕事で腰に負担がかかり続けると、どうしても疲労が蓄積してしまいます。そんな時、自分でマッサージをしたり家族にお願いしたりして、少しでも楽になりたいと思う気持ちはとてもよくわかります。
ただ、実は腰痛にもいろいろなタイプがあり、マッサージをしても大丈夫なケースと、かえって悪化させてしまうケースがあることをご存じでしょうか。今日は湘南カイロ茅ヶ崎整体院の院長として、これまで多くの方の腰の悩みに向き合ってきた経験から、腰のマッサージについて詳しくお伝えしていきます。


腰のマッサージは正しく行えば効果的ですが、間違った方法だと逆効果になることもあるので注意が必要です
慢性的な腰の痛みや重だるさに対して、マッサージは非常に有効な手段のひとつです。筋肉が緊張して硬くなると血流が悪くなり、老廃物が溜まって痛みや疲労感が増してしまいます。そこで適度な圧でマッサージを行うことで、筋肉の緊張がほぐれて血液循環が改善され、痛みが和らいでいくのです。
特にデスクワークで長時間同じ姿勢を続けている方や、育児で抱っこが多い方、立ち仕事で腰に負担がかかっている方は、筋肉の疲労が蓄積しやすい状態にあります。こうした慢性的な筋肉の緊張に対しては、マッサージが大きな助けとなります。
ただし、すべての腰痛にマッサージが適しているわけではありません。急性の痛み、例えばぎっくり腰のように突然激しい痛みが出た場合や、しびれを伴う場合、安静にしていても痛みが続く場合などは、マッサージを控えて専門家に相談することが大切です。腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、神経が関係する痛みの場合、素人判断でのマッサージは症状を悪化させる可能性があります。
腰が痛いからといって、腰だけを揉めばいいというわけではありません。実は腰痛の原因となる筋肉は、腰だけでなくお尻や太ももの裏側にも広がっているのです。ここでは、腰痛改善のためにアプローチすべき主な筋肉をご紹介します。
腰方形筋は、骨盤と肋骨をつなぐ筋肉で、体を横に倒したり姿勢を保持したりする重要な役割を担っています。この筋肉が緊張すると、腰の奥の方がズーンと重く感じたり、前かがみになった時に痛みが出たりします。デスクワークで長時間座っていると、この腰方形筋が硬くなりやすいのです。
腰方形筋をほぐす時は、背骨の両脇、肋骨の下あたりを探ってみてください。押すと少し痛気持ちいい場所があれば、そこがポイントです。強く押しすぎず、ゆっくりと圧をかけながら小さく円を描くようにマッサージすると効果的です。
お尻の筋肉である殿筋群も、腰痛と深い関係があります。大殿筋、中殿筋、小殿筋という3つの筋肉から構成されており、これらが硬くなると骨盤の動きが悪くなり、腰に負担がかかってしまいます。
特に中殿筋は、歩く時や片足で立つ時に骨盤を安定させる筋肉で、ここが弱ったり硬くなったりすると腰痛の原因になります。お尻の外側、骨盤の出っ張りのすぐ下あたりを触ってみて、硬い部分があればそこを重点的にほぐしてあげましょう。
太ももの裏側にあるハムストリングスという筋肉も、実は腰痛と密接に関係しています。この筋肉が硬くなると骨盤が後ろに引っ張られてしまい、腰椎のカーブが失われて腰に負担がかかるのです。
前屈をした時に太ももの裏が張って床に手が届かない方は、ハムストリングスが硬くなっている可能性があります。座った状態で太ももの裏側を手の平でゆっくり揉みほぐしたり、ストレッチを取り入れたりすることで、腰への負担を軽減できます。
自宅で一人でできる腰のセルフマッサージをご紹介します。まずはお風呂上がりなど、体が温まっている時に行うのがおすすめです。体が温まっていると筋肉がほぐれやすく、マッサージの効果も高まります。
仰向けに寝て膝を立て、腰の下にテニスボールやマッサージボールを置いて体重をかける方法が手軽で効果的です。痛気持ちいい程度の圧で、ゆっくりと体を動かしながら30秒から1分ほどキープしてください。決して強く押しすぎないことが大切で、痛みが増すようであればすぐに中止しましょう。
また、椅子に座った状態で両手を腰に当て、親指で腰の筋肉を押しながら小さく円を描くようにマッサージする方法もあります。背骨の両脇を上から下へ、下から上へとゆっくり移動させながら行うと、広い範囲の筋肉をほぐすことができます。
セルフマッサージは1日5分から10分程度で十分です。やりすぎると筋肉を痛めてしまうことがあるので、適度な時間と強さを守ることが重要になります。
家族やパートナーにマッサージをお願いする時は、痛みの場所や強さをしっかり伝えることが大切です。うつ伏せに寝た状態で、相手に腰の両脇を手の平でゆっくり押してもらいましょう。
マッサージをする側は、体重を利用して圧をかけるようにすると、長時間でも疲れにくくなります。手の平全体を使って、背骨の両脇を上下にゆっくりと動かしながら圧をかけていきます。強さは相手に確認しながら調整し、気持ちいいと感じる程度を保つことがポイントです。
お尻の筋肉もしっかりほぐしてもらうと、腰痛改善に効果的です。骨盤の上からお尻全体を、手の平や拳を使ってゆっくりと圧をかけながらほぐしていきます。一箇所に長く圧をかけるよりも、広い範囲を満遍なくほぐす方が効果的です。
マッサージの時間は15分から20分程度が目安です。それ以上長く続けると、かえって筋肉が炎症を起こしてしまう可能性があるので注意しましょう。
以下のような症状がある場合は、自己判断でのマッサージは避けて、必ず専門家に相談してください。
特に急性期の強い痛みがある時は、炎症が起きている可能性が高く、マッサージをすることで炎症が悪化してしまいます。まずは安静にして、アイシングなどで炎症を抑えることが優先です。
また、画像検査で椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断されている方も、素人判断でのマッサージは控えた方が良いでしょう。こうした状態では、神経を刺激してしまう可能性があり、かえって症状を悪化させることがあります。
湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、単に痛い部分をマッサージするだけでなく、なぜその痛みが出ているのかという根本的な原因を探ることを大切にしています。姿勢の歪み、骨盤のバランス、日常生活での体の使い方など、さまざまな角度から分析し、一人ひとりに合わせた施術を行います。
私自身、幼少期に小児喘息で苦しんだ経験があり、父であるカイロプラクターの施術によって改善したことから、この道に進むことを決意しました。鍼灸師の資格も取得し、東洋医学と西洋医学の両方の視点から、体の不調にアプローチしています。
当院では、カイロプラクティックの手技による骨格調整、筋肉へのアプローチ、そしてロシアの医療機器メタトロンを用いた詳細なカウンセリングを組み合わせて、慢性的な腰痛の改善を目指します。マッサージだけでは届かない深い部分の筋肉や、骨格のバランスを整えることで、痛みの根本原因に働きかけていくのです。
セルフケアも大切ですが、長く続く腰の痛みや繰り返す不調は、体からの大切なサインです。自分一人で抱え込まず、ぜひ専門家に相談してみてください。私たちは、あなたの腰痛を本気で改善したいと考えており、いつでもお力になれるよう準備しています