
院長:高木お気軽にご相談ください!

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毎日朝起きた時に体が重いと感じていませんか。マットレス選びで悩んでいる方から、低反発がいいのか高反発がいいのかよく質問をいただきます。実は私たち施術家の立場から見ると、マットレス選びは体型や寝る姿勢によって大きく変わってくるんです。
当院では腰痛や肩こりで悩まれている方が多く来院されますが、お話を伺うと寝具が体に合っていないケースがとても多いです。今回は低反発マットレスについて、施術家としての視点からお伝えしていきますね。


睡眠は体を回復させるための大切な時間だからこそ、自分に合った寝具選びが重要です
低反発マットレスは体を包み込むような柔らかさが特徴で、体の凹凸に合わせてゆっくりと沈み込んでいきます。この素材はもともとNASAで開発された技術が応用されていて、体圧を分散させる力に優れているんです。マットレスに横になった時、体の一部分だけに負担がかかるのではなく、全体で体重を支えてくれるため、圧迫感が少なく包まれるような寝心地を感じられます。
一方で低反発素材は温度によって硬さが変わる性質があります。冬場は少し硬くなり、夏場は柔らかくなる傾向があるため、季節による違いを感じる方もいらっしゃるでしょう。また反発力が弱いため寝返りを打つ時に少し力が必要になります。
低反発マットレスが体圧分散に優れているのは、素材が体の形に合わせて変形するためです。通常のマットレスだと肩や腰など出っ張っている部分に圧力が集中しますが、低反発素材は体の曲線に沿って沈み込むことで圧力を均等に分散してくれます。これによって血流が妨げられにくくなり、朝起きた時の体のこわばりが軽減される可能性があります。
低反発ウレタンフォームは温度に敏感な素材でできています。体温で温められると柔らかくなり、冷えると硬くなるという性質があるんです。そのため室温が低い冬の朝は最初硬く感じても、横になって体温が伝わると徐々に柔らかくなっていきます。この特性を知っておくと、季節による寝心地の違いにも納得できるでしょう。
反発力が弱いということは、押し返す力が少ないということです。体が沈み込んだ状態から動こうとする時、自分の筋力でその分を補う必要があります。若くて筋力のある方なら問題ありませんが、ご高齢の方や筋力が弱い方は寝返りがしづらく感じることもあるでしょう。寝返りは睡眠中の体の負担を分散させる大切な動きなので、この点は考慮する必要があります。
#低反発マットレス #体圧分散 #寝心地 #温度変化 #反発力
施術の現場で多くの方の体を診てきた経験から、低反発マットレスが合う方には共通した特徴があります。まず体重が軽めの方は低反発マットレスとの相性がいいです。体重が40キロ台から50キロ台くらいの方は、適度に沈み込んで体にフィットしやすく、包み込まれるような寝心地を十分に感じられるでしょう。
また横向きで寝ることが多い方にもおすすめです。横向き寝は肩や腰の一部分に圧力が集中しやすいのですが、低反発マットレスなら体の出っ張った部分が適度に沈むため圧迫感が軽減されます。朝起きた時に肩が痛いと感じている方は、マットレスの硬さが原因かもしれません。
体重が軽い方は高反発マットレスだと体が十分に沈まず、体とマットレスの間に隙間ができてしまうことがあります。すると腰や背中が浮いた状態になり、かえって負担がかかってしまうんです。低反発マットレスなら軽い体重でも適度に沈み込み、体の曲線に沿ってフィットするため、自然な寝姿勢を保ちやすくなります。
横向きで寝る時は肩と腰骨が下になるため、その部分に体重が集中します。硬いマットレスだと圧迫されて血流が悪くなり、朝起きた時に痛みやしびれを感じることもあるでしょう。低反発マットレスは肩や腰が適度に沈み込むことで圧力を分散し、快適な横向き寝をサポートしてくれます。
寝る時の感覚の好みも人それぞれです。しっかりと支えられる硬めの寝心地が好きな方もいれば、優しく包み込まれるような柔らかさが好きな方もいます。低反発マットレスは後者のタイプの方に向いていて、体全体が優しく支えられる安心感を得られるでしょう。この感覚がリラックスにつながり、入眠しやすくなる方もいらっしゃいます。
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一方で低反発マットレスが合わない方もいらっしゃいます。特に体重が重めの方は注意が必要です。体重が70キロ以上ある方だと、低反発マットレスに深く沈み込みすぎてしまい、腰が「く」の字に曲がった状態になることがあります。この姿勢が続くと腰への負担が大きくなり、かえって腰痛の原因になってしまうんです。
また寝返りを頻繁に打つ方や、仰向けで寝ることが多い方も慎重に検討した方がいいでしょう。低反発マットレスは反発力が弱いため、寝返りの度に余計な力を使うことになります。睡眠中に何度も寝返りを打つ方は、その都度筋肉を使うことになり熟睡の妨げになる可能性があります。
体重が重いと低反発マットレスに深く沈み込んでしまい、特に腰の部分が極端に沈むことがあります。すると背骨のS字カーブが崩れて腰に負担がかかり、朝起きた時に腰が痛いと感じることになるでしょう。当院に来院される腰痛の方の中にも、柔らかすぎるマットレスが原因だったケースが少なくありません。体重が重めの方は高反発マットレスの方が体をしっかり支えてくれます。
低反発マットレスは体にフィットする分、接触面積が大きくなり熱がこもりやすい特徴があります。夏場は特に蒸れを感じやすく、寝苦しいと感じる方もいるでしょう。また低反発ウレタンフォームは通気性があまり良くないため、汗をかきやすい方は注意が必要です。最近では通気性を改善した製品もありますが、高反発マットレスに比べると蒸れやすい傾向があります。
寝返りは睡眠中に体の一部分に負担が集中しないようにするための自然な動きです。低反発マットレスは沈み込むため寝返りに力が必要になり、筋力が弱い方やご高齢の方は寝返りの回数が減ってしまうことがあります。すると同じ姿勢が長時間続いて体の一部分だけに負担がかかり、朝起きた時の体の痛みにつながる可能性があるんです。
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もし低反発マットレスを選ぶなら、いくつか押さえておきたいポイントがあります。まず厚みは最低でも8センチ以上、できれば10センチ以上のものを選んでください。薄すぎると底付き感があり、せっかくの体圧分散効果が十分に発揮されません。特に体重が重めの方は厚みのあるものを選ぶ方が安心です。
次に密度をチェックしましょう。密度が高いほど耐久性があり、長く使えます。一般的に密度30kg/m³以上のものを選ぶと、数年間は快適に使えるでしょう。安価な製品は密度が低く、すぐにへたってしまうこともあるため注意が必要です。
マットレスの厚みは寝心地を大きく左右します。薄いマットレスだと体重でマットレスが完全に潰れてしまい、下の床の硬さを感じることがあるんです。これでは低反発マットレスの良さが活かせません。また密度が低いと使っているうちに変形しやすく、へこんだ部分が戻らなくなってしまいます。購入する時は厚みと密度の両方を確認することが大切です。
最近の低反発マットレスには通気性を改善するための工夫がされている製品もあります。表面に凹凸をつけたり、側面に通気孔を設けたりすることで、熱や湿気がこもりにくくなっています。夏場の蒸れが気になる方は、こうした通気性に配慮された製品を選ぶといいでしょう。カバーも通気性の良い素材を選び、こまめに洗濯することで快適さを保てます。
できれば購入前に実際に横になってみることをおすすめします。店頭で試す時は、普段寝ている姿勢で最低でも10分程度は横になってみてください。短時間では本当の寝心地はわかりません。腰が沈みすぎていないか、肩や背中に圧迫感がないか、寝返りがしやすいかなどをチェックしましょう。最近では返品保証がついている製品もあるので、そうしたサービスを活用するのもいいですね。
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低反発マットレスと高反発マットレスのどちらがいいのか、これは本当によく聞かれる質問です。施術家として答えるなら、どちらが優れているということはなく、自分の体型と寝方に合ったものを選ぶことが最も大切だとお伝えしています。高反発マットレスは反発力が強く、体をしっかり支えて寝返りがしやすいのが特徴です。
体重が重い方や、腰痛持ちで腰が沈み込むのを避けたい方、仰向けで寝ることが多い方には高反発マットレスの方が向いているでしょう。一方で体重が軽い方や横向き寝が多い方、包まれるような柔らかさが好きな方には低反発マットレスが合います。つまり体重と寝姿勢が判断基準になるんです。
目安として体重60キロを境に考えるといいでしょう。60キロ以下の方は低反発マットレスでも適度な沈み込みで済み、快適に眠れる可能性が高いです。60キロを超える方、特に70キロ以上の方は高反発マットレスの方が体をしっかり支えてくれて、腰への負担が少なくなります。ただしこれはあくまで目安なので、実際には試してみて判断することが大切です。
仰向けで寝る方は背中全体で体重を支えるため、ある程度の反発力があった方が腰が沈みすぎず快適です。横向きで寝る方は肩と腰に圧力が集中するため、その部分が適度に沈む低反発の方が圧迫感が少なくなります。うつ伏せで寝る方は腰が反りやすいため高反発の方がおすすめですが、そもそもうつ伏せ寝は首や腰に負担がかかるため、できれば仰向けか横向きに変えていただきたいところです。
どうしても決められない場合は、低反発と高反発を組み合わせた2層構造や3層構造のマットレスもあります。上層は柔らかい低反発素材でフィット感を出し、下層は硬めの高反発素材でしっかり支えるという構造です。この組み合わせなら両方の良いところを活かせるため、迷っている方には一つの選択肢になるでしょう。
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ここまで低反発マットレスについてお伝えしてきましたが、実は寝具だけで睡眠の質が決まるわけではありません。枕の高さも非常に重要で、高すぎても低すぎても首や肩に負担がかかります。マットレスと枕の相性も考える必要があるんです。柔らかいマットレスを使う場合は体が沈む分、枕は少し低めにする方がバランスが取れます。
また寝室の環境も大切です。室温は16度から22度くらいが快適とされていて、湿度は50パーセント前後が理想的でしょう。暗さも重要で、できるだけ真っ暗にした方が深い睡眠が得られます。そして何より大切なのは、日中の姿勢や体の使い方です。いくら良いマットレスを使っても、日中の姿勢が悪ければ体の歪みは改善されません。
マットレスと枕は一緒に考える必要があります。低反発マットレスで体が沈む分、枕の高さも調整しないと首の角度が不自然になってしまうんです。理想的な寝姿勢は立っている時の姿勢がそのまま横になった状態で、首のカーブが自然に保たれることです。マットレスを変えた時は枕も見直してみてください。
当院に来院される方の多くは、日中の姿勢に問題を抱えています。デスクワークで長時間同じ姿勢を続けたり、スマートフォンを見る時に首が前に出たりしていませんか。こうした姿勢が続くと筋肉が硬くなり、骨格にも歪みが生じます。寝具を整えることも大切ですが、日中の姿勢を意識することで体への負担を大きく減らせるでしょう。
車が定期的なメンテナンスを必要とするように、体も定期的なケアが必要です。特に慢性的な痛みを抱えている方は、体に歪みや筋肉の硬さが蓄積しています。良いマットレスを使うことで負担は軽減できますが、すでにある歪みを整えるためには専門家による施術も検討してみてください。体が整えば、どんなマットレスでもより快適に感じられるようになります。
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低反発マットレスは体圧分散に優れ、包み込まれるような寝心地が魅力ですが、すべての方に合うわけではありません。大切なのは流行や口コミに流されるのではなく、自分の体型や寝方に合ったものを選ぶことです。体重が軽めで横向き寝が多い方には低反発マットレスが快適でしょうし、体重が重めで仰向け寝が多い方には高反発マットレスの方が合うでしょう。
マットレス選びに正解はなく、あなたの体に合っているかどうかがすべてです。もし今使っているマットレスで朝起きた時に体が痛かったり、熟睡できていないと感じたりするなら、それは体に合っていないサインかもしれません。睡眠は人生の3分の1を占める大切な時間です。その質を高めることは健康な体を保つための投資だと考えてください。
当院では体の歪みや姿勢の問題を整えながら、生活習慣や寝具についてのアドバイスもさせていただいています。マットレス選びで迷っている方、今の寝具が合っているか不安な方、朝起きた時の体の痛みに悩んでいる方は、一人で悩まずにぜひご相談ください。あなたの体の状態を詳しく検査したうえで、最適な寝具選びのアドバイスもできます。健康な体を取り戻すために、私たちと一緒に取り組んでいきましょう