
院長:高木お気軽にご相談ください!

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腰が痛くなった時、まず頭に浮かぶのは整形外科でしょうか、それとも整骨院でしょうか。実は多くの方がこの選択で悩まれています。私自身、開院してから20年間で数え切れないほどの腰痛患者さんと向き合ってきましたが、最初の選択を間違えてしまったために改善が遅れてしまったという方を何人も見てきました。
整形外科に行くべきか、整骨院に行くべきか、はたまた整体院なのか。この判断を間違えると時間もお金も無駄にしてしまう可能性があります。今日は腰痛でお悩みのあなたに、それぞれの施設の特徴と適切な選び方をお伝えしたいと思います。


腰痛で悩む方の多くが最初の一歩で迷われています。あなたに合った選択をするための判断材料をしっかりお伝えしますね
腰が痛くなった時にどこへ行けばいいのか迷うのは当然のことです。なぜなら、整形外科も整骨院も整体院も、どこも腰痛を扱っているように見えるからです。でも実は、それぞれの施設には根本的な違いがあり、できることとできないことがはっきり分かれています。
整形外科は医師が在籍する医療機関です。レントゲンやMRIなどの画像検査ができ、骨や神経に異常がないかを調べることができます。痛み止めや湿布などの薬を処方することも可能で、手術が必要な場合にも対応できます。保険適用なので費用負担も比較的軽いという特徴があります。
一方、整骨院は柔道整復師という国家資格を持った施術者が対応します。急性のケガ、つまり捻挫や打撲、ぎっくり腰などに対しては保険適用で施術が受けられます。ただし画像検査はできませんし、薬の処方もできません。慢性的な腰の痛みに対しては保険が使えないため、自費での施術になります。
整体院やカイロプラクティック院は民間資格での施術になります。保険は基本的に使えませんが、その分一人ひとりにじっくり時間をかけて体全体を見ることができます。骨格の歪みや筋肉のバランス、生活習慣まで含めて根本的な原因を探ることに重点を置いているのが特徴です。
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では実際にあなたの腰が痛くなった時、どこに行けばいいのでしょうか。まず考えていただきたいのは、今の症状がどのような状態なのかということです。症状のタイプによって、最初に行くべき場所は変わってくるのです。
足にしびれがある、足に力が入らない、排尿や排便に異常がある、といった症状がある場合は迷わず整形外科を選んでください。これらは神経が圧迫されている可能性があり、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった病気が隠れているかもしれません。画像検査で状態を確認し、必要であれば手術も含めた医学的な判断が必要になります。
また、転倒や事故など明らかな原因があって腰を痛めた場合も、まず整形外科で骨に異常がないか確認することをおすすめします。骨折や脱臼の可能性もありますし、内臓の損傷が隠れていることもあるからです。安静にしていても痛みが強い、じっとしていられないほどの痛みがある場合も同様です。
重い物を持った瞬間に腰がグキッとなった、朝起きたら腰が動かなくなっていた、というような急性の腰痛、いわゆるぎっくり腰の場合は整骨院でも対応できます。整骨院では急性のケガに対して保険適用での施術が認められているため、費用を抑えながら早期の回復を目指すことができます。
ただし初めてのぎっくり腰で不安が強い場合や、痛みがあまりにも強い場合は、一度整形外科で検査を受けておくと安心です。骨や神経に問題がないことを確認してから整骨院で施術を受けるという選択肢もあります。
何ヶ月も腰の違和感や鈍痛が続いている、整形外科で検査を受けたけれど異常なしと言われた、痛み止めを飲んでも根本的に良くならない。そんな慢性的な腰痛でお悩みの方は、整体院やカイロプラクティック院が適している場合が多いです。
慢性的な腰痛の多くは、骨格の歪みや筋肉のアンバランス、日常生活の姿勢や動作の癖から来ています。これらは画像検査では異常として映らないため、整形外科では「異常なし」と診断されてしまうのです。でも実際には体には明らかな問題があり、それが痛みとして現れています。
当院のような施設では、体全体のバランスを見ながら根本的な原因を探していきます。どこの筋肉が緊張しているのか、どの関節の動きが悪いのか、姿勢の癖はどうなっているのか。一人ひとりの体の状態に合わせて施術プランを組み立て、再発しない体づくりを目指します。
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施設選びでもう一つ気になるのが、費用と通院の負担ではないでしょうか。保険が使えるかどうか、何回通う必要があるのか、仕事を休まなければいけないのか。これらも大切な判断材料になります。
整形外科は保険診療が基本なので、初診でも数千円程度で済むことがほとんどです。ただし、待ち時間が長い、一人あたりの診察時間が短い、という声も多く聞かれます。混雑している整形外科では、診察から会計まで2時間以上かかることも珍しくありません。
整骨院も急性のケガに対しては保険が使えますが、慢性的な症状には適用されません。保険適用の場合は一回数百円から千円程度ですが、慢性症状で自費になると一回3000円から5000円程度かかることが一般的です。
整体院やカイロプラクティック院は基本的に自費診療になります。当院の場合、初回は詳しい検査とカウンセリングを含めて11000円、2回目以降は6600円からとなっています。一見高く感じるかもしれませんが、一人ひとりに十分な時間をかけて根本的な改善を目指すための設定です。
整形外科では痛み止めや湿布で症状を抑える対症療法が中心になります。急性期の強い痛みを和らげるには効果的ですが、根本的な原因は残ったままなので再発しやすいという側面があります。通院頻度は症状次第ですが、慢性的な場合は長期間の通院が必要になることもあります。
整骨院では電気療法やマッサージなどで筋肉の緊張を和らげる施術が中心です。週に2回から3回の通院を勧められることが多く、改善まで数週間から数ヶ月かかることが一般的です。
当院のような整体院では、初回に詳しく検査をして原因を特定し、計画的に施術を進めていきます。症状の程度にもよりますが、最初は週1回のペースで通っていただき、改善に応じて間隔を空けていくことが多いです。単に痛みを取るだけでなく、再発しない体づくりを目指すため、生活習慣の改善指導も含めてトータルでサポートします。
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実は整形外科と整骨院、整形外科と整体院というように、複数の施設を併用することも可能です。それぞれの強みを活かして、より効果的に改善を目指すこともできるのです。
例えば、まず整形外科で画像検査を受けて深刻な病気がないことを確認してから、日常的なケアは整骨院や整体院で受けるという方法があります。定期的に整形外科で経過を確認しながら、普段の施術は別の場所で受けるというスタイルです。
当院にも、整形外科で椎間板ヘルニアと診断されたけれど手術は避けたい、という方が多く来院されます。医師の診断で状態を把握した上で、手術以外の方法で改善を目指していくのです。もちろん症状が悪化した場合はすぐに整形外科を再受診していただくようお伝えしています。
ただし、整骨院と整体院の併用には注意が必要です。それぞれ異なるアプローチで体を調整するため、施術方針がぶつかってしまう可能性があります。併用を考えている場合は、それぞれの施術者に相談してから決めることをおすすめします。
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ここまで整形外科と整骨院、整体院の違いや選び方についてお伝えしてきましたが、最終的に最も大切なのはあなた自身が納得して選べるかどうかです。どんなに良い施設でも、信頼関係が築けなければ改善は難しいからです。
初めて行った施設で、話をきちんと聞いてもらえなかった、流れ作業のように扱われた、説明が不十分で不安が残った。そう感じたら、別の選択肢を考えてみてもいいと思います。あなたの体のことを真剣に考えてくれる、あなたの話にしっかり耳を傾けてくれる、そんな施設を選んでください。
私自身、3歳の頃から小児喘息に苦しみ、医師からは治らないと言われました。でも父のカイロプラクティック施術で完治することができたのです。その経験から、西洋医学だけがすべてではないこと、体には本来の治る力があること、そして諦めないことの大切さを学びました。
腰痛で悩んでいるあなたも、必ず改善への道はあります。整形外科で異常なしと言われても、整骨院で良くならなくても、それで終わりではありません。あなたの体に合ったアプローチを見つければ、必ず変化は訪れます。一人で悩まず、まずは専門家に相談してみてください。当院でも、あなたの腰痛改善のために全力でサポートさせていただきます。いつでも気軽にご相談ください。
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