
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。最近、左側のこめかみがズキズキと痛んで仕事に集中できない、そんな経験はありませんか。片側だけの痛みは何か重大な病気のサインではないかと不安になりますよね。実は当院にも、こめかみの痛みで悩まれている方が多く来院されています。頭痛には様々なタイプがあり、それぞれに適した対処法があるんです。今日は左のこめかみに起こる痛みについて、原因から具体的な改善方法まで詳しくお伝えしていきますね。


左側だけの痛みって、なんだか心配になりますよね
こめかみの痛みを感じているとき、体の中では一体何が起きているのでしょうか。実は左側だけに痛みが出る場合、いくつかの典型的なパターンがあります。まず多くの方に見られるのが片頭痛です。片頭痛は脳の血管が拡張することで起こると考えられており、ズキンズキンと脈打つような痛みが特徴的です。20代から40代の女性に特に多く、月に数回から週に数回の頻度で繰り返し起こることがよくあります。痛みは数時間から長い場合は丸一日続くこともあり、吐き気や光への敏感さを伴うこともあるんですよ。
次に考えられるのが緊張型の頭痛です。こちらは長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、悪い姿勢などによって首や肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなることで起こります。締め付けられるような重だるい痛みが特徴で、午後から夕方にかけて症状が強くなる傾向があります。左側だけに症状が出る場合、利き手の関係で体の使い方に偏りがあったり、座る姿勢が傾いていたりすることが影響している可能性もあります。
また、頻度は少ないものの群発頭痛というタイプもあります。これは目の奥からこめかみにかけて激しい痛みが起こるもので、数週間から数ヶ月の間、毎日のように発作が続くのが特徴です。男性にやや多く見られ、夜間や明け方に起こりやすいという特徴もあります。
現代人の頭痛には、ストレスや生活習慣が大きく関わっています。仕事の締め切り前や人間関係の悩みを抱えているとき、こめかみの痛みを感じやすくなった経験はありませんか。精神的な緊張は自律神経のバランスを乱し、血管の収縮や拡張に影響を与えます。その結果、片頭痛や緊張型頭痛を引き起こしやすくなるのです。
睡眠不足も大きな要因の一つです。十分な睡眠が取れていないと、脳が休息できず頭痛を起こしやすい状態になります。また、空腹時や食事を抜いたとき、あるいは逆に特定の食品を摂取したときに頭痛が起こることもあります。赤ワインやチョコレート、チーズなどが片頭痛の引き金になることは以前から指摘されています。
運動不足も見逃せません。体を動かさないでいると筋肉が硬くなり、血流が悪化します。特にデスクワークが中心の方は、同じ姿勢を長時間続けることで首や肩の筋肉に負担がかかり、それがこめかみの痛みにつながっていくのです。
多くの頭痛は命に関わるものではありませんが、中には緊急性の高い病気のサインである場合もあります。これまで経験したことのないような激しい痛みが突然起きた場合や、頭痛と共に手足のしびれ、ろれつが回らない、視野が欠けるなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診する必要があります。
また、頭痛の程度が日に日に強くなっていく場合、発熱を伴う場合、頭をぶつけた後に起こる頭痛なども注意が必要です。高齢の方で新たに頭痛が出現した場合は、巨大細胞性動脈炎という病気の可能性もあります。こうした症状がある場合は、自己判断せずに専門医に相談することをおすすめします。
一方で、いつもと同じような痛みが繰り返し起こる、特定の条件下で痛みが出るといった場合は、片頭痛や緊張型頭痛である可能性が高いでしょう。ただし、痛みが頻繁に起こる場合や日常生活に支障をきたす場合は、適切な対応が必要になります。
左のこめかみに痛みを感じたとき、まず試していただきたいのが痛みのタイプに応じた対処です。ズキズキと脈打つような痛みの場合は、血管が拡張している可能性が高いため、痛む部分を冷やすことが効果的です。保冷剤や冷たいタオルを当てると、拡張した血管が収縮して痛みが和らぐことがあります。また、明るい場所や騒がしい環境は症状を悪化させることがあるため、暗く静かな部屋で横になって休むのも良い方法です。
逆に、締め付けられるような重だるい痛みの場合は、筋肉の緊張が原因と考えられます。この場合は温めることで血流を改善し、筋肉の緊張をほぐすことが大切です。温かいタオルを首や肩に当てたり、ぬるめのお湯にゆっくり浸かったりすることで、リラックス効果も得られます。入浴中に軽く肩を回したり、首をゆっくり動かしたりするのも効果的です。
こめかみのあたりを優しくマッサージすることも有効です。歯を軽く噛みしめたときに動く部分がこめかみの筋肉ですので、そこに指を当てて円を描くように優しく押してみてください。強く押しすぎると逆効果になることもあるため、気持ち良いと感じる程度の力加減で行うことがポイントです。
日常生活での姿勢は、頭痛に大きな影響を与えています。パソコン作業をするときは、画面が目線より少し下になるように高さを調整し、キーボードは肘が90度くらいになる位置に置くと良いでしょう。椅子には深く腰掛け、背もたれに背中をしっかりつけることで、首や肩への負担を減らすことができます。
スマートフォンを見るときも要注意です。下を向いた状態が長時間続くと、首に大きな負担がかかります。できるだけ目線の高さまで画面を上げて見るようにしましょう。また、30分に一度は立ち上がって体を動かす、遠くを見るなど、こまめに休憩を取る習慣をつけることが大切です。
寝るときの姿勢や枕の高さも見直してみてください。高すぎる枕や低すぎる枕は、首に無理な角度をつくり筋肉の緊張を招きます。横向きで寝たときに首が真っすぐになる高さの枕を選ぶと、朝起きたときの首や肩の痛みも軽減されやすくなります。
当院では、頭痛でお悩みの方に対して体全体のバランスを整えるアプローチを行っています。実は頭痛の多くは、首や背骨の歪みが関係していることが少なくありません。特に左側のこめかみに痛みが出る場合、体の左右のバランスが崩れていたり、特定の筋肉に過度な緊張があったりすることがよくあります。
カイロプラクティックでは、まず詳しい触診を通じて体の状態を確認します。どの部分の動きが悪いのか、どこに緊張があるのかを丁寧にチェックし、その人に合わせた施術を行っていきます。背骨や骨盤の位置を調整することで神経の働きが正常化し、筋肉の緊張もほぐれていきます。その結果として、頭痛の頻度や強さが改善されていく方が多くいらっしゃるんですよ。
また、当院ではメタトロンという医療機器を使った検査も行っています。これは体のエネルギーバランスを測定する装置で、どの部分にストレスがかかっているか、どんな状態にあるかを詳しく知ることができます。頭痛の原因が複雑に絡み合っている場合でも、こうした検査を組み合わせることでより適切なアプローチが可能になります。
施術だけでなく、日常生活でのアドバイスも大切にしています。どんな動作が負担になっているか、どういった習慣を変えていくと良いかなど、一人ひとりの生活スタイルに合わせた具体的な提案をさせていただきます。ストレッチの方法や水分の取り方、睡眠のリズムの整え方など、すぐに実践できることから始めていきましょう。
頭痛は我慢すればするほど慢性化しやすく、改善に時間がかかってしまいます。また、頻繁に鎮痛薬を使用することで、かえって薬物乱用頭痛という別の問題を引き起こすこともあります。根本的な原因にアプローチし、体のバランスを整えていくことが、長期的な改善への近道なのです。
左のこめかみの痛みは、多くの場合適切な対処によって改善できるものです。ただし、自己判断だけで対応を続けていると、本当の原因を見逃してしまったり、症状が悪化してしまったりすることもあります。私自身も幼少期に喘息で苦しんだ経験があり、体の不調がどれほど日常生活に影響するかを身をもって知っています。だからこそ、同じように痛みや不調で悩んでいる方の力になりたいと思っているんです。
頭痛があるのは当たり前、仕事が忙しいから仕方ない、そんな風に諦めないでください。体は必ず何かのサインを出しています。そのサインに耳を傾け、適切に対処することで、きっと快適な毎日を取り戻すことができます。左のこめかみの痛みが気になったら、一度当院にご相談ください。あなたに合った最適な方法を一緒に見つけていきましょう。

