
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。朝起きたときや階段を降りるとき、膝がギューッとつるような独特の痛みを感じたことはありませんか。こむら返りに似た感覚が膝に起こると、不安になりますよね。
実は当院にも、膝につるような痛みを訴えて来院される方がとても多いんです。「つる」という表現が適切かどうか迷いながらも、あの独特の感覚をどう伝えればいいかわからず困っている方ばかりです。この痛みは筋肉の問題なのか、それとも関節の問題なのか、はっきりしないことが多いため余計に不安を感じてしまうのではないでしょうか。
今回は、膝につるような痛みが起こる原因と、自分でできる対処法、そして病院や整体院に行くべきタイミングについて詳しくお伝えします。膝の痛みで悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。


膝につるような痛みは、放置すると悪化して日常生活に支障が出ることもあるから、早めの対処が大切
まず、「つるような痛み」とは具体的にどんな感覚なのかを整理してみましょう。多くの方が表現するのは、膝の筋肉や腱がギューッと引っ張られるような感じ、あるいはピキッと突っ張るような感覚です。ふくらはぎがつるこむら返りと似ているけれど、場所が膝の周辺で起こるという点が特徴的ですね。
この痛みは数秒から数分で治まることが多いのですが、繰り返し起こることで不安が募ります。特に朝起きて立ち上がるときや、長時間座った後に動き始めるとき、階段を降りるときなどに起こりやすいと訴える方が多いです。また、夜寝ているときに膝を伸ばした瞬間につるという方もいらっしゃいます。
痛みが起こる場所は、膝の裏側や内側、外側など人によって異なります。膝の裏がつるように痛む場合は、ハムストリングスという太ももの裏側の筋肉や、膝窩筋という膝の裏の小さな筋肉が関係していることが多いです。膝の内側がつる場合は、内転筋群や縫工筋といった内側の筋肉の緊張が原因になっていることがあります。
では、なぜ膝につるような痛みが起こるのでしょうか。当院にこれまで来院された多くの方の症例から、いくつかの原因が見えてきました。膝につるような痛みは単一の原因ではなく、複数の要因が重なって起こることがほとんどです。
最も多い原因が、膝周囲の筋肉の疲労と緊張です。普段あまり運動していない方が急に長距離を歩いたり、逆にスポーツをしている方がいつもより激しい運動をしたりすると、筋肉が過度に疲労します。疲労した筋肉は柔軟性を失い、収縮したまま元に戻りにくくなるため、つるような感覚が起こりやすくなります。
また、デスクワークで長時間座りっぱなしの方や、立ち仕事で同じ姿勢を続けている方も要注意です。同じ姿勢を長く続けることで、特定の筋肉だけが緊張し続け、血流が悪くなって筋肉が硬くなってしまいます。特に太ももの前側にある大腿四頭筋や、裏側のハムストリングスが硬くなると、膝の動きが制限されてつるような痛みが出やすくなるんです。
筋肉がつる原因として、体内のミネラルバランスの乱れも見逃せません。特にカルシウム、マグネシウム、カリウムといったミネラルが不足すると、筋肉の収縮と弛緩のバランスが崩れて、つりやすくなります。また、水分不足も筋肉の機能に影響を与えるため、十分な水分補給ができていないと痛みが出やすくなります。
夏場に汗をたくさんかいたり、運動後に水分補給を怠ったりすると、脱水状態になってミネラルも一緒に失われます。このような状態では、筋肉が正常に機能せず、つるような痛みが起こりやすくなってしまいます。また、利尿作用のあるコーヒーやお酒を多く飲む方も、知らないうちに脱水気味になっていることがあるので注意が必要です。
体の冷えも、膝につるような痛みを引き起こす大きな要因です。特に冬場や冷房の効いた部屋に長時間いると、膝周辺の血流が悪くなります。血流が悪くなると、筋肉に必要な酸素や栄養が届きにくくなり、老廃物も溜まりやすくなるため、筋肉が硬くなってつりやすくなります。
また、シャワーだけで済ませて湯船に浸からない生活習慣も、体を十分に温めることができず冷えの原因になります。当院に来院される方の中にも、忙しくて毎日シャワーだけという方が多いのですが、これを改善するだけで症状が軽くなるケースも少なくありません。
姿勢の悪さや体の使い方の癖も、膝に負担をかけて痛みを引き起こします。例えばO脚やX脚の方は、膝の内側や外側に偏った負担がかかるため、特定の筋肉だけが過度に緊張します。また、骨盤が歪んでいると、左右の足の長さに差が生じて、片方の膝だけに負担が集中することもあります。
歩き方や立ち方の癖も影響します。足の外側に重心をかけて歩く癖がある方や、片足に体重をかけて立つ癖がある方は、膝周辺の筋肉のバランスが崩れやすく、つるような痛みが出やすくなります。こうした体の使い方は無意識に行っているため、自分では気づきにくいのが厄介なところです。
年齢を重ねると、どうしても筋力が低下してきます。特に太ももの筋肉が衰えると、膝関節を支える力が弱くなり、膝に負担がかかりやすくなります。また、関節の軟骨がすり減ったり、関節液が減少したりすることで、膝の動きがスムーズでなくなり、周囲の筋肉に余計な負担がかかってつるような痛みが出ることがあります。
50代以降の方に多いのですが、変形性膝関節症の初期段階でも、つるような痛みを感じることがあります。まだ明らかな変形が見られない段階でも、軟骨の摩耗が始まっていると、膝の動きに違和感が生じ、それを補おうとして筋肉が過度に緊張してしまうのです。
では、実際に膝につるような痛みが出たとき、どう対処すればいいのでしょうか。痛みの程度や原因によって適切な対処法は異なりますが、ここでは自分でできる基本的な方法をいくつかご紹介します。
痛みが出た瞬間は、まず無理に動かさず、楽な姿勢をとりましょう。膝を軽く曲げた状態で、ゆっくりと深呼吸をして筋肉の緊張を和らげます。痛みが強い場合は、膝の裏や太ももの筋肉を優しくさすったり、軽く押したりすることで、血流を促して筋肉の緊張を緩めることができます。
また、痛む部分を温めることも効果的です。蒸しタオルや温湿布を当てると、血流が良くなって筋肉がほぐれやすくなります。ただし、腫れや熱感がある場合は炎症が起きている可能性があるため、温めるのではなく冷やすほうが適切なこともあります。状態をよく観察して判断することが大切です。
つるような痛みを繰り返さないためには、日常生活での予防が重要です。まず、適度な水分補給を心がけましょう。一日に1.5リットルから2リットル程度の水を、こまめに飲むようにします。特に運動前後や、汗をかいたときは意識的に水分を摂るようにしてください。
食事では、ミネラルを豊富に含む食品を積極的に摂りましょう。マグネシウムはナッツ類や海藻、大豆製品に多く含まれています。カリウムはバナナやアボカド、ほうれん草などに豊富です。カルシウムは乳製品や小魚、小松菜などから摂取できます。バランスの良い食事を心がけることで、筋肉の機能を正常に保つことができます。
また、毎日湯船に浸かって体を温める習慣をつけることも大切です。38度から40度くらいのぬるめのお湯に15分ほどゆっくり浸かることで、全身の血流が良くなり、筋肉の緊張がほぐれます。入浴後に軽いストレッチを行うと、さらに効果的です。
膝周辺の筋肉を柔軟に保つためには、日々のストレッチが欠かせません。太ももの前側を伸ばすストレッチは、立った状態で片足の足首を持ち、お尻に近づけるようにして行います。膝が前に出ないように注意しながら、太ももの前側が伸びているのを感じてください。左右それぞれ20秒から30秒キープします。
太ももの裏側のハムストリングスを伸ばすには、床に座って片足を伸ばし、もう片方の足は曲げます。伸ばした足のつま先に向かって上体を前に倒していくと、太ももの裏側が伸びます。背中を丸めずに、骨盤から前に倒すように意識するのがポイントです。こちらも左右それぞれ20秒から30秒行いましょう。
膝の裏がつる方には、ふくらはぎのストレッチも効果的です。壁に手をついて、片足を後ろに引いてかかとを床につけたまま、前の膝を曲げます。後ろ足のふくらはぎが伸びているのを感じながら、同じく20秒から30秒キープします。ストレッチは痛みを感じない範囲で、ゆっくりと呼吸をしながら行うことが大切です。
セルフケアで改善しない場合や、痛みが頻繁に起こる場合は、専門家に相談することをおすすめします。特に次のような症状がある場合は、早めに来院してください。
これらの症状がある場合は、単なる筋肉の問題ではなく、関節の損傷や炎症、あるいは変形性膝関節症などの疾患が隠れている可能性があります。放置すると症状が悪化して、日常生活に大きな支障が出ることもあるため、早めの対処が重要です。
では、整形外科と整体院、どちらに行けばいいのでしょうか。まず、激しい痛みや腫れ、外傷がある場合は、整形外科でレントゲンやMRIなどの画像検査を受けることをおすすめします。骨折や靭帯損傷、半月板損傷などの構造的な問題があるかどうかを確認するためです。
一方、画像検査では異常が見つからないけれど痛みが続く場合や、慢性的な痛みで悩んでいる場合は、整体院やカイロプラクティックが適しています。当院では、筋肉や筋膜の緊張、姿勢の歪み、全身のバランスなど、画像には映らない問題を詳しく検査して、根本原因にアプローチします。
また、薬や注射に頼らずに改善したい方、手術を勧められたけれど避けたい方にも、当院の施術は効果的です。実際に、病院で加齢や軟骨のすり減りが原因と言われた方が、当院で筋肉の問題を解決することで痛みがなくなったケースも多くあります。
湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、膝につるような痛みの原因を、独自の検査でしっかりと見極めます。膝だけでなく、骨盤や腰椎、足首など全身のバランスを詳しく調べて、なぜ膝に負担がかかっているのかを明らかにします。また、メタトロン測定やAI姿勢分析、血液検査データの解析を行い、栄養状態や体質的な問題も含めて総合的に判断します。
施術では、膝周辺の筋肉の緊張を緩めるとともに、骨盤や姿勢の歪みを整えて、膝にかかる負担を根本から減らしていきます。太ももの前側の大腿四頭筋や、裏側のハムストリングス、内側の内転筋群など、それぞれの筋肉のバランスを整えることで、膝関節の動きがスムーズになり、つるような痛みが起こりにくくなります。
また、当院では生活習慣の改善指導も行っています。どんな姿勢で座ればいいか、どんな歩き方をすればいいか、どんな運動をすればいいかなど、具体的にアドバイスします。自宅でできるセルフケアの方法もお伝えしますので、施術と合わせて取り組んでいただくことで、より早く改善していきます。
膝につるような痛みは、筋肉の疲労や緊張、ミネラル不足、冷え、姿勢の悪さなど、さまざまな原因が重なって起こります。痛みが出たときは、まず無理をせず、温めたり優しくマッサージしたりして筋肉の緊張を和らげましょう。日常生活では、水分補給やバランスの良い食事、入浴、ストレッチなどを習慣にすることが大切です。
セルフケアで改善しない場合や、痛みが頻繁に起こる場合は、早めに専門家に相談してください。当院では、膝の痛みの根本原因を見つけ出し、一人ひとりに合わせた施術と生活習慣の改善で、つるような痛みから解放されるお手伝いをしています。
膝の痛みは放置すると悪化して、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。階段の上り下りが怖い、旅行に行けない、好きなスポーツができないなど、痛みのために諦めていることはありませんか。当院の施術で、多くの方が痛みのない生活を取り戻しています。一人で悩まず、いつでも気軽にご相談ください。あなたが笑顔で楽しい毎日を送れるよう、全力でサポートさせていただきます。

