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中高年の膝のぷにぷに違和感|放置すると危険な理由と対策

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膝を触ったときに、いつもと違うぷにぷにとした柔らかさを感じて不安になったことはありませんか。痛みはそれほど強くないけれど、なんとなく膝が腫れているような感覚があったり、階段を降りるときにひっかかるような違和感があったりすると、このまま様子を見ていいのか迷いますよね。実は私のところにも、膝がぷにぷにしていて気になるという相談で来院される方がとても多いんです。

当院では、こうした膝の痛みや違和感でお悩みの方を数多く診てきました。特に中高年の女性の方から「触るとぷにぷにしていて、何か水が溜まっている感じがする」という声をよく聞きます。まだ日常生活に大きな支障はないものの、放置して悪化するのが怖いという気持ち、とてもよくわかります。

院長:高木

膝のぷにぷには体からのサイン、早めの対処が大切です

今回は、膝のぷにぷにした違和感の正体とその原因、そして自宅でできるケア方法から当院での改善アプローチまで詳しくお伝えしていきます。一人で悩まずに、まずは正しい知識を持つことから始めてみませんか。

目次

膝のぷにぷにした感触の正体とは

膝を触ったときにぷにぷにとした柔らかさを感じるのは、多くの場合「関節液」が過剰に溜まっている状態です。これは一般的に「膝に水が溜まる」と表現されるもので、医学的には「関節水腫」や「滑液包炎」と呼ばれています。膝のお皿の周辺や内側を押してみると、まるで水風船のような感触があるのが特徴的です。

関節液というのは本来、膝の関節をスムーズに動かすための潤滑油のような役割を果たしています。健康な状態であれば適量が保たれているのですが、何らかの原因で炎症が起きると、体が防御反応として関節液を増やして関節を守ろうとするんです。その結果、膝がぷにぷにと腫れてきて違和感を覚えるようになります。

この状態は痛みが軽度の場合も多く、つい見過ごしてしまいがちです。でも実は、膝からの大切なサインなんですね。階段の昇り降りで少し引っかかる感じがしたり、正座がしづらくなったり、膝の曲げ伸ばしに違和感があったりする場合は、すでに炎症が進んでいる可能性があります。

関節水腫と滑液包炎の違い

膝のぷにぷにには大きく分けて二つのタイプがあります。一つは関節の内部に液体が溜まる「関節水腫」、もう一つは関節の外側にある袋状の組織に液体が溜まる「滑液包炎」です。関節水腫は膝のお皿全体が腫れてぷにぷにする感じがあり、滑液包炎は特定の部位だけが膨らむことが多いです。

どちらも触診や問診で見極めることができますが、重要なのはなぜ液体が溜まっているのかという根本原因を明らかにすることです。単に水を抜いても、原因が解決されていなければまた溜まってしまいますからね。

なぜ膝に水が溜まってぷにぷにするのか

膝に水が溜まる原因はひとつではありません。当院にこれまで来院された患者さんを診てきた経験から言えるのは、複数の要因が重なり合って症状が現れているということです。ここでは主な原因について詳しく見ていきましょう。

変形性膝関節症による炎症

中高年の方に最も多いのが、変形性膝関節症に伴う関節液の増加です。加齢とともに膝の軟骨がすり減り、骨同士がこすれ合うことで炎症が起きます。体はこの炎症を抑えようと関節液を増やすため、膝がぷにぷにと腫れてくるんです。特に女性はホルモンバランスの変化により軟骨が弱くなりやすく、50代以降に症状が出やすい傾向があります。

筋肉の硬さと体の使い方の癖

実は膝の問題だけでなく、太ももの筋肉の硬さや体の使い方の癖が大きく関係しているケースがとても多いんです。特に太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)や外側の筋肉が硬くなると、膝関節への負担が増えて炎症を引き起こします。デスクワークで長時間座りっぱなしの方や、立ち仕事で同じ姿勢が続く方は要注意です。

また、O脚やX脚といった脚の形の歪みも、膝の内側や外側に偏った負担をかける原因になります。歩き方や立ち方の癖によって、知らず知らずのうちに膝にストレスをかけ続けていることがあるんですね。

運動不足と筋力低下

膝の周りの筋肉が弱くなると、関節を支える力が低下して膝への負担が増えます。特に内側の筋肉(内転筋)や膝裏の筋肉(ハムストリングス)の筋力低下は、膝の不安定性につながります。運動不足による血行不良も炎症を長引かせる要因のひとつです。

栄養バランスの乱れ

意外かもしれませんが、栄養状態も膝の炎症と深く関わっています。軟骨の材料となるコラーゲンやプロテオグリカンを作るには、たんぱく質やビタミンC、亜鉛などの栄養素が必要です。また、炎症を抑えるためにはオメガ3脂肪酸などの良質な油も大切になります。偏った食事や過度なダイエットは、膝の健康を損なう可能性があるんです。

体重増加による負担

体重が1キロ増えると、歩行時には膝に3キロの負担がかかると言われています。階段を降りるときはさらにその負担が増えます。体重の増加は膝関節への大きなストレスとなり、炎症を引き起こす要因になります。

放置するとどうなってしまうのか

膝のぷにぷにした違和感を「まだ痛みは軽いから」と放置してしまうのは、とても危険です。症状が進行すると、単なる違和感が本格的な痛みに変わり、日常生活に大きな支障が出てきます。

最初は階段の昇り降りだけだった違和感が、平地を歩くだけでも痛むようになります。正座ができなくなったり、しゃがめなくなったり、夜寝ているときも膝が疼くようになることもあります。関節の炎症が続くと軟骨がさらにすり減り、骨の変形が進行してしまうんです。

変形が進んでしまうと、改善までに時間がかかるだけでなく、最悪の場合は手術が必要になることもあります。また、膝をかばって歩くようになると、腰や股関節、足首にまで負担がかかり、他の部位にも痛みが広がっていきます。

さらに活動量が減ることで筋力が低下し、転倒のリスクも高まります。転倒による骨折は寝たきりにつながる可能性もあるため、膝の違和感は決して軽視できないんですね。早めに対処すれば、こうした悪循環を防ぐことができます。

自宅でできるセルフケアの方法

膝のぷにぷにした違和感に気づいたら、まずは自宅でできるケアから始めてみましょう。ただし、痛みが強い場合や腫れが急激に増している場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。

アイシングと温熱ケアの使い分け

炎症が起きている急性期には、膝を冷やすことが効果的です。氷水を入れた袋をタオルで包み、膝に15分ほど当てます。ただし、慢性的な違和感がある場合は温めた方が血行が良くなり回復を促します。お風呂にゆっくり浸かって膝を温めたり、温湿布を使ったりするのもいいでしょう。

見極めのポイントは、膝を触ったときに熱感があるかどうかです。熱っぽい感じがあれば冷やす、そうでなければ温めるという使い分けをしてください。

太ももの筋肉をほぐすストレッチ

太ももの前側や外側の筋肉が硬くなっていると、膝への負担が増えます。床に座って片足を伸ばし、もう片方の足は膝を曲げてお尻の横に置きます。そのまま体を後ろに倒していくと、太ももの前側がストレッチされます。痛気持ちいいくらいの強さで30秒ほど伸ばしましょう。

また、横向きに寝て上側の足首を持ち、かかとをお尻に近づけるストレッチも効果的です。無理に引っ張ると筋肉を痛めてしまうので、呼吸を止めずにゆっくりと伸ばすことを意識してください。

適度な運動で筋力を維持する

痛みが強いときは無理をせず安静にすることが大切ですが、動けるようであれば適度な運動を続けることも重要です。ウォーキングや水中ウォーキングは膝への負担が少なく、筋力維持に効果的です。一日20分程度を目安に、無理のない範囲で続けてみてください。

体重管理と栄養バランス

体重が増えている場合は、膝への負担を減らすためにも減量を心がけましょう。ただし、極端な食事制限は栄養不足を招いて逆効果です。たんぱく質をしっかり摂り、野菜や果物でビタミン・ミネラルを補給しながら、バランスの良い食事を心がけてください。

当院での膝の違和感への改善アプローチ

湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、膝のぷにぷにした違和感に対して根本からのアプローチを行っています。これまで何年も膝の違和感で悩んでいた方が、当院での施術により劇的に改善されたケースを何度も見てきました。

詳細な検査で原因を特定する

医療業界では検査9割、施術1割と言われるように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。当院では初回の検査を最も大切にしており、AI姿勢分析やメタトロン測定など、一般的な施術院では受けられない検査を行っています。

膝の関節だけでなく、骨盤の歪みや背骨のバランス、筋肉の硬さや栄養状態まで多角的に分析することで、なぜあなたの膝に水が溜まっているのかを明らかにします。血液検査データをお持ちの方は、提携医療機関と連携して栄養状態の解析も行っています。

全身のバランスを整える施術

膝の違和感は、膝だけの問題ではなく全身のバランスの崩れから来ていることがほとんどです。当院では、骨盤や腰椎の調整を行いながら、太ももやふくらはぎの筋肉の緊張を緩めて膝への負担を軽減していきます。

特に大腿四頭筋や内転筋、ハムストリングスといった膝周囲の筋肉のバランスを整えることで、膝関節の動きが改善されます。優しい刺激で体への負担も少ないため、痛みに敏感な方でも安心して施術を受けていただけます。

生活習慣のアドバイスとセルフケア指導

施術だけでなく、日常生活での体の使い方や栄養面でのアドバイスも行っています。どのような動作が膝に負担をかけているのか、どんな栄養素が不足しているのかを具体的にお伝えし、自宅でできるケア方法も指導します。施術と生活習慣の改善を組み合わせることで、再発しない体づくりを目指します。

定期的な再検査で改善を数値化

計画に沿って施術を進めながら、定期的に再検査を行います。自覚的な改善だけでなく、姿勢分析やメタトロンの数値で客観的に体の変化を確認できるため、モチベーションを保ちながら改善を目指せます。

一人で悩まずにご相談ください

膝のぷにぷにした違和感は、体からの大切なサインです。まだ痛みが軽いからと放置せず、早めに対処することで悪化を防ぐことができます。病院で「年齢のせいだから」と言われて諦めている方、水を抜いてもまた溜まってしまう方、手術は避けたいと思っている方、ぜひ一度当院にご相談ください。

私自身も子どもの頃に喘息で苦しみ、医師から治らないと言われた経験があります。でも父のカイロプラクティックの施術で完治することができました。だからこそ、諦めずに改善を目指すことの大切さを誰よりも理解しているつもりです。

膝の痛みや違和感が改善されれば、階段も楽に昇り降りできるようになり、旅行や趣味も思い切り楽しめるようになります。痛みのない生活は、人生の質を大きく向上させてくれます。当院では国家資格を持つ施術家が責任を持って担当しますので、安心してお任せください。あなたの膝の違和感、一緒に改善していきましょう。


院長:高木

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住所
神奈川県茅ヶ崎市共恵1-2-1 池杉ビル1F
電話番号
0467-87-0660
定休日
不定休
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050-3645-3688
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