20周年キャンペーン、残り名/12/24(水)9:00(要TEL)、16:30(要TEL)、18:40 ご案内可能です

膝の内側が痛いときの原因と自分でできる改善法を解説

本日の予約状況

こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。最近、階段の昇り降りや立ち上がるときに膝の内側の痛みを感じていませんか?膝の痛みは日常生活に大きな支障をきたすため、早めに原因を知って適切に対処することがとても大切です。

私のところには毎日のように膝の痛みでお悩みの方が来院されますが、痛みの場所や出方によって原因となる疾患が異なります。今回は膝の内側に痛みを感じる方に向けて、考えられる原因や自分でできる対処法、そして当院での改善アプローチについて詳しくお伝えしていきますね。

院長:高木

膝の内側の痛みは放置すると悪化しやすいため、早めの対処が肝心です

目次

膝の内側に痛みが出る主な原因

膝の内側が痛むときには、いくつかの代表的な原因が考えられます。痛みの出方や年齢、生活習慣によってどの疾患に当てはまるかが変わってきますので、まずはご自身の症状と照らし合わせてみてください。

変形性膝関節症による内側の痛み

50代以上の方で膝の内側に痛みを感じる場合、最も多い原因が変形性膝関節症です。日本人の約2400万人がこの疾患を抱えているといわれており、特に女性に多く見られる傾向があります。変形性膝関節症は膝の軟骨がすり減ることで起こり、その9割が内側型といわれているため、内側に痛みが集中しやすいのが特徴です。

この疾患の初期段階では、朝起きたときや動き始めに痛みを感じることが多く、しばらく動いていると痛みが和らぐという特徴があります。しかし進行すると階段の昇り降りや正座が困難になり、最終的には歩行時にも強い痛みを感じるようになってしまいます。O脚の方や体重が増えてきた方は膝の内側に負担がかかりやすいため、特に注意が必要です。

鵞足炎が引き起こす内側の痛み

膝の内側やや下の部分に痛みがあり、特に押すと痛みが強くなる場合は鵞足炎の可能性が高いです。鵞足とは縫工筋・薄筋・半腱様筋という3つの筋肉が膝の内側に付着する部分のことで、その形がガチョウの足に似ていることからこの名前がついています。

ランニングやサッカー、バスケットボールなど膝の曲げ伸ばしを繰り返すスポーツをしている方に多く見られ、オーバーユース(使いすぎ)が主な原因となります。運動を再開したばかりの方や、急に運動量を増やした方にも起こりやすい疾患です。階段の昇り降りや屈伸運動で痛みが増すため、日常生活にも支障が出やすいのが特徴といえます。

半月板損傷や靭帯損傷による痛み

膝をひねったり強くぶつけたりした後に内側が痛む場合は、半月板損傷や内側側副靭帯損傷が考えられます。半月板は膝の内側と外側にあるクッションのような組織で、これが傷つくと痛みだけでなく膝に引っかかり感や音が鳴ることもあります。

内側側副靭帯は膝の内側を安定させる役割を持つ靭帯で、スポーツ中に外側から膝に強い力が加わったときに損傷しやすいです。これらの疾患は急性の外傷として起こることが多いため、心当たりのある出来事があった場合は早めに専門家に相談することをおすすめします。

タナ障害が原因の内側の痛み

膝の内側に膜のようなヒダ(滑膜ヒダ)があり、これが炎症を起こすとタナ障害と呼ばれる状態になります。膝の曲げ伸ばしの際にパキパキという音がしたり、膝のお皿の内側に痛みを感じたりするのが特徴です。

この疾患も鵞足炎と同様にスポーツをしている方に多く、膝の使いすぎによって発症します。若い世代にも見られることがあり、部活動などで激しい運動をしている学生さんからの相談も少なくありません。

#膝の内側の痛み #変形性膝関節症 #鵞足炎 #半月板損傷 #タナ障害

痛みが出やすい動作と症状の特徴

膝の内側に痛みを感じる方の多くが、特定の動作で痛みが強くなることを経験されています。ご自身の痛みがどのような場面で出るのかを把握することで、原因を絞り込むヒントになりますので確認してみてください。

階段の昇り降りで痛みが増す理由

階段の昇り降り、特に降りるときに膝の内側が痛むという方は非常に多いです。階段を降りる動作では体重の約3倍から4倍もの負荷が膝にかかるため、軟骨がすり減っていたり炎症があったりすると強い痛みとして現れます。

変形性膝関節症の方は特に下りの動作がつらく感じることが多く、手すりにつかまらないと降りられないという状態になることもあります。一方で鵞足炎の場合は昇りでも降りでも痛みが出やすく、膝を深く曲げる動作全般で痛みを感じやすいのが特徴です。

立ち上がるときや歩き始めの痛み

椅子から立ち上がるときや朝起きて歩き始めるときに膝の内側が痛む場合は、変形性膝関節症の初期症状である可能性が高いです。関節が硬くなっている状態から動き始めるときに痛みが出やすく、しばらく動いていると徐々に痛みが和らいでいくという経過をたどります。

この痛みを放置していると次第に悪化し、常に痛みを感じるようになってしまいますので、早い段階での対処が重要です。また長時間同じ姿勢でいた後に動き出すときも痛みが出やすいため、デスクワークが多い方は定期的に体を動かすことを心がけてください。

押したときの痛みと腫れの有無

膝の内側を指で押したときに痛みがある場合は、炎症が起きている可能性が高いです。鵞足炎では膝のお皿の下から内側にかけて押すと強い痛みを感じることが多く、場合によっては腫れや熱感を伴うこともあります。

一方で変形性膝関節症の場合は膝全体が腫れぼったく感じられ、関節に水が溜まることもあります。膝に水が溜まった状態を放置すると炎症が長引き、さらに症状が悪化する悪循環に陥ってしまいますので、腫れや熱感がある場合は早めの対処が必要です。

#階段の痛み #立ち上がり動作 #膝の腫れ #押すと痛い #動作時痛

自分でできる膝の内側の痛みへの対処法

膝の内側に痛みを感じたとき、まずは自宅でできる対処法を試してみることも大切です。ただし痛みが強い場合や長引く場合は無理をせず、専門家に相談することをおすすめします。

急性期の痛みにはアイシングが効果的

スポーツ後や動いた後に膝が熱を持って痛む場合は、炎症を抑えるためにアイシングが有効です。保冷剤をタオルで巻いて膝の内側に当て、15分から20分程度冷やすことで炎症を鎮めることができます。

ただし冷やしすぎると血行が悪くなってしまうため、長時間の冷却は避けてください。また慢性的な痛みの場合は逆に温めた方が良いケースもありますので、ご自身の症状に合わせて使い分けることが大切です。急性の痛みや腫れがある場合はアイシング、慢性的な痛みやこわばりがある場合は温めるという基準で判断してみてください。

ストレッチで筋肉の柔軟性を保つ

鵞足炎の予防や改善には太ももの内側の筋肉をストレッチすることが効果的です。床に座って両足の裏を合わせ、膝を外側に開くストレッチや、仰向けに寝て片足を内側にゆっくり倒すストレッチなどがおすすめです。

ストレッチを行う際は痛みが出ない範囲で無理なく行い、呼吸を止めずにゆっくりと伸ばすことがポイントです。入浴後の体が温まっているときに行うとより効果的で、筋肉も伸びやすくなります。ただし痛みが強いときや炎症がひどいときは無理にストレッチをせず、まずは安静にすることを優先してください。

体重管理と筋力トレーニング

膝の内側への負担を減らすためには、適正体重を維持することがとても重要です。体重が1キロ増えると膝にかかる負担は歩行時で約3キロ、階段の昇り降りでは約6キロから7キロも増えるといわれています。

また太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えることで膝の安定性が増し、痛みの軽減につながります。椅子に座った状態で片足ずつ膝を伸ばして5秒キープする運動や、壁に背中をつけて中腰の姿勢を保つ運動などが自宅でも簡単にできます。ただし痛みが出る場合は無理をせず、痛みのない範囲で少しずつ続けていくことが大切です。

サポーターやテーピングの活用

膝の内側に痛みがあるときは、サポーターやテーピングで関節を安定させることも有効です。サポーターは膝全体を圧迫して安定性を高めるもの、鵞足部分をピンポイントで圧迫するものなど様々な種類がありますので、ご自身の症状に合ったものを選んでください。

テーピングは筋肉の動きをサポートしたり、痛みのある部分の負担を軽減したりする効果があります。ただしこれらはあくまで痛みを和らげる補助的な手段であり、根本的な原因を改善するものではありませんので、痛みが続く場合は専門家に相談することをおすすめします。

#膝のアイシング #ストレッチ方法 #体重管理 #筋力トレーニング #サポーター活用

病院での検査と施術について

自分でできる対処法を試しても痛みが続く場合や、日常生活に支障が出ている場合は、専門家による検査を受けることをおすすめします。膝の痛みは原因によって適切な対処法が異なりますので、まずは正確に原因を特定することが重要です。

整形外科で行われる一般的な検査

整形外科では問診と触診に加えて、レントゲン検査やMRI検査が行われることが一般的です。レントゲンでは骨の状態や関節の隙間を確認でき、変形性膝関節症の進行度を判断することができます。

MRI検査では軟骨や半月板、靭帯などの軟部組織も詳しく観察できるため、半月板損傷や靭帯損傷が疑われる場合に有効です。また関節に水が溜まっている場合は関節液を抜く処置が行われることもあります。検査の結果に応じて投薬や注射、物理療法などの保存療法が選択され、それでも改善しない場合には手術が検討されることもあります。

当院での検査と施術アプローチ

私たちの整体院では、まず詳しい問診と姿勢分析から始めます。最新のAI姿勢分析システムを使って体の歪みを数値化し、膝だけでなく全身のバランスを確認していきます。膝の痛みの原因は膝そのものだけでなく、骨盤の歪みや足首の問題、筋肉のバランスの崩れなど様々な要因が絡み合っていることが多いためです。

またロシアで開発された医療機器メタトロンを用いて、神経の乱れや栄養状態、ストレスレベルなども総合的に調べます。これによって痛みの根本的な原因を多角的に分析し、お一人おひとりに合わせた施術計画を立てていきます。

保存療法と手術療法の選択

変形性膝関節症の場合、初期から中期の段階では保存療法が基本となります。投薬や注射、リハビリテーション、装具療法などを組み合わせて症状の改善を目指していきます。

しかし保存療法で十分な改善が得られず日常生活に大きな支障が出ている場合には、手術療法が選択肢となります。手術には関節鏡を使った低侵襲な手術から人工関節置換術まで様々な方法がありますが、できれば手術は避けたいと考える方も多いですよね。当院では手術を避けたい方に向けて、体の本来持っている回復力を引き出す施術を提供しています。

#整形外科検査 #レントゲン検査 #MRI検査 #姿勢分析 #メタトロン

膝の内側の痛みを予防するための生活習慣

膝の痛みは一度改善しても再発しやすいため、日常生活での予防がとても大切です。ちょっとした心がけで膝への負担を減らし、痛みの再発を防ぐことができますので実践してみてください。

正しい歩き方と姿勢を意識する

歩くときに内股やガニ股になっていると膝の内側に余計な負担がかかってしまいます。つま先をまっすぐ前に向けて歩くことを意識し、かかとから着地して足の裏全体で地面を踏みしめるような歩き方を心がけてください。

また猫背や反り腰などの姿勢の崩れも膝への負担を増やす原因となります。骨盤を立てて背筋を伸ばし、耳・肩・骨盤・くるぶしが一直線になるような姿勢を保つことで、膝だけでなく全身への負担を分散させることができます。普段から鏡で自分の姿勢をチェックする習慣をつけるといいですね。

適度な運動と休息のバランス

膝の痛みを予防するためには適度な運動が必要ですが、やりすぎは逆効果になってしまいます。特にランニングやジャンプを伴う運動は膝への衝撃が大きいため、痛みがある場合は控えめにすることをおすすめします。

水中ウォーキングやサイクリング、ヨガなど膝への負担が少ない運動を選ぶことも一つの方法です。また運動後はしっかりとストレッチやクールダウンを行い、疲労を溜め込まないことが大切です。体からのサインを見逃さず、痛みを感じたら無理をせず休息を取るようにしてください。

靴選びとインソールの重要性

足に合わない靴を履いていると歩行時の衝撃がダイレクトに膝に伝わってしまいます。クッション性のある靴を選び、かかとがしっかりと固定されるものを選ぶことで膝への負担を軽減できます。

またO脚やX脚がある方は、インソール(中敷き)を使って足のアーチをサポートすることも効果的です。足のアーチが崩れると膝の内側に負担がかかりやすくなりますので、インソールで足のバランスを整えることで膝への負担を減らすことができます。特に長時間立ち仕事をされる方や歩くことが多い方は、靴選びにこだわってみてください。

栄養面からのサポート

膝の軟骨を健康に保つためには、栄養面からのアプローチも欠かせません。コラーゲンやグルコサミン、コンドロイチンなどの成分は軟骨の材料となるため、食事やサプリメントから積極的に取り入れることをおすすめします。

また炎症を抑える働きのあるオメガ3脂肪酸を多く含む青魚や、抗酸化作用のある野菜や果物もバランスよく摂取することが大切です。当院ではメタトロンの検査結果をもとに、お一人おひとりに必要な栄養素や避けるべき食品についてもアドバイスさせていただいています。

#正しい歩き方 #運動と休息 #靴選び #インソール #栄養バランス

まとめ

膝の内側の痛みは変形性膝関節症や鵞足炎、半月板損傷など様々な原因で起こりますが、早期に適切な対処をすることで悪化を防ぐことができます。階段の昇り降りや立ち上がる動作で痛みを感じたら、まずは自分でできる対処法を試しながら、痛みが続く場合は専門家に相談することが大切です。

私自身も幼い頃から体の不調と向き合ってきた経験があり、痛みを抱えながら生活することの辛さはよくわかります。膝の痛みは我慢していても自然に治ることは少なく、むしろ放置することで悪化してしまうケースがほとんどです。好きなスポーツができない、旅行に行けない、階段が怖いといった状態は本当につらいですよね。

当院では膝だけでなく全身のバランスを整えることで、痛みの根本原因にアプローチしていきます。一人で悩まず、どんな小さなことでも構いませんのでお気軽にご相談ください。あなたが笑顔で日常生活を送れるよう、私たちが全力でサポートいたします。


院長:高木

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
神奈川県茅ヶ崎市共恵1-2-1 池杉ビル1F
電話番号
0467-87-0660
定休日
不定休
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次