
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。お子さんの頭の形を気にされて、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。乳児健診で指摘されたり、ご家族から心配されたりすると、親としては不安になりますよね。
最近では赤ちゃんの頭の形を整えるために専用の矯正用ヘルメットを使う方法が知られるようになってきました。でも実際のところ、どのくらい効果があるのか、費用はどれくらいかかるのか、本当に必要なのか迷われている方がほとんどだと思います。


私も3人の父親なので、お子さんのためを思うからこそしっかりと情報を集めて判断したいという親心、よくわかります
頭蓋形状矯正ヘルメットと呼ばれるこの医療用具は、生後数ヶ月から使用できる赤ちゃん専用のものです。赤ちゃんの頭蓋骨はまだ柔らかく、成長に合わせて形を変えやすい時期があります。その特性を活かして、ヘルメット内部の空間設計により頭の成長方向をコントロールし、左右非対称や絶壁といった変形を整えていく仕組みになっています。
日本で使用されている主なヘルメットにはベビーバンドやアイメット、スターバンドなどいくつかの種類があり、それぞれ素材や通気性、調整方法に違いがあります。基本的には1日23時間の装着が必要で、入浴時のみ外すという生活を平均3ヶ月から6ヶ月続けることになります。
装着できる月齢には制限があり、一般的には生後2ヶ月から6ヶ月の間に開始するのが最も効果的とされています。なぜなら赤ちゃんの頭蓋骨は生後6ヶ月を過ぎると徐々に硬くなっていき、1歳を超えるとほぼ固定されてしまうからです。
多くの親御さんが最初に驚かれるのが、この矯正用ヘルメットの費用です。日本では基本的に自費診療となり、ヘルメット本体と検査、定期的な通院を含めて30万円から60万円程度かかることが一般的です。健康保険の適用外ですので、全額自己負担となります。
この金額には初回の診察や3Dスキャンによる計測、ヘルメットのオーダーメイド製作、そして月1回程度の調整と経過観察の費用が含まれています。使用するヘルメットの種類や通院する医療機関によって金額は変わりますが、決して安い買い物ではありません。
さらに赤ちゃんの成長が早い場合には、途中でヘルメットを作り直す必要が出てくることもあり、追加費用が発生するケースもあります。経済的な負担は大きいですから、本当に必要なのかをじっくり考えることが大切です。
医療機関で行われた研究によれば、適切な時期に開始し正しく装着を続けた場合、頭の形の改善は一定程度認められています。特に軽度から中等度の変形に対しては効果が期待できるとされています。
ただし効果には個人差があり、装着を始める月齢や変形の程度、毎日の装着時間がきちんと守れるかどうかによって結果は大きく変わってきます。また何もしなくても自然に改善するケースもあることから、必ずしもすべての赤ちゃんに必要というわけではないのです。
1日のほとんどをヘルメットをかぶって過ごすわけですから、赤ちゃんにとって快適とは言えません。特に夏場は蒸れやすく、皮膚トラブルが起きることがあります。汗疹やかぶれ、まれに湿疹ができてしまうこともあり、清潔を保つための毎日のケアが欠かせません。
また赤ちゃん自身が嫌がって泣いたり、ヘルメットを外そうとしたりすることもあります。親としては心が痛みますし、昼夜を問わず装着させ続けることは精神的にも肉体的にも負担になります。外出時には周囲の視線が気になるという声も少なくありません。
定期的な通院も必要ですから、仕事をしている方や上のお子さんがいるご家庭では、スケジュール調整が大変になることもあります。このような日常生活への影響も考慮に入れておく必要があります。
ヘルメットだけが選択肢ではありません。医療機関では変形の程度に応じて、まず体位変換の指導から始めることが多いです。これは寝る向きを意識的に変えたり、腹ばいの時間を増やしたりすることで、頭への圧力を分散させる方法です。
軽度の場合には経過観察となり、定期的に頭の形を測定しながら自然な改善を待つこともあります。赤ちゃんの首がすわってきて寝返りを打つようになると、自然と頭の形が整ってくるケースも実際にあるのです。
ただしこれらの方法は効果が現れるまでに時間がかかり、重度の変形には十分な改善が期待できない場合もあります。また稀に頭蓋骨縫合早期癒合症という病的な原因が隠れていることもあり、その場合には手術が検討されることもあります。
私自身、小児喘息で苦しんだ経験から、西洋医学だけではカバーしきれない部分があることを身をもって知っています。父がカイロプラクターとして私の体質を改善してくれたように、体全体のバランスを整えることで様々な症状が改善することを実感してきました。
赤ちゃんの頭の形についても同じことが言えます。頭の変形だけを見るのではなく、なぜそのような形になったのかという根本的な原因を探ることが大切です。向き癖があるのはなぜなのか、なぜいつも同じ方向を向いてしまうのか、そこには全身のバランスや筋肉の緊張、神経系の働きなど様々な要因が関わっています。
国家資格を持つ施術者が、優しい刺激で赤ちゃんの体のバランスを整えていきます。頭蓋骨だけでなく、首や背骨、骨盤まで全身をチェックし、必要な箇所に丁寧に施術を行います。
筋肉の緊張を和らげ、神経の働きを正常化することで、向き癖が改善し自然と頭への圧力が均等になり、成長とともに形が整っていくことを目指します。薬も使いませんし、長時間のヘルメット装着も必要ありません。赤ちゃんへの負担が少ない方法です。
生後1ヶ月から対応可能です。早い時期からアプローチすることで、より短期間での改善が期待できます。もちろん月齢が進んでいても諦める必要はありません。
お子さんの状態によって異なりますが、初めは週1回程度の来院をおすすめしています。改善が見られてきたら間隔を空けていき、トータルで6ヶ月から施術開始の月齢+2ヶ月程度のケースが多いです。
当院の施術は非常に優しい刺激ですので、副作用の心配はありません。便通が良くなる、リラックスして反り返りが軽減していく赤ちゃんも多いです。
はい、すでにヘルメットを使用中の方でも、体のバランスを整えることで相乗効果が期待できます。ご相談ください。ヘルメット治療は頭のかたちの改善は期待できますが、向き癖やずり這い・ハイハイ・立ちつわり・歩行などの成長発達のサポートはできません。
赤ちゃんの頭の形について悩んでいるのは、決してあなただけではありません。多くの親御さんが同じような不安を抱えています。ヘルメットの高額な費用に躊躇したり、本当に必要なのか迷ったりするのは当然のことです。
大切なのはお子さんにとって何がベストなのかを、しっかりと情報を集めて判断することです。ヘルメットも一つの選択肢ですが、それ以外にも方法はあります。体全体のバランスを整えることで改善するケースも数多く見てきました。
私自身が小児喘息で苦しみ、医師からは治らないと言われたにもかかわらず、父の施術で完治した経験があります。だからこそ諦めずに原因を探り、その子に合った方法でアプローチすることの大切さを知っています。お子さんの将来のためにも、いま適切な対応をしてあげることが何より重要です。
当院には医療系国家資格を持つスタッフが在籍し、40年の臨床実績を持つ湘南カイログループの技術で対応いたします。高額なヘルメットを購入する前に、まずは一度ご相談いただければと思います。お子さんが健やかに成長し、ご家族みんなが安心して過ごせるよう、私たちが全力でサポートいたします。