
院長:高木お気軽にご相談ください!

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「うちの子、クラスで一番前に並んでいて…」と気になっている親御さん、いらっしゃいませんか。あるいは「自分ももう少し背が高かったら」と感じたことのある方も多いのではないでしょうか。
実は、身長を伸ばすことには、遺伝だけでなく日常の生活習慣が深く関わっています。食事・睡眠・運動の3つを意識するだけで、同じ遺伝子を持っていても最終身長に大きな差が出ることがわかっています。
今回は、カイロプラクターとして20年以上、多くのお子さんや大人の方の体と向き合ってきた立場から、科学的な根拠をもとに「本当に効果のある習慣」をお伝えします。


身長の悩みは、意外と多くの親御さんから相談をいただきます。「遺伝だから仕方ない」と諦めるのは少し待ってほしい。体の仕組みを知れば、今日からできることは必ずあります
身長がどうやって伸びるのかを理解することが、効果的な習慣づくりの第一歩になります。骨の成長は「骨端線(こつたんせん)」と呼ばれる軟骨部分で起こります。この部分が活性化されることで骨が縦方向に伸び、身長が高くなっていきます。そして、その骨端線の成長を促すのが「成長ホルモン」の働きです。
成長ホルモンは脳の下垂体という部位から分泌されるホルモンで、骨や筋肉の成長を促す大切な役割を担っています。このホルモンが十分に分泌されるかどうかが、身長の伸びに大きく影響します。
特に重要なのは、成長ホルモンは眠りについてから最初の90分に最も多く分泌されるという点です。つまり、何時間寝るかよりも、「いつ寝るか」「どれだけ深く眠れるか」のほうが、身長の伸びには重要なポイントになります。
よく「親が小さいから子どもも小さい」と言われますが、遺伝が身長に与える影響は全体の約7割とされています。残りの約3割は、食事・睡眠・運動といった後天的な要因で変わります。この3割を最大限に引き出すことが、日々の習慣で「できること」です。
「どうせ遺伝だから」と諦めてしまうのはもったいないことです。同じ親から生まれた兄弟でも、生活習慣の差によって身長に差が生まれることは珍しくありません。
骨端線は男女ともに、ある年齢になると閉鎖し、それ以降は骨が縦に伸びにくくなります。一般的に女性は14〜16歳、男性は16〜18歳ごろに閉鎖することが多いとされています。この時期を「伸び盛り」と呼び、この期間にどれだけ良い習慣を積み重ねられるかが、最終的な身長を左右します。
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「背が伸びる食べ物」というと、まず牛乳を思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろんカルシウムは大切ですが、身長を伸ばすためには特定の栄養素だけを摂ればいいというわけではなく、複数の栄養素をバランスよく取り入れることが重要です。ここでは、特に意識してほしい栄養素とその食品をご紹介します。
カルシウムは骨を構成する主成分であり、毎日十分に摂ることが欠かせません。牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品だけでなく、小魚や大豆製品、小松菜や菜の花などの緑黄色野菜にも多く含まれています。
ただし、カルシウムは単体では吸収されにくい栄養素です。ビタミンDと一緒に摂ることで吸収率が大幅にアップします。ビタミンDは鮭・マグロ・サンマなどの青魚や、きのこ類に豊富に含まれています。また、日光を浴びることで体内でビタミンDを生成できるため、適度な外遊びや散歩も積極的に取り入れてみてください。
タンパク質は骨の土台となるコラーゲンをつくる原料です。成長ホルモンの働きを最大限に活かすためにも、タンパク質は毎食しっかり摂ることが大切です。肉・魚・卵・大豆製品など、動物性と植物性をバランスよく組み合わせて摂るのがおすすめです。
あまり知られていませんが、亜鉛は成長ホルモンの分泌を促すミネラルです。牡蠣・牛肉・豚レバー・ナッツ類などに多く含まれています。また、鉄分が不足すると貧血になりやすく、成長に必要な酸素が全身に行き渡りにくくなります。赤身の肉・ひじき・ほうれん草なども積極的に食卓に取り入れてほしい食材です。
食事で意識してほしい栄養素をまとめると以下の通りです。
| 栄養素 | 主な働き | 多く含まれる食品 |
|---|---|---|
| カルシウム | 骨の主成分 | 牛乳・小魚・豆腐・小松菜 |
| ビタミンD | カルシウムの吸収促進 | 鮭・サンマ・きのこ類 |
| タンパク質 | 骨・筋肉・コラーゲンの原料 | 肉・魚・卵・大豆製品 |
| 亜鉛 | 成長ホルモンの分泌促進 | 牡蠣・牛肉・ナッツ類 |
| 鉄 | 酸素の全身への供給 | 赤身肉・ひじき・ほうれん草 |
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食事と並んで、睡眠は身長を伸ばすうえで最も重要な要素の一つです。「何時間寝れば大丈夫?」と思う方が多いかもしれませんが、実は時間と同じくらい「質」が大切なのです。どのくらいの時間、どのような環境で眠るかを意識するだけで、成長ホルモンの分泌量は変わってきます。
お子さんの年齢別の推奨睡眠時間は、小学生で9〜11時間、中学生・高校生では8〜10時間とされています。成長期の子どもに「早く寝なさい」と言うのは、実はとても科学的に正しい声がけなのです。
特に注目してほしいのが、夜10時から深夜2時の時間帯は「成長のゴールデンタイム」と呼ばれており、この時間帯に深い眠りについていることで成長ホルモンが最も効率よく分泌されます。夜更かしの習慣は、せっかくの成長の機会を逃すことにもつながります。
寝る直前のスマートフォンやタブレットの使用は、画面から出るブルーライトが脳を興奮させ、深い睡眠を妨げます。また、夜遅い時間の食事や激しい運動も、寝つきを悪くする原因になります。就寝の1〜2時間前からはリラックスした時間をつくることが、質の高い睡眠への近道です。
部屋の温度は18〜22℃、湿度は50〜60%程度が快眠に適した環境とされています。また、真っ暗な環境で眠ることで、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンが分泌されやすくなります。豆電球をつけたまま寝る習慣のあるお子さんは、一度見直してみてください。
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運動は身長を伸ばすために欠かせない要素ですが、「どんな運動でもいいのか」というと、実はそうではありません。骨端線を刺激し、成長ホルモンの分泌を促すような運動を選ぶことが大切です。また、強度が高すぎる筋力トレーニングは、骨端線にとって逆効果になることもあるため、注意が必要です。
縄跳び・バスケットボール・バレーボール・水泳など、縦方向に体を動かしたり、全身を使う有酸素運動は骨端線への適度な刺激と成長ホルモンの分泌促進に効果的とされています。週に3〜5日、1回あたり60分程度の運動を習慣にすることが理想的です。
一方で、極端に重いウェイトを使った筋力トレーニングは、骨端線にかかる負荷が大きすぎて成長を妨げる可能性があります。成長期のお子さんには、自体重を使ったスクワットや腕立て伏せなど、体への負担が少ない筋トレが適しています。部活動で重いバーベルを使うような場合は、指導者や専門家に相談することをおすすめします。
猫背や骨盤の歪みがあると、実際の身長より低く見えてしまうことがあります。胸を開くストレッチ・股関節のストレッチ・体幹トレーニングなどを日常的に取り入れることで、姿勢が改善され、見た目の身長が1〜3cm変わることもあります。大人の方でも、姿勢の見直しは今すぐ取り組める方法の一つです。
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骨端線が閉じてしまった成人の方には「もう身長は伸びない」というのが医学的な事実です。ただ、だからといって諦める必要はありません。姿勢の改善や体の歪みを整えることで、本来の身長を取り戻したり、見た目の高さを変えることは十分に可能です。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が続くと、骨盤が後傾し背骨のS字カーブが崩れて、本来の身長より低くなってしまうことがあります。院長として多くの患者さんを診ていると、姿勢を整えるだけで「なんだか背が高くなった気がする」とおっしゃる方が多くいます。
肩甲骨を寄せるストレッチ・腰から背中を伸ばすキャットカウ・足を肩幅に広げて両手を頭上に伸ばす体側ストレッチなどは、自宅で毎日取り組める姿勢改善のセルフケアです。1日5〜10分でも継続することで、体の変化を感じられるようになります。毎日の習慣に取り入れてみてください。
セルフケアだけではなかなか変わらない、という方には、骨格の歪みに直接アプローチするカイロプラクティックも選択肢の一つです。背骨や骨盤の位置を整えることで、圧迫されていた椎間板が本来の状態に戻り、身長が数ミリから数センチ変わるケースもあります。
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ここまでお伝えしてきた内容を踏まえて、今日からすぐに取り入れられる習慣を7つにまとめました。どれか一つでも始めてみることが、大切な一歩になります。
特別な道具も費用もかかりません。まず「睡眠」と「食事」の2つから意識してみてください。この2つが整うだけでも、体への影響は大きく変わります。
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私自身、幼少期に小児喘息を抱え、激しい運動も食事も制限のある生活を送っていました。「自分だけなぜこんなに制限があるのか」と、何度も悔しい思いをしました。
体のことで悩んでいるのは、お子さんも親御さんも、そして大人の方も同じです。「どうしたら体が変わるんだろう」と一人で抱え込まないでほしいのです。体には必ず理由があり、その理由を一緒に見つけることができれば、変わる可能性は必ずあります。
身長のことでご心配なことがあれば、ぜひ一度当院にご相談ください。お子さんの体の状態を丁寧に確認しながら、生活習慣のアドバイスも含めてお伝えしています。一人で悩まず、いつでも気軽にご連絡ください。