頭がジーンとする感覚が続く？原因・危険度・対処法を解説 

こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。仕事中やふとした瞬間に頭の中がジーンとするような感覚を経験されたことはありませんか。この独特な感覚に戸惑いながらも、忙しい日々の中でつい放置してしまっている方も多いのではないでしょうか。

デスクワークが続いたり、ストレスが溜まったりすると、頭の奥から響くようなあの感覚が気になり始めますよね。実は頭がジーンとする症状は、体が何かしらのサインを送っている可能性があります。今日はこの症状について、原因から対処法まで詳しくお話ししていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

頭がジーンとする主な原因

頭部にジーンとした感覚が現れる背景には、実はいくつかの要因が複雑に絡み合っています。まず最も多いのが血流の滞りによるもので、長時間同じ姿勢でいることで首や肩の筋肉が緊張し、頭部への血液循環が悪くなることが挙げられます。特にパソコン作業やスマートフォンの使用時間が長い現代人にとって、この問題は避けて通れません。

血流障害と筋肉の緊張

デスクワークで前かがみの姿勢が続くと、首から肩にかけての筋肉が常に緊張状態に置かれます。この緊張が持続することで筋肉が硬くなり、血管を圧迫してしまうのです。すると脳への血流が不十分になり、頭部にジーンとした鈍い感覚や違和感として現れることがあります。

また後頭部から首にかけて走る神経が圧迫されることで、頭皮に広がるようなしびれ感を感じる方もいらっしゃいます。私の臨床経験では、この筋肉の緊張による血流障害が原因の方が全体の約6割を占めています。

自律神経の乱れ

現代社会において見過ごせないのが自律神経の問題です。仕事のプレッシャーや人間関係のストレス、睡眠不足などが重なると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。自律神経が乱れると血管の収縮と拡張のコントロールがうまくいかなくなり、頭部に独特のジーン感や圧迫感を生じさせることがあるのです。

特に季節の変わり目や気圧の変化に敏感な方は、この傾向が強く出やすいといえます。

脳脊髄液の循環不良

あまり知られていませんが、脳と脊髄を満たしている脳脊髄液の循環が滞ることも原因の一つです。頭蓋骨のわずかな歪みや首の骨の配列異常により、この液体の流れが妨げられると、頭部に重だるさやジーンとした感覚が生まれます。当院ではカイロプラクティックの技術を用いて、頭蓋骨と首の骨のバランスを整えることで脳脊髄液の循環を促進し、症状の根本改善を目指しています。

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見逃してはいけない危険なサイン

頭がジーンとする症状の多くは深刻なものではありませんが、中には早急に医療機関への来院が必要なケースも存在します。ここでは特に注意すべき症状についてお伝えしますので、ご自身の状態と照らし合わせてみてください。

すぐに来院を検討すべき症状

次のような症状を伴う場合は、脳血管障害や神経系の疾患の可能性も考えられます。まず突然の激しい頭痛とともにジーン感が現れた場合、これは緊急性の高いサインです。また手足のしびれや脱力感、ろれつが回らない、視野が欠けるといった神経症状が同時に出現した際も、すぐに脳神経外科や神経内科を受診してください。

• 突然の激しい頭痛とジーン感が同時に起こる
• 手足のしびれや動かしにくさを感じる
• 呂律が回らない、言葉が出にくい
• 視野の一部が見えなくなる、二重に見える
• めまいや吐き気が強く、立っていられない

慢性化のリスク

一方で軽度の症状だからといって放置を続けると、慢性化のリスクが高まります。週に数回程度だった症状が毎日のように現れるようになったり、仕事や日常生活に支障をきたすようになったりした場合は、体の歪みや自律神経の問題が進行している可能性があります。症状が軽いうちに適切なケアを始めることが、慢性化を防ぐ最も効果的な方法なのです。

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自宅でできる対処法とセルフケア

頭のジーン感に悩まされている方に、今日から実践できるセルフケアの方法をお伝えします。これらの方法は症状の軽減だけでなく、予防にも効果的です。

首と肩のストレッチ

デスクワークの合間に取り入れていただきたいのが、首と肩のストレッチです。

両手を後頭部で組み、ゆっくりと顎を引いて首の後ろを伸ばします。この状態を20秒ほどキープし、3回繰り返してください。次に右手で頭の左側を持ち、ゆっくりと右側に倒して首の側面を伸ばします。左右それぞれ20秒ずつ、3セット行うと効果的です。肩甲骨を大きく回す運動も血流改善に役立ちますので、1時間に1回は体を動かす習慣をつけましょう。

温熱療法

首の付け根から後頭部にかけて温めることで、筋肉の緊張がほぐれ血流が改善します。蒸しタオルやホットパックを使って、15分程度温めてみてください。入浴時には湯船にしっかりと浸かり、首まで温めることも大切です。ただし熱すぎるお湯は逆効果になりますので、38度から40度程度のぬるめのお湯に20分ほど入るのがおすすめです。

生活習慣の見直し

睡眠の質を高めることも症状改善には欠かせません。寝る1時間前にはスマートフォンやパソコンの使用を控え、部屋を暗くして副交感神経を優位にする環境を整えましょう。

また枕の高さが合っていないことも首への負担となりますので、仰向けに寝た時に首の自然なカーブが保たれる高さの枕を選んでください。水分補給も意識的に行い、1日1.5リットル以上を目安に水を飲むようにすると、血液の循環が良くなります。

避けるべき行動

症状があるときは以下の行動を避けることも重要です。

避けるべき行動	理由
長時間のスマートフォン使用	首への負担が増し症状が悪化する
カフェインの過剰摂取	血管収縮により症状が強まる可能性
強いマッサージ	かえって炎症を起こすリスクがある
睡眠不足	自律神経の乱れを悪化させる

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当院での根本的なアプローチ

湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、頭のジーン感に対して表面的な症状緩和ではなく、根本原因にアプローチする施術を行っています。私自身が小児喘息で苦しんだ経験から、対症療法ではなく体質を変えていくことの重要性を深く理解しているからです。

多角的な検査による原因特定

当院では初回に徹底的な検査を行います。AI姿勢分析システムで体の歪みを数値化し、メタトロンという最先端機器で自律神経の状態や栄養バランスを測定します。触診では首や頭蓋骨の細かな歪みまでチェックし、あなたの症状がどこから来ているのかを明確にしていきます。検査結果は2回目の来院時に詳しくご説明し、改善までの具体的な計画を一緒に立てていきます。

カイロプラクティックと東洋医学の融合

施術では湘南カイロ40年の臨床から生まれた独自の技術を用います。頭蓋骨や首の骨の配列を整えることで神経の圧迫を取り除き、脳脊髄液の循環を正常化させます。また東洋医学の知識を活かし、体質に合わせた施術ポイントを選定することで、自律神経のバランスも同時に整えていきます。強い刺激は加えませんので、体への負担は最小限です。

生活習慣指導による再発予防

施術だけでなく、食事や運動、睡眠などの生活習慣についても具体的なアドバイスを行います。メタトロンの検査結果から、あなたに不足している栄養素や避けるべき食材もお伝えできますので、日常生活の中で体質改善を進めていくことが可能です。検査結果をもとに計画通りに通院を続けることで症状の根本改善を達成されています。

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最後に

頭がジーンとする症状は、多くの場合が生活習慣や姿勢の問題から引き起こされていますが、放置すると慢性化したり、より深刻な状態につながったりする可能性もあります。

私は医師から治らないと言われた喘息を父の施術で克服した経験から、体には本来備わっている治癒力があり、それを最大限に引き出すことが私たち施術家の役割だと考えています。あなたが今感じている不調は、体からの大切なメッセージです。一人で悩まず、どんな小さなことでも構いませんので、ぜひ当院にご相談ください。一緒に健康な体を取り戻していきましょう。