
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。階段を降りている時に突然膝に激痛が走り、その場にうずくまってしまった経験はありませんか。いわゆる「膝の痛み」の中でも、急激に発症するものを俗に「ぎっくり膝」と呼んでいます。腰のぎっくり腰は有名ですが、実は膝にも同じように突然の激痛が起こることがあるのです。


膝の痛みは我慢せずに早めの対処が大切です
膝が突然痛くなると、歩くことも階段の上り下りも困難になり、日常生活に大きな支障をきたしますよね。特に立ち仕事をされている方や、スポーツを楽しんでいる方にとっては深刻な問題です。この記事では、ぎっくり膝の症状や原因、そして当院でおこなっている具体的なアプローチ方法について詳しくお伝えしていきます。
ぎっくり膝とは、膝関節に突然強い痛みが生じる状態を指す俗称です。医学的な正式名称ではありませんが、腰のぎっくり腰と同じように、急激に発症する膝の痛みをわかりやすく表現した言葉として広く使われています。膝を曲げたり伸ばしたりする際に「ゴリッ」「ブチッ」といった異音とともに激痛が走り、その後膝が腫れたり熱を持ったりすることが多いのが特徴です。
ぎっくり膝の症状は人によってさまざまですが、共通しているのは突然の激しい痛みです。階段の昇降時、しゃがんだ時、急な方向転換をした時など、膝に負担がかかる動作の瞬間に発症することが多いですね。痛みの程度も軽いものから歩行困難になるほど重いものまで幅広く、膝関節の腫れや熱感を伴うこともあります。
発症直後は膝を動かすことができず、膝に力が入らない感覚を覚える方も少なくありません。痛みは膝の内側、外側、裏側など、損傷を受けた部位によって異なる場所に現れます。また、膝を曲げ伸ばしする際に引っかかる感じや、膝がロックされたように動かなくなる症状が出ることもあるのです。
ぎっくり膝は、膝に急激な負荷がかかった時や、無理な動きをした時に発症しやすい傾向があります。スポーツ中の急な方向転換やジャンプの着地、日常生活では重い荷物を持ちながらの階段昇降などが代表的なきっかけです。また、長時間正座をした後に立ち上がる時や、長距離を歩いた後など、膝関節に疲労が蓄積している状態でも起こりやすくなります。
寒い季節や朝起きた直後など、筋肉が硬くなっている状態では膝関節の動きが悪くなり、些細な動作でも痛めてしまうことがあります。運動不足で膝周りの筋力が低下している方や、体重の増加により膝への負担が大きくなっている方も要注意です。
ぎっくり膝の背景には、膝関節を構成するさまざまな組織の損傷や機能低下が関係しています。膝関節は大腿骨、脛骨、膝蓋骨という3つの骨で構成され、これらを半月板、靭帯、筋肉、腱などが支えている複雑な構造です。そのため、どの部位にトラブルが起きるかによって症状の出方も変わってきます。
半月板は膝関節の内側と外側にある三日月型の軟骨組織で、膝にかかる衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。急な方向転換や捻りの動作、しゃがみ込む動作などで半月板に過度な負荷がかかると、亀裂が入ったり断裂したりすることがあるのです。半月板が損傷すると、膝を曲げ伸ばしする際に引っかかる感じや、膝が完全に伸びきらない症状が現れます。
特に加齢とともに半月板は柔軟性を失い、些細な負荷でも傷つきやすくなります。スポーツをする方だけでなく、日常生活の中でも発症する可能性があるため注意が必要です。
膝関節には内側側副靭帯、外側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯という4つの主要な靭帯があり、膝の安定性を保っています。これらの靭帯が急激な外力や捻りによって伸びたり部分的に断裂したりすると、強い痛みとともに膝の不安定感が生じます。特にスポーツ中の接触や着地の失敗などで損傷することが多く、「ブチッ」という音を感じることもあるでしょう。
靭帯損傷が起きると膝に腫れや内出血が見られ、歩行が困難になることもあります。放置すると膝の不安定性が残り、将来的に変形性膝関節症のリスクも高まるため、早期の適切な対応が重要です。
膝周りの筋肉や腱に過度な負担がかかると、炎症を起こして痛みが生じることがあります。大腿四頭筋やハムストリングスといった太ももの筋肉、膝蓋腱などが主な原因部位です。運動不足による筋力低下や柔軟性の欠如、オーバーユースによる疲労蓄積などが背景にあることが多いですね。
筋肉や腱のトラブルは、急激な動作だけでなく、長時間の立ち仕事や歩行など、繰り返しの負荷によっても引き起こされます。膝の曲げ伸ばしに関与する筋肉のバランスが崩れると、特定の部位に負担が集中してしまうのです。
実は、膝だけの問題ではなく、骨盤や股関節、足首などの歪みが膝への負担を増やしているケースも少なくありません。体のバランスが崩れると、歩く時や立っている時の重心が偏り、片方の膝に過度な負荷がかかるようになります。
当院では、膝だけを診るのではなく、体全体の構造や姿勢、動きのパターンを総合的に評価することを大切にしています。骨盤の傾きや股関節の可動域制限、足首の硬さなど、一見膝とは関係なさそうな部位の問題が、実は膝の痛みの根本原因になっていることがよくあるのです。
ぎっくり膝が起きてしまった時は、まず適切な応急処置をおこなうことが大切です。初期対応を誤ると、症状が長引いたり悪化したりする可能性があるため、正しい知識を持っておきましょう。基本的にはRICE処置と呼ばれる方法が有効とされています。
痛みが強い時は、無理に動かさず安静にすることが第一です。患部に負担をかけると損傷が広がる恐れがあるため、できるだけ膝を動かさないようにしましょう。歩行が困難な場合は、松葉杖やサポーターを使用して膝への荷重を減らすことも検討してください。
ただし、完全に動かさない状態が長く続くと、筋肉が硬くなったり関節の動きが悪くなったりするため、痛みが落ち着いてきたら少しずつ動かすことも重要です。このタイミングの見極めが難しいところですね。
発症直後から48時間程度は、患部を冷やすことで炎症を抑え、腫れや痛みを軽減できます。氷嚢や保冷剤をタオルで包んで患部に当て、15分から20分程度冷やしましょう。直接氷を当てると凍傷の危険があるため、必ず布で包んでください。
冷却は1時間以上の間隔を空けて繰り返しおこなうと効果的です。ただし、冷やしすぎると血行が悪くなり、回復が遅れることもあるため注意が必要です。
弾性包帯やサポーターで適度に圧迫することで、腫れの広がりを抑えることができます。ただし、きつく巻きすぎると血流が悪くなるため、指先の色や感覚に異常がないか確認しながらおこなってください。
また、横になる時は患部を心臓より高い位置に上げておくと、腫れの軽減に効果的です。クッションや枕を膝の下に置いて、リラックスした姿勢を保ちましょう。
湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、ぎっくり膝に対して単に痛む部分だけを診るのではなく、体全体のバランスを整えることで根本からの改善を目指しています。カイロプラクティックの特徴は、神経系の働きを正常化し、体が本来持っている自然回復力を最大限に引き出すことです。
初回の触診では、膝だけでなく骨盤、股関節、足首、背骨など、体全体の構造と動きを詳しく評価します。立っている姿勢や歩き方、片脚立ちのバランスなどを確認しながら、どこに問題があるのかを見極めていくのです。多くの場合、膝以外の部位に歪みや機能低下が見つかり、それが膝への過度な負担につながっていることがわかります。
特に骨盤の傾きや股関節の可動域制限は、膝の痛みと密接に関係しています。これらの問題を見逃すと、一時的に膝の痛みが軽減しても、すぐに再発してしまうことが多いのです。
カイロプラクティックでは、背骨の調整を通じて神経系の働きを正常化することに重点を置いています。背骨に歪みや関節のロックがあると、神経の伝達が妨げられ、筋肉が適切に機能しなくなったり、痛みの感覚が過敏になったりします。丁寧な手技によって背骨や骨盤を調整し、神経の流れをスムーズにすることで、膝周りの筋肉が本来の働きを取り戻していくのです。
私自身、幼少期に小児喘息で苦しんでいた時、父がカイロプラクターとしておこなった施術によって症状が改善した経験があります。その時に、体の持つ自然回復力の素晴らしさを実感し、この道を志すようになりました。
膝関節や股関節、足首の関節に動きの制限がある場合は、関節調整の手技を用いて可動域を改善していきます。関節の動きが悪くなると、周囲の筋肉や靭帯に余計な負担がかかり、痛みや炎症が生じやすくなります。優しい力で関節を動かしながら、本来の滑らかな動きを取り戻していくのです。
当院では、痛みを伴わない心地よい施術を心がけています。強い力で無理に動かすのではなく、体が自然に調整されていくような優しいアプローチをおこなっています。
膝を支える大腿四頭筋やハムストリングス、ふくらはぎの筋肉などのバランスを整えることも重要です。筋肉の緊張が強い部分はほぐし、弱くなっている部分は適切なエクササイズで強化していきます。筋肉のバランスが整うと、膝関節への負担が分散され、痛みの軽減と再発予防につながるのです。
また、日常生活での姿勢や動作のクセも膝への負担に影響するため、適切な体の使い方についてもアドバイスをおこなっています。
ぎっくり膝の回復期間は、損傷の程度や年齢、体の状態によって個人差があります。軽度の場合は数日から1週間程度で痛みが落ち着くこともありますが、半月板や靭帯の損傷が疑われる場合は、数週間から数ヶ月かかることもあるでしょう。
発症から2~3日間は炎症が強い急性期です。この時期は無理をせず、先ほどお伝えしたRICE処置を中心におこないながら、できるだけ安静にしましょう。痛み止めを服用する場合は、一時的な対症療法であることを理解しておく必要があります。
痛みが強くて歩けない、膝が変形している、受傷時に断裂音がしたなどの症状がある場合は、重度の損傷の可能性があるため、まずは整形外科で画像検査を受けることをおすすめします。
痛みが落ち着いてきたら、少しずつ膝を動かし始める時期です。完全に動かさない状態が続くと、関節が硬くなったり筋力が低下したりするため、痛みの範囲内で軽い運動を取り入れていきましょう。膝の曲げ伸ばしや、太ももの筋肉を強化する運動などが効果的です。
この時期に当院の施術を受けていただくと、体全体のバランスを整えながら、回復を促進することができます。多くの方が、施術後に膝の動きがスムーズになったと感じていただいています。
痛みがなくなった後も、膝周りの筋力トレーニングやストレッチを継続することが大切です。特に大腿四頭筋やハムストリングスの筋力強化は、膝関節の安定性を高め、再発予防に効果的です。また、適正体重を維持することで膝への負担を減らすことができます。
日常生活では、急な動作を避け、階段の昇降時は手すりを使う、重い荷物を持つ時は膝を曲げて体全体で持ち上げるなど、膝に優しい動作を心がけましょう。靴選びも重要で、クッション性のある靴を選ぶと膝への衝撃を和らげることができます。
ぎっくり膝は突然起こる痛みですが、多くの場合、それまでに蓄積された体の問題が表面化したものです。膝だけでなく、骨盤や股関節、足首、背骨など、体全体のバランスを整えることで、根本的な改善と再発予防が可能になります。当院では、カイロプラクティックの手技を用いて神経系の働きを正常化し、体が本来持っている自然回復力を最大限に引き出すお手伝いをしています。
私がカイロプラクターの道を選んだのは、体の持つ自然な回復力の素晴らしさを、自分自身の経験を通じて実感したからです。医療機器メタトロンを用いたカウンセリングも取り入れながら、お一人おひとりの体の状態に合わせた最適なアプローチをおこなっています。
膝の痛みでお困りの方は、一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの体が本来の動きを取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます。

