
院長:高木お気軽にご相談ください!

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整形外科で「第4番目と5番目の腰の骨の間に問題がありますね」と言われて、初めて第五腰椎という言葉を耳にされた方も多いのではないでしょうか。湿布や痛み止めを処方されたものの、なかなか良くならず不安な日々を過ごしていらっしゃるかもしれません。
当院には第五腰椎周辺の痛みでお悩みの方が数多く来院されています。腰から足にかけての痛みやしびれは本当につらいものですよね。朝起きるときの痛み、長時間座った後の違和感、仕事や家事への支障など、日常生活のあらゆる場面で不自由を感じていることと思います。
実は第五腰椎の痛みは、単に骨や椎間板の問題だけではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどです。ですので画一的な対処では改善しづらく、一人ひとりに合わせた根本的なアプローチが必要になります。この記事では第五腰椎の痛みの本当の原因と、当院での改善方法についてお伝えしていきます。腰痛でお悩みの方にとって、改善への第一歩となれば幸いです。


医療機関で検査を受けても「様子を見ましょう」と言われるだけで不安を感じている方がとても多いです
第五腰椎は腰の骨の中で一番下に位置する骨のことを指します。人間の背骨は首から7個の頚椎、胸から12個の胸椎、腰に5個の腰椎、そして仙骨へと続いていますが、第五腰椎はその腰椎の最も下にある骨です。
この第五腰椎は上半身の重みを全て受け止めながら、同時に下半身からの衝撃も吸収するという、非常に大きな負担がかかる場所なのです。立っているときも座っているときも、この部分には常に大きな力が加わっています。特に前かがみの姿勢や重いものを持つ動作では、体重の何倍もの負荷がかかることがわかっています。
また第五腰椎と仙骨の間には椎間板というクッションがあり、この椎間板が潰れたり飛び出したりすることで神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こすことがあります。医療機関で「第4番目と5番目の間」「第5番目と仙骨の間」といった説明を受けた方は、まさにこの部分に問題が生じている可能性が高いといえます。
第五腰椎が他の腰椎と比べて痛みを起こしやすいのには、明確な理由があります。人間は二足歩行をするため、腰椎には常に大きな負担がかかっていますが、中でも第五腰椎は腰椎の中で最も大きな荷重を受ける部分です。
さらに第五腰椎は仙骨との角度が急になっているため、椎間板にかかる圧力が他の部位よりも高くなります。デスクワークで長時間座っている方や、重労働をされている方、中腰の姿勢が多い方などは、この部分への負担がさらに増加します。年齢を重ねるにつれて椎間板の水分が減少し、クッション機能が低下することも痛みが出やすくなる要因の一つです。
第五腰椎周辺の痛みには、いくつかの代表的な原因があります。整形外科で診断を受けた方の中には、これらの病名を告げられた方も多いのではないでしょうか。
椎間板ヘルニアは第五腰椎と仙骨の間、あるいは第四腰椎と第五腰椎の間に最も多く発生します。椎間板の中にあるゼリー状の髄核が外に飛び出し、近くを通る神経を圧迫することで痛みやしびれが生じます。
ただし近年の研究では、MRI検査でヘルニアが見つかっても痛みがない人も多く存在することがわかってきました。つまりヘルニアがあることと痛みがあることは必ずしも一致しないのです。画像上の異常だけで判断せず、実際の症状や体の状態を総合的に評価する必要があります。
脊柱管狭窄症は神経の通り道である脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される状態です。特徴的な症状として、歩いていると足が痛くなりしびれてくるものの、少し休むと楽になるという間欠性跛行があります。
第五腰椎のレベルで狭窄が起こると、腰だけでなく臀部や太もも、ふくらはぎにかけて広範囲に症状が現れることがあります。前かがみになると楽になるため、自転車には乗れるのに歩くのはつらいという方も少なくありません。
腰椎分離症は骨の一部に亀裂が入った状態で、若い頃のスポーツなどが原因で起こることがあります。分離症が進行すると、骨が前方にずれるすべり症になることがあり、第五腰椎で最も多く見られます。
すべり症になると神経の通り道が狭くなり、脊柱管狭窄症と同様の症状が現れることがあります。立っている時や腰を反らす動作で痛みが強くなることが特徴です。
実は第五腰椎周辺の痛みの多くは、骨や椎間板の問題ではなく筋肉や筋膜の緊張から生じていることがあります。長時間の不良姿勢や偏った体の使い方によって、特定の筋肉が過度に緊張し続けると、その周辺に痛みが生じるのです。
このタイプの痛みは画像検査では異常が見つからないため、「原因不明の腰痛」として扱われることが多いのですが、適切な検査と施術を行えば改善が期待できます。
第五腰椎周辺の問題から生じる症状は、痛みの場所だけでなく範囲や性質も様々です。多くの方に共通して見られる症状をいくつか挙げていきます。
まず腰部の痛みですが、第五腰椎のあたりを中心に、ベルトのラインより少し下あたりに痛みを感じる方が多いです。朝起きたときに腰が固まったように感じたり、長時間同じ姿勢でいた後に動き始めるときに痛みが強くなったりします。
また臀部から足にかけての痛みやしびれも特徴的な症状です。第五腰椎周辺で神経が圧迫されると、お尻から太ももの外側、ふくらはぎの外側、足の甲や親指にかけて痛みやしびれが走ることがあります。これは坐骨神経痛と呼ばれ、くしゃみや咳をしたときに痛みが響くこともあります。
さらに前かがみや腰を反らす動作で痛みが増強することも多く見られます。靴下を履こうとするとき、顔を洗うとき、高いところのものを取ろうとするときなど、日常動作の中で痛みを感じる場面が増えてきます。
重症化すると足に力が入りにくくなったり、つま先立ちができなくなったりすることもあります。このような症状が出た場合は早めの対処が必要です。
整形外科では第五腰椎の痛みに対して、まず保存療法が選択されることがほとんどです。消炎鎮痛剤や湿布の処方、物理療法として電気治療や温熱療法、牽引治療などが行われます。
これらの対処法は一時的に痛みを和らげる効果は期待できますが、痛みの根本原因にアプローチしているわけではないため、症状が繰り返したり慢性化したりすることが少なくありません。薬は痛みを感じる神経の働きを抑えているだけですし、物理療法も表面的な筋肉をほぐしているに過ぎないからです。
痛みが強い場合には神経ブロック注射が行われることもありますが、効果は一時的で繰り返し打つ必要があったり、注射自体のリスクも伴います。保存療法で改善が見られない場合や、足の麻痺や排尿障害などの重篤な症状がある場合には手術が検討されますが、手術には体への負担や後遺症のリスクもあり、できれば避けたいと考える方が多いのも事実です。
また病院でのリハビリでは一般的な腰痛体操や筋力トレーニングが指導されますが、個々の状態に合わせた内容でなければ逆効果になることもあり注意が必要です。第五腰椎の状態や周囲の筋肉のバランス、姿勢の問題などを総合的に評価せずに行う運動療法は、かえって症状を悪化させる可能性があります。
当院では第五腰椎の痛みに対して、まず徹底的な検査から始めます。なぜなら医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかどうかは真の原因を見つけられるかにかかっているからです。
一般的な治療院では痛みのある場所だけを診ますが、当院では全身を詳しく検査します。姿勢分析では最新のAIシステムを使って体の歪みを数値化し、どのような負担が第五腰椎にかかっているのかを明確にします。
さらにロシアの医療機器であるメタトロンを用いて、神経の乱れや体質、栄養状態なども調べていきます。第五腰椎の痛みは構造的な問題だけでなく、栄養不足や自律神経の乱れ、内臓の問題なども関係していることがあるためです。
検査で明らかになった原因に対して、湘南カイロ40年の臨床から生まれた独自の施術でアプローチしていきます。骨盤や腰椎の歪みを整えるだけでなく、硬くなった筋肉や筋膜の緊張を解放し、神経の働きを正常化させていきます。
当院の施術は非常にソフトで体への負担が少ないのが特徴です。強く押したり捻ったりする施術は行いませんので、痛みが強い方や高齢の方でも安心して受けていただけます。
また施術だけでなく、生活習慣の改善指導も重要視しています。どんなに良い施術を受けても、日常生活で第五腰椎に負担をかけ続けていては改善が遅れてしまいます。座り方や立ち方、寝る姿勢、仕事中の体の使い方など、一人ひとりの生活スタイルに合わせた具体的なアドバイスを行います。
椎間板や骨、筋肉を健康に保つためには適切な栄養も欠かせません。当院では提携医療機関での血液検査データを解析し、不足している栄養素を特定します。そのうえで食事内容の見直しや、必要に応じてサプリメントの提案も行っています。
特にタンパク質やビタミンD、マグネシウムなどの不足は、筋肉や骨の問題につながりやすいため、しっかりと補給していくことが大切です。
第五腰椎の痛みがどのくらいで改善するかは、症状の程度や慢性化の具合、年齢、生活習慣など様々な要因によって異なります。急性の痛みであれば数週間で大きく改善することもありますが、何年も慢性化している場合は数ヶ月かかることもあります。
当院では初回の検査結果をもとに、改善までの期間や必要な通院頻度について具体的な計画を書面でお渡ししています。ゴールが見えないまま通い続けるのではなく、明確な目標を持って取り組んでいただくことで、モチベーションも維持しやすくなります。
多くの方は最初の数回で体の変化を実感され、痛みが和らいできたと感じられます。ただし痛みが消えた後も、再発を防ぐための体づくりが重要です。当院では症状改善だけでなく、再発しない体づくりまでをゴールとしています。
整形外科で第五腰椎周辺の問題を指摘されたものの、湿布や痛み止めだけで様子を見ている方。リハビリに通っているけれど改善が感じられない方。手術を勧められたけれどできれば避けたいと考えている方。このような悩みを抱えている方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
また病院の検査では異常がないと言われたのに痛みが続いている方も、実は多くいらっしゃいます。画像検査で異常が見つからなくても、筋肉や筋膜、神経の働きに問題があることは十分にあり得ます。原因不明と言われて諦めかけている方こそ、当院の詳細な検査を受けていただきたいと思います。
当院には国家資格を持つ施術者が在籍しており、40年の臨床実績を持つ湘南カイログループの技術で、これまで5000件を超える改善実績があります。第五腰椎の痛みでお悩みの方の力になれる自信があります。
第五腰椎の痛みは日常生活に大きな支障をきたし、仕事や家事、趣味を楽しむことも難しくなってしまいます。病院での保存療法で改善が見られず、手術しかないのかと不安を抱えている方も多いことでしょう。
しかし第五腰椎の痛みの多くは、根本原因を特定し適切なアプローチを行えば、手術をしなくても改善が期待できます。大切なのは痛みのある場所だけを診るのではなく、全身の状態を総合的に評価し、一人ひとりに合わせた施術計画を立てることです。
私自身も幼い頃から喘息で苦しみ、医師からは治らないと言われていましたが、父のカイロプラクティックで改善することができました。その経験から、西洋医学で改善しなかった方の力になりたいという想いで、この道に進みました。第五腰椎の痛みも同じです。これまでの対処法で改善しなかったからといって、諦める必要はありません。
痛みのない生活を取り戻すために、一緒に取り組んでいきましょう。一人で悩まずに、どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。あなたの痛みが改善するまで、私たちは諦めません。

