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発熱と腰痛が同時に起こる原因と対処法

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朝起きたら熱っぽくて、なんだか腰まで痛い。そんな経験はありませんか。風邪やインフルエンザのときに腰が痛くなるのは意外とよくあることなんです。でも、その痛みが普通の風邪によるものなのか、それとも何か別の原因があるのか不安になりますよね。

実は熱が出たときに腰痛を感じる方は多く、その原因はいくつか考えられます。軽い症状なら自宅でのケアで改善することもありますが、中には早めに来院したほうがいい場合もあるんです。

今回は熱と一緒に腰が痛くなる原因や、自宅でできる対処法、そして気をつけるべきサインについて詳しくお話ししていきますね。

院長:高木

私も子どもの頃、喘息で高熱が出るたびに体中が痛くなって辛かった経験があります。その痛みは本当に不安ですよね

目次

熱が出ると腰が痛くなるのはなぜ?

熱が出ているときに腰が痛くなる理由は、実はいくつかのパターンに分かれています。体の中で何が起きているのかを知ることで、適切な対処ができるようになります。ここでは代表的な原因を見ていきましょう。

風邪やインフルエンザによる筋肉痛

最も多いのが、風邪やインフルエンザなどの感染症による全身の筋肉痛です。体がウイルスと戦うために免疫システムが働くと、サイトカインという物質が大量に放出されます。このサイトカインが筋肉や関節に炎症を起こすことで、腰を含めた体のあちこちが痛くなるんです。

特にインフルエンザの場合は、急激な高熱とともに強い腰痛や関節痛が現れるのが特徴的です。38度以上の熱が出て、腰だけでなく太ももや背中全体が痛む場合は、インフルエンザの可能性が高いと言えるでしょう。

腎盂腎炎による腰の痛み

熱と腰痛の組み合わせで注意が必要なのが腎盂腎炎です。腎臓に細菌が感染して炎症を起こす病気で、背中側の腰、特に左右どちらかの腰に強い痛みが出るのが特徴です。排尿時の痛みや残尿感、尿の濁りなどが伴う場合は、腎盂腎炎の可能性があります。

腎盂腎炎は放置すると重症化することがあるため、このような症状が見られたら早めに泌尿器科を来院することをおすすめします。特に女性は尿道が短いため細菌が侵入しやすく、腎盂腎炎になりやすいので注意が必要です。

化膿性脊椎炎の可能性

まれではありますが、背骨に細菌が感染して炎症を起こす化膿性脊椎炎という病気もあります。高熱とともに激しい腰痛が続き、安静にしていても痛みが改善しないのが特徴です。糖尿病がある方や免疫力が低下している方は特に注意が必要な疾患と言えます。

背中を軽く叩いただけで強い痛みを感じる、腰を動かせないほどの痛みがあるといった場合は、すぐに整形外科を来院してください。早期の対応が大切な病気です。

自宅でできる対処法

風邪やインフルエンザによる腰痛の場合、自宅でのケアで症状を和らげることができます。無理をせず、体を休めながら回復を待つことが何より大切です。ここでは具体的な対処法をご紹介します。

まずは安静にして体を休める

熱があるときは何よりも安静が第一です。無理に動き回ると体力を消耗してしまい、改善が遅れてしまいます。楽な姿勢で横になり、しっかりと休息をとってください。横向きで膝を軽く曲げる姿勢や、仰向けで膝の下にクッションを入れる姿勢が腰への負担が少なくておすすめです。

寝ている間も寝返りを打つことで体の一部に負担がかかり続けるのを防げるので、あまり硬すぎないマットレスを使うのがいいでしょう。

水分補給をしっかりと

発熱時は汗をかくため、体内の水分が失われやすくなっています。脱水状態になると血液の流れが悪くなり、筋肉の痛みも強くなってしまうんです。常温の水やスポーツドリンク、経口補水液などでこまめに水分補給をしてください。

一度にたくさん飲むのではなく、少量ずつ頻繁に飲むのがポイントです。目安としては1日に1.5リットルから2リットル程度の水分を摂るようにしましょう。お茶やスープなども水分補給になりますよ。

体を適度に温める

腰の筋肉が緊張して痛みが出ている場合は、温めることで血行が良くなり痛みが和らぐことがあります。使い捨てカイロや温湿布を腰に当てるのも効果的です。ただし、熱が高いときや炎症が強い場合は温めると逆効果になることもあるので注意してください。

お風呂に入る場合は、38度から40度程度のぬるめのお湯に短時間浸かる程度にとどめましょう。長風呂は体力を消耗するので避けたほうが安心です。

市販の解熱鎮痛剤を活用する

熱が高くてつらい場合や、痛みで眠れない場合は、市販の解熱鎮痛剤を使用するのも一つの方法です。イブプロフェンやアセトアミノフェンなどの成分が含まれた薬が、熱を下げながら痛みも和らげてくれます。

ただし、使用する際は必ず用法用量を守り、他の薬との飲み合わせにも注意してください。持病がある方や妊娠中の方は、薬剤師に相談してから使用することをおすすめします。

こんな症状があったらすぐに来院を

自宅でのケアで様子を見ていても改善しない場合や、以下のような症状が見られる場合は、早めに医療機関を来院することが大切です。我慢せずに専門家の判断を仰ぎましょう。

高熱が3日以上続く場合

38度以上の高熱が3日以上続く場合は、単なる風邪ではない可能性があります。インフルエンザや肺炎、その他の感染症の可能性も考えられるため、内科を来院して適切な触診を受けてください。

腰の痛みが激しく動けない

安静にしていても腰の痛みが激しく、立ち上がることもできないような状態は要注意です。化膿性脊椎炎や腎盂腎炎などの重篤な疾患の可能性があるため、すぐに整形外科や泌尿器科を来院しましょう。

排尿時の痛みや血尿がある

熱と腰痛に加えて、排尿時に痛みを感じたり、尿に血が混じっていたりする場合は、腎盂腎炎や尿路感染症の可能性が高いです。放置すると腎臓の機能が低下することもあるため、早急に泌尿器科を来院してください。

意識がもうろうとする、呼吸が苦しい

高熱で意識がはっきりしない、呼吸が苦しいといった症状がある場合は、緊急性が高い状態です。夜間や休日であっても、すぐに救急外来を来院するか、救急車を呼んでください。

改善した後のケアも大切

熱が下がって腰の痛みも落ち着いてきたら、徐々に日常生活に戻していきましょう。ただし、急に元の生活に戻すのではなく、少しずつ体を慣らしていくことが大切です。

軽いストレッチで体をほぐす

長時間寝ていると筋肉が固まってしまうため、改善後は軽いストレッチで体をほぐしていきましょう。仰向けに寝て膝を抱えるストレッチや、腰をゆっくり回す動きなどがおすすめです。無理のない範囲で、痛みを感じない程度に行ってください。

栄養バランスの良い食事を心がける

体力が回復するまでは、消化の良い温かい食事を中心に、栄養バランスを意識した食生活を送りましょう。タンパク質やビタミン、ミネラルをしっかり摂ることで、体の回復を助けることができます。

十分な睡眠を確保する

熱が下がった後も、しばらくは体が本調子ではありません。十分な睡眠時間を確保し、無理をしないようにしてください。睡眠中に体は修復されるため、質の良い睡眠を心がけることが大切です。

当院でできる施術とサポート

風邪やインフルエンザによる腰痛は一時的なものですが、繰り返したり長引いたりする場合は、体の歪みや自律神経の乱れが関係していることもあります。当院では単に症状を和らげるだけでなく、根本的な原因にアプローチする施術を行っています。

体の歪みを整えて免疫力を高める

体に歪みがあると血液やリンパの流れが悪くなり、免疫力が低下してしまいます。カイロプラクティックの技術で背骨や骨盤の歪みを整えることで、体本来の機能を取り戻し、風邪を引きにくい体づくりをサポートします。

メタトロン検査で体質を分析

当院ではロシアで開発された最先端の検査機器メタトロンを導入しています。この検査で体の状態を詳しく分析し、あなたに合った生活習慣のアドバイスや栄養指導を行うことができます。繰り返す体調不良の原因を根本から見つけ出すことが可能です。

鍼灸施術で自律神経を整える

私は鍼灸師の国家資格を持っており、東洋医学の観点からも体を診ることができます。自律神経のバランスが崩れていると、免疫力が低下して風邪を引きやすくなったり、改善が遅れたりします。鍼灸施術で自律神経を整えることで、体の回復力を高めることができるんです。

まとめ

熱が出て腰が痛いときは、まず原因を見極めることが大切です。多くの場合は風邪やインフルエンザによる一時的な症状ですが、中には腎盂腎炎や化膿性脊椎炎のように早急な対応が必要な病気もあります。自宅でのケアをしながら、危険なサインを見逃さないように注意してください。

そして、熱が下がった後も体調が戻らない、繰り返し風邪を引いてしまうという場合は、体の根本的な問題が隠れているかもしれません。一人で悩まずに、ぜひ私たちにご相談ください。あなたの体が本来持っている力を引き出し、健康な毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

体の不調は我慢せず、早めに対処することが大切です。いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。


院長:高木

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