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女性特有の腰痛の原因とは?生理・更年期との関係を整体師が解説

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。最近、朝起きた時に腰が重くて起き上がるのがつらいと感じていませんか。デスクワークが続いた日の夕方になると、腰のあたりが鈍く痛むことはないでしょうか。実は女性の腰痛には、男性とは異なる特有の原因が隠れていることが多いのです。

私が開院してから20年、多くの女性患者さんから腰の痛みについてご相談を受けてきました。整形外科で検査をしても異常が見つからず、湿布や痛み止めだけでは改善されないと悩んでいる方がとても多いのです。女性の腰痛は月経周期やホルモンバランス、出産経験、日々の姿勢など複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどなのですね。

院長:高木

女性の腰痛は一つの原因だけではなく、体のさまざまな部分からのサインが重なっていることが多いんです

今回は女性特有の腰痛の原因について詳しくお話ししていきます。あなたの腰痛がどのタイプに当てはまるのか、そして日常生活でできる対策についても触れていきますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

女性に腰痛が多い理由とは

女性が男性よりも腰痛に悩まされやすいのには、体の構造的な理由があります。骨盤が広く浅い形をしているため、上半身を支える安定性が男性に比べて低いのです。この骨盤の形状は出産に適した構造なのですが、腰への負担という点では不利に働いてしまいます。

さらに筋肉量の違いも大きく関係しています。腰を支える腹筋や背筋が男性に比べて弱いため、同じ姿勢を続けることで腰椎や骨盤周りの筋肉に負担がかかりやすくなるのです。デスクワークで長時間座っていると、体幹の筋肉が疲労して腰痛を引き起こす原因になります。

また女性ホルモンの影響も見逃せません。エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンは、関節の柔軟性や靭帯の緩みに関わっています。月経周期によってホルモン分泌量が変動するため、骨盤周りの関節が不安定になり腰痛が出やすい時期があるのです。

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婦人科系疾患が原因の腰痛

腰痛の裏側に婦人科系の病気が隠れていることもあります。特に注意が必要なのは、生理痛とは違う鈍い痛みが続く場合です。月経が始まる前から腰が重だるく、生理中も下腹部だけでなく腰全体が痛むという症状は、子宮内膜症の可能性があります。

子宮内膜症による腰痛

子宮内膜症は本来子宮の内側にあるべき組織が、卵巣や骨盤内の別の場所で増殖してしまう病気です。骨盤の奥深くに炎症が起こるため、腰から臀部にかけての重苦しい痛みが特徴になります。月経時だけでなく排卵期にも痛みが強くなることがあり、慢性的な腰痛として感じる方も少なくありません。

子宮筋腫と腰痛の関係

子宮筋腫は成人女性の4人に1人が持っているといわれる良性の腫瘍です。筋腫が大きくなると子宮が後ろに傾き、骨盤内の神経や血管を圧迫することがあります。その結果、腰や仙骨のあたりに持続的な痛みや圧迫感を感じるようになるのです。生理の量が多くなったり月経期間が長くなったりする症状と一緒に腰痛がある場合は、子宮筋腫を疑ってみる必要があります。

卵巣の病気と腰痛

卵巣嚢腫や卵巣炎などの卵巣の病気も腰痛の原因になります。特に卵巣嚢腫が大きくなると骨盤内で周囲の組織を圧迫し、片側の腰だけが痛むこともあるのです。急に強い腰痛が起こった場合は、卵巣嚢腫の茎捻転という緊急性の高い状態かもしれませんので、すぐに婦人科への来院をおすすめします。

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妊娠・出産に関連する腰痛

妊娠中の腰痛は多くの女性が経験する症状です。お腹が大きくなるにつれて体の重心が前に移動し、バランスを取るために腰を反らせる姿勢になります。この反り腰の状態が続くことで、腰椎や腰の筋肉に大きな負担がかかってしまうのです。

妊娠中はリラキシンというホルモンが分泌され、出産に備えて骨盤の関節や靭帯を緩める働きをします。この作用によって骨盤が不安定になり、腰痛や恥骨痛を引き起こすことがあります。妊娠後期になるとお腹の重さも加わって、立ち上がる時や寝返りを打つ時にも腰が痛むようになる方が多いのです。

出産後も腰痛は続くことがあります。産後は緩んだ骨盤がまだ安定していない状態で、授乳や抱っこなど前かがみの姿勢が増えます。特に授乳中は同じ姿勢を長時間続けることになり、背中から腰にかけての筋肉が緊張して痛みが出やすくなるのですね。産後の骨盤の歪みを放置すると、慢性的な腰痛につながることもありますので早めのケアが大切です。

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姿勢や生活習慣からくる腰痛

日々の姿勢や生活習慣が原因で起こる腰痛も、女性に非常に多く見られます。特にデスクワークで長時間パソコンに向かっている方は要注意です。画面を見るために首が前に出て背中が丸まると、腰椎のカーブが失われてしまいます。この状態で何時間も座り続けることで、腰の筋肉が硬くなり血流が悪くなって痛みが発生するのです。

ヒールの高い靴を履く習慣も腰痛の原因になります。ヒールを履くと自然と体重が前方にかかり、バランスを取るために腰を反らせる姿勢になってしまいます。この反り腰の状態が続くと腰椎に負担がかかり、慢性的な腰痛につながることがあるのです。おしゃれを楽しみたい気持ちはよくわかりますが、ヒールの高さは3センチ以内に抑えることをおすすめします。

運動不足による筋力低下も見逃せません。体幹を支える腹筋や背筋が弱くなると、日常の何気ない動作でも腰に負担がかかるようになります。朝の洗顔で前かがみになる、床に落ちたものを拾う、掃除機をかけるといった日常動作が腰痛の引き金になることもあるのです。

ストレスや睡眠不足といった精神的な要因も、腰痛と深く関係しています。私たちの体は自律神経によってコントロールされていますが、ストレスが続くと交感神経が優位になって筋肉が緊張し続けます。この筋肉の緊張が腰の痛みとして現れることがあり、心と体は密接につながっていることを実感します。

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更年期と腰痛の関係

更年期を迎えると多くの女性が腰痛を経験するようになります。閉経前後の時期はエストロゲンの分泌が急激に減少し、この変化が体のあちこちに影響を及ぼすのです。エストロゲンには骨密度を保つ働きがあるため、分泌量が減ると骨がもろくなり骨粗しょう症のリスクが高まります。

骨粗しょう症が進行すると、背骨の椎体が圧迫されて潰れる圧迫骨折を起こすことがあります。激しい痛みを伴う場合もあれば、じわじわと腰が痛くなる場合もあり、単なる腰痛だと思っていたら実は圧迫骨折だったということも少なくありません。身長が縮んだり背中が丸くなってきたりしたら、骨粗しょう症を疑って検査を受けることをおすすめします。

更年期には筋肉量も減少しやすく、これも腰痛の原因になります。代謝が落ちて体重が増えやすくなる一方で筋肉は減っていくため、腰への負担が相対的に大きくなるのです。また更年期症状として自律神経の乱れから血行不良が起こり、腰の筋肉が硬くなって痛みを感じることもあります。

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内臓疾患からくる腰痛にも注意

腰痛の中には内臓の病気が原因で起こるものもあり、注意が必要です。腎臓の病気、特に腎盂腎炎や腎結石は背中から腰にかけての痛みを引き起こします。腎結石の場合は突然の激しい痛みが特徴で、脂汗が出るほどの強さになることもあるのです。

膵臓や胆のうの病気も腰痛として感じることがあります。特に膵炎は背中や腰の痛みとして現れることが多く、食後に痛みが強くなる傾向があります。お腹の上部が痛いと同時に背中や腰も痛む場合は、消化器系の病気を疑う必要があるでしょう。

大腸の病気も腰痛の原因になることがあります。便秘が続くと腸に溜まったガスや便が神経を圧迫し、腰痛を引き起こすことがあるのです。また大腸がんが進行すると腰に痛みが出ることもありますので、便通の変化や血便がある場合は早めに検査を受けてください。

安静にしていても痛みが続く、夜間に痛みで目が覚める、体重が急激に減少している、発熱があるといった症状を伴う腰痛は、内臓疾患のサインかもしれません。このような場合は整体やカイロプラクティックではなく、まず医療機関での検査が必要です。

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腰痛を改善するために大切なこと

女性の腰痛を改善するためには、まず自分の腰痛がどのタイプなのかを知ることが最も重要です。婦人科系の病気が原因であれば婦人科での施術が必要ですし、姿勢や筋力の問題であれば体のバランスを整える施術が効果的です。内臓の病気が疑われる場合は速やかに医療機関を受診する必要があります。

当院では初回の検査を最も大切にしており、問診や触診はもちろん、メタトロンという波動測定器を使って体の状態を多角的に調べます。女性の腰痛は一つの原因だけでなく、ホルモンバランス、姿勢、筋力、ストレス、栄養状態など複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。だからこそ全身を詳しく検査して、あなたの腰痛の本当の原因を見つけ出すことが改善への第一歩になるのです。

私自身も子どもの頃に小児喘息で苦しみ、制限のある生活を送っていました。運動したくてもできない、食べたいものが食べられないもどかしさは今でも覚えています。だからこそ痛みや不調で悩んでいる方の気持ちがよくわかりますし、何としても良くなってほしいという想いで日々施術にあたっています。

腰痛があると育児も家事も仕事も思うようにできず、毎日が憂鬱になってしまいますよね。朝起きる時の痛み、長時間座った後の重だるさ、子どもを抱っこする時の不安、そんな日常の小さな苦痛が積み重なって、気持ちまで沈んでしまうことがあると思います。でもその痛みは必ず原因があり、適切なアプローチをすることで改善できるのです。

一人で悩まずに、ぜひ一度ご相談ください。あなたの腰痛がなぜ起こっているのか、どうすれば改善できるのか、私たちと一緒に探していきましょう。当院はあなたが笑顔で日常生活を送れるよう、全力でサポートします。痛みのない体を取り戻して、やりたいことを思い切り楽しめる毎日を一緒に目指していきましょう。


院長:高木

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