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目の周りの打撲による内出血を早く治す方法

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。目の周りを打撲してしまい、青あざのような内出血ができてしまったという経験はありませんか。顔は人と会う時に一番目に入る場所ですから、できるだけ早く治したいと思うのは当然のことです。

当院には様々な体の不調でお悩みの方が来院されますが、目の周りの打撲による内出血についてもご相談をいただくことがあります。特に転倒や事故、スポーツ中の接触などで突然できてしまった内出血は、見た目だけでなく心理的にも大きな負担になります。今回は目元の内出血を早く治すための正しい対処法について、鍼灸師としての知識と当院での経験を踏まえてお伝えしていきます。

院長:高木

目の周りの内出血は顔という目立つ部位だからこそ、一日でも早く改善させたいという気持ちが強くなりますよね

目次

目の周りの内出血が起こるメカニズム

目の周りに打撲を受けると、皮膚の下にある毛細血管が損傷して血液が組織の中に漏れ出します。この漏れ出した血液が皮膚の下に溜まることで、青紫色や黒っぽい色のあざとして見えるようになります。目元の皮膚は他の部位に比べて薄くデリケートなため、内出血が起こりやすく、また目立ちやすいという特徴があります。

内出血の色は時間とともに変化していきます。最初は赤紫色から始まり、数日経つと青紫色になり、その後は緑がかった色、最終的には黄色っぽい色へと変わっていきます。この色の変化は血液中のヘモグロビンが分解されていく過程を表しており、体が自然に修復しているサインでもあります。通常であれば1週間から2週間程度で自然に消えていきますが、適切な対処をすることでこの期間を短縮することが可能です。

目の周りは顔の中でも特に血管が豊富な部位です。そのため打撲による衝撃で内出血が起こりやすく、腫れも伴いやすい場所といえます。また骨に近い部分でもあるため、軽い衝撃でも内出血が生じることがあります。

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受傷直後にすべき応急処置

目の周りを打撲してしまった直後の対応が、その後の回復速度を大きく左右します。受傷後48時間以内は患部を冷やすことが最も重要です。冷却することで血管が収縮し、内出血の広がりを最小限に抑えることができます。

具体的には保冷剤や氷をタオルで包んで、目の周りに優しく当てます。この時に直接氷を当てると凍傷の危険がありますので、必ず布やタオルを挟んでください。1回あたり15分から20分程度冷やし、30分ほど休憩してから再び冷やすというサイクルを繰り返します。冷やしすぎると逆効果になることもあるため、長時間連続で冷やし続けないよう注意が必要です。

安静と患部の保護

打撲直後は患部を触ったり、マッサージをしたりすることは避けてください。刺激を与えると内出血が広がる可能性があります。また血流が良くなる行動、例えば熱いお風呂に入る、激しい運動をする、アルコールを飲むといったことも控えるべきです。これらの行動は血管を拡張させ、内出血を悪化させる要因となります。

就寝時には枕を少し高くして、頭部を心臓より高い位置に保つことをおすすめします。この姿勢により重力の作用で血液やリンパ液が患部に溜まりにくくなり、腫れや内出血の軽減につながります。日中も可能な限り無理な動作を避け、患部に負担をかけないようにしましょう。

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受傷後2日目以降の温熱療法

打撲から48時間が経過したら、今度は温めるケアに切り替えていきます。この段階では新たな出血のリスクは低くなり、むしろ血行を促進することで溜まった血液の吸収を早めることができます。温めることで血管が拡張し、リンパの流れも良くなるため、内出血の早期改善が期待できます。

温める方法としては、蒸しタオルを使った温湿布が効果的です。タオルを40度程度のお湯で濡らして絞り、目の周りに優しく当てます。10分から15分程度温め、1日に数回行うと良いでしょう。市販の温熱シートを使う場合は、目元専用のものか、温度が低めに設定されているものを選んでください。

軽いマッサージとリンパケア

腫れが引いてきたら、患部周辺を優しくマッサージすることも有効です。ただし患部を直接強く押すのではなく、周辺から中心に向かって軽く撫でるようにします。リンパの流れに沿って、耳の前から首筋に向かって優しく流すようなイメージでマッサージを行います。力を入れすぎると逆効果になりますので、本当に優しく撫でる程度で十分です。

入浴時には湯船にゆっくり浸かることで全身の血行が良くなり、患部の回復も促進されます。ただし熱すぎるお湯は避け、38度から40度程度のぬるめのお湯に15分程度浸かるのが理想的です。入浴後は水分補給を忘れずに行ってください。

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栄養面からのアプローチ

体の内側からのケアも内出血の早期改善には欠かせません。特にビタミンCとビタミンKは血管の修復や血液の凝固に重要な役割を果たします。ビタミンCは柑橘類、キウイフルーツ、いちご、ブロッコリー、パプリカなどに豊富に含まれています。ビタミンKは納豆、ほうれん草、小松菜、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれます。

タンパク質も組織の修復に必要不可欠な栄養素です。肉類、魚類、卵、大豆製品などを意識して摂取することで、損傷した組織の回復を助けます。また鉄分も血液の生成に関わる重要なミネラルですので、レバー、赤身の肉、ひじき、小松菜などから摂取すると良いでしょう。

サプリメントの活用

食事だけで十分な栄養を摂ることが難しい場合は、サプリメントの活用も一つの方法です。ビタミンCやビタミンKのサプリメント、またアルニカというハーブのサプリメントは内出血の早期回復に効果があるとされています。ただしサプリメントを使用する際は、用法用量を守り、持病がある方や他の薬を服用している方は必ず医師に相談してください。

水分補給も忘れてはいけません。体内の水分が不足すると血液の循環が悪くなり、老廃物の排出も滞ります。1日に1.5リットルから2リットル程度の水を、こまめに分けて飲むことを心がけましょう。

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東洋医学的なアプローチ

鍼灸師として、東洋医学の視点からも内出血の改善についてお伝えします。東洋医学では内出血は瘀血(おけつ)と呼ばれる血の滞りと考えます。この瘀血を改善するためには、気と血の流れを良くすることが重要です。

当院でも打撲や内出血に対して鍼灸施術を行うことがあります。患部周辺のツボを刺激することで血行を促進し、リンパの流れを改善します。特に目の周りには攅竹(さんちく)、睛明(せいめい)、承泣(しょうきゅう)といったツボがあり、これらを適切に刺激することで回復を早めることができます。ただし目元は非常にデリケートな部位ですので、自己流で行うのではなく専門家に相談することをおすすめします。

漢方薬による体質改善

漢方薬では治打撲一方(じだぼくいっぽう)という処方が打撲や内出血に効果があるとされています。この漢方薬は血の巡りを良くし、痛みや腫れを和らげる作用があります。また桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)や当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)なども瘀血を改善する代表的な処方です。

漢方薬は体質によって合う合わないがありますので、使用する際は漢方に詳しい医師や薬剤師に相談することが大切です。当院でも体質や症状に合わせた漢方薬のアドバイスを行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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医療機関を受診すべきケース

目の周りの打撲による内出血は多くの場合自然に改善しますが、以下のような症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。視力の低下や二重に見える、目の動きに異常がある、激しい頭痛や吐き気がある、意識がもうろうとする、といった症状は重大な損傷のサインかもしれません。

また内出血が2週間以上経っても改善しない、むしろ悪化している、痛みが強くなっているという場合も、何か別の問題が隠れている可能性があります。目の周りは脳や重要な神経に近い部位ですので、少しでも異常を感じたら躊躇せず専門医の診察を受けることが重要です。

眼科と整形外科のどちらを受診すべきか

目の周りの打撲の場合、視力や目の動きに異常がある時は眼科を、骨折が疑われる場合や強い痛みがある時は整形外科を受診するのが一般的です。判断に迷う場合は、まず眼科で目そのものに異常がないか確認してもらうと良いでしょう。眼科医が必要と判断すれば、適切な診療科を紹介してくれます。

子どもの場合は特に注意が必要です。子どもは痛みや症状を正確に伝えられないことがあるため、大人が様子をよく観察して、少しでも気になることがあれば早めに来院することをおすすめします。

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日常生活での注意点

内出血がある間は、紫外線対策もしっかり行ってください。紫外線は色素沈着を引き起こす可能性があり、内出血の跡が残りやすくなります。外出時は帽子やサングラスを着用し、日焼け止めクリームを塗ることで患部を保護しましょう。ただし日焼け止めを塗る際は、患部を強くこすらないよう優しく塗布してください。

メイクで内出血を隠したい気持ちもわかりますが、受傷直後は患部への刺激を避けるためメイクは控えめにしましょう。どうしても隠したい場合は、コンシーラーを使う際も優しく叩き込むように使用し、クレンジングの際も擦らないよう注意が必要です。化粧品の成分が刺激となることもありますので、できれば低刺激性のものを選びましょう。

再発防止のために

打撲を繰り返すと、血管が弱くなり内出血しやすい体質になることがあります。スポーツをされる方は適切な防具を着用する、転倒しやすい環境を改善する、視力が悪い方は眼鏡やコンタクトレンズで矯正するなど、予防策を講じることも大切です。

また普段から血管を強くする食生活を心がけることも予防につながります。ビタミンCやビタミンP(ルチン)は血管壁を強化する働きがありますので、日頃から意識して摂取すると良いでしょう。適度な運動で血行を良くすることも、健康な血管を維持するために重要です。

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まとめ

目の周りの打撲による内出血は、正しい対処法を知っていれば早期改善が可能です。受傷直後は冷やす、2日目以降は温める、そして栄養面からのサポートと適切な生活習慣の維持が回復への近道となります。ただし症状によっては専門医の診察が必要なケースもありますので、自己判断で済ませず、不安があれば必ず医療機関を受診してください。

当院では体全体のバランスを整えることで、自然治癒力を高める施術を行っています。打撲や内出血に対しても、鍼灸や整体の技術を用いて血行促進やリンパの流れ改善をサポートすることができます。目の周りの内出血でお困りの方、なかなか改善しないとお悩みの方は、一人で抱え込まずにぜひ当院にご相談ください。あなたの体が本来持っている回復力を最大限に引き出すお手伝いをさせていただきます。


院長:高木

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