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妊娠初期のマッサージで不安な方への安心アドバイス

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。妊娠がわかる前や妊娠初期の段階で、知らずにマッサージや整体を受けてしまい、今とても不安な気持ちでこの記事をお読みになっているのではないでしょうか。お腹の赤ちゃんに何か影響があったらどうしようと心配で、夜も眠れない方もいらっしゃるかもしれません。

院長:高木

妊娠に気づかずに施術を受けてしまった方からのご相談は実は少なくありません。まずは落ち着いて、正しい知識を持つことが大切です

結論から申し上げますと、妊娠初期の段階で一度マッサージを受けてしまったからといって、必ずしもお腹の赤ちゃんに悪影響が出るわけではありません。ただし、今後の対応として知っておくべきことがいくつかあります。

私は鍼灸師の国家資格を持ち、これまで20年にわたって多くの妊婦さんの体のケアに携わってきました。この記事では、不安を抱えている方に向けて、今すぐ確認すべきことや今後の対処方法について詳しくお伝えしていきます。

目次

すでに施術を受けてしまった方がまず確認すべきこと

妊娠初期の段階でマッサージや整体の施術を受けてしまったことに気づいたとき、まず最初に確認していただきたいのは、ご自身の体に異変が起きていないかという点です。多くの場合は何も問題が起こらないことがほとんどですが、念のため体の状態をチェックしておくことが大切になります。

注意すべき体の症状について

施術を受けた後に、出血や強い腹痛が見られる場合には注意が必要です。特に鮮やかな赤色の出血がある場合や、生理痛よりも強い痛みが継続している場合、お腹の張りが治まらない場合などは、速やかにかかりつけの産婦人科に連絡をして指示を仰いでください。

ただし、少量の茶色いおりものや軽いお腹の張り程度であれば、過度に心配する必要はないことが多いです。妊娠初期は体が大きく変化する時期ですので、施術とは関係なくこうした症状が出ることもあります。

落ち着いて経過を観察することの重要性

不安な気持ちはとてもよくわかりますが、過度なストレスもまた母体にとって良くありません。施術を受けてしまったという事実は変えられませんので、今は冷静に体の状態を観察することに集中していただきたいと思います。多くのケースでは、妊娠に気づかずに受けた軽度の施術が直接的な問題を引き起こすことは少ないのです。

それでも心配な場合は、次回の妊婦健診の際に担当医に相談することをおすすめします。自己判断で不安を抱え込まず、専門家に状況を伝えて適切なアドバイスを受けることが何よりも大切です。

なぜ妊娠初期の施術に注意が必要なのか

そもそもなぜ妊娠初期の段階でマッサージや整体を控えるようにと言われているのか、その理由を理解しておくことで、今後の対応についても納得して進めていくことができます。妊娠初期は受精卵が着床し、胎盤が形成される非常に大切な時期であり、母体も胎児も不安定な状態にあるのです。

妊娠初期の体の状態について

妊娠初期とは一般的に妊娠4週から12週頃までの期間を指しますが、この時期は胎盤がまだ完成しておらず、赤ちゃんと母体をつなぐ重要な器官が形成途中の段階です。

また、妊娠初期は流産が起こりやすい時期でもあり、統計的には全妊娠の約15パーセント程度が妊娠12週未満で流産するとされています。ただし、これらの流産のほとんどは染色体異常などの避けられない原因によるものであり、マッサージを受けたことが直接の原因になるケースは極めて稀です。

体への刺激が引き起こす可能性のあること

マッサージや整体による強い刺激は、場合によって子宮の収縮を促してしまう可能性があると考えられています。特に東洋医学では、三陰交や合谷といった特定のツボを刺激することで子宮に影響を与えるとされており、妊娠中は避けるべきポイントとして知られています。

また、うつ伏せの姿勢でお腹を圧迫する施術や、腰やお尻周りへの強い刺激も、妊娠初期には控えた方が良いとされているのです。ただし、これらはあくまで予防的な観点からの注意事項であり、一度受けてしまったからといって必ず問題が起こるわけではありません。

今後マッサージを受ける際に気をつけるべきポイント

妊娠中は肩こりや腰痛、むくみなどの不調が出やすく、体のケアを受けたいと考える方は多くいらっしゃいます。しかし、安全に施術を受けるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

安定期に入るまで待つことの大切さ

一般的には妊娠16週を過ぎると安定期と呼ばれる時期に入り、胎盤も完成して流産のリスクが大幅に低下します。妊娠初期の段階で体の不調を感じていたとしても、できれば安定期に入るまでは本格的なマッサージや整体の施術は控えていただくことをおすすめします。

どうしても辛い場合には、セルフケアとして軽いストレッチや温めることを中心に対応し、強い刺激は避けるようにしてください。安定期に入ってからであれば、マタニティ専門の施術を行っている治療院で適切なケアを受けることができます。

施術を受ける際に必ず伝えるべきこと

安定期に入ってから施術を受ける場合でも、必ず妊娠中であることを施術者に伝えることが絶対条件です。妊婦さんへの施術には特別な知識と配慮が必要であり、通常の施術とは異なるアプローチが求められます。

施術を受ける前には、現在妊娠何週目であるか、体調に気になる点はないか、かかりつけ医から何か指示を受けていないかなどを詳しく伝えてください。また、マタニティ施術の経験が豊富な治療院を選ぶことも重要なポイントになります。

避けるべき施術の種類と部位

妊娠中は基本的にうつ伏せの姿勢は避け、横向きや半座位など安定した姿勢で施術を受けるようにしましょう。また、お腹周りへの直接的な圧迫や強い刺激、腰仙部への強い押圧なども控えるべきです。

足裏の反射区やツボを刺激する足つぼマッサージも、子宮に影響を与える可能性のあるポイントが含まれているため、妊娠中は専門家の指導のもとで行うか、避けた方が無難です。電気を使った施術やホットストーンなど、体温を大きく上昇させる可能性のある施術についても、主治医に相談してから受けるようにしてください。

妊娠中の体のケアとして自分でできること

施術を受けることに不安がある場合や、安定期までの期間を少しでも楽に過ごしたいという場合には、自宅で安全にできるセルフケアを取り入れることをおすすめします。無理のない範囲で体をケアすることは、母体の健康維持にもつながります。

安全なストレッチの方法

妊娠中でも安全に行えるストレッチとしては、首や肩をゆっくりと回す運動や、座った状態で背中を伸ばすストレッチなどがあります。息を止めずにゆっくりと呼吸をしながら行い、痛みを感じない範囲で動かすことがポイントです。

お腹が大きくなってくる時期には、壁や椅子を支えにして安定した姿勢を保ちながら行うと良いでしょう。ただし、転倒のリスクがある動作や、バランスを崩しやすい体勢は避けてください。

温めることによる効果

肩こりや腰痛には、温めることが効果的です。蒸しタオルや市販の温熱シートなどを使って、凝りを感じる部分を優しく温めてあげましょう。ただし、妊娠初期は体温が上がりすぎることも良くないとされているため、長時間の入浴やサウナなどは控え、適度な温度で短時間温める程度にとどめることが大切です。また、お腹を直接温めることは避け、肩や背中など局所的に温めるようにしてください。

生活習慣で気をつけること

妊娠中の体の不調は、姿勢の悪さや運動不足、ストレスなども大きく関係しています。長時間同じ姿勢でいることを避け、こまめに姿勢を変えたり軽く体を動かしたりすることを心がけてください。また、十分な睡眠をとることや、栄養バランスの良い食事を摂ることも、体の回復力を高めるために重要です。無理をせず、体が辛いときには休むという選択肢を持つことも、妊娠中の体のケアとして大切なことなのです。

当院での妊婦さんへの対応について

湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、妊娠中の方への施術も安全に配慮して行っております。私自身が鍼灸師の国家資格を持ち、東洋医学とカイロプラクティックの両方の知識を活かした施術を提供していますので、妊娠の各時期に応じた適切なアプローチが可能です。

安定期以降の施術について

当院では基本的に、安定期に入った妊娠16週以降の方を対象に、マタニティケアの施術を行っています。施術前には必ず問診を行い、現在の妊娠週数や体調、主治医からの注意事項などを詳しくお伺いします。

その上で、横向きの姿勢で安全に受けられる施術方法をご提案し、お腹に負担をかけることなく肩こりや腰痛、むくみなどの症状に対応します。使用する刺激も通常よりソフトなものに調整し、妊婦さんの体に無理がないように配慮しています。

施術以外のサポート体制

当院ではロシアの医療機器メタトロンを導入しており、体の状態を詳しく分析することができます。妊娠中は栄養状態や自律神経のバランスが崩れやすいため、こうした検査結果をもとに、食事や生活習慣についてのアドバイスも行っています。

また、施術だけでなく自宅でできるセルフケアの方法もお伝えしますので、日常生活の中で無理なく体調管理ができるようにサポートします。妊娠中の体の変化や不調について、どんな小さなことでも遠慮なくご相談いただける環境を整えています。

不安な気持ちを一人で抱え込まないでください

妊娠初期の段階で知らずにマッサージを受けてしまったことで、深く自分を責めている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、妊娠に気づく前や妊娠初期であることを知らずに様々なことをしてしまうのは、決して珍しいことではありません。大切なのは、過去のことを悔やむのではなく、これから先どのように対応していくかということです。

私自身も幼い頃に小児喘息で苦しみ、不安な日々を過ごした経験があります。当時は何で自分だけがこんなに辛い思いをしなければならないのかと涙を流したこともありました。だからこそ、不安を抱えて悩んでいる方の気持ちが痛いほどわかるのです。妊娠中は体だけでなく心も不安定になりやすい時期ですので、一人で悩みを抱え込まず、周りの人や専門家に相談することが大切です。

もし施術を受けてしまったことへの不安が消えない場合や、今後の体のケアについて迷っている場合には、いつでも当院にご相談ください。国家資格を持つ施術者として、また同じように不安を抱えた経験を持つ一人の人間として、あなたの不安に寄り添い、安心して妊娠生活を送れるようサポートさせていただきます。元気な赤ちゃんを迎えるための大切な期間を、どうか前向きに過ごしていただきたいと心から願っています


院長:高木

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