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咳で痩せるのは危険信号?原因と対策

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。最近、咳が続いて気がつけば体重が減っていたという経験はありませんか。風邪がなかなか治らないなと思っていたら、いつの間にか数キロ痩せていたという方が当院にもよく相談に来られます。

実は咳による体重減少は体からの大切なサインかもしれません。私自身も幼い頃に小児喘息で苦しんだ経験があり、咳がどれだけ体力を消耗するものかを身をもって知っています。今日は咳で痩せるメカニズムと、いつ専門家に相談すべきかについてお話しさせていただきますね。

院長:高木

咳が続くと体が痩せていくのには、実はちゃんとした理由があるんです

目次

咳で本当に痩せるのか

結論から申し上げますと、咳が続くことで体重が減少するのは事実です。これは単なる都市伝説ではなく、医学的にも説明できる現象なんですね。咳というのは想像以上に体力を使う行為で、1回の咳で約2キロカロリーを消費すると言われています。

一日に何十回、何百回と咳が出ることを考えると、かなりのエネルギーを使っていることになります。さらに咳が長引くと食欲が落ちたり、食事中にむせてしまって十分に食べられなくなったりすることも体重減少の原因になります。私が診てきた患者さんの中にも、咳のせいで食事が楽しめなくなり、気づいたら5キロ以上痩せていたという方がいらっしゃいました。

咳によるカロリー消費のメカニズム

咳をする時、私たちの体は思っている以上に多くの筋肉を動かしています。腹筋や横隔膜、肋間筋など呼吸に関わる筋肉が総動員されて、強い力で空気を押し出すわけです。この動作は軽い運動をしているのと同じくらいのエネルギーを必要とします。

特に夜間に咳が出て眠れない状態が続くと、体の回復に必要な睡眠時間が削られてしまい、基礎代謝のバランスが崩れてしまいます。睡眠不足は食欲を調整するホルモンにも影響を与えるため、さらに体重減少が進んでしまうんですね。

咳で痩せる時に考えられる原因

咳による体重減少には、いくつかの異なる要因が関係しています。単純にカロリーを消費しているだけでなく、体の中で様々な変化が起きているんです。ここからは主な原因について詳しく見ていきましょう。

エネルギー消費の増加

先ほどもお伝えしたように、咳は思った以上にエネルギーを消費します。1回2キロカロリーという数字は小さく感じるかもしれませんが、一日100回咳をすれば200キロカロリー、1ヶ月続けば6000キロカロリーにもなります。これは体脂肪約1キロ分に相当する量です。

慢性的な咳がある方の場合、呼吸そのものにも通常より多くのエネルギーを使っています。気道が狭くなっていたり炎症があったりすると、普通に息をするだけでも労力がかかるため、じっとしていても消費カロリーが増えてしまうんですね。

食欲低下と栄養摂取の減少

咳が続くと、食事をすること自体が苦痛になってきます。食べ物を飲み込もうとした瞬間にむせてしまったり、食事の匂いで咳が誘発されたりすることもあります。このような状態が続くと、自然と食事量が減っていきます。

また、咳によって喉や胸に痛みを感じている場合、固形物を避けて流動食ばかり食べるようになり、結果として必要な栄養やカロリーが不足してしまいます。当院に来られる患者さんの中には、咳のせいで外食を避けるようになり、食事自体が楽しめなくなったとおっしゃる方も少なくありません。

代謝の変化と炎症反応

体の中で炎症が起きていると、その炎症に対抗するために免疫システムが働き、これもまたエネルギーを消費します。慢性的な気道の炎症があると、体は常に戦っている状態になり、基礎代謝が上がってしまうんです。

さらに炎症性のサイトカインという物質が増えると、食欲を抑制する作用も出てきます。これは体が「今は食べるより治すことに集中しなさい」というサインを出しているようなものですが、長期間続くと栄養不足につながってしまいます。

注意すべき症状とタイミング

咳による体重減少は、時として重大な疾患のサインであることがあります。私が特に注意していただきたいのは、以下のような状況です。これらに当てはまる場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。

こんな症状があったら要注意

  • 2週間以上咳が続いている
  • 1ヶ月で体重が5%以上減少した
  • 咳と一緒に血痰が出る
  • 夜間に寝汗をかくようになった
  • 微熱が続いている
  • 息切れや呼吸困難を感じる
  • 胸の痛みがある
  • 極度の疲労感が取れない

特に体重減少のスピードが速い場合や、咳以外の症状も伴っている場合は注意が必要です。結核や肺がん、COPDなどの呼吸器疾患、あるいは甲状腺の問題など、様々な可能性が考えられます。

年齢や体型による違い

痩せ型の中高年女性の場合、肺MAC症という非結核性抗酸菌症のリスクが高いことが知られています。この病気は慢性的な咳と体重減少を引き起こしますが、初期段階では風邪と区別がつきにくいため見過ごされがちです。

また、もともと喘息やアレルギーをお持ちの方は、症状が悪化しているサインかもしれません。私自身も小児喘息を経験していますが、発作が頻繁になると確かに食欲が落ちて体重が減った記憶があります。

整体院でできるアプローチ

当院では咳や呼吸器症状でお悩みの方に対して、体全体のバランスを整えることで改善をサポートしています。もちろん重篤な疾患が疑われる場合は医療機関への相談を優先していただきますが、慢性的な咳でお困りの方には整体による施術が有効な場合があります。

自律神経と呼吸器の関係

実は咳と自律神経は深く関わっています。自律神経が乱れると気道が過敏になり、些細な刺激でも咳が出やすくなってしまうんです。当院ではメタトロンという検査機器を使って自律神経の状態を確認し、その方に合った施術プランをご提案しています。

背骨の歪みや筋肉の緊張が呼吸を浅くしている場合も多く見られます。特に胸郭の動きが硬くなっていると、効率的な呼吸ができず、それが咳を誘発する原因になることもあります。鍼灸師としての知識も活かしながら、呼吸を楽にするためのアプローチを行っています。

生活習慣の見直しも大切

咳を改善するためには、施術だけでなく日常生活の見直しも欠かせません。室内の湿度管理や、咳を誘発する刺激物の回避、適切な栄養摂取など、できることはたくさんあります。

改善ポイント具体的な方法
環境の整備部屋の湿度を50〜60%に保つ、空気清浄機の使用、こまめな換気
食事の工夫喉に優しい温かいスープ、はちみつ、刺激物を避ける
睡眠の質頭を少し高くして寝る、就寝前の水分補給、リラックスできる環境づくり
体力の維持無理のない範囲での軽い運動、十分な休息、ストレス管理

当院では一人ひとりの体質や生活スタイルに合わせて、具体的なアドバイスをさせていただいています。

まとめと私からのメッセージ

咳による体重減少は、決して軽視してはいけない体からのサインです。単にカロリーを消費しているだけでなく、何か大きな問題が隠れている可能性もあります。特に2週間以上咳が続いている場合や、急激な体重減少がある場合は、早めに専門家に相談してください。

私自身が小児喘息を経験し、父の施術によって改善できたからこそ、呼吸器の問題でお困りの方の力になりたいという想いがあります。西洋医学では改善が難しいと言われた症状でも、体のバランスを整えることで楽になる方をたくさん見てきました。

咳が続いて体重が減っている、でもどこに相談したらいいかわからないとお悩みの方は、一人で抱え込まずにぜひ当院にご相談ください。あなたの体が本来持っている力を取り戻すお手伝いをさせていただきます。


院長:高木

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住所
神奈川県茅ヶ崎市共恵1-2-1 池杉ビル1F
電話番号
0467-87-0660
定休日
不定休
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050-3645-3688
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