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【専門家解説】ふくらはぎ肉離れを早く治すコツ

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。ふくらはぎに急な痛みが走ったとき、もしかして肉離れかもしれないと不安になりますよね。スポーツをしている方はもちろん、日常生活の中でも起こりうるこの症状は、できるだけ早く改善させたいものです。

院長:高木

肉離れは適切な対処をすれば回復を早められるので、焦らずしっかり向き合っていきましょう

実は肉離れの回復期間は、初期対応の質によって大きく変わってきます。今回はふくらはぎに起きた肉離れをできるだけ早く改善するために、知っておいていただきたい大切なポイントをお伝えしていきます。

目次

肉離れとはどんな状態なのか

肉離れというのは、筋肉が急激に収縮したり伸ばされたりすることで、筋繊維の一部が断裂してしまう状態を指します。ふくらはぎは特にスポーツ中や急な動作で負荷がかかりやすく、肉離れが起こりやすい部位のひとつです。

多くの方が「バチッ」という音や感覚とともに激しい痛みを感じ、その後は歩くことさえ困難になることもあります。軽度であれば違和感程度で済むこともありますが、中等度から重度になると内出血や腫れを伴い、患部を動かすことができなくなります。

肉離れには軽度・中等度・重度という段階があり、それぞれで回復にかかる期間も変わってきます。軽度なら1週間から2週間程度、中等度で3週間から5週間、重度になると2ヶ月以上かかることもあるため、早期の適切な対応が何より重要になってくるのです。

発症直後の48時間が改善のカギを握る

肉離れを起こしてしまったとき、最も大切なのが発症から48時間以内の初期対応です。この時期にどう過ごすかによって、その後の回復スピードが大きく変わってきます。

RICE処置を正しく実践する

肉離れの初期対応として広く知られているのがRICE処置です。これは安静(Rest)、冷却(Ice)、圧迫(Compression)、挙上(Elevation)の頭文字を取ったもので、炎症を抑えて回復を早めるための基本となります。

まず安静については、痛みを感じる動作は避けて患部に負担をかけないことが大切です。無理に歩いたり動かしたりすると、断裂した筋繊維がさらに傷つき回復が遅れてしまいます。冷却は氷嚢や保冷剤をタオルで包み、患部に15分から20分程度あてることを1時間おきに繰り返します。

圧迫は弾性包帯などで適度に患部を巻き、腫れを最小限に抑える効果があります。ただし強く巻きすぎると血流が悪くなるため、指先の色や感覚を確認しながら調整してください。挙上は横になったときに患部を心臓より高い位置に保つことで、腫れや内出血を軽減できます。

やってはいけない初期対応

逆に肉離れの直後にやってはいけないことも知っておく必要があります。患部を温めることは絶対に避けてください。入浴や温湿布、カイロなどで温めると血流が増えて炎症が悪化し、回復が大幅に遅れてしまいます。

また飲酒も血管を拡張させて内出血を広げる原因になるため、最低でも48時間は控えるべきです。マッサージやストレッチも患部の状態を悪化させる可能性が高いため、この時期は触らないことが賢明です。

回復を早めるために体の内側からできること

肉離れを早く改善させるには、外側からのケアだけでなく体の内側からのアプローチも欠かせません。筋肉の修復には適切な栄養素が必要で、特にタンパク質の摂取が重要になってきます。

筋肉修復に必要な栄養素

タンパク質は筋繊維を修復するための材料となるため、肉離れの回復期には意識して摂取したい栄養素です。鶏むね肉や魚、卵、大豆製品などから良質なタンパク質を取り入れることで、損傷した筋肉の再生を促すことができます。

ビタミンB6はタンパク質の代謝を助ける働きがあり、バナナやさつまいも、鮭などに多く含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成を助けて組織の修復を促進するため、柑橘類やブロッコリー、パプリカなどから積極的に摂るとよいでしょう。

亜鉛やマグネシウムといったミネラルも筋肉の修復には欠かせません。牡蠣やナッツ類、海藻類などをバランスよく食事に取り入れることで、体の回復力を高めることができます

水分補給と睡眠の重要性

意外と見落とされがちですが、十分な水分補給も回復を早めるポイントです。体内の老廃物を排出し、栄養素を患部に届けるためには適切な水分量が必要になります。

睡眠中は成長ホルモンが分泌されて組織の修復が活発に行われるため、質の良い睡眠を十分に取ることも大切です。痛みで眠りにくい場合は、患部を少し高くして寝る姿勢を工夫すると楽になることがあります。

段階的なリハビリで再発を防ぐ

炎症が落ち着いてきたら、次は段階的なリハビリに移行していきます。ここで焦って無理をすると再発のリスクが高まるため、慎重に進めていく必要があります。

リハビリを始めるタイミング

一般的に発症から48時間を過ぎて痛みや腫れが落ち着いてきたら、徐々に患部を動かしていくことを検討します。ただし痛みがまだ強い場合や、腫れが引かない場合は無理をせず、専門家に相談することをおすすめします。

最初は痛みのない範囲で足首を動かすなど、軽い運動から始めます。痛みを感じたらすぐに中止し、無理のないペースで進めていくことが大切です。徐々に動きの範囲を広げていき、筋力トレーニングやストレッチを取り入れていきます。

柔軟性と筋力のバランス

リハビリでは柔軟性の回復と筋力強化の両方が必要です。硬くなった筋肉を丁寧にストレッチすることで、再発のリスクを下げることができます。ただしストレッチは痛みのない範囲で行い、反動をつけずにゆっくりと伸ばすことがポイントです。

筋力トレーニングは弱くなった筋肉を強化し、元の状態に戻すために欠かせません。最初は自重を使った軽い運動から始め、徐々に負荷を上げていきます。片足でのカーフレイズやつま先立ちなど、ふくらはぎに特化したトレーニングを取り入れると効果的です。

整体院でできる専門的なアプローチ

自宅でのケアに加えて、専門家による施術を受けることで回復をさらに早めることができます。当院では肉離れの状態を詳しく検査し、その方に合わせた施術とアドバイスを提供しています。

体全体のバランスを整える重要性

肉離れは患部だけの問題ではなく、体全体のバランスの崩れが関係していることも多いです。例えば骨盤の歪みや股関節の硬さがあると、ふくらはぎに過度な負担がかかりやすくなります。

当院では独自の検査で体の歪みや筋肉の状態を確認し、根本的な原因にアプローチする施術を行います。単に痛みを和らげるだけでなく、再発しにくい体づくりをサポートすることを大切にしています。

回復を促進する施術法

炎症が落ち着いた段階では、患部周辺の筋肉の緊張を緩和したり、血流を改善したりする施術が効果的です。優しい刺激で体に負担をかけずに、自然治癒力を高めていくことができます。

またメタトロンという最先端の検査機器を使い、栄養状態や体質を詳しく調べることで、その方に本当に必要な栄養素や生活習慣の改善点を具体的にお伝えすることも可能です。

再発を防ぐために日常でできること

肉離れは一度起こすと再発しやすい傾向があります。完全に改善した後も、予防のための習慣を続けることが大切です。

運動前のウォーミングアップ

どんな運動をする前にも、必ずウォーミングアップを行う習慣をつけましょう。軽いジョギングや体操で体を温めてから、ふくらはぎを中心に下半身のストレッチを丁寧に行います。筋肉が温まっていない状態で急に激しい運動をすると、再び肉離れを起こすリスクが高まります。

特に朝一番の運動や、寒い時期の屋外での活動では、いつもより長めにウォーミングアップの時間を取ることをおすすめします。

疲労を溜めない工夫

疲労が蓄積した筋肉は柔軟性が失われ、肉離れを起こしやすくなります。運動後のクールダウンやストレッチを習慣にし、疲れを翌日に持ち越さないようにしましょう。

またトレーニングの強度や頻度を見直すことも大切です。無理なスケジュールで体を酷使していないか、定期的に振り返る時間を持つとよいでしょう。十分な休息と適度な運動のバランスが、健康な体を維持する秘訣です。

医療機関を受診すべきタイミング

肉離れは軽度であれば自宅でのケアで改善することもありますが、以下のような症状がある場合は早めに専門家に相談することをおすすめします。

  • 激しい痛みがあり体重をかけられない
  • 広範囲に内出血や腫れが見られる
  • 数日経っても痛みや腫れが引かない
  • 患部に熱感が続いている
  • 何度も肉離れを繰り返している

これらの症状は重度の肉離れや、他の疾患が隠れている可能性もあります。自己判断で放置すると慢性化したり、完全に改善しないまま再発を繰り返したりすることもあるため、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。

まとめ

ふくらはぎの肉離れを早く改善するには、発症直後48時間のRICE処置が何より重要です。その後は栄養バランスの取れた食事と十分な休息を取りながら、段階的なリハビリを進めていきましょう。

私自身も幼い頃から体の不調に悩まされてきたからこそ、一日でも早く元の生活に戻りたいという皆さんの気持ちがよくわかります。肉離れは適切な対応をすれば必ず改善しますし、再発を防ぐこともできます。

もし今肉離れの痛みで悩んでいるなら、一人で抱え込まずにぜひ当院にご相談ください。あなたの体の状態をしっかりと検査して、最短で改善できるようサポートさせていただきます。一緒に健康な体を取り戻していきましょう。


院長:高木

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