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授乳で足をバタバタさせる7つの理由とすぐ試せる対処法

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赤ちゃんに授乳しているとき、突然足をバタバタと動かし始めて「何か苦しいのかな」「病気のサインじゃないよね?」と不安になったこと、ありませんか。

実はこの動き、放っておくと赤ちゃんがほとんど飲めていない状態になっていることがあります。足をバタバタさせると顎がうまく動かせなくなり、おっぱいを十分に吸えなくなってしまうからです。

特に初めての育児だと「そういうもの」と見過ごしてしまいがちですが、原因を知ってきちんと対応することがとても大切です。この記事では、月齢や状況別に原因を整理しながら、今日からできる授乳姿勢の整え方まで、わかりやすくお伝えします。

院長:高木

院長の高木です。授乳中に赤ちゃんが落ち着かないというご相談は、来院されるお母さんからもよくいただきます。体の緊張や抱き方が原因になっていることも多く、一つひとつ丁寧に確認していくことが改善への近道です

目次

授乳中に足をバタバタさせる7つの原因

赤ちゃんが授乳中に体を動かす理由は、じつにさまざまです。「お腹の調子が悪い」「姿勢が苦しい」「母乳が多すぎる・少なすぎる」など、複数の原因が重なっていることも少なくありません。まずは代表的な7つの原因から確認してみましょう。

①うんちやおならを出そうとしている

授乳中に赤ちゃんが足をバタバタさせる、最もよく見られる原因のひとつが「お腹の不快感」です。

新生児は腹筋がまだ十分に発達していないため、足を動かすことで腸に刺激を与え、うんちやおならを出そうとすることがあります。授乳中に少し力んだような顔をしていたり、おならの音が聞こえたりする場合は、この可能性がとても高いです。

一度授乳を中断してゲップをしっかりさせてあげるか、お腹を「の」の字にやさしくさすってあげると、すっと落ち着くことが多いです。

②母乳の量や勢いの問題

母乳の出が良すぎると、赤ちゃんが飲み込む速さに追いつかず、むせたり苦しくなったりすることがあります。

こうした場合、赤ちゃんは体をよじって母乳の流れを調整しようとします。飲み終わった後も泣き続けたり、授乳のたびにゴクゴクという大きな音がする場合は、母乳量の見直しも検討してみてください。反対に、母乳が足りていないと感じているときも、「もっと飲みたい」というサインとして体を動かすことがあります。

授乳前に少量だけ搾乳して勢いを落としてから飲ませる方法は、母乳の出が強いお母さんにとってすぐ試せる有効な手段です。

③抱き方・姿勢による体への負担

授乳中に足をバタバタさせると顎がうまく動かせなくなり、赤ちゃんがほとんど飲めていない状態になることがあります

首が不自然な角度になっていたり、背中が反り気味になっていたりすると、嚥下がうまくできずに体を動かして訴えるようになります。カイロプラクティックの視点から見ると、特に出産時に首や頭部に負担がかかったお子さんで、体の緊張が残っているケースを多く経験しています。

授乳クッションを活用して赤ちゃんの体全体を水平に支えること、赤ちゃんのお腹とお母さんのお腹が向き合う姿勢を意識するだけで、改善することがあります。

④お腹がいっぱいで飲みたくない

生後3〜4ヶ月ごろを過ぎてくると、「遊び飲み」が増えてくる時期です。

まだお腹がいっぱいなのに授乳されると、赤ちゃんは体を動かして「もういらない」と伝えようとします。こうした場合は無理に飲ませようとせず、赤ちゃんのペースに合わせることが大切です。飲む量が以前より減っていても、体重がしっかり増えているなら過度に心配しなくて大丈夫です。

⑤眠くて集中できない

眠いのに授乳されると、眠気と空腹感が混在してうまく飲めずにいることがあります。

ぼんやりした目でもぞもぞと体を動かしているような場合は、まず寝かしつけてから改めて授乳するほうがスムーズにいくことが多いです。無理に起こして飲ませようとすると、かえって赤ちゃんが混乱して泣いてしまうことがあります。

⑥外の刺激に気が散っている

月齢が上がるにつれて、赤ちゃんは周囲への興味関心がぐんと強くなります。

授乳中にテレビの音や人の話し声が聞こえると、そちらに気を取られて体がそわそわと動いてしまいます。環境を少し静かにするだけで、落ち着いてしっかり飲んでくれることが多いです。

⑦神経発達が未熟なことによる自然な動き

特に新生児期は、脳や神経の発達がまだ途中の段階です。

モロー反射をはじめとした原始反射が活発なため、授乳中でも意図せず手足が動くことがあります。これは発達の正常なプロセスであり、生後3〜4ヶ月をすぎると次第に落ち着いてくることがほとんどです。「何かおかしい」と焦らずに、赤ちゃんの成長の一環として見守ってあげてください。

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月齢別に見る足バタバタの特徴

「うちの子は今何ヶ月だから、どういう理由が多いんだろう」と月齢ごとの情報を知りたい方も多いのではないでしょうか。赤ちゃんの体の動きは月齢によって意味が変わることがあります。発達段階を意識しながら、現在のお子さんの状態と照らし合わせてみてください。

新生児期(生後0〜1ヶ月ごろ)

この時期は神経系の発達が急速に進む大切な時期です。

意志とは関係なく手足が動く原始反射が非常に活発であるため、授乳中でも足が動くことは自然なことです。ただし、規則的にピクピクと動いているような場合や、顔色が変わるほど激しい動きが続く場合は、専門家への相談を検討してください。

生後1〜3ヶ月ごろ

少しずつ外の世界への反応が育ってくる時期です。

音や光など外的な刺激への感受性が高まるため、授乳中に注意が散漫になりやすくなります。授乳する部屋を少し暗くして静かな環境にするだけで、落ち着いて飲んでくれることが増えてきます。また、この時期は母乳の量や勢いが安定してくる時期でもあるため、飲み方の見直しも有効です。

生後4ヶ月以降

この頃から本格的に「遊び飲み」が始まります。

飲みながらキョロキョロしたり、乳首をくわえたまま顔を振り向けようとする行動は、この月齢の赤ちゃんにはよく見られることです。授乳量が減ってきたように感じても、体重がしっかり増えていれば大きな問題はありません。

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今日からできる具体的な対処法

原因がある程度わかったら、次は実際に試してみることが大切です。以下に紹介する対処法は、どれも自宅ですぐに実践できるものばかりです。難しく考えすぎず、気になったものからやってみてください。

まず知っておきたい!授乳姿勢の基本3ポイント

赤ちゃんが落ち着いて飲めるかどうかは、授乳姿勢が大きく左右します。難しいテクニックは一切不要です。次の3つのポイントを意識するだけで、赤ちゃんの顎がスムーズに動くようになり、しっかりと飲めるようになることがあります。

  • 赤ちゃんの体にねじれがないようにする(耳・肩・腰が一直線になるイメージ)
  • 背中が軽くCカーブになるよう、丸く包み込むように抱く
  • 手足がバタバタしないように、おくるみや手でやさしくまとめてあげる

特に「手足をまとめる」は、今日の授乳からすぐ試せる簡単なポイントです。足が安定することで顎もしっかり動くようになり、赤ちゃんが飲める量がぐっと変わることがあります。

授乳前の準備を整える

授乳の前にまずオムツをチェックしましょう。お尻が不快なままでは集中して飲めません。

授乳クッションを活用して赤ちゃんの体全体が水平になるように支えてあげましょう。赤ちゃんのお腹とお母さんのお腹が向き合う形が理想的です。母乳の出が強い場合は、最初の数mlを搾乳してから飲ませるだけでぐっと落ち着くことがあります。

授乳中の工夫

赤ちゃんが足をバタバタさせ始めたら、まず足をやさしく手のひらで包むように固定してあげましょう。

抱きしめるような温かい感触が、赤ちゃんに安心感を与えます。それでも落ち着かない場合は、いったん乳首を外してゲップをさせてみてください。お腹の空気が抜けると、驚くほどすんなり飲み直してくれることがあります。

授乳環境を整える

部屋を少し暗くして、テレビや音楽を消してみましょう。

特に生後3ヶ月を過ぎた赤ちゃんは外からの刺激に敏感です。静かで落ち着いた空間を作ることで、授乳に集中しやすくなります。夜間授乳では電気をつけずに授乳することで、赤ちゃんの睡眠リズムを整える効果も期待できます。

体の緊張と姿勢を見直す

カイロプラクターの立場からお伝えすると、赤ちゃんの体に余分な緊張が残っていると、授乳のたびに飲みにくい状態が続くことがあります。

特に吸引分娩・鉗子分娩・帝王切開など、出産時に赤ちゃんの体に一定の負荷がかかったケースでは、首や頭部の筋肉や関節に緊張が残ることがあります。こうした体の状態は、抱き方を変えるだけでは改善しないことがあるため、専門家による検査がひとつの選択肢になります。

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こんな症状が続く場合は専門家に相談を

多くの場合、授乳中の足の動きは自然な反応です。でも「なんだかいつもと違う」と感じたとき、その直感はとても大切です。以下のような状態が続いている場合は、一人で抱え込まずに専門家への相談を検討してみてください。

注意したいサイン

授乳のたびに激しく泣き止まない状態が続いている場合、体重の増加が月齢に対して著しく遅れている場合、飲んだあとに毎回大量の吐き戻しがある場合などは、消化器系や体の緊張が影響している可能性があります。

また、足の動きが意志とは関係なくリズミカルに続くような場合は、神経系のサインである可能性もゼロではありません。「様子を見ていたけれど長引いている」と感じたら、早めに専門家に相談することをおすすめします。

体の緊張が授乳に影響するとは

当院では、赤ちゃんの体の歪みや筋緊張の検査を行っています。

産道への圧力や帝王切開後の体への影響など、産まれた直後の体の状態が授乳のしやすさに関わることがあります。「うまく飲んでくれない」「授乳のたびに暴れる」というお悩みに対して、体の面からアプローチすることで改善につながるケースを多く経験しています。「整体ってそんなことまでできるの?」と思われるかもしれませんが、赤ちゃんの体の緊張を整えるだけで、授乳がぐっとスムーズになることがあるのです。

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まとめ

授乳中に赤ちゃんが足を動かすのは、言葉をまだ持たない赤ちゃんがお母さんに一生懸命何かを伝えようとしているメッセージです。姿勢を整えて手足をまとめてあげるだけで、飲める量が大きく変わることがあります。その理由を一つひとつ確認していくことで、多くのケースは改善していきます。

毎日の授乳の中で「うまくいかない」「何かがおかしいかも」と感じたとき、どうかひとりで抱え込まないでください。体のことも授乳のことも、「こんな小さなことで…」と遠慮せずにいつでも気軽に相談してほしいと思っています。まずは先ほどお伝えした対処法を是非試してみてください。


院長:高木

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