
院長:高木お気軽にご相談ください!

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交通事故で赤ちゃんがむちうちになるなんて想像しづらいかもしれません。でも実際には大人以上にリスクが高いんです。
なぜかというと、赤ちゃんは頭が体全体の約25%を占めていて、首の筋肉はまだ未発達だからです。大人の頭部は体重の約8%程度ですから、いかにバランスが悪いかわかりますよね。この体のつくりが、わずかな衝撃でも首に大きな負担をかける要因になっています。
チャイルドシートに乗せていても安心はできません。急ブレーキや追突の際、重たい頭部が前後に大きく揺れ、細い首がムチのようにしなってしまう可能性があるためです。
むちうちは交通事故だけが原因ではありません。抱っこ中に転倒したり、ベビーカーから落ちたり、揺さぶられたりすることでも起こり得ます。
日常的に行うタカイタカイという遊びや、出産時に産道を通過する際にも首にはストレスがかかっていると考えられています。激しく揺さぶるような動作は特に注意が必要です。
むちうちは正式には頸椎捻挫と呼ばれ、首の筋肉や靭帯、関節が損傷した状態を指します。
外見上はケガがなくても、内側では炎症が起きていることがあります。赤ちゃんは痛みを言葉で伝えられないため、泣き方や仕草の変化で異変に気づいてあげることが大切です。
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赤ちゃんや幼い子どもは自分の痛みを言葉で伝えられません。そのため、事故後の異変に気づくには普段と違う行動や仕草を注意深く観察する必要があります。
機嫌が悪くぐずぐず泣く、落ち着きがない、元気がなくだるそうにしているといった様子は要注意です。いつもと違うなと感じたら、すぐに医療機関へ連れていきましょう。
以下のような行動が見られたら、むちうちの可能性を疑ってください。
さらに睡眠が浅く夜泣きが増えた場合も注意が必要です。
嘔吐、熱、けいれんといった症状が現れた場合は、頭部外傷の可能性もあるため特に注意してください。こうした症状が見られたら、ためらわずすぐに救急を来院しましょう。
赤ちゃんのむちうちは見た目には異常がないことが多く、少し機嫌が悪いだけかなと見逃されやすい症状です。しかし症状を放置してしまうと成長に影響を与える可能性もあるため、わが子の様子がいつもと違うと感じた時点で早めに検査を受けることが大切です。
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赤ちゃんや子どもが交通事故に遭ったとき、その場では何も症状が出ないことも珍しくありません。しかしむちうちの症状は事故直後ではなく、数日から1週間後に現れることが多いんです。
痛がっていないように見えても、実は痛みがないのではなく、痛いと言えないだけというケースもあります。赤ちゃんは言葉で表現できませんし、幼い子どもも具体的にどこがどう痛むのか伝えづらいためです。
きちんとチャイルドシートに乗せていたから大丈夫と思う方もいるかもしれません。でも実際には、チャイルドシートの固定が不十分だったり、事故直後にアドレナリンが分泌されて泣かなかったりする場合もあるんです。
つまり外見上は無事に見えても、内側では首に損傷を受けている可能性があるため油断は禁物といえます。
子どもだから小児科へ行こうと考える方も多いでしょう。しかし小児科は外傷の専門外であり、むちうちの触診には整形外科が適しています。
さらに、賠償金を請求するために必要な診断書は医師でなければ作成できません。整形外科でCTやMRIなどの精密検査を受けることで、症状を詳しく調べたうえで適切な施術を受けることができます。必要に応じて脳神経外科や小児科へ紹介されることもあるでしょう。
事故から2週間以上経過してしまうと、保険会社から事故とケガの因果関係を疑われる可能性が出てきます。症状がなくても、事故後はできるだけ早く医療機関を来院して検査を受けることが大切です。
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赤ちゃんや子どものむちうちをそのまま放置してしまうと、将来にわたって慢性的な肩こりや頭痛、痛みを抱える可能性があります。
見た目には何も問題がないように見えても、首の損傷は体の深部で進行していることがあるんです。特に成長期の子どもの場合、骨格や筋肉が発達する時期にバランスが崩れたまま過ごすと、成長に影響を与える可能性も考えられます。
むちうちを放置した場合、以下のような後遺症が続くことがあります。
子どもの場合は日常生活に支障をきたすケースもあります。
これらの後遺症は一度定着してしまうと改善しづらくなるため、早期に医療機関を来院して適切な施術を受けることが重要です。事故直後は症状がなくても、数日から1週間後に痛みや不調が現れることも珍しくありません。
わが子の未来のためにも、交通事故や転倒などで首に衝撃を受けたときには、ためらわず専門医に相談してください。子どもの成長期は二度と戻ってきません。今できる対応をしっかり行うことで、将来の健康を守ることにつながります。
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赤ちゃんがむちうちになった場合、どのくらいの頻度で通院すればよいのか迷う方も多いでしょう。週2〜3回の定期的な通院が推奨されています。
なぜこの頻度が大切かというと、症状の一貫性を保険会社に証明するためです。通院記録が少ないと事故との因果関係を疑われる可能性があるため注意が必要になります。
なお整体院や整骨院への通院を考えている場合は、医師の許可を得てからにしましょう。これらの施設では診断書を作成できないため、まずは整形外科を来院することがおすすめです。
交通事故による赤ちゃんのむちうちでも、大人と同様に施術費や慰謝料を加害者側に請求できるようです。
引用元:https://atomfirm.com/media/1013575
引用元:https://www.hughesluce.com/koutsujiko-muchiuchi/whiplash_children/
| 賠償対象項目 | 内容 |
|---|---|
| 施術費 | 病院代・薬代など |
| 通院交通費 | 公共交通機関やタクシー代 |
| 付き添い看護費 | 保護者の日当や交通費 |
| 慰謝料 | 精神的苦痛に対する補償 |
保護者が付き添うための日当や交通費も別途請求可能ですので、領収書はきちんと保管しておいてください。
施術を続けても症状が残ってしまった場合、後遺障害診断書をもとに等級認定の申請を行います。
認定されれば、後遺障害慰謝料や逸失利益を請求できる可能性があります。ただし赤ちゃんは自覚症状を伝えられないため、保護者が症状を詳しく医師に伝えることが重要です。
保険会社との交渉に不安がある場合は、弁護士への相談も選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。弁護士費用特約があれば自己負担なく依頼できることもありますよ。
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赤ちゃんのむちうちは、言葉で痛みを伝えられないため見逃されやすく、放置すると将来の健康に影響を及ぼす可能性があります。交通事故だけでなく、日常的な転倒や揺さぶりでも発症するため、事故後は症状がなくても早めに整形外科を来院することが大切です。
| 対応のポイント | 理由 |
|---|---|
| 事故後すぐに来院 | 2週間以上経過すると因果関係を疑われる |
| 週2〜3回の通院 | 症状の一貫性を証明するため |
| 整形外科を選ぶ | 診断書作成と精密検査が可能 |
| 行動変化の観察 | 泣き方や仕草で異変を読み取る |
むちうちの症状は数日から1週間後に現れることが多いため、いつもと違う様子に気づいたらすぐに医療機関へ連れていきましょう。また施術費や慰謝料、付き添い看護費も加害者側に請求できますので、領収書は必ず保管してください。
保険会社との交渉に不安がある場合は、弁護士費用特約を活用して専門家に相談することをおすすめします。わが子の将来の健康を守るために、早期発見・早期対応を心がけましょう。