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ぎっくり腰は病院の何科を受診すべき?整形外科と整体院の違いと選び方

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目次

ぎっくり腰で受診すべき診療科は整形外科が基本

ぎっくり腰になってしまったら、まずは整形外科の受診を考える方が多いと思います。整形外科では医師が問診や視診を行い、レントゲンやMRI、CTといった画像検査で骨や神経の状態を確認できます。こうした検査によって、単なる筋肉の損傷なのか、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった別の疾患が隠れているのかを見極めることができるでしょう。

ただし、最近の研究では椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と腰痛の因果関係がない場合もあるようです。

まず整形外科を来院すべき理由

整形外科を最初に選ぶべき理由は、正確な原因特定ができる点にあります。ぎっくり腰と思っていても実は圧迫骨折だったケースや、化膿性脊椎炎という感染症が潜んでいる場合もあるため、画像検査による判断が必要です。特に55歳以上の方や、足のしびれを伴う場合、発熱がある場合は早めの来院が望ましいでしょう。

引用元:https://tokyo-medcare.jp/column/2642/

整形外科で受けられる検査内容

整形外科では問診や触診のほか、レントゲン検査で骨の異常を確認します。さらにCTやMRI検査で椎間板ヘルニアや神経圧迫の有無を調べることが可能です。血液検査や尿検査で内臓疾患の可能性を除外するケースもあります。こうした多角的な検査によって、痛みの原因にたどり着けるでしょう。

  • 問診・触診による症状確認
  • レントゲン検査(骨の異常チェック)
  • CT・MRI検査(椎間板や神経の状態確認)
  • 血液検査・尿検査(内臓疾患の除外)
  • 画像検査結果に基づく正確な診断

引用元:https://fdoc.jp/byouki-scope/features/strainedback-clinic/

整形外科での施術方法

整形外科では主に薬物療法が行われ、NSAIDsと呼ばれる非ステロイド性抗炎症薬や筋弛緩薬が処方されることが多いです。痛みが強い場合はブロック注射で神経の働きを一時的に遮断する方法もあります。コルセットの装着で腰への負担を軽減したり、温熱や電気施術といった物理療法を組み合わせたりすることで、症状の改善を目指していきます。

腰痛専門クリニックと一般病院の整形外科の違い

比較項目腰痛専門クリニック一般病院の整形外科
専門性腰痛施術に特化幅広い整形外科疾患に対応
設備・機器腰痛施術に特化した最新機器総合的な検査機器が充実
診療時間夜間・土日対応の施設も多い一般的な診療時間
他科連携連携病院を紹介院内で他科との連携がスムーズ
適している症状一般的なぎっくり腰複雑な症状、他疾患の疑いがある場合

ぎっくり腰が単なる筋肉の問題か、複雑な原因が疑われるかによって、どちらを選ぶべきか判断していくとよいかもしれません。

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症状別に見る適切な診療科の選び方

ぎっくり腰になったとき、どこに行けばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。症状によって適切な診療科が変わってくるため、ご自身の状態をよく観察することが大切です。

引用元:https://seikei-mori.com/blog/post-364/

しびれや麻痺を伴う場合は整形外科へ

腰の痛みに加えて足にしびれや麻痺がある場合は、整形外科を来院するのがおすすめです。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった疾患が隠れている可能性があります。足に力が入りづらい、感覚がおかしいといった症状は神経圧迫のサインかもしれません。早めの来院で画像検査を受けることが望ましいでしょう。

発熱を伴う場合は整形外科または内科を検討

腰痛とともに38度以上の発熱がある場合は注意が必要です。化膿性脊椎炎などの感染症が疑われるため、整形外科または内科を来院しましょう。特に高齢の方や糖尿病をお持ちの方、免疫力が低下している方は早急な対応が求められます。全身のだるさがある場合も、すぐに医療機関へ相談してください。

引用元:https://fuelcells.org/topics/14785/

排尿障害がある場合は泌尿器科も視野に

腰痛に排尿時の違和感や血尿、残尿感といった症状が伴う場合は、泌尿器科も選択肢に入れるとよいでしょう。尿路結石や腎盂腎炎といった泌尿器系の疾患が原因で腰痛が起きているケースもあります。腰の片側だけが痛む場合は特に注意が必要です。

女性で月経周期と連動した腰痛なら婦人科へ

生理の前後に腰痛が強くなる、下腹部の痛みも同時にあるという場合は、婦人科の来院を検討してください。子宮内膜症や子宮筋腫といった婦人科系の疾患が原因の可能性があります。おりものの変化や不正出血を伴う場合は、早めの相談がおすすめです。

慢性的で原因不明の腰痛は心療内科も選択肢

長く続く腰痛で、いろいろな診療科を来院しても原因がわからない場合は、心療内科や精神科も選択肢の一つです。ストレスや不安といった精神的な要因が腰痛を引き起こしたり悪化させたりすることがあります。心と体は密接につながっているため、心理的なアプローチで症状の改善を目指していくこともできるでしょう。

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整形外科以外の選択肢|ペインクリニックとリハビリテーション科

ぎっくり腰の症状が長引いている、または整形外科での施術だけでは改善しづらいと感じている方もいるのではないでしょうか。そんなときは、ペインクリニックやリハビリテーション科という選択肢も検討してみるとよいかもしれません。

ペインクリニックは痛みの施術に特化

ペインクリニックは痛みの施術に特化した専門クリニックです。整形外科での施術で痛みが改善しない場合や、慢性的な痛みに悩まされている場合に選択肢となります。神経ブロック注射などの痛みを直接ブロックする施術が受けられることが大きな特徴でしょう。痛みを伝える神経の働きを一時的に遮断することで、つらい症状の緩和を目指していきます。

ペインクリニックが適しているケース

ペインクリニックは痛みそのものをコントロールするのが主な目的です。整形外科で画像検査や投薬療法を受けたものの痛みが続いている方、慢性的な腰痛で日常生活に支障が出ている方には向いているかもしれません。痛みの原因が不明確な場合は、まず整形外科で触診を受けてから紹介してもらうのがよいでしょう。

リハビリテーション科は回復期に効果的

リハビリテーション科は、痛みの急性期を過ぎた後の回復期や、再発防止のための筋力トレーニングなどを行う部門です。ぎっくり腰の発症後、痛みが落ち着いてきた段階で来院することで、腰を支える筋肉の強化や柔軟性の向上をサポートしてもらえます。専門のリハビリ医やセラピストが個人の症状に合わせたプログラムを提案してくれるでしょう。

リハビリテーション科での具体的な内容

リハビリテーション科では、姿勢の改善指導が行われます。セラピストによる徒手療法や、腹筋・背筋を強化する運動療法が中心です。正しいストレッチ方法の指導も重要で、膝抱えストレッチや猫のポーズなどが効果的とされています。ホットパックや電気刺激といった物理療法を組み合わせることで、筋肉の緊張を和らげながら体の機能回復を目指していきます。

  • 姿勢改善のための専門指導
  • 徒手療法による筋肉調整
  • 腹筋・背筋の強化トレーニング
  • 正しいストレッチ方法の習得
  • ホットパックや電気刺激などの物理療法

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整形外科と整体院の違いと使い分け

ぎっくり腰になったとき、整形外科と整体院のどちらに行くべきか迷う方も多いのではないでしょうか。両者には大きな違いがあるため、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。

整体院の特徴とは

整体院は医療機関ではなく、手技療法を中心とした民間の施術所です。整体院では骨格の歪みや筋肉のバランスを整えることで、体全体の調子を整えていくアプローチが行われます。

整体院のメリット

整体院のメリットは、体の歪みを整える矯正やカイロプラクティックといった施術を受けられる点です。マンツーマンで時間をかけて対応してくれることが多く、リラックスしながら施術を受けられるでしょう。慢性的な腰痛や姿勢の悪さからくる不調には、整体院のアプローチが向いているかもしれません。

整体院のデメリット

整体院では医療機関のような画像検査ができないため、診断ができないという限界があります。痛みの原因が単なる筋肉の問題なのか、より深刻な疾患なのかを判断することはしづらいでしょう。特にしびれや麻痺、発熱を伴う場合は、まず医療機関を来院するのがいいかもしれません。

どちらを選ぶべきか

高齢の場合は骨折などの有無を確認するために整形外科を来院して画像検査を受け、原因をはっきりさせることがおすすめです。骨や神経に異常がないとわかった上で、体のバランスを整えたい場合に整体院を検討するとよいでしょう。痛みが強い、しびれがある、繰り返す場合は整形外科での検査が優先されます。

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病院に行くべきぎっくり腰の症状と受診タイミング

ぎっくり腰になったとき、病院に行くべきかどうか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。多くの場合は自然に改善していきますが、中には早急に医療機関を来院すべき症状もあります。

すぐに病院に行くべき症状

足のしびれや麻痺がある場合は、すぐに医療機関を来院しましょう。排尿障害や排便コントロールが難しくなった場合も緊急性が高いです。発熱や冷や汗を伴う場合、動けないほどの激痛がある場合は、単なるぎっくり腰ではない可能性があります。これらの症状は椎間板ヘルニアや化膿性脊椎炎といった深刻な疾患のサインかもしれません。

早めの来院が望ましい症状

痛みが2週間以上続いている、何度もぎっくり腰を繰り返すという場合は早めの来院がおすすめです。高齢の方は骨粗しょう症による圧迫骨折の可能性もあるため、注意が必要でしょう。繰り返す腰痛は椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が隠れているケースもあります。

様子を見てもよい場合

安静にすると痛みが和らぐ、数日で改善傾向にある場合は自宅での対応も可能です。足などにしびれがなく、発熱などの全身症状もない場合は様子を見てもよいでしょう。過去に経験があり同じような症状であれば、慌てずに対処できるかもしれません。

見逃してはいけない病気

ぎっくり腰と思っていたら実は別の病気だったというケースもあります。椎間板ヘルニアは神経を圧迫して足のしびれを引き起こし、脊柱管狭窄症は歩行困難につながることがあります。化膿性脊椎炎は細菌感染による背骨の炎症で、圧迫骨折は高齢者に多く見られる疾患です。

病名主な症状特徴
椎間板ヘルニア足のしびれ・痛み神経圧迫により下肢症状が出現
脊柱管狭窄症歩行困難・間欠性跛行しばらく歩くと足がしびれる
化膿性脊椎炎発熱・激しい腰痛細菌感染による背骨の炎症
圧迫骨折急な激痛・動作制限高齢者に多く骨粗しょう症が原因

来院前の応急施術

発症直後はまず落ち着いて深呼吸をしましょう。楽な姿勢で横になり、無理に動かず安静にすることが大切です。患部を氷枕や保冷剤で5〜10分程度冷却すると、痛みが軽減することがあります。動けるようになったら、自分のペースでゆっくりと動き出してください。

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まとめ

ぎっくり腰になったときは、症状に応じて適切な診療科を選ぶことが大切です。病院を選択する場合には整形外科を来院して画像検査を受け、正確な原因を特定することがおすすめです。足のしびれや麻痺、発熱、排尿障害がある場合はすぐに医療機関を来院しましょう。一方で、安静にすると痛みが和らぐ、数日で改善傾向にある場合は自宅での対応も可能です。

整形外科では画像検査や薬物療法、ブロック注射などの専門的な施術が受けられます。症状が長引く場合や慢性的な痛みにはペインクリニック、回復期にはリハビリテーション科も選択肢となります。湿布や痛み止めが効かない時には整体院もおすすめです。

痛みが2週間以上続く、繰り返す、高齢の方は早めの来院が望ましいです。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、化膿性脊椎炎、圧迫骨折といった深刻な疾患が隠れている可能性もあるため、不安な場合は自己判断せず医療機関に相談してください。


院長:高木

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神奈川県茅ヶ崎市共恵1-2-1 池杉ビル1F
電話番号
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定休日
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