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腰痛やってはいけないストレッチとその理由を徹底解説

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。腰が痛いときに「ストレッチをすれば楽になるはず」と思って頑張ってしまう方、実はとても多いんです。でも実際には、腰の状態によってはストレッチが症状を悪化させてしまうこともあるんですよ。特に腰痛でお困りの方が間違った方法で体を伸ばしてしまい、かえって痛みが強くなってしまったという話を当院でもよく耳にします。

院長:高木

腰痛には種類があり、それぞれに適したストレッチと絶対に避けるべきストレッチがあることを知っておいてほしい

実は私も以前、ぎっくり腰になった患者さんから「テレビで見たストレッチをやったら余計に痛くなった」という相談を受けたことがあります。その方は良かれと思ってやっていたのですが、その時の腰の状態には全く合っていない動きだったんですね。あなたも同じような経験はありませんか。今回は腰痛のタイプ別に、絶対にやってはいけないストレッチと、その理由について詳しくお伝えしていきます。

目次

腰痛時のストレッチで知っておくべき基本原則

腰痛があるときにストレッチをする前に、まず理解していただきたいのが痛みが出ている方向への動きは避けるという基本原則です。体を動かしたときに痛みが走る方向というのは、今まさに炎症が起きていたり、組織が傷ついていたりする可能性が高いんですね。そこに無理やり負荷をかけてしまうと、改善どころか悪化の一途をたどってしまいます。

また急性期の腰痛、つまりぎっくり腰のように突然強い痛みが出た直後は、基本的にストレッチそのものを控えるべきタイミングです。この時期は患部に炎症が起きており、安静が何よりも大切になります。無理に動かそうとすると炎症がひどくなり、回復までの期間が長引いてしまうんです。

ストレッチをする際には反動をつけずにゆっくりと行うこと、呼吸を止めないこと、そして痛みを我慢しながら行わないことが重要なポイントになります。気持ちいいと感じる程度の伸びであれば問題ありませんが、痛みを感じるほど伸ばしてしまうのは体からの危険信号を無視している状態なんですよ。

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ヘルニアや神経症状がある方の禁忌ストレッチ

椎間板ヘルニアや坐骨神経痛など、神経に関わる症状をお持ちの方が特に注意すべきストレッチがあります。それは前屈系のストレッチです。立ったまま体を前に倒して床に手を伸ばすような動きや、座った状態で足先に手を伸ばすような動作は、椎間板に強い圧力をかけてしまうんですね。

なぜ前屈が危険なのか

椎間板ヘルニアは、背骨のクッションである椎間板が後ろ側に飛び出してしまう状態です。前屈をすると椎間板がさらに後方へ押し出される力が働き、神経への圧迫が強まってしまいます。その結果、足のしびれや痛みが増強したり、ひどい場合には筋力低下を引き起こしたりすることもあるんです。

座位での長時間のデスクワークも実は前屈姿勢と同じ状態になっているため、仕事の合間に良かれと思って前屈ストレッチをしてしまうと、さらに椎間板への負担を増やしてしまうことになります。ヘルニアの方は後ろに反る動きの方が症状を和らげることが多いのですが、これも人によって異なるため注意が必要です。

避けるべき具体的な動作

  • 立位での前屈ストレッチ(手を床につけようとする動き)
  • 座位での長座体前屈
  • 膝を抱え込んで背中を丸める動作
  • 仰向けで両膝を胸に引き寄せる動作

これらの動きは一般的には腰痛に良いとされることもありますが、ヘルニアや神経症状がある方には逆効果になってしまう可能性が高いんです。特に朝起きた直後は椎間板に水分が多く含まれており、より圧力がかかりやすい状態なので、このタイミングでの前屈は避けていただきたいですね。

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脊柱管狭窄症の方が注意すべきストレッチ

脊柱管狭窄症は、背骨の中を通る神経の通り道が狭くなってしまう状態で、特に50代以降の方に多く見られる症状です。この症状をお持ちの方が避けるべきなのは、腰を反らせる動きになります。ヘルニアとは真逆の注意点なんですね。

反り腰の姿勢や、うつ伏せで上体を起こすようなストレッチ、立ったまま腰に手を当てて後ろに反る動作などは、脊柱管をさらに狭めてしまう可能性があります。狭窄症の方は前かがみになると楽になることが多く、自転車には乗れるけど歩くと足がしびれるという特徴的な症状が見られることもあるんです。

また長時間の立ち姿勢も腰が反りやすくなるため、キッチンでの作業や立ち話などでも症状が出やすくなります。ストレッチだけでなく、日常生活での姿勢にも気をつけていただくことが大切ですよ。壁に背中をつけて立つようなストレッチも、腰が反ってしまうため避けたほうがよいでしょう。

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急性腰痛やぎっくり腰の方の対応

ぎっくり腰などの急性腰痛は、突然強い痛みに襲われて動くこともままならない状態です。この時期は基本的にすべてのストレッチを避け、まずは安静を保つことが何よりも大切になります。炎症が起きている最中に無理に動かそうとすると、回復が遅れるだけでなく慢性化のリスクも高まってしまうんですね。

急性期に避けるべき行動

痛みが強い時期には、ストレッチ以外にも避けていただきたい行動がいくつかあります。温めることも実は急性期にはNGなんです。炎症がある状態で温めてしまうと血流が増えすぎて、かえって痛みや腫れが強くなることがあります。この時期は冷やすか、何もせずに安静にしておくのが正解です。

マッサージや強く押すような施術も避けるべきタイミングです。筋肉や靭帯が傷ついている可能性があるため、外部から強い刺激を加えると組織の損傷がひどくなってしまいます。また痛み止めを飲んで無理に動くことも、体が発している警告を無視することになるため注意が必要ですよ。

回復期に入ってからのケア

痛みが落ち着いてきたら、少しずつ動かし始めるタイミングです。ただしこの時期も無理は禁物で、痛みが出ない範囲での軽い動きから始めていきます。仰向けで膝を立てて左右にゆっくり倒す動作や、四つん這いで背中を丸めたり反らしたりする動作などが、比較的安全に行えるストレッチになります。

大切なのは動かす範囲を徐々に広げていくことで、決して最初から大きく動かそうとしないことです。痛みが再発したらすぐに中止し、無理をしないという判断も重要なポイントになりますね。

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反り腰や腰椎分離症の方の注意点

反り腰の方や、成長期のスポーツで腰椎分離症になってしまった方も、腰を反らせるストレッチは避けるべきです。すでに腰が反りすぎている状態なのに、さらに反らせる動作を加えてしまうと、腰椎への負担が増大してしまうんですね。

ヨガのコブラのポーズや、うつ伏せで上体を起こすような動き、立位で手を腰に当てて後ろに反る動作などは、反り腰を助長してしまいます。反り腰の方は腹筋が弱く、腰の筋肉が過剰に緊張していることが多いため、腰を反らせるよりも丸める方向のストレッチの方が適していることが多いんです。

ただし腰を丸めるストレッチも、やりすぎると今度は椎間板に負担がかかるため、バランスが大切になります。自分の体の状態を正確に把握して、適切な方向への動きを選択することが重要ですよ。判断に迷う場合は、専門家に相談することをおすすめします。

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安全に行える腰痛改善のためのストレッチ

では、どのようなストレッチなら比較的安全に行えるのでしょうか。まず基本となるのが、仰向けで膝を立てた状態から始める動きです。この姿勢は腰への負担が少なく、痛みがある方でも取り組みやすいんですね。

おすすめの基本ストレッチ

仰向けで膝を立て、片方の膝を反対側の手で持ってゆっくりと体の外側に倒していく動作は、お尻や腰の筋肉を優しく伸ばすことができます。このとき肩が浮かないように注意し、呼吸を止めずにゆっくりと20秒ほどキープします。痛みが出ない範囲で行うことが大前提です。

四つん這いの姿勢から、猫が背伸びをするように手を前に伸ばしていく動作も、腰の筋肉をリラックスさせるのに効果的です。この動作は腰だけでなく、肩甲骨周りの筋肉もほぐれるため、デスクワークで固まった体をほぐすのにも適していますよ。

ストレッチの効果を高めるコツ

ポイント詳細
タイミングお風呂上がりの体が温まっている時が最適
時間1回20〜30秒、無理のない範囲で2〜3セット
呼吸鼻から吸って口から吐く、止めずにゆっくりと
強度痛気持ちいい程度、痛みが出たらすぐ中止

毎日コツコツと続けることで、筋肉の柔軟性が少しずつ改善していきます。ただし効果が感じられない場合や、症状が悪化する場合は、ストレッチの方法が合っていない可能性があるため、専門家に相談することをおすすめしますよ。

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専門家に相談すべきタイミング

セルフケアとして腰痛改善に取り組むことは大切ですが、専門家への相談が必要なサインもあります。足にしびれが出ている場合、日に日に痛みが強くなっている場合、排尿や排便に異常が見られる場合などは、すぐに医療機関や整体院を受診してください。

また2週間以上セルフケアを続けても改善が見られない場合も、一度専門家に診てもらうことをおすすめします。自己判断でのストレッチが間違っていたり、腰痛の原因が筋肉や関節以外にあったりする可能性もあるんですね。早めの対応が早期回復につながります。

当院では初回の検査で腰痛の本当の原因を特定し、あなたに合った施術計画をご提案しています。メタトロンという最先端の検査機器を使って、なぜ腰痛が起きているのか、どの部分にアプローチすべきかを明確にすることができるんです。姿勢分析や触診と合わせて、総合的にお体の状態を把握していきますよ。

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まとめ

腰痛があるときのストレッチは、症状のタイプによって避けるべき動きが全く異なります。ヘルニアの方は前屈を、狭窄症の方は反る動きを、急性期の方はすべてのストレッチを避けることが基本です。良かれと思って行ったストレッチが、かえって症状を悪化させてしまうこともあるため、自分の腰痛がどのタイプなのかを知ることがとても大切なんですね。

私は小児喘息で苦しんだ経験から、体の不調で悩む方の力になりたいと治療家の道を選びました。当たり前の日常を取り戻すこと、痛みを気にせず好きなことを楽しめる体になることは、決して諦める必要はありません。間違った方法で症状を悪化させてしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。あなたの腰痛の本当の原因を見つけ出し、改善への最短ルートをご提案させていただきます。一人で悩まず、いつでもお気軽にお声がけくださいね。


院長:高木

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