
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは。湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。生後9ヶ月や10ヶ月の健診が近づくと「うちの子、ハイハイをほとんどしないでつかまり立ちを始めたんです」というご相談をよくいただきます。母子手帳にはハイハイが先と書いてあるし、育児書でも「ハイハイは全身の筋力を育てる大切な時期」と書いてあるから、順番が違うと心配になりますよね。
でも実は、現実的にはつかまり立ちが先になるケースも決して珍しくないんです。今日は赤ちゃんの運動発達について、カイロプラクターとして長年赤ちゃんの体を見てきた経験と、発達神経学の視点からお話しします。


発達の順序は一人ひとり違って当たり前。大切なのは今この瞬間の赤ちゃんの体と心を見守ることです
母子手帳や育児書には「ハイハイ→つかまり立ち→伝い歩き」という順序が書かれていますが、これはあくまで発達の一例です。実際の臨床現場では、つかまり立ちを先に始める赤ちゃんも多く見られます。大切なのは、先につかまり立ちをしても、その後にちゃんとハイハイしていけば問題ないということなんです。
赤ちゃんの発達には教科書通りの「定型発達」と呼ばれる順序がありますが、これはあくまで統計的な目安にすぎません。寝返り、お座り、ハイハイ、つかまり立ち、伝い歩き、一人歩きという流れは代表的なパターンではありますが、実際にはこの順序を踏まない赤ちゃんもたくさんいます。
お座りの姿勢が早く安定した赤ちゃんは、座った状態から目の前のテーブルやソファにつかまって立ち上がる動きに興味を持ちやすいんです。四つん這いになるよりも、立って見える景色の方が魅力的に感じることもあります。これは赤ちゃんの好奇心や探究心の表れでもあるんですね。
当院に来られる赤ちゃんを見ていると、先につかまり立ちを始めても、その後でハイハイを楽しむようになるケースは珍しくありません。つかまり立ちで立った状態に慣れてくると、今度は床に降りて移動することの便利さに気づくんです。立っているだけでは遠くのおもちゃまで行けませんが、ハイハイなら自由に動けますからね。
発達は階段のように一方通行で進むものではなく、行ったり来たりしながら体の使い方を学んでいくものです。つかまり立ちで脚の筋力がついてから、その力を使ってハイハイを始めることもあります。順序が前後しても、最終的には必要な動きを経験していけば大丈夫なんです。
周りの環境も発達の順序に大きく影響します。つかまり立ちしやすい高さの家具が多い部屋では、自然とつかまり立ちが先になることもあります。赤ちゃんは目の前にある楽しそうなものに手を伸ばしたくて、その結果として立ち上がる動作を覚えていくんですね。
逆に、広い床スペースがあって這って遊ぶ環境が整っていれば、ハイハイが先に発達することが多くなります。赤ちゃんは自分の周りにある環境の中で、最も効率的で楽しい動き方を自然と選んでいるんです。
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赤ちゃんがハイハイをするかどうかには、実は原始反射の統合が関係していることがあります。特にSTNR(対称性緊張性頸反射)という反射が統合されないと、ハイハイの動きがぎこちなかったり、ハイハイをせずに動き始めることが多いんです。
STNR(対称性緊張性頸反射)は、生後6ヶ月頃から9ヶ月頃に見られる原始反射の一つです。頭を上げると腕が伸びて脚が曲がり、頭を下げると腕が曲がって脚が伸びるという反応が起こります。この反射は四つん這いの姿勢を作る準備段階として大切な役割を果たしています。
通常、この反射は生後9ヶ月から11ヶ月頃までに統合されて、意識的に体をコントロールできるようになります。STNRが適切に統合されることで、手と足を別々に動かすハイハイの動作がスムーズにできるようになるんです。
STNRの統合がゆっくり進む赤ちゃんは、四つん這いの姿勢を取ること自体が難しく感じることがあります。頭を上げると腕が伸びてしまうため、ハイハイの姿勢が安定せず、前に進もうとしてもうまく手足が動かせないんです。
こういった赤ちゃんは、四つん這いよりもお座りの姿勢やつかまり立ちの方が体をコントロールしやすいため、ハイハイを飛ばして立つ動作を選ぶことがあります。これは赤ちゃんなりに、今の自分の体で最もやりやすい動き方を選択している結果なんですね。
STNRの統合を自然に促すには、うつ伏せ遊びを増やすことが効果的です。うつ伏せで頭を上げたり下げたりする動作を繰り返すことで、反射が徐々に統合されていきます。無理に練習させるのではなく、うつ伏せが楽しい時間になるような遊びを取り入れてみてください。
当院では、赤ちゃんの体の使い方を見て、原始反射の統合状態もチェックしています。優しい手技で体のバランスを整えることで、自然とハイハイの動作がしやすくなることもあるんですよ。
#原始反射 #STNR #反射の統合 #四つん這い姿勢 #発達神経学
「ハイハイをしないと足腰が弱くなる」「体幹が育たない」といった話を聞いて、不安になっているお母さんも多いと思います。でも実際のところ、先につかまり立ちをしても、その後でハイハイを経験すれば問題ありませんし、仮にハイハイの期間が短くても、将来的な運動能力に影響が出るという医学的な根拠はほとんどないんです。
ハイハイをしなかった赤ちゃんが将来的に運動能力が低いという研究結果は、実はほとんど存在しません。足腰の筋力や体幹の強さは、つかまり立ちや伝い歩き、そして一人歩きを始めてからしっかりと鍛えられていきます。立って歩くという動作そのものが、十分に体を育ててくれるんです。
むしろ、つかまり立ちを早く始めた赤ちゃんは、立った状態でのバランスの取り方や、脚の筋力を使うことを早くから経験しています。立ったり座ったりを繰り返す動作は、腹筋や背筋も使う全身運動なんですよ。
体幹の筋力は、ハイハイだけで育つものではありません。お座りからつかまり立ちへの移行動作や、立った状態でのバランスの取り方、これらすべてが体幹を鍛える運動になっています。赤ちゃんは自分が今必要としている筋力を、自然な動きの中で獲得していくものなんです。
当院に来られる赤ちゃんの中にも、ハイハイをほとんどせずに歩き始めたお子さんがたくさんいますが、その後の運動発達に問題が出たケースはほとんどありません。大切なのは、いろいろな動きを経験する機会があることです。
ハイハイをする期間の長さよりも、体を自由に動かせる環境があるかどうかの方が重要です。たとえハイハイの期間が短くても、その間にしっかりと四つん這いでの体の使い方を経験していれば、必要な筋力や協調性は育ちます。
また、つかまり立ちが先でも、後からハイハイを楽しむようになれば、結果的に両方の動作を経験することになります。焦らず、赤ちゃんのペースで発達を見守ってあげることが何より大切なんです。
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基本的にはつかまり立ちが先になることに問題はありませんが、いくつか気をつけておきたいポイントもあります。赤ちゃんの発達全体を見て、気になることがあれば早めに相談することをおすすめします。
つかまり立ちもハイハイもせず、1歳を過ぎても自分で移動する手段が全くない場合は、一度小児科や専門機関で相談してみましょう。発達には個人差がありますが、移動への興味や探索行動が見られない場合は、何か原因があるかもしれません。
ただし、シャッフリングで移動している場合や、つかまり立ちで伝い歩きをしている場合は、ちゃんと移動手段を獲得しているので心配ありません。大切なのは、何らかの方法で自分の行きたいところに移動しようとする意欲があるかどうかです。
つかまり立ちをする時に、いつも同じ側の足だけで立ち上がろうとしたり、片方の手だけを使ったりする場合は注意が必要です。体の使い方に偏りがあると、将来的に姿勢の問題につながることがあります。左右バランスよく体を使えているかをチェックしてみてください。
また、ハイハイをする時に片方の脚を引きずるような動きをしたり、極端に動きがぎこちない場合も、筋肉のバランスや原始反射の統合状態を確認したほうがよいかもしれません。
つかまり立ちをしている時に体がガチガチに固まっているように見える場合や、逆にフニャフニャで力が入っていない場合は、筋肉の緊張に問題があるかもしれません。カイロプラクティックやオステオパシーの視点から体を整えることで、より楽に動けるようになることもあります。
当院では、赤ちゃんの体の使い方や発達について相談を受けることがあります。優しい手技で体のバランスを整えたり、原始反射の統合を促すアプローチを行うことで、今まで苦手だった動きができるようになることもあるんですよ。
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つかまり立ちが先でも後からハイハイを経験すれば問題ないとはいえ、できれば両方の動作を楽しんでほしいと思うお母さんもいらっしゃいますよね。そんな時は、無理に練習させるのではなく、自然とハイハイをしたくなるような環境を作ってあげるのがおすすめです。
つかまり立ちができるようになると、赤ちゃんは立つことばかりに夢中になります。でも、床で遊ぶ魅力的なおもちゃや活動を用意することで、自然と床に降りる機会が増えます。少し離れた場所におもちゃを置いて、取りに行きたくなるような状況を作ってみてください。
トンネルのおもちゃやボールなど、追いかけたくなるようなアイテムも効果的です。お母さんが床に寝転んで一緒に遊びに誘うと、赤ちゃんも楽しく床で過ごす時間が増えますよ。
STNRの統合を促すためにも、うつ伏せ遊びは大切です。うつ伏せで頭を上げたり、手を伸ばしたりする動作は、四つん這いの姿勢の準備になります。鏡を置いて自分の顔を見せたり、少し高い位置におもちゃを置いて手を伸ばしたくなるようにしてみましょう。
うつ伏せが嫌いな赤ちゃんもいますが、少しずつ楽しい時間にしていくことで、自然と四つん這いの姿勢に慣れていきます。焦らず、赤ちゃんのペースで進めることが大切です。
四つん這いの姿勢を楽しく経験できる遊びもあります。お母さんが四つん這いになって、赤ちゃんの背中の下をくぐってみたり、一緒にハイハイ競争をしてみたり。遊びの中で自然と四つん這いの姿勢を取ることで、その体の使い方を覚えていきます。
赤ちゃんは大好きなお母さんの真似をするのが大好きです。楽しい雰囲気の中で、いろいろな動きにチャレンジできる機会を作ってあげてください。つかまり立ちが先でも、後からハイハイを楽しめるようになれば、結果的に両方の動作を経験できますからね。
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赤ちゃんの発達を見守る上で一番大切なのは、その子自身のペースを尊重することです。母子手帳や育児書、周りの赤ちゃんと比べて焦る気持ちはよくわかりますが、あなたの赤ちゃんは今、自分に必要な発達をしっかりと遂げているんです。
他の赤ちゃんがハイハイをしているのを見ると、つい比較してしまいますよね。でも、その時間を自分の赤ちゃんをよく観察する時間に使ってみてください。昨日よりも今日、今日よりも明日、少しずつできることが増えていく様子が見えてくるはずです。
つかまり立ちができるようになったということは、それだけ筋力やバランス感覚が育ってきた証拠です。立った状態でおもちゃを持ち替えたり、片手を離してみたり、日々新しいチャレンジをしている姿を見守ってあげてください。
人間の発達には本当に多様なパターンがあります。早く歩き始める子もいれば、ゆっくり慎重に進む子もいます。ハイハイをたくさんする子もいれば、ほとんどしない子もいます。どの道を通っても、最終的にはみんな歩けるようになるんです。
大切なのは、赤ちゃんが今楽しそうに動いているか、新しいことに挑戦しようとする意欲があるか、そして全体的に健やかに育っているかということです。数ヶ月の発達の順序よりも、長い目で見た成長を大切にしてください。
育児の悩みは尽きないものですが、あまり心配しすぎると赤ちゃんにもその緊張が伝わってしまいます。「この子は今、つかまり立ちの時期なんだな」と受け入れて、その姿を楽しむ余裕を持ってください。
不安な気持ちになった時は、一人で抱え込まずに誰かに話すことも大切です。小児科の先生や保健師さん、そして私たちのような専門家も、いつでも相談に乗ることができます。
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ハイハイをせずにつかまり立ちを先に始めることは、決して珍しいことでも心配なことでもありません。母子手帳には「ハイハイ→つかまり立ち」と書いてありますが、現実的には順序が前後するケースも多いんです。大切なのは、先につかまり立ちをしても、その後にちゃんとハイハイしていけば問題ないということです。
ハイハイの動きがぎこちない場合や、ハイハイをせずに動き始める場合は、STNRなどの原始反射の統合がゆっくり進んでいることもあります。でもこれも個性の一つで、適切な環境とかかわりがあれば、自然と体の使い方を学んでいきます。
もちろん、体の動きに明らかな左右差があったり、全体的な発達が気になる場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。でも基本的には、今の赤ちゃんの姿をそのまま受け入れて、楽しく見守ってあげてください。つかまり立ちができるようになったこと自体が、素晴らしい成長の証なんですから。
当院では、赤ちゃんの体の発達や原始反射の統合状態についてのご相談も受け付けています。体のバランスや使い方について気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。お母さんの不安を少しでも軽くして、赤ちゃんとの楽しい時間を過ごせるようサポートさせていただきます