20周年キャンペーン、残り名/1/14(水)午後 ご案内可能です

吸引分娩で歪んだ赤ちゃんの頭がヘルメット治療でも改善しにくい理由とは

本日の予約状況

こんにちは。湘南カイロ茅ケ崎整体院の高木聖司です。出産時の吸引分娩によって赤ちゃんの頭の形が変わってしまい、医師から自然に治ると言われたのに数ヶ月経っても改善が見られず、ヘルメット治療を検討されている方も多いのではないでしょうか。

実際に当院にも、産後3ヶ月以降になっても頭の形が戻らず不安を抱えたお母さんが相談にいらっしゃいます。医療機関では様子を見ましょうと言われるだけで、具体的な対応策を教えてもらえないまま時間だけが過ぎていく焦りは本当につらいものですよね。

今回は吸引分娩後の頭蓋変形がなぜ改善しにくいのか、そしてヘルメット治療でも効果が出にくいケースについて詳しくお伝えしていきます。

院長:高木

出産時の状況によって頭の変形の種類も改善の経過も大きく変わってくるんです

目次

吸引分娩で起こる頭蓋変形のメカニズム

吸引分娩では赤ちゃんの頭に吸引カップを装着して引っ張り出すため、頭蓋骨に強い圧力がかかります。赤ちゃんの頭蓋骨は大人と違って複数の骨が縫合線という柔らかい部分でつながっているため、外からの力で形が変わりやすい構造になっているんですね。

吸引分娩による頭蓋変形には大きく分けて2つのタイプがあります。ひとつは頭頂部が尖ったように長くなる長頭症で、もうひとつは左右どちらかが平らになる斜頭症です。特に難産だった場合や吸引時間が長かった場合は、複数の変形が組み合わさって複雑な形状になることもあります。

通常であれば出産直後から数週間で自然に改善していくのですが、すべてのケースがそうとは限りません。頭蓋骨の縫合部分に過度な負荷がかかった場合や頭皮下血腫が大きい場合は、骨の重なり方や配置そのものが変わってしまい、自然な成長だけでは元に戻りにくくなるのです。

頭皮下血腫が改善を妨げる理由

吸引分娩では頭皮と頭蓋骨の間に血液が溜まる頭皮下血腫が発生することがあります。多くは数週間で自然に吸収されるのですが、血腫が大きい場合や吸収が遅い場合は、その部分の頭蓋骨の成長が阻害されてしまうことがあるんですね。

血腫が吸収される過程で石灰化することもあり、そうなると硬いしこりとして残ってしまいます。この石灰化した部分があると周囲の骨の成長バランスが崩れ、結果として頭の形の非対称性が強くなっていくのです。

産後3ヶ月を過ぎても明らかなしこりが触れる場合や、触ると硬い感触がある場合は、血腫の石灰化を疑う必要があります。

縫合線の早期癒合が起こるケース

吸引分娩時の圧力によって頭蓋骨の縫合線が本来よりも早く癒合してしまうケースも報告されています。縫合線は赤ちゃんの脳の成長に合わせて頭蓋骨が大きくなるための重要な構造なのですが、ここが早期に閉じてしまうと骨の成長方向が制限されてしまうんですね。

特に矢状縫合という頭のてっぺんを前後に走る縫合線が早期癒合すると、横方向への成長ができなくなり細長い頭の形になります。これは舟状頭症と呼ばれ、ヘルメット治療だけでは対応が難しいケースもあるのです。

早期癒合が疑われる場合は頭部のCTやMRI検査が必要になることもあり、専門医による慎重な判断が求められます。

筋緊張のアンバランスによる影響

出産時の吸引による刺激は頭蓋骨だけでなく首や肩周りの筋肉にも影響を与えます。特に斜頸傾向がある赤ちゃんは一方向ばかりを向いて寝ることが多く、それによって頭の変形がさらに進行してしまうことがあるんですね。

吸引分娩後は首周りの筋肉の緊張バランスが崩れやすく、向き癖が強く出やすい傾向があります。この状態が続くと寝ている時間が長い乳児期には、常に同じ方向に圧力がかかり続けることになり、頭蓋骨の成長にも偏りが生じてしまうのです。

体の土台となる骨盤や背骨の歪みも向き癖の原因になることがあり、頭だけでなく全身のバランスを整えることも大切になってきます。

#吸引分娩 #頭蓋変形 #頭皮下血腫 #縫合線早期癒合 #向き癖

ヘルメット治療の効果と限界

ヘルメット治療は頭蓋変形の矯正において非常に有効な方法ですが、すべてのケースで同じように効果が出るわけではありません。治療を開始する時期や変形のタイプ、重症度によって改善の度合いは大きく変わってくるんですね。

ヘルメット治療は生後4ヶ月から6ヶ月の間に開始するのが最も効果的とされています。この時期は頭蓋骨の成長速度が速く、ヘルメットによる誘導に対して骨が柔軟に反応してくれるからです。生後7ヶ月を過ぎると骨の成長速度が徐々に遅くなり、治療期間が長くなったり改善率が下がったりする傾向があります。

変形の重症度もヘルメット治療の効果を左右する重要な要素です。頭囲差指数という数値で評価した場合、軽度から中等度の変形であれば高い改善率が期待できますが、重度の変形になると完全に左右対称にすることは難しくなってきます。

タイプ別の治療効果の違い

頭蓋変形にはいくつかのタイプがあり、それぞれヘルメット治療への反応性が異なります。斜頭症は比較的ヘルメット治療の効果が出やすいタイプで、適切な時期に開始すれば目立たないレベルまで改善することが多いんですね。

一方で短頭症、つまり後頭部全体が平らになっているタイプは改善に時間がかかる傾向があります。特に吸引分娩後の短頭症は単なる寝姿勢による変形ではなく、出産時の圧迫による骨の配置変化が関係していることが多いため、ヘルメットだけでは対応しきれない場合もあるのです。

複合型といって斜頭症と短頭症が組み合わさったタイプも、治療期間が長くなりやすく改善率も個人差が大きくなります。吸引分娩後は複合型の変形になることが多く、これが改善しにくい理由のひとつになっています。

開始時期が遅れた場合の対応

生後8ヶ月以降にヘルメット治療を開始する場合、骨の成長速度が落ちているため治療期間が長期化することを覚悟する必要があります。それでも全く効果がないわけではなく、成長期である1歳半頃までは骨の可塑性が残っているため、ある程度の改善は期待できるんですね。

ただし開始が遅れるほど装着期間が長くなり、赤ちゃんの負担も大きくなります。また1歳を過ぎると活動量が増えてヘルメットを嫌がるようになることも多く、治療の継続自体が難しくなるケースもあるのです。

開始時期を逃してしまった場合でも、まずは専門医に相談して現在の状態で治療が有効かどうか判断してもらうことが大切です。月齢だけで諦めるのではなく、個別の状況に応じた最適な対応を考えていきましょう。

ヘルメット治療中の問題点

ヘルメット治療は1日23時間の装着が基本となるため、赤ちゃんにとっても家族にとっても負担の大きい治療です。特に夏場は頭部に熱がこもりやすく、汗疹や皮膚トラブルが起こりやすくなります。

装着初期は慣れないヘルメットに泣いてしまう赤ちゃんも多く、夜泣きが増えて家族全体の睡眠不足につながることもあるんですね。また定期的な通院が必要で、成長に合わせてヘルメットの調整を繰り返す必要があるため、時間的な負担も小さくありません。

費用も大きな問題で、ヘルメット治療は保険適用外のため30万円から50万円程度の自費負担となります。経済的な理由で治療を断念せざるを得ない家庭も少なくないのが現状です。

#ヘルメット治療 #治療開始時期 #頭囲差指数 #変形タイプ #装着期間

改善しにくいケースの特徴と対応策

ヘルメット治療を行っても思うように改善が見られないケースにはいくつかの共通した特徴があります。まず挙げられるのが、複数の要因が重なっている複雑なケースです。吸引分娩による変形に加えて向き癖が強かったり、斜頸があったりすると、ヘルメットで頭の形を整えようとしても体のバランスが崩れているため効果が出にくくなるんですね。

頭蓋骨の一部が石灰化している場合も改善が難しいケースです。石灰化した部分は硬く変形しにくいため、ヘルメットの圧力に対して反応しません。その結果、周囲の柔らかい部分だけが変形して、かえってアンバランスな形になってしまうこともあります。

また縫合線の早期癒合が起こっている場合は、ヘルメット治療だけでは根本的な解決にならないこともあります。骨の成長方向そのものが制限されているため、外側から形を整えようとしても限界があるのです。

体全体のバランスを整える重要性

頭の形だけに注目するのではなく、体全体のバランスを見ていくことが改善への近道になります。特に首や肩周りの筋緊張、骨盤の歪み、背骨のカーブなどは頭の位置や向き癖に直接影響するため、これらを整えることでヘルメット治療の効果も高まるんですね。

当院では赤ちゃんの体に負担をかけない優しい施術で、骨格のバランスを整えていきます。特に出産時のストレスによって生じた体の歪みは、できるだけ早い時期に調整してあげることが大切なのです。

頭蓋骨の調整も専門的な手技を用いて行います。縫合線の動きを改善したり、頭蓋骨全体のバランスを整えたりすることで、自然な成長を促していくことができます。

向き癖への対応とポジショニング

向き癖が強い赤ちゃんは寝ている間も常に同じ方向を向いてしまうため、その部分だけ圧力がかかり続けて変形が進行します。向き癖を改善するためには首周りの筋肉の緊張をゆるめることが第一歩です。

寝かせる位置を工夫したり、授乳の向きを変えたりといった日常生活での対応も効果的なのですが、根本的には体の歪みを整えて向き癖そのものを改善していく必要があります。体が整えば自然といろいろな方向を向けるようになり、頭への圧力も分散されるんですね。

タオルやクッションを使ったポジショニングも有効ですが、赤ちゃんの窒息リスクには十分注意が必要です。専門家の指導を受けながら安全に行うことをおすすめします。

成長を見守りながらの長期的アプローチ

ヘルメット治療で劇的な改善が見られなくても、成長とともに目立たなくなるケースも多くあります。特に髪が生えてくれば外見上はほとんど気にならなくなることもあるんですね。

ただし頭の形の非対称性が強いと、顎の発達や歯並びにも影響が出る可能性があります。また姿勢の崩れや肩こり、頭痛といった症状につながることもあるため、見た目だけでなく機能面でのフォローも大切になってきます。

幼児期以降も定期的に体のバランスをチェックして、必要に応じて調整を行っていくことで、将来的な問題を予防することができます。赤ちゃんの時だけでなく、成長の各段階でサポートしていく長期的な視点が重要なのです。

#体のバランス #向き癖改善 #頭蓋骨調整 #ポジショニング #長期フォロー

お母さんの心のケアも大切に

吸引分娩だったことで赤ちゃんの頭の形に影響が出てしまい、自分を責めてしまうお母さんは本当に多いんです。でも出産の方法は母子の安全を最優先に医師が判断したものであり、決してお母さんのせいではありません。

赤ちゃんの頭の形を毎日見ては不安になり、インターネットで情報を検索しては落ち込んでしまう。そんな日々を過ごしているお母さんの気持ちは痛いほどわかります。周りからは「そのうち治るよ」「気にしすぎ」と言われても、母親としては心配でたまらないですよね。

高額なヘルメット治療を受けるべきか迷い、パートナーや家族に相談しても理解が得られず、一人で悩みを抱え込んでしまうこともあるでしょう。でも覚えておいてほしいのは、あなたは一人ではないということです。

同じ悩みを持つ方々の存在

吸引分娩後の頭の変形に悩んでいるお母さんは決して少なくありません。多くの方が同じような不安を抱え、同じように悩みながら、それでも赤ちゃんのために最善の方法を探し続けているんですね。

当院にも産後すぐから相談にいらっしゃる方、ヘルメット治療と並行して来院される方、ヘルメット治療後も気になる部分があって相談に来られる方など、さまざまな段階のお母さんがいらっしゃいます。

皆さん最初は不安そうな表情をされていますが、赤ちゃんの体が整っていく過程を見て、そして頭の形も少しずつ改善していく様子を実感されると、表情も明るくなっていかれます。

正しい情報を得ることの重要性

インターネットには様々な情報があふれていますが、その中には不正確な情報や不安を煽るような内容も少なくありません。信頼できる専門家から正しい情報を得ることが、適切な判断をするために何より大切なんですね。

ヘルメット治療が必要なケースもあれば、体のバランスを整えることで自然な改善を促せるケースもあります。また両方を組み合わせることで相乗効果が得られることもあるのです。

大切なのは一つの方法に固執せず、赤ちゃんの状態に合わせて最適なアプローチを選んでいくことです。そのためにも複数の専門家の意見を聞き、納得した上で決断することをおすすめします。

赤ちゃんの成長を楽しむ余裕を

頭の形のことばかり気にしていると、赤ちゃんとの貴重な時間を心から楽しめなくなってしまいます。もちろん心配する気持ちはとてもよくわかりますが、今しかないこの時期を大切に過ごしてほしいんですね。

赤ちゃんは日々成長しています。昨日できなかったことが今日できるようになり、新しい表情を見せてくれる。そんな喜びを感じながら、頭の形についても必要なケアをしていけばいいのです。

完璧を目指す必要はありません。できる範囲でベストを尽くせば、それで十分なんです。お母さん自身が笑顔でいられることが、赤ちゃんにとって何より大切なことを忘れないでください。

#母親の不安 #心のケア #情報収集 #専門家相談 #育児を楽しむ

一人で悩まず専門家に相談を

吸引分娩後の頭の変形がなかなか改善せず、ヘルメット治療を検討している段階でこの記事を読んでくださっている方も多いと思います。確かにヘルメット治療は有効な方法ですが、それだけがすべてではありません。

赤ちゃんの体全体のバランスを整えることで、頭の形も自然と改善していくケースは数多くあります。特に吸引分娩による影響は頭だけでなく首や背骨にも及んでいることが多いため、全身を診ていくアプローチが重要なんですね。

当院では出産時のストレスによって生じた体の歪みを優しく調整し、赤ちゃんが本来持っている成長する力を引き出すお手伝いをしています。ヘルメット治療を受けるかどうか迷っている方、すでに治療中だけど向き癖を改善したい方などからご相談を頂いております。

大切なのは早めに適切な対応を始めることです。月齢が進むほど骨の柔軟性は失われていくため、気になった時点で一度専門家に診てもらうことをおすすめします。一人で悩み続けるのではなく、いつでも気軽に相談してください。お母さんの不安が少しでも軽くなり、赤ちゃんにとって最適な方法が見つかるよう、全力でサポートさせていただきます。


院長:高木

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
神奈川県茅ヶ崎市共恵1-2-1 池杉ビル1F
電話番号
0467-87-0660
定休日
不定休
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次