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捻挫して歩けるけど痛い!今すぐやるべき正しい対処法

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。「あっ、やっちゃった」と思いながらも、なんとか歩けるから大丈夫かなと不安になっていませんか。足首を捻って痛みはあるけれど歩けるという状態は、実は軽く見てはいけないサインかもしれません。今日は捻挫で歩行は可能だけれど痛みがある方に向けて、どう対処すべきかお話ししていきますね。

スポーツをしていて着地に失敗したり、階段を踏み外したり、何気ない段差でグキッとなったりと、捻挫は本当に突然起こります。痛いけれど立てるし歩けるからと、そのまま放置してしまう方が多いのですが、実はこれが後々大きな問題につながることがあるんです。歩けるからといって軽症とは限らないということを、まずは知っていただきたいと思います。

院長:高木

歩けるからといって安心せず、早めの対処が何より大切です

目次

歩けるけれど痛い捻挫の正体

捻挫というのは、関節を支えている靭帯が引き伸ばされたり部分的に切れたりする状態を指します。歩けるということは骨折の可能性は低いかもしれませんが、靭帯の損傷は確実に起きているケースがほとんどです。靭帯損傷には軽度から重度まで段階があり、歩行が可能な場合でも中等度の損傷が隠れていることがあるんですね。

足首の捻挫で最も多いのは、足首を内側に捻る内反捻挫と呼ばれるタイプです。この時に外側の靭帯が伸びたり切れたりします。靭帯は関節の安定性を保つ大切な組織で、ここが傷つくと関節がグラグラして不安定になってしまいます。歩けるからといって動き続けると、この不安定な状態で体重がかかり続け、損傷がさらに悪化することもあります。

また、捻挫した直後は痛みを感じにくいこともあるんです。これはアドレナリンが分泌されて一時的に痛みが麻痺しているためで、数時間後に腫れや痛みが強くなってくるケースも珍しくありません。だからこそ、受傷直後の対応がその後の回復を大きく左右するということを覚えておいてください。

病院に行くべきか迷ったときの判断基準

歩けるなら様子を見ようかと思う気持ちはよくわかります。でも、いくつかのサインを見逃さないでほしいんです。まず、腫れが急速に広がってくる場合は要注意です。受傷から数時間で足首がパンパンに腫れてきたり、内出血で紫色に変色してきたりする場合は、靭帯の損傷が大きい可能性があります。

次に、痛みの場所と強さも重要な判断材料になります。足首の外側だけでなく、骨の部分を押すと強い痛みがある場合は骨折の可能性も考えられます。特に足首の骨の出っ張り部分やかかとの骨、足の甲の骨に痛みがあるときは、早めに医療機関で画像検査を受けることをおすすめします。

さらに、体重をかけると激痛が走って数歩も歩けない場合や、足首の形が明らかに変形している場合は、すぐに整形外科を訪れてください。また、しびれや感覚の異常がある場合も神経や血管の損傷が疑われますので、早急な対応が必要です。歩けるからといって油断せず、これらのサインがないかチェックしてみてくださいね。

こんな症状があれば早めの来院を

次のような症状がある場合は、自己判断せずに専門家に診てもらうことをおすすめします。腫れが時間とともにひどくなっている、内出血が広範囲に広がっている、患部が熱を持っている、関節がグラグラして不安定な感じがする、数日経っても痛みが引かない、といった状態です。

特に過去に同じ場所を何度も捻挫している方は、靭帯が緩んで慢性的な不安定性を抱えている可能性があります。このような状態を放置すると、ちょっとした段差でも捻挫を繰り返してしまい、将来的に関節の変形や慢性痛につながることもあるんです。

受傷直後にやるべき応急処置

捻挫をしたらすぐに行ってほしいのが、RICE処置と呼ばれる基本的な応急処置です。RICEというのは、Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字をとったもので、これらを適切に行うことで腫れや痛みを最小限に抑えることができます。

まずRest、つまり安静です。歩けるからといって無理に動き回らず、できるだけ患部に負担をかけないようにしてください。痛みがあるのに我慢して歩き続けると、損傷した靭帯がさらに傷ついてしまいます。次にIce、冷却です。受傷直後から48時間は患部を冷やすことが大切で、氷のうや保冷剤をタオルで包んで15分から20分冷やし、1時間ほど間隔を空けてまた冷やすというサイクルを繰り返します。

Compression、つまり圧迫も重要です。弾性包帯やサポーターで適度に圧迫することで、腫れの広がりを抑えることができます。ただし、きつく巻きすぎると血流が悪くなってしまうので、指先の色や感覚を確認しながら調整してください。最後にElevation、挙上です。患部を心臓より高い位置に保つことで、重力によって血液やリンパ液が患部に溜まるのを防ぎます。

やってはいけない間違った対処法

応急処置で気をつけてほしいのが、受傷直後の温めです。お風呂に入って温めたり、温湿布を貼ったりすると血流が良くなって腫れがひどくなってしまいます。温めるのは急性期が過ぎてからで、最初の48時間は必ず冷やすようにしてください。

また、痛みがあるのに無理にマッサージをするのも避けましょう。強くもみほぐすと炎症が悪化したり、内出血が広がったりすることがあります。さらに、飲酒も血管を拡張させて腫れを助長するので、受傷当日は控えるようにしてくださいね。

捻挫の重症度を見極める

捻挫は損傷の程度によって1度から3度まで分類されます。1度捻挫は靭帯が軽く伸びた程度で、痛みや腫れは軽く、歩行も可能です。ただし、軽いからといって放置すると治りが遅くなることもあります。2度捻挫は靭帯の一部が切れている状態で、痛みと腫れが強く、内出血も見られます。歩行は可能ですが痛みを伴い、不安定感があります。

3度捻挫は靭帯が完全に切れている状態で、激しい痛みと腫れ、広範囲の内出血が特徴です。関節が著しく不安定になり、体重をかけることが困難になります。歩けるけれど痛いという状態は、多くの場合1度から2度の捻挫に該当しますが、自己判断は危険です。

重症度の判断には、オタワ足関節ルールという国際的な基準も参考になります。これは、足首や足の特定の骨の部分に圧痛があるか、受傷直後と検査時に4歩以上歩けるかといった項目で骨折の可能性を評価するものです。ただし、専門家による正確な触診と評価が最も確実ですので、心配な場合は早めに来院してください。

放置すると起こる怖いこと

歩けるからと捻挫を軽く考えて放置すると、様々な問題が起こる可能性があります。最も多いのが、慢性足関節不安定症という状態です。靭帯が適切に治癒せず緩んだままになると、関節が不安定になって何度も捻挫を繰り返すようになります。一度この状態になると、平らな道を歩いているだけでもグキッとなることがあるんです。

また、痛みをかばって歩き続けることで、体のバランスが崩れて他の部位にも負担がかかります。膝や腰、反対側の足首などに痛みが出てくることも珍しくありません。さらに、足首の動きが悪くなることで、筋力低下や可動域制限が起こり、スポーツパフォーマンスの低下や日常生活での不便さにつながります。

長期的には、関節軟骨がすり減って変形性関節症を発症するリスクも高まります。若いうちは気にならなくても、年齢を重ねてから古傷が痛むということになりかねません。だからこそ、初期の適切な対応と完全な回復が大切なんですね。

当院での捻挫に対するアプローチ

湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、捻挫に対して独自の検査と施術を行っています。まず詳しい触診で靭帯の損傷部位と程度を確認し、関節の不安定性や周囲の筋肉の状態もチェックします。メタトロンという最先端の検査機器を使って、組織の回復状態や体全体のバランスも評価するんです。

施術では、痛みや腫れを抑えるための優しい手技を行い、関節の位置を整えて正しい動きを取り戻していきます。カイロプラクティックの技術を用いて、捻挫の影響で歪んだ体全体のバランスも調整していきます。また、東洋医学の考え方も取り入れて、自然治癒力を高める施術を心がけています。

回復期には、再発を防ぐためのトレーニングやセルフケアの指導も行います。足首の安定性を高める筋力トレーニングや、バランス感覚を取り戻すエクササイズ、適切なテーピングやサポーターの使い方など、あなたの生活スタイルに合わせたアドバイスをさせていただきます。

回復までの期間と過ごし方

捻挫の回復期間は損傷の程度によって異なりますが、1度捻挫で1週間から2週間、2度捻挫で2週間から6週間、3度捻挫で数ヶ月かかることもあります。ただし、これはあくまで目安で、年齢や体質、過去の捻挫歴などによって個人差があります。

回復期間中は、無理をせず段階的に活動レベルを上げていくことが大切です。痛みが引いてきたらストレッチや軽い運動を始め、徐々に負荷を増やしていきます。スポーツ復帰を目指す方は、走る、ジャンプする、方向転換するといった動作を段階的に取り入れて、完全に回復してから本格的な練習に戻るようにしましょう。

日常生活で気をつけるポイント

捻挫をした後は、靴選びも重要になります。かかとが安定していて、足首をしっかりサポートしてくれる靴を選んでください。ヒールの高い靴やサンダルは不安定になりやすいので、回復期には避けた方が良いでしょう。また、段差や階段では手すりを使う、暗い場所や滑りやすい場所では特に注意するといった基本的な予防策も大切です。

栄養面でも、靭帯の修復を助ける食事を心がけましょう。タンパク質やビタミンC、コラーゲンを多く含む食品を積極的に摂ることで、組織の回復を促進できます。十分な睡眠も体の修復には欠かせませんので、疲れを溜めないようにしてくださいね。

再発を防ぐために

一度捻挫をすると、同じ場所を再び痛めるリスクが高くなります。これを防ぐには、完全に治るまでしっかり施術を受けること、そして予防のためのトレーニングを続けることが重要です。足首周りの筋力を強化し、バランス感覚を鍛えることで、関節の安定性が増して捻挫しにくい体になります。

スポーツをする前のウォーミングアップや、運動後のクールダウンも忘れないでください。体が温まっていない状態で急に動いたり、疲労が溜まった状態で無理をしたりすると、捻挫のリスクが高まります。自分の体の状態を常に意識して、無理のない範囲で活動することが大切です。

まとめ

歩けるけれど痛いという捻挫は、決して軽く見てはいけない状態です。早期の適切な対応が、その後の回復を大きく左右します。応急処置をしっかり行い、症状に応じて専門家に相談することで、後遺症を残さず完全に改善することができます。

私自身、幼い頃から体の不調に悩み、制限のある生活がどれほど辛いかを身をもって経験してきました。だからこそ、痛みや不安を抱えて悩んでいる方の力になりたいと心から思っています。捻挫は適切に対応すれば必ず良くなりますので、一人で悩まずにいつでも相談してください。あなたが元気に歩けるようになるまで、私たちが全力でサポートします。一緒に健康な体を取り戻しましょう。


院長:高木

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