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アキレス腱が痛い方へ|断裂を防ぐ方法と改善アプローチ

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。久しぶりに体を動かしたら、かかとの上あたりに違和感や痛みを感じたことはありませんか。もしかしたらそれはアキレス腱のトラブルかもしれません。週末のテニスやバスケットボール、子どもの運動会で張り切って走ったりジャンプしたりした後に、突然痛みが出てしまうケースは実はとても多いんです。

当院にも「後ろから蹴られたような衝撃があって、それから歩けなくなった」という方が多く来院されます。体の中で最も太くて丈夫な腱であるにもかかわらず、使い方を間違えたり準備が足りなかったりすると簡単にダメージを受けてしまうのがこの部位の特徴なんですね。

院長:高木

普段運動不足の方ほど、急に体を動かした時のリスクが高まります

目次

そもそもアキレス腱ってどんな組織なの

体の仕組みを知ることで、なぜ痛みが出るのか、どうすれば予防できるのかが見えてきます。かかとの骨とふくらはぎの筋肉をつなぐ太い腱がアキレス腱で、この部分は立つ、歩く、走る、跳ぶといったあらゆる動作で欠かせない役割を担っているんです。長さは約15センチメートルほどで、人間の体の中で最も強靭な腱といわれています。

ふくらはぎにある腓腹筋とヒラメ筋という2つの筋肉が合わさって、かかとの骨である踵骨に付着する部分がアキレス腱になります。この腱があるからこそ、つま先立ちができたり、地面を蹴って前に進んだりすることができるわけです。体重の何倍もの力がかかる部位なので、構造的にはとても丈夫にできているのですが、血流が少ない組織のため一度傷つくと回復に時間がかかるという特徴があります。

名前の由来はギリシャ神話の英雄アキレウスからきていて、彼の唯一の弱点がかかとだったという伝説が残っています。どんなに強い人でもこの部分を痛めると動けなくなってしまうことから、この名前がついたんですね。

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どんな症状が出るのか知っておこう

アキレス腱のトラブルは大きく分けて炎症によるものと断裂によるものの2種類があります。どちらも痛みを伴いますが、程度や出方が全く違うため見分けることが大切です。

炎症による痛み

アキレス腱周囲炎や腱炎と呼ばれる状態では、使いすぎや摩擦によって腱やその周りの組織に炎症が起こります。歩き始めや階段の上り下り、つま先立ちをした時にかかとの上あたりに痛みを感じるのが特徴です。触ると腫れていたり熱を持っていたりすることもあります。朝起きた時の一歩目が特に痛くて、動いているうちに少しずつ楽になってくるという方も多いです。

ランニングや立ち仕事を続けている方、硬い靴や踵の高い靴を長時間履いている方に多く見られます。慢性化すると腱が肥厚して太くなり、さらに動きが悪くなるという悪循環に陥ってしまうこともあるんです。

断裂による痛み

一方で断裂の場合は、急激な痛みと同時に「バチッ」「パン」という破裂音のような感覚があります。多くの方が「後ろから誰かに蹴られた」「バットで叩かれた」という表現をされるほど、衝撃的な瞬間なんですね。断裂した直後はつま先立ちができなくなり、歩行も困難になります。

かかとの上を触ると、健康な側と比べてへこんでいたり柔らかくなっていたりすることがあります。腫れや内出血も伴うことが多く、見た目でもわかるほど変化が現れます。完全に切れてしまった場合は緊急性が高いため、できるだけ早く専門機関での確認が必要です。

  • つま先立ちができるかどうか
  • うつ伏せになってふくらはぎを押した時につま先が動くか(トンプソンテスト)
  • 患部に凹みや段差があるか

これらのチェックポイントで、炎症なのか断裂なのかをある程度見分けることができます。

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なぜ痛めてしまうのか原因を探る

原因を理解することで予防につながります。アキレス腱を痛める主な要因をいくつか見ていきましょう。

急激な運動負荷

最も多いのが準備運動不足での急な動きです。普段デスクワークが中心で運動習慣がない方が、週末だけテニスやフットサルをする、子どもの運動会で久しぶりに全力で走るといった場面でトラブルが起きやすいんです。30代から50代の男性に特に多く、この年代は体力的にはまだ動けるつもりでも、腱の柔軟性や回復力は若い頃より確実に落ちています。

ジャンプの着地やダッシュのスタート、急な方向転換など、瞬間的に大きな力がかかる動作で切れてしまうケースがほとんどです。アキレス腱には体重の3倍から5倍もの負荷がかかるといわれていて、準備ができていない状態での急激な動きは本当に危険なんですね。

慢性的な負担の蓄積

スポーツ選手やランナー、立ち仕事の方など、日常的にアキレス腱を使い続けている場合も要注意です。オーバーユースと呼ばれる使いすぎの状態が続くと、腱に微細な傷が積み重なって炎症を起こします。休息が足りないまま同じ動作を繰り返すことで、少しずつダメージが蓄積していくんです。

ランニングフォームに問題があったり、シューズが合っていなかったり、路面が硬い場所ばかりで練習していたりすると、さらにリスクが高まります。疲労が溜まっている時ほど体の使い方が雑になり、局所への負担が増えてしまうという悪循環もあります。

体の柔軟性の低下

ふくらはぎの筋肉が硬くなっていると、その分アキレス腱への負担が大きくなります。加齢とともに柔軟性は自然と失われていくものですが、日頃からストレッチなどのケアをしていないと、さらに硬さが増してしまうんですね。筋肉が硬いまま急に引き伸ばされると、腱が耐えきれずに断裂してしまうことがあります。

股関節や足首の動きが悪い方も、その代償としてアキレス腱に過剰なストレスがかかりやすくなります。体全体のバランスが崩れていると、一部に負担が集中してしまうわけです。

その他の要因

  • 過去の捻挫や足首の怪我で周囲の組織が硬くなっている
  • 扁平足や外反母趾など足の構造に問題がある
  • 体重増加によって負荷が増している
  • 薬の副作用(特定の抗生物質やステロイド)
  • 冷えによる血流不足

これらの要素が重なると、さらにリスクは高まります。

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一般的にどんな対応がされているのか

医療機関では症状の程度によって対応が分かれます。それぞれの特徴を理解しておくと、自分に合った選択ができるはずです。

炎症の場合の対応

アキレス腱炎や周囲炎のような炎症状態では、まず安静とアイシングが基本になります。痛みを感じる動作を避けて、患部を冷やすことで炎症を抑えていきます。湿布や消炎鎮痛剤が処方されることも多く、痛みのコントロールを図りながら自然な回復を待つという方針が一般的です。

症状が落ち着いてきたら、ふくらはぎのストレッチやエクササイズを取り入れて、再発しないような体づくりを目指します。インソールやヒールパッドで踵を高くして腱への負担を軽減する方法も効果的とされています。ただし慢性化している場合や腱の変性が進んでいる場合は、回復に数ヶ月から半年以上かかることもあるんです。

断裂の場合の対応

完全断裂の場合、以前は手術が第一選択とされていましたが、最近では保存的な方法でも同等の結果が得られるケースも増えてきました。どちらを選ぶかは断裂の程度や年齢、活動レベル、職業などによって総合的に判断されます。

手術を選択した場合は、切れた腱を縫い合わせて固定します。早期から動かし始めることができるため、スポーツ選手など早期復帰を目指す方に選ばれることが多いです。ただし手術による合併症や感染のリスク、傷跡が残るというデメリットもあります。

保存的な方法では、ギプスや装具で足首を固定して腱が自然につながるのを待ちます。手術のリスクは避けられますが、固定期間が長くなる傾向があり、筋力低下や関節の硬さが残りやすいという課題もあるんですね。どちらの場合でも、全治までには6ヶ月程度、スポーツへの完全復帰には8ヶ月から1年近くかかることが多いです。

対応法メリットデメリット
手術早期リハビリ開始可能、再断裂率が低い感染リスク、傷跡、入院が必要
保存手術リスクなし、体への負担が少ない固定期間が長い、再断裂率がやや高い

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当院ではどのようなアプローチをするのか

湘南カイロでは痛みが出ている部分だけでなく、なぜその部分に負担がかかったのかという根本原因を探ります。多くの方は局所の問題だけでなく、体全体のバランスの崩れや使い方の癖、筋肉の硬さなどが複合的に絡み合っているんです。

体全体のバランスを整える

骨盤の歪みや股関節の動きの悪さ、足首の硬さなどがあると、歩行時や運動時の体重移動がスムーズにいかず、特定の部位に過剰な負荷がかかります。当院独自の検査で体のどこに問題があるのかを明らかにして、カイロプラクティックの技術で関節の動きを改善していきます。背骨や骨盤が整うことで神経の流れも良くなり、筋肉の緊張も自然と緩んでくるんですね。

筋肉の柔軟性を取り戻す

ふくらはぎだけでなく、太ももやお尻、腰回りの筋肉まで含めて全体的に硬さをチェックします。硬くなっている筋肉に対しては、優しい刺激で緊張を解いていく施術を行います。無理やり伸ばしたり強く押したりするのではなく、体が自然と緩むような働きかけをすることで、本来の柔軟性を引き出していくんです。

生活習慣の見直しもサポート

どんなに施術で体を整えても、日常生活での体の使い方や習慣が変わらなければまた同じトラブルを繰り返してしまいます。当院では靴の選び方、歩き方、運動前後のケア、栄養面でのアドバイスなど、あなたに必要な情報を具体的にお伝えします。メタトロンという最先端の検査機器を使って、体質や栄養状態まで詳しく調べることもできるんです。

炎症や痛みが強い急性期には無理な施術は行いません。状態をしっかり見極めた上で、今の体に必要なアプローチを選択していきます。もし専門的な確認が必要だと判断した場合は、適切な医療機関をご紹介することもあります。

院長:高木

痛みを取るだけでなく、再発しない体づくりを一緒に目指しましょう

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自分でできる予防とケアの方法

日頃からのセルフケアが何より大切です。簡単にできることばかりなので、ぜひ今日から取り入れてみてください。

毎日のストレッチ習慣

特にふくらはぎのストレッチは欠かせません。壁に手をついて片足を後ろに引き、踵を床につけたまま前の膝を曲げていくと、後ろ脚のふくらはぎが伸びます。この時、膝を伸ばした状態で行うと腓腹筋が、膝を軽く曲げた状態で行うとヒラメ筋がストレッチされます。両方とも20秒から30秒ずつ、痛みのない範囲でゆっくり伸ばしましょう。

お風呂上がりの体が温まっている時に行うと効果的です。朝起きた直後や運動前にも軽く伸ばしておくことで、急な負荷から腱を守ることができます。

適切な靴選び

踵がしっかりホールドされていて、クッション性のある靴を選びましょう。サイズが合っていないと足の動きが不安定になり、余計な負担がかかります。ヒールの高すぎる靴や底の硬い靴は避けて、用途に合ったシューズを使い分けることも大切です。インソールを入れて足のアーチをサポートすることも、負担軽減につながります。

運動前後のケア

  1. 運動前は必ず準備運動とストレッチを行う
  2. 久しぶりの運動では軽めから始めて徐々に強度を上げる
  3. 運動後はクールダウンとアイシングを忘れずに
  4. 疲労が溜まっている時は無理をしない

特に週末だけ運動する方は、急に強度の高い動きをすると危険です。平日に少しでも体を動かす習慣をつけるか、週末の運動前にしっかり準備をすることを意識してください。

体重管理と栄養

体重が増えると、それだけアキレス腱への負荷も増えます。適正体重を維持することは予防の基本です。またコラーゲンの生成に必要なビタミンCやタンパク質、炎症を抑えるオメガ3脂肪酸などを意識して摂ることも、腱の健康維持に役立ちます。

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こんな時は早めに相談してほしい

自分でケアをしていても改善が見られない場合や、以下のような症状がある場合は早めにご相談ください。

  • 歩くだけで痛みが強くなってきている
  • 安静にしていても痛みが引かない
  • 腫れや熱感が続いている
  • 同じ場所を何度も痛めている
  • つま先立ちができない
  • 急激な痛みと破裂音があった

特に断裂が疑われる場合は、時間が経つほど対応が難しくなることもあります。「これくらい大丈夫」と我慢せず、少しでも不安があれば早めに確認することが大切です。

私自身、小児喘息で苦しんだ経験から、体の不調を抱えながら生活することがどれほど辛いかを知っています。好きなスポーツができない、仕事に支障が出る、家族に心配をかけてしまう、そんな状況から一日でも早く抜け出してほしいと心から思っているんです。

アキレス腱のトラブルは適切な対応をすれば必ず改善の道が開けます。痛みを我慢し続けたり自己判断で間違ったケアを続けたりすると、かえって長引いてしまうこともあります。当院では一人ひとりの体の状態をしっかり検査して、今のあなたに本当に必要なアプローチをご提案します。一人で悩まずに、いつでも気軽にご相談くださいね。


院長:高木

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
神奈川県茅ヶ崎市共恵1-2-1 池杉ビル1F
電話番号
0467-87-0660
定休日
不定休
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050-3645-3688
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