強迫性障害

強迫性障害とは

強迫性障害とは、自分の意思に反して不快な考えやイメージが頭に繰り返し浮かび、その不安を振り払うために同じ行動を何度も繰り返してしまう精神的な症状です。本人も「やりすぎている」「おかしい」と理解していながらも、やめることができずに日常生活に大きな支障をきたしてしまう状態を指します。

代表的な症状として、過度な手洗いや確認行為、汚れへの恐怖などがあります。これらの行動に1日1時間以上を費やしてしまうことが特徴的で、患者さんは強い苦痛を感じながらも行動を止めることができません。

強迫性障害を放置すると、症状は徐々に悪化し日常生活への影響が深刻化します。確認行為や洗浄行為に費やす時間が増加し、仕事や学業に集中できなくなってしまいます。

遅刻や欠勤が頻繁になり、職場での信頼を失う可能性があります。また、家族や周囲の人を巻き込んで確認行為を強要するようになり、人間関係の悪化を招きます。

さらに、うつ病や睡眠障害などの併発リスクが高まり、患者の約3分の1がうつ病を併発するとされています。最悪の場合、外出することができなくなり、完全に社会から孤立してしまう可能性もあります。

強迫性障害の原因

当院にはこれまで多くの強迫性障害の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、強迫性障害の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える強迫性障害の原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因で自律神経が乱れたり、セロトニン・ノルアドレナリンなどの神経伝達物質の働きが低下することで発症しやすくなります。また、家族に強迫性障害の方がいる場合は発症リスクが高まります。生真面目で完璧主義、自分に厳しい性格の方も要注意です。

強迫性障害は他の病気とは違って病院の画像診断や血液検査などではわかりません。当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、強迫性障害の方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

強迫性障害を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な強迫性障害の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。強迫性障害は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

薬物療法

副作用として眠気、吐き気、体重増加などが現れることがあります。また、効果が現れるまでに数週間から数ヶ月かかり、症状によっては高用量での長期服薬が必要となるため、身体への負担が懸念されます。

長期間同じ薬を使用し続けると体が慣れてきてしまい、徐々に強い薬を使わなくてはいけなくなってしまいます。抗不安薬や睡眠薬などは依存性を生じやすく、急に服用をやめると不眠・不安感・動悸・吐き気などの離脱症状が現れることがあります。

認知行動療法

専門的な技術を持つ心理士が限られており、治療を受けられる医療機関が少ないのが現状です。また、治療期間が長期にわたり、患者の積極的な参加と継続的な努力が必要となります。

患者さん自身が主体的に取り組む必要があるため、モチベーションの維持や継続的な通院が必要になります。担当の先生との相性やカウンセリングの内容によっては効果を感じにくい場合や、治療方針に納得できず転院を繰り返してしまうケースがあります。

曝露反応妨害法

非常に苦痛を伴う治療法であり、患者にとって大きな精神的負担となります。治療への取り組みが困難な場合があり、途中で断念してしまうケースも少なくありません。

会話をしながらストレスの原因や考え方の癖を見つめ直し少しずつ変化を促す治療法のため、短期間で劇的な改善を期待することは難しいです。

強迫性障害を改善するために

まずはあなたの強迫性障害の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で強迫性障害の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

強迫性障害のQ＆A

強迫性障害は自然に治りますか？

強迫性障害は自然治癒することは稀で、適切な治療を受けることが重要です。放置すると症状が悪化し、日常生活への影響が深刻化する傾向があります。

強迫性障害の人がやってはいけないことは？

強迫行為を完全に我慢しようとすることは逆効果です。また、アルコールや薬物で症状を紛らわそうとすることは依存のリスクがあり避けるべきです。

強迫性障害と神経症の違いは何ですか？

強迫性障害は以前「強迫神経症」と呼ばれていましたが、現在は不安障害とは独立した疾患として分類されています。症状の特徴や治療法に違いがあります。

薬を飲み続けても大丈夫ですか？

医師の指導のもとで適切に服薬すれば安全性は高いですが、副作用や長期服薬への不安がある場合は、代替的なアプローチも検討することが大切です。

家族はどのように接すればよいですか？

患者の強迫行為に協力し続けることは症状の悪化につながります。理解を示しながらも、適切な境界線を設けることが重要です。

症状が悪化する要因は何ですか？

ストレス、睡眠不足、不規則な生活、運動不足などが症状の悪化要因となります。生活習慣の改善が症状の安定化に役立ちます。

強迫性障害で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

強迫性障害は決して珍しい病気ではなく、誰にでも起こりうるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、健康の大切さを痛感しています。

当院の施術と強迫性障害は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

強迫性障害は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。