口の苦み

口の苦みとは

口の苦みとは、何も食べていない状態でも口の中に苦味や渋みを感じる症状のことです。正常な味覚では感じることのない不快な味が持続的に口の中に現れ、食事の味を正しく感じられなくなったり、常に嫌な味が口の中にある状態を指します。

医学的には「自発性異常味覚」や「異味症」と呼ばれ、味覚障害の一種として分類されています。日本口腔・咽頭科学会の調査によると、味覚障害を訴える患者は増加傾向にあり、1年間に耳鼻咽喉科医を受診する味覚障害患者数は1990年の14万人から2003年には24万人に増加しています。

口の苦みを放置すると、食事を楽しめなくなり、食欲不振から低栄養状態に陥るリスクがあります。料理の味見ができなくなることで、家族や友人との食事の場を避けるようになり、社会的な孤立を招く可能性があります。

塩分過剰摂取による高血圧のリスクが増加し、腐敗した食品や毒物などの危険を察知できなくなる恐れもあります。食事への不安や恐怖が生まれ、うつ状態に陥ることがあり、人間関係にも深刻な影響を与えます。

最悪の場合、食事に対する恐怖心から摂食障害を引き起こしたり、栄養失調による体力低下で日常生活に支障をきたすことも考えられます。

口の苦みの原因

当院にはこれまで多くの口の苦みで悩む方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、口の苦みの原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える口の苦みの原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因で自律神経が乱れたり、味覚を感知する舌の表面にある味蕾の機能低下や、消化酵素の分泌不全、胃の運動低下などが発生し、口の苦みが発症します。また、家族に味覚障害の方がいる場合は発症リスクが高まります。ストレスに敏感で完璧主義、自分に厳しい性格の方も要注意です。

口の苦みは他の病気とは違って病院の画像診断や血液検査などではわかりません。当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、口の苦みの方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

口の苦みを改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な口の苦みの治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。口の苦みは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

亜鉛補充療法

効果が現れるまでに時間がかかり、症状が思ったほど改善しない場合があります。また、過剰摂取による副作用のリスクもあり、胃腸障害や銅欠乏症を引き起こす可能性があります。

胃酸分泌抑制薬

長期服用により胃酸分泌が過度に抑制され、消化不良や栄養吸収障害を起こす可能性があります。また、胃酸が少なくなることで細菌感染のリスクが高まることもあります。

薬剤の見直し

必要な薬剤を中止することで、本来の疾患の治療に支障をきたす場合があります。また、代替薬が見つからない場合や、代替薬でも同様の副作用が現れる可能性があります。

漢方薬治療

体質に合わない場合は効果が期待できず、副作用が現れることもあります。効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な服用が必要になります。

唾液分泌促進剤

効果に個人差があり、根本的な原因解決にならない場合があります。また、薬剤による副作用として頭痛や消化器症状が現れることがあります。

口の苦みを改善するために

まずはあなたの口の苦みの原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で口の苦みの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

口の苦みのQ＆A

口の苦みは自然に治りますか？

原因によって異なります。ストレスや一時的な体調不良が原因の場合は自然に改善することもありますが、亜鉛不足や逆流性食道炎などが原因の場合は適切な治療が必要です。

口の苦みがある人がやってはいけないことは？

インスタント食品の過剰摂取は亜鉛の吸収を阻害するため控えましょう。また、過度な飲酒や喫煙、不規則な生活習慣は症状を悪化させる可能性があります。

亜鉛不足以外にどんな原因がありますか？

自律神経の乱れ、逆流性食道炎、更年期障害、薬剤の副作用、加齢による変化など様々な要因が考えられます。複数の原因が重なっている場合も多くあります。

何科を受診すればよいですか？

まずは耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。味覚の詳しい検査や口腔内の診察を行うことができます。症状によっては内科での検査も必要になる場合があります。

薬の副作用で口が苦くなることはありますか？

はい、抗生物質、抗うつ薬、降圧薬、抗ヒスタミン剤などの薬剤が味覚に影響を与えることがあります。服用中の薬がある場合は医師に相談してください。

ストレスと口の苦みは関係がありますか？

密接な関係があります。ストレスにより自律神経が乱れると、消化機能や唾液分泌に影響を与え、口の苦みを引き起こすことがあります。

食事で改善できる方法はありますか？

亜鉛を多く含む牡蠣、牛肉、レバー、海藻類などを積極的に摂取しましょう。クエン酸やビタミンCと一緒に摂ると吸収率が向上します。

口の苦みは他の病気のサインですか？

肝機能や腎機能の低下、糖尿病、炎症性腸疾患などの全身疾患が原因となることがあります。持続する場合は詳しい検査を受けることが大切です。

検査ではどんなことを調べますか？

味覚テスト、血液検査（亜鉛濃度、肝機能、腎機能など）、口腔内の診察、必要に応じて内視鏡検査などを行います。

治療期間はどのくらいかかりますか？

原因や症状の程度により異なりますが、亜鉛補充療法の場合は数ヶ月から半年程度かかることが多いです。根気強く治療を続けることが重要です。

口の苦みで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

口の苦みは決して珍しい症状ではなく、誰にでも起こりうるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、健康の大切さを痛感しています。

当院の施術と口の苦みは非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

口の苦みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の味覚を取り戻し、充実した食生活を送れるよう全力を尽くします。