夜尿症

夜尿症とは

夜尿症とは、5歳以降のお子さんが月に1回以上のおねしょを3ヶ月以上続ける状態のことです。昼間は普通にトイレで排尿できるのに、眠っている間だけ尿をコントロールできないのが特徴で、単なる成長の遅れではありません。

日本における夜尿症の推定患者数は大人を含めて約78万人とされており、小中学生の罹病率は約6.4％と報告されています。5歳児では約20％、10歳児では約5％の割合で夜尿症が見られ、小児ではアレルギー疾患に次いで頻度の多い病気です。しかし、実際に医療機関を受診している患者は推定約16万人、薬物治療を受けているのは約4万人と、多くの方が適切な治療を受けていない現状があります。

夜尿症を放置すると、お子さんの心理的な負担が大きくなり、自信喪失や発達に悪影響を及ぼす可能性があります。友達との宿泊を避けるようになったり、修学旅行などの学校行事に参加できなくなるリスクもあります。

また、0.5～数％の子どもは大人になっても夜尿症が続くことがあり、成人後に切迫性失禁などの排尿に関する症状を発症する可能性も高くなると言われています。親御さんも継続的な洗濯や夜中の対応により睡眠不足になり、ストレスが蓄積されていきます。

さらに、お子さん自身が自分だけ違うという感覚を抱き、劣等感や不安感が強まることで、将来的な自己肯定感の低下につながることも考えられます。兄弟姉妹との関係性にも影響を与える場合があり、家族全体の生活の質が低下してしまうケースもあるため、早めに私たちにご相談ください。

夜尿症の原因

当院にはこれまで多くの夜尿症の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、夜尿症の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える夜尿症の原因としては次のものが挙げられます。

夜尿症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。夜間に尿量を抑制する抗利尿ホルモンの分泌が不足すると、睡眠中に通常よりも多くの尿が作られてしまいます。また、膀胱の収縮を抑える機能や尿を十分に溜めておく容量が発達途中であることも要因となります。お子さんは一般的に睡眠が深く、膀胱が満杯になっても尿意で目を覚ますことができない状態が続きます。

夜尿症は他の病気とは違って病院の画像診断や血液検査などではわかりません。当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、夜尿症の方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

夜尿症を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な夜尿症の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。夜尿症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

薬物療法

薬を中止すると再発するケースが多く、長期的な根本治療にはなりにくい場合があります。また、副作用のリスクや定期的な通院が必要となってしまいます。

アラーム療法

即効性はなく、治療効果を実感するまで数ヶ月かかることが多いです。夜中にアラームが鳴ることで家族の睡眠も妨げられ、継続が困難になる場合があります。約60％のお子さんに効果があるとされていますが、家族の負担も考慮する必要があります。

生活指導

水分制限や生活習慣の改善は継続が困難な場合があり、家族全体の協力と根気が必要です。効果が出るまでに時間がかかることも多く、すぐに結果を求める場合には不向きとなります。

夜尿症を改善するために

まずはあなたのお子さんの夜尿症の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で夜尿症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

夜尿症のQ＆A

夜尿症は自然に治りますか？

多くのお子さんは成長とともに自然に改善しますが、適切な治療により改善期間を短縮できます。当院では体全体のバランスを整えることで、自然治癒力を高めるアプローチを行っています。放置すると心理的負担が増大する可能性があるため、早めの対応が重要です。

夜尿症の人がやってはいけないことは？

叱ったり恥ずかしい思いをさせることは絶対に避けてください。また、無理な水分制限や夜中に無理やり起こすことも逆効果です。お子さんの心理的負担を軽減することが最も重要です。

何歳まで様子を見ていればよいですか？

5歳を過ぎても月に数回のおねしょが続く場合は、ご相談ください。早期の適切なアプローチにより、お子さんと家族の負担を軽減できます。症状が長期間続く場合は自然治癒を待つよりも積極的な対応が効果的です。

薬を飲まないと治らないのでしょうか？

薬物療法は選択肢の一つですが、当院では体のバランス調整や自然治癒力の向上により、薬に頼らない改善を目指しています。お子さんの体質に合わせたオーダーメイドの施術を提供いたします。現在服薬中の方は併用しながら進めていきますのでご安心ください。

遺伝するものなのでしょうか？

遺伝的要因はありますが、体質改善により十分に対応可能です。親御さんに夜尿症の既往があっても、適切なケアにより改善できるケースを多く経験しております。両親のどちらかに既往がある場合40％の確率で出現するとされていますが、必ずしも避けられないものではありません。

昼間のお漏らしもある場合はどうすればよいですか？

昼間の症状がある場合は、より包括的なアプローチが必要です。当院では泌尿器系のみならず、自律神経のバランス調整により、昼夜を問わない排尿コントロールの改善を目指します。夜間のみの症状とは原因が異なる場合があるため、詳細な検査が重要になります。

夜尿症と他の病気の関係はありますか？

便秘や睡眠障害など他の症状との関連もあります。当院では体全体の状態を詳しく診察し、根本的な原因を特定して総合的にアプローチいたします。自律神経のバランスや栄養状態も症状に大きく影響するため、多角的な視点での評価が必要です。

治療にはどのくらいの期間がかかりますか？

個人差がありますが、適切な施術により3～6ヶ月で改善を実感される方が多いです。お子さんの体質や症状に応じて、最適な治療計画をご提案いたします。早期に開始するほど改善期間も短縮される傾向があります。

夜尿症は完治しますか？

適切な治療とライフスタイルの改善により、多くの場合で症状の大幅な改善や完治が期待できます。諦めずに継続的な取り組みが重要です。

成人の夜尿症と子どもの夜尿症の違いは？

成人の夜尿症は基礎疾患やストレス、薬剤の影響が主な原因で、子どもの発達的な問題とは異なります。治療アプローチも成人では根本原因の特定と除去が重要になります。

夜尿症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

夜尿症は決して珍しい症状ではなく、誰にでも起こりうるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、健康の大切さを痛感しています。

当院の施術と夜尿症は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

夜尿症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたのお子さんが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。