不整脈

不整脈とは

不整脈とは、心臓の拍動が正常なリズムから外れて、遅くなったり速くなったり、または不規則になる状態のことです。健康な心臓では規則的なリズムが保たれていますが、心臓の電気信号に異常が生じることで血液の循環に影響を及ぼし、動悸や息切れなどの様々な症状を引き起こします。

厚生労働省の患者調査によると、不整脈の総患者数は推定約96万2千人と報告されており、高齢化に伴い今後も増加すると予測されています。男女共に40代から少しずつ発症者は増え始め、ピークは70代から80代となります。

不整脈を放置すると、心臓に負担がかかり心不全を発症する可能性があります。特に心房細動では心房内で血液が淀み、血栓ができやすくなります。その血栓が脳に飛んで脳梗塞を引き起こすリスクが高まることが最も危険です。

心房細動から生じる脳梗塞は「心原性脳塞栓症」と呼ばれ、脳の太い血管を詰まらせるため命に関わる危険な状態になることも多くあります。一命をとりとめても半身麻痺や寝たきりなど、非常に重い後遺症が残る場合があります。

最悪の場合には突然死に至ることもあるため、早期の対処が重要です。気合いで乗り越えられる、自分は大丈夫と思わずに早めに私たちにご相談ください。

不整脈の原因

当院にはこれまで多くの不整脈の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、不整脈の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える不整脈の原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因で自律神経が乱れたり、心臓の電気刺激伝達に異常が生じることで発症しやすくなります。また、家族に不整脈の方がいる場合は発症リスクが高まります。生真面目で完璧主義、自分に厳しい性格の方も要注意です。

不整脈は他の病気とは違って病院の画像診断や血液検査などではわかりません。当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、不整脈の方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

不整脈を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な不整脈の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。不整脈は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

薬物療法

継続的な服用が必要で、有効性が高くない場合があります。また新たな不整脈の出現や心不全などの重篤な副作用のリスクがあり、薬が効かない場合もあります。長期間同じ薬を使用し続けると体が慣れてきてしまい、徐々に強い薬を使わなくてはいけなくなってしまいます。

カテーテルアブレーション

手術による身体への負担があり、3-6時間程度の手術時間と4-6日程度の入院が必要です。また再発の可能性もあり、すべての不整脈に適用できるわけではありません。高額な治療費がかかることも負担になります。

ペースメーカー植え込み術

体内に機械を植え込むため感染リスクがあり、定期的なメンテナンスが必要です。また電磁波の影響を受ける可能性があり、生活上の制限が生じる場合があります。デバイスの誤作動により不適切な電気ショックが発生する可能性もあります。

植え込み型除細動器

高額な治療費がかかり、デバイスの誤作動により不適切な電気ショックが発生する可能性があります。また心理的な負担も大きくなり、日常生活に制限が生じることもあります。

不整脈を改善するために

まずはあなたの不整脈の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で不整脈の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

不整脈のQ＆A

不整脈は自然に治りますか？

軽度の期外収縮などは生活習慣の改善により自然に軽減することもありますが、病的な不整脈は適切な治療が必要です。根本原因へのアプローチが重要になります。

不整脈の人がやってはいけないことは？

過度の飲酒、喫煙、カフェインの過剰摂取、激しい運動、強いストレスは避けるべきです。また睡眠不足や不規則な生活習慣も症状を悪化させる可能性があります。

不整脈と心房細動の違いは何ですか？

不整脈は心臓のリズムが乱れる状態の総称で、心房細動はその中の一つの種類です。心房細動は心房が不規則に震える状態で、脳梗塞のリスクが高い不整脈です。

期外収縮は危険な不整脈ですか？

多くの期外収縮は健康な人にも起こる良性のもので、経過観察で問題ありません。ただし頻度が多い場合や症状が強い場合は治療が必要になることもあります。

不整脈があっても運動はできますか？

不整脈の種類や重症度によって異なります。軽度のものであれば適度な運動は推奨されますが、重篤な不整脈では運動制限が必要な場合もあります。

不整脈の症状が出た時の対処法は？

まずは安静にして深呼吸をし、リラックスすることが大切です。症状が続く場合や意識を失いそうになる場合は、すぐに医療機関を受診してください。

不整脈は遺伝しますか？

一部の不整脈には遺伝的要因がありますが、多くは生活習慣や加齢、他の疾患が原因です。家族歴がある場合は定期的な検査を受けることをお勧めします。

ストレスと不整脈の関係は？

ストレスは自律神経のバランスを崩し、交感神経を過度に刺激することで不整脈を誘発します。ストレス管理は不整脈の予防と改善に重要な要素です。

不整脈の検査はどのようなものがありますか？

心電図検査、24時間ホルター心電図、運動負荷試験、電気生理学的検査などがあります。症状に応じて適切な検査方法が選択されます。

不整脈があると寿命は短くなりますか？

軽度の不整脈であれば寿命への影響はほとんどありません。しかし重篤な不整脈や合併症がある場合は適切な治療により予後を改善することができます。

不整脈で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

不整脈は決して珍しい病気ではなく、誰にでも起こりうるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、健康の大切さを痛感しています。

当院の施術と不整脈は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

不整脈は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。

パニック障害による動悸や不整脈も徐々に改善しました