
院長:高木お気軽にご相談ください!

院長:高木お気軽にご相談ください!
夜中に突然泣き出し、授乳もおむつ交換も済ませたのに、抱っこで揺らしても落ち着かない。時計を見ると、寝かしつけてからまだ2時間もたっていない。そんな夜が続くと、いつまでこうなのか、どこか悪いのではないかと不安になりますよね。


湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。この記事では、夜泣きが始まったときに最初に確認すること、体調に異常がなさそうなときの対応、小児科へ相談する目安の3点をお伝えします。
泣き止ませる方法を探す前に、確認する順番を知っておくだけでも、夜中の迷いはかなり小さくなります。保護者の方が休むための考え方も整理しましたので、当院の夜泣きのご案内とあわせてご覧ください。


夜泣きは親御さんの育て方のせいではありません まず赤ちゃんの様子を確認して ご自身の休息も大切にしてください
夜中に泣き声で目が覚めると、つい「どうやって泣き止ませるか」を考えてしまいます。ただ、最初にしたいのは対処法を試すことではなく、いつもと違う様子がないかを確かめることです。
泣き声が大きくても、あやすと目が合う、顔色が普段どおり、呼吸が落ち着いているといった様子があれば、少し安心して対応に進めます。反対に、ぐったりして反応が乏しい、呼吸が荒く苦しそうという場合は、夜泣きと決めつけてはいけません。
日本小児科学会の「こどもの救急」でも、泣き止まないときの確認項目として、元気がなくぐったりしている、呼吸が荒い、顔色や皮膚の色が悪い、嘔吐や血便があるといった点が挙げられています。具体的な項目は後ほど整理します。出典:日本小児科学会
体調の変化がなさそうなら、わかりやすい不快感を順に確かめます。授乳から時間があいていれば空腹かもしれませんし、おむつが濡れている、背中に汗をかいている、手足が冷えているといったことも、夜間の泣きに関係していることがあります。
ここで大切なのは、部屋を明るくしすぎず、声も小さめにして、短時間で済ませることです。おむつ替えのたびに目が冴えてしまう赤ちゃんもいますので、様子を見ながら必要なことだけを行います。
確認を済ませても泣き続けるとき、多くの保護者の方が「何か間違っているのでは」と焦ります。すべての赤ちゃんに効く方法はないため、安全を守りながら、その子に合う関わり方を探していく考え方が現実的です。
低い声で話しかける、抱いて背中をゆっくりさする、静かな場所でそばにいるといった関わりで、泣き方が少しずつ穏やかになる赤ちゃんもいます。数分で変わらなくても、方法が間違っていたとは限りません。
一方で、泣き止ませたい一心で、激しく揺さぶったり口をふさいだりすることは絶対に避けてください。こども家庭庁も、こうした行為は危険であり、赤ちゃんの泣きには対処法が合う場合と合わない場合があると案内しています。出典:こども家庭庁
夜中の抱っこで、保護者の方のほうが先にうとうとしてしまうことがあります。だからこそ、赤ちゃんが落ち着いたら、早めに自分の寝床へ戻す習慣をつけておくと安心です。
米国小児科学会は、寝かせるときはあおむけにし、硬く平らな寝床に柔らかい物や緩い寝具を置かないよう勧めています。ソファや肘掛け椅子で抱いたまま寝てしまう状況も避けるべきだとされています。出典:米国小児科学会
泣き止ませるために、うつぶせや横向きで寝かせる必要はありません。眠気が強いときは、無理に抱き続けず、すぐ寝床へ置いて隣で見守る方法に切り替えてください。
入浴、授乳、絵本、静かな声かけなど、寝る前の流れを毎晩ほぼ同じにする方法があります。ある研究では、就寝前の習慣を整えた家庭で夜間の目覚めが減ったと報告されています。出典:Sleep誌掲載論文(PMC)
ただし、すべての赤ちゃんで夜泣きが止まる方法ではありません。取り入れてみて負担が大きいと感じたら、無理に続けなくて大丈夫です。
夜泣きの原因をひとつに決めるのは難しく、はっきりした理由が見つからないことも少なくありません。そのため、「抱き癖をつけたから」「昼間の関わりが足りなかったから」と自分を責める必要はありません。
赤ちゃんは夜中に何度か目を覚ますことがありますが、そのたびに大泣きするわけではありません。目が覚めたあと、自分で眠り直せる日もあれば、うまく眠りに戻れず泣いてしまう日もあります。
夜の泣きを整理するときは、次のように状況を分けて考えると、今夜の対応を選びやすくなります。
空腹、おむつの汚れ、暑さや寒さなど、対応すると落ち着く泣き方です。
体調の変化がなく、確認を済ませても泣く場合です。声かけや抱っこで様子を見ます。
発熱、嘔吐、ぐったりした様子などを伴う場合は、夜泣きと決めつけず相談を考えます。
就寝前の習慣をそろえても、部屋の環境を整えても、泣く夜はあります。それは対応が足りなかったからとは限らず、赤ちゃんの個人差や、その日の状態が関係していることもあります。
「いつまで続くのか」と気になる方も多いと思います。続く期間には個人差があり、数日で落ち着く子も、数か月続く子もいるため、何か月で終わると決めつけないほうが、気持ちは楽になります。
夜泣きは、赤ちゃんの全身状態に問題がないときの呼び方として使われることが多い言葉です。普段と違う様子があるときは、夜泣きの対応を続けるより、医療機関への相談を優先してください。
日本小児科学会の「こどもの救急」では、泣き止まないときの判断項目として、次のような様子が示されています。ひとつでも当てはまり、不安が強い場合は、時間帯にかかわらず相談や受診を考えてください。
これは待てる時間の目安ではありません。1時間たつ前でも、ぐったりしている、呼吸が苦しそうといった様子があれば、すぐに相談してください。
夜間に受診すべきか迷うときは、小児救急電話相談の#8000を利用できます。全国共通の番号で、お住まいの都道府県の相談窓口へつながります。受付時間は地域によって異なるため、昼のうちに確認しておくと安心です。
相談するときは、泣き始めた時刻、体温、授乳やミルクの量、嘔吐の有無、試したことをメモしておくと伝えやすくなります。38℃以上の発熱がある場合、特に生後3か月未満では、早めの相談が大切です。
夜泣きの対応は、赤ちゃんのためだけの話ではありません。保護者の方が眠れず、気持ちに余裕がなくなると、安全な対応を続けることも難しくなります。ご自身の休息も、対応の大切な一部です。
泣き声が続き、もう限界だと感じる瞬間は、誰にでもあります。そんなときは赤ちゃんを安全な寝床に寝かせ、少し離れて深呼吸をしても構いません。大切なのは、落ち着いたらすぐ戻って様子を確かめることです。
長時間そばを離れないこと、そして苛立ちのまま抱いて揺らさないことを守ってください。眠気が強いときは、抱っこを続けるより、柵のあるベッドやベビー布団へ寝かせるほうが安全です。
夜泣きの相談では、赤ちゃんの泣き方だけでなく、睡眠不足やご近所への気兼ね、パートナーとのすれ違いに悩む声も聞かれます。当院の夜泣きのご案内でも、こうした保護者の方の困りごとを取り上げています。
夜間の担当を日ごとに交代する、昼間に短時間でも横になる、自治体の育児相談を利用するなど、負担を分ける工夫をおすすめします。一人で抱え込まず、つらいと伝えてよいことを、まず覚えておいてください。
医療機関で大きな問題がないと言われたあとも、泣きが続いて不安が残ることがあります。当院でも夜泣きのご相談を受け付けており、問診で泣く時間帯や日中の様子を伺い、赤ちゃんの首や背中、骨盤まわりの動きや緊張を確認します。これらの状態が眠りに影響していることもあるため、ご家庭の対応とあわせて相談できます。
夜泣きが始まったら、まず呼吸、顔色、反応を確認し、そのうえで空腹やおむつ、暑さ寒さに対応します。体調に異常がなさそうなら、穏やかな声かけと抱っこで様子を見て、落ち着いたら安全な寝床へ戻しましょう。
ぐったりしている、呼吸が苦しそう、嘔吐や血便、発熱があるときは、夜泣きと決めつけず医療機関へ相談してください。迷う夜は#8000を使えますし、苛立ちや眠気が強いときは、安全を確保して休むことも大切な選択です。
今夜からできることは、泣いた時刻や試した対応を簡単にメモすることです。それが小児科や育児相談、当院でのご相談の際に役立ちます。夜泣きが続いてつらいときは、お気軽にご相談ください。



