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鵞足炎の治し方|膝の内側の痛みを早期改善する方法

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膝の内側に痛みが出て、階段の上り下りがつらくなったり、走るのが怖くなったりしていませんか?それはもしかすると鵞足炎かもしれません。スポーツをしている方だけでなく、日常生活の中でも発症することがあるこの症状は、適切な対処をすれば必ず改善できるものです。

私は湘南カイロ茅ヶ崎整体院の院長をしている高木聖司と申します。鍼灸師の国家資格を持ち、父の代から続くカイロプラクティック技術を受け継ぎながら、これまで数多くの膝の痛みに悩む方々を診させていただいてきました。今回は鵞足炎でお困りの方に向けて、効果的な改善方法から予防策まで詳しくお伝えしていきますね。

院長:高木

膝の痛みは我慢していても良くなりません。早めの対処が回復への近道です

目次

鵞足炎ってどんな症状なの?

鵞足炎という名前を初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれませんね。鵞足とは膝の内側にある部分の名称で、縫工筋・薄筋・半腱様筋という3つの筋肉の腱が集まって付着している場所を指します。この3本の腱が集まっている様子がガチョウの足に似ていることから鵞足と呼ばれるようになりました。

鵞足炎はこの鵞足部分に炎症が起きて痛みが出る症状のことをいいます。膝の内側を押すと痛かったり、階段を降りるときに痛みが走ったり、運動後に膝が熱を持ったりするのが特徴的な症状です。ランニングをしている方やバスケットボール、サッカーなど方向転換の多いスポーツをされている方に多く見られますが、立ち仕事の方や加齢による筋力低下でも発症することがあります。

初期段階では運動後だけ痛みを感じる程度ですが、放置してしまうと日常生活にも支障が出るようになってしまいます。朝起きて歩き始めるときに痛みを感じたり、座った状態から立ち上がるときに膝が痛んだりするようになると、かなり炎症が進行している状態だといえるでしょう。

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鵞足炎になってしまう原因を知ろう

鵞足炎を根本から改善するためには、なぜ炎症が起きてしまったのかという原因を理解することがとても大切になってきます。当院に来院される方を診させていただいていると、いくつかの共通した原因が見えてきました。

オーバーユースによる負担の蓄積

最も多い原因がこのオーバーユース、つまり使いすぎです。急に走る距離を増やしたり、練習量を増やしたりすると、膝への負担が急激に増えて鵞足部分に炎症が起こりやすくなります。マラソン大会前に焦って練習量を増やした方や、久しぶりに運動を再開して張り切りすぎた方に多く見られるパターンですね。

また日常的に階段の上り下りが多い仕事をされている方や、立ち仕事で長時間膝に負担をかけ続けている方も、気づかないうちに鵞足部分にストレスを溜め込んでいることがあります。体は正直なので、無理をすれば必ず痛みというサインを出してくれるんです。

筋肉の柔軟性の低下

鵞足を構成する3つの筋肉が硬くなっていると、その付着部である鵞足に常に引っ張られるようなストレスがかかり続けます。特に太ももの内側やハムストリングスの柔軟性が失われていると、膝を曲げ伸ばしするたびに鵞足部分に過度な負荷がかかってしまうんですね。

ストレッチを普段からあまりしない方、デスクワークで座りっぱなしの時間が長い方、年齢とともに体が硬くなってきたと感じている方は要注意です。筋肉の柔軟性を保つことは鵞足炎の予防にも改善にも欠かせない要素になります。

体のバランスの崩れ

骨盤の歪みや足首の硬さ、股関節の動きの悪さなど、体のバランスが崩れていると正しい動作ができなくなり、膝に余計な負担がかかるようになります。当院で検査をさせていただくと、鵞足炎の方の多くは骨盤が傾いていたり、片方の足に重心が偏っていたりすることが多いんです。

体は全身でバランスを取りながら動いているため、膝だけの問題ではないことも多いというのが私の長年の臨床経験から感じていることです。だからこそ当院では膝だけでなく全身を検査して、根本的な原因を見つけ出すようにしています。

X脚やO脚などの骨格的な問題

生まれつきの骨格や長年の姿勢の癖によって、X脚やO脚になっている方は膝の内側に負担がかかりやすい状態です。特にX脚の方は鵞足部分が引っ張られる形になるため、鵞足炎を発症しやすい傾向にあります。また扁平足の方も足のアーチがないために膝が内側に入りやすく、結果として鵞足炎のリスクが高まります。

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自分でできる鵞足炎の対処法

鵞足炎になってしまったとき、まずは自宅でできる対処法を実践することが大切です。軽度の場合は適切なセルフケアだけでも十分に改善が期待できますし、施術と併用することでより早い回復につながります。

RICE処置で炎症を抑える

鵞足炎を発症した直後や、運動後に痛みが強く出ているときは、まずRICE処置を行ってください。RICEとはRest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字を取ったもので、急性期の炎症を抑えるための基本的な応急処置です。

具体的には痛みのある部分を氷や保冷剤で15分から20分程度冷やし、その後は包帯やサポーターで軽く圧迫しながら、できるだけ足を心臓より高い位置に上げて安静にします。冷やしすぎは逆効果になるので、感覚がなくなってきたら一度休憩を入れてくださいね。炎症が落ち着くまでの2日から3日程度は運動を控えることが重要です。

効果的なストレッチ方法

炎症が落ち着いてきたら、鵞足を構成する筋肉を柔らかくするストレッチを始めましょう。特に太ももの内側の筋肉(内転筋群)とハムストリングス、ふくらはぎのストレッチが効果的です。

内転筋のストレッチは、床に座って両足の裏を合わせ、膝を外側に開いていく方法が簡単で効果的です。背筋を伸ばしたまま上体をゆっくり前に倒していくと、太ももの内側が伸びるのを感じられるはずです。ハムストリングスのストレッチは、立った状態で片足を前に出し、つま先を上に向けてお尻を後ろに引きながら上体を前に倒していきます。

どのストレッチも痛みが出ない範囲でゆっくりと行い、一回20秒から30秒程度キープすることを心がけてください。息を止めずに自然な呼吸を続けることで、筋肉がより効果的に伸びていきます。朝起きたときとお風呂上がり、運動前後に行うのが理想的ですね。

アイシングと温熱療法の使い分け

鵞足炎の施術をしていてよく質問されるのが、冷やすべきか温めるべきかという点です。これは症状の段階によって使い分けることが大切になります。発症直後や運動後に痛みが強く出ている急性期には冷却が効果的ですが、慢性化している場合や筋肉の硬さが目立つ場合には温熱療法の方が適しています。

慢性期に入ったら、お風呂にゆっくり浸かって全身を温めることで血流が良くなり、筋肉の柔軟性も高まります。ただし入浴後に痛みが増すようなら、まだ炎症が残っている証拠なので冷却に戻してください。自分の体の状態を観察しながら、適切な方法を選ぶことが回復への近道です。

テーピングやサポーターの活用

日常生活や仕事でどうしても膝を使わなければならないときは、テーピングやサポーターで鵞足部分をサポートすることも有効です。適度な圧迫によって炎症部位への負担を軽減できますし、動きが制限されることで無意識のうちに膝をかばうこともできます。ただしサポーターに頼りすぎると筋力が落ちてしまう可能性もあるので、あくまで一時的な補助として使用するようにしてくださいね。

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整体院や医療機関での施術方法

セルフケアだけでは改善しない場合や、早く競技復帰したい場合、痛みが強くて日常生活に支障が出ている場合には、専門家による施術を受けることをおすすめします。当院では鵞足炎の根本原因を見つけ出し、一人ひとりに合わせた改善計画を立てていきます。

カイロプラクティックによる全身調整

当院で行っているカイロプラクティックは、痛みのある膝だけでなく、骨盤や股関節、足首など全身のバランスを整えていく施術法です。鵞足炎の原因が体の歪みにある場合、膝周りだけを施術しても根本的な改善にはつながりません。

初回の検査では最新のAIを用いた姿勢分析システムやメタトロン測定を行い、体のどこに問題があるのかを詳しく調べていきます。そのうえで骨盤の歪みを整え、股関節の動きを改善し、足首の柔軟性を高めることで、膝への負担を根本から減らしていくんです。優しい刺激の施術なので、体への負担も少なく安心して受けていただけますよ。

筋膜リリースで筋肉の癒着を改善

長期間にわたって筋肉に負担がかかり続けると、筋膜という筋肉を包む膜が癒着して硬くなってしまいます。この筋膜の癒着を解放する筋膜リリースという手技も、鵞足炎の改善には非常に効果的です。

当院では鵞足を構成する筋肉だけでなく、太もも全体やお尻の筋肉、ふくらはぎなど関連する部位の筋膜もしっかりとリリースしていきます。筋膜が解放されると驚くほど可動域が広がり、痛みも軽減されることが多いんですよ。施術後に「こんなに膝が軽くなるなんて」と驚かれる方も少なくありません。

生活習慣の改善指導

施術だけで改善しても、日常生活の中で膝に負担をかけ続けていたら再発してしまいます。だからこそ当院では生活習慣の改善指導にも力を入れています。メタトロン測定による栄養状態の分析や血液検査データの解析を通じて、体の内側から炎症を起こしにくい体質づくりをサポートします。

例えば糖質の取りすぎは炎症を悪化させやすいですし、オメガ3脂肪酸は炎症を抑える効果があります。また睡眠不足は回復力を低下させますし、水分不足は筋肉を硬くする原因になります。こうした一つひとつの生活習慣を見直していくことで、鵞足炎の改善はもちろん、再発予防にもつながっていくんです。

医療機関での施術選択肢

整形外科などの医療機関では、消炎鎮痛剤の処方や湿布の使用、ステロイド注射などの施術が行われることが一般的です。痛みが強い場合にはこれらの対症療法も有効ですが、薬や注射は一時的に痛みを抑えるものであって、根本的な原因を改善するものではありません。

最近では体外衝撃波施術や再生医療なども行われるようになってきましたが、費用が高額になることも多いです。当院には整形外科で何度もステロイド注射を受けたけれど改善しなかったという方も多く来院されますが、体のバランスを整えて生活習慣を見直すことで、多くの方が改善されていますよ。

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鵞足炎の予防と再発防止のポイント

鵞足炎は一度改善しても、元の生活習慣や運動方法に戻ってしまうと再発しやすい症状です。せっかく良くなったのに再び痛みに悩まされることがないよう、日頃から予防を意識した生活を心がけましょう。

運動前後のウォーミングアップとクールダウン

運動をする方にとって最も大切な予防法は、適切なウォーミングアップとクールダウンを行うことです。急に激しい運動を始めると筋肉や腱に大きな負担がかかってしまいますので、軽いジョギングや動的ストレッチで体を温めてから本格的な運動に入るようにしてください。

運動後のクールダウンも同じくらい重要です。運動で疲労した筋肉をそのまま放置すると硬くなってしまいますので、ゆっくりとしたペースでジョギングをしながら心拍数を落とし、最後に静的ストレッチで筋肉を伸ばしてあげてください。この習慣を続けるだけで鵞足炎のリスクは大幅に下がります。

適切なシューズ選びとインソールの活用

足元から体を支えるシューズ選びも予防には欠かせません。クッション性が高く、自分の足の形に合ったシューズを選ぶことで、膝への衝撃を和らげることができます。特にランニングをされる方は、走行距離や体重に応じて適切なシューズを選び、定期的に買い替えることも大切ですよ。

また扁平足やハイアーチなど足の形に特徴がある方は、オーダーメイドのインソールを作ることも検討してみてください。足のアーチをしっかりサポートすることで膝の内側への負担が減り、鵞足炎の予防につながります。当院でも足の状態を検査して、必要に応じてインソールをおすすめすることがあります。

トレーニング量の調整と休息の重要性

頑張り屋さんほど陥りがちなのが、オーバートレーニングです。「もっと速く走りたい」「もっと強くなりたい」という気持ちはよくわかりますが、体には必ず休息が必要です。トレーニング量を急激に増やすのではなく、週単位で10パーセント程度ずつ増やしていくのが理想的だといわれています。

また休息日を設けることも忘れないでください。筋肉は休んでいる間に修復され強くなりますので、週に1日から2日は完全休養日を作ることをおすすめします。疲労が溜まっていると感じたら無理せず休む勇気を持つことが、長くスポーツを続けるためには大切なんです。

定期的な体のメンテナンス

車が定期点検を必要とするように、人間の体も定期的なメンテナンスが必要です。痛みが出てから来院される方が多いですが、痛みが出る前に体の歪みや筋肉の硬さをチェックして整えておくことで、鵞足炎をはじめとする様々な不調を予防できます。

当院では改善後も月に1回程度のメンテナンス施術を受けられる方が多くいらっしゃいます。定期的に体の状態をチェックすることで小さな問題を早期に発見でき、大きな痛みになる前に対処できるんです。また生活習慣のアドバイスも継続的に受けられるので、健康な体を維持しやすくなりますよ。

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鵞足炎でお悩みなら湘南カイロにご相談ください

膝の内側の痛みは日常生活やスポーツ活動に大きな影響を与えてしまいます。「このくらいの痛みなら大丈夫」と我慢していると、どんどん悪化して改善に時間がかかるようになってしまうこともあります。鵞足炎は適切な対処と根本的な原因へのアプローチで必ず改善できる症状です。

当院では初回に徹底的な検査を行い、なぜ鵞足炎になったのかという根本原因を見つけ出します。そして痛みを取るだけでなく、再発しない体づくりまでサポートさせていただきます。一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。あなたが笑顔で好きなことを続けられるよう、私たちが全力でサポートいたします。


院長:高木

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