
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。朝起きたら腰が痛くて動けない、そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
重い荷物を持ち上げた瞬間に腰に激痛が走り、その後なぜか体が熱っぽい。そんな症状で不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。実はぎっくり腰と一緒に熱が出るというのは、通常では考えにくい組み合わせなんです。
単なる筋肉の炎症による微熱なのか、それとも内臓の病気が隠れているのか。その見分け方を知っておくことで、適切なタイミングで医療機関に相談できるようになります。


今日は発熱を伴う腰痛について、どんな原因が考えられるのか、どういう時に緊急性が高いのかをお話しします
一般的なぎっくり腰は、腰椎周辺の筋肉や靭帯が急激に損傷することで起こります。医学的には急性腰痛症と呼ばれており、重いものを持ち上げたり、急に体をひねったりした時に発症することが多いです。この場合、損傷した部位に炎症反応が起こりますが、体温が上がるほどの全身反応には至りません。
筋肉や靭帯の損傷による炎症は局所的なものです。患部が熱を持つことはありますが、それは体温計で測れるような発熱とは異なります。もし38℃以上の明らかな発熱がある場合は、腰痛以外の原因を疑う必要があるでしょう。
当院にも腰の痛みと同時に熱っぽさを訴えて来院される方がいらっしゃいます。触診してみると確かに腰の筋肉が硬くなっていますが、それだけでは説明がつかない症状が隠れていることもあるんです。
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腰の痛みと一緒に熱が出ている場合、いくつかの重要な疾患の可能性を考える必要があります。ここからは代表的な病気についてお伝えしていきます。
背骨や椎間板に細菌が感染して炎症を起こす病気です。38℃以上の高熱と強い腰痛が特徴で、安静にしていても痛みが引かないことが多いです。糖尿病や免疫力が低下している方に起こりやすく、放置すると神経麻痺を引き起こす危険性があります。
この病気は血液検査で炎症反応が著しく高くなり、MRI検査で椎体の変化が確認できます。早期発見が大切なため、腰痛と高熱が続く場合は速やかに整形外科や総合病院への来院をおすすめします。
腎臓や尿管に細菌が入り込んで炎症を起こす病気で、腰の片側だけが痛むことが多いのが特徴です。排尿時の痛みや頻尿、残尿感などの症状も伴います。特に女性に多く見られ、膀胱炎を放置したことで腎臓まで感染が広がるケースもあります。
39℃を超える高熱が出ることもあり、悪寒や吐き気を伴うこともあります。尿検査で白血球や細菌が検出されれば診断がつき、抗生物質での対応が必要になります。
体の片側に帯状に痛みや発疹が現れる病気です。初期段階では皮膚症状が出る前に腰や背中の痛みだけを感じることがあり、ぎっくり腰と間違えやすい疾患の一つです。50歳以上の方やストレスで免疫力が落ちている時に発症しやすくなります。
数日後に赤い発疹や水ぶくれが出てくれば帯状疱疹だと判断できます。早めの対応が後遺症を防ぐポイントになるため、片側の腰痛と微熱がある場合は皮膚の変化にも注意を払ってください。
膵炎や胆嚢炎、腹部大動脈瘤など内臓の病気でも腰痛と発熱が同時に起こることがあります。これらは命に関わる可能性もある重大な疾患です。特に強い腹痛を伴う場合や、姿勢を変えても痛みが変わらない場合は要注意です。
内臓からの痛みは放散痛として腰に感じることがあり、腰自体に問題がないこともあります。吐き気や冷や汗、顔面蒼白などの症状があれば、すぐに救急での対応が必要になります。
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発熱を伴う腰痛の中でも、特に緊急性が高い症状についてお伝えします。以下のような症状がある場合は、様子を見ずに医療機関への来院を検討してください。
これらの症状は神経の圧迫や感染症の進行、重大な内臓疾患の可能性を示唆しています。特に足の麻痺や排尿障害は脊髄が圧迫されているサインかもしれません。時間が経つほど回復が難しくなる場合もあるため、早めの判断が大切です。
当院でも触診や検査を行う中で、これは整体の範囲を超えていると判断した場合は、適切な医療機関への来院をおすすめしています。患者さんの体を第一に考えた判断を心がけているんです。
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熱の高さによって緊急度や対応方法が変わってきます。ここでは体温別の目安をお伝えします。
筋肉の炎症反応や疲労によって37℃台の微熱が出ることはあります。ただし腰痛以外に風邪症状がない場合は注意が必要です。1日から2日様子を見て、熱が下がらない場合や上がってくる場合は医療機関に相談しましょう。
この段階では患部を冷やして安静にすることが基本です。市販の解熱鎮痛剤を使用しても構いませんが、痛みをごまかすだけでは根本的な解決にはなりません。
38℃を超える発熱がある場合は、単なる筋肉の炎症では説明がつきません。感染症や重大な病気の可能性を考慮して、できるだけ早く整形外科や内科を訪れることをおすすめします。特に悪寒を伴う発熱は細菌感染の可能性が高いサインです。
夜間や休日であれば救急外来の利用も検討してください。化膿性脊椎炎のような感染症は早期の抗生物質投与が予後を大きく左右します。
39℃以上の高熱は明らかに異常な状態です。腎盂腎炎や化膿性脊椎炎など、重篤な感染症の可能性が高くなります。自己判断で様子を見るのは危険ですので、すぐに医療機関を訪れるか、夜間であれば救急車の要請も考慮してください。
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腰痛と発熱がある時、どの診療科に行けばいいか迷う方も多いと思います。症状に応じた診療科の選び方をお伝えします。
| 症状 | おすすめの診療科 | 理由 |
|---|---|---|
| 腰痛+高熱+足のしびれ | 整形外科 | 脊椎の感染症や神経圧迫の可能性 |
| 腰痛+発熱+排尿時痛 | 泌尿器科・内科 | 腎盂腎炎や尿路感染症の疑い |
| 片側の腰痛+発熱+皮膚の違和感 | 皮膚科・内科 | 帯状疱疹の可能性 |
| 腰痛+発熱+腹痛 | 内科・消化器科 | 内臓疾患の可能性 |
判断に迷う場合は、まず総合病院の総合診療科や内科を訪れるのも一つの方法です。そこで必要に応じて専門科に紹介してもらえます。かかりつけ医がいる方は、まずそちらに相談するのもよいでしょう。
整体院や整骨院は医療機関ではないため、感染症や内臓疾患の対応はできません。当院でも発熱がある場合は、まず医療機関での検査をおすすめしてから施術を検討するようにしています。
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医療機関を訪れるまでの間にできる対処法についてお伝えします。ただし、これらはあくまで一時的な対応であり、根本的な解決には医療機関での検査が必要です。
痛みがある時は無理に動かず、楽な姿勢で横になって安静にしてください。仰向けで膝の下にクッションを入れる姿勢や、横向きで膝を曲げた姿勢が楽に感じる方が多いです。ただし、どんな姿勢でも痛みが変わらない場合は内臓疾患の可能性もあるため注意が必要です。
炎症がある急性期は冷やすことが基本です。氷や保冷剤をタオルで包んで、痛みのある部分に15分から20分程度当ててください。ただし発熱がある場合は感染症の可能性もあるため、冷やすだけで済ませず医療機関への来院を優先してください。
発熱時は体から水分が失われやすくなります。腎盂腎炎の場合も水分摂取が大切です。常温の水やスポーツドリンクなどでこまめに水分補給をしてください。ただし排尿時に痛みがある場合は、それも重要な症状の一つとして医師に伝えましょう。
発熱がある時に温めると症状が悪化する可能性があります。お風呂やカイロの使用は控えてください。また自己判断でのマッサージやストレッチも、炎症を広げる危険性があるためおすすめできません。市販の痛み止めは一時的に使用しても構いませんが、それで痛みが和らいだからといって問題がなくなったわけではありません。
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湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、来院された方の症状を丁寧に伺い、触診や姿勢分析を通じて腰痛の原因を探っていきます。ただし発熱がある場合は、まず医療機関での検査をおすすめしています。
医療機関で感染症や内臓疾患が否定され、筋骨格系の問題だと判断された後であれば、当院での施術が有効です。メタトロンという最先端の検査機器を使って体の状態を多角的に分析し、痛みの根本原因にアプローチしていきます。
また回復期のリハビリテーションや再発予防のための体づくりもサポートしています。姿勢の歪みや筋肉のバランスを整えることで、同じような痛みを繰り返さない体を目指していくんです。
医療機関での対応と整体院でのケア、それぞれの役割を理解して適切に使い分けることが、早期回復への近道だと考えています。
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今回お伝えしたように、腰痛と発熱が同時に起こる場合は注意が必要です。通常のぎっくり腰では発熱は伴わないため、何か別の原因が隠れている可能性を考えなければいけません。
化膿性脊椎炎や腎盂腎炎のような感染症は、早期に適切な対応をすれば改善が見込めますが、放置すると重篤な状態に陥る危険性もあります。自己判断で様子を見るのではなく、症状に応じて適切なタイミングで医療機関に相談することが大切です。
私自身も幼少期に喘息で苦しんだ経験から、体の不調を我慢することの辛さをよく理解しています。痛みや不安を一人で抱え込まず、専門家に相談することで解決への道が開けることも多いんです。
腰の痛みと熱で不安を感じている方は、まず医療機関での検査を受けてください。そして医師から問題ないと言われた後も痛みが続く場合や、再発を繰り返す場合は、ぜひ当院にご相談ください。あなたの体が本来の健康を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます。