
院長:高木お気軽にご相談ください!

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はじめまして、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。最近「体の横を伸ばしましょう」とか「側面が硬いですね」と言われて、具体的にどこを指しているのかモヤっとした経験はありませんか。このページでは、そのあいまいさをスッキリさせながら、体の横を楽にしていくための考え方とセルフケアをお伝えしていきます。体側に関連する不調についてはこちらの症状別ページもあわせて読んでみてください
実は、体の横のラインは姿勢や呼吸、肩こりや腰の張りにも深く関係しています。ただ何となくストレッチを真似しているだけだと、その場しのぎで終わってしまうことも多いです。どこを意識して動かすかが分かると、同じ時間でも体の変化を感じやすくなります
デスクワークやスマホを見ている時間が長くなると、どうしても上半身が前側に寄っていきます。その姿勢が続くと、胸の前だけでなく体の横もじわじわと縮んでいき、気づいた頃には「片側だけ重い」「息がしづらい」といったサインが出てくることも少なくありません
参考: 湘南カイロ茅ヶ崎整体院の院長として、体の横をきちんと理解して整えていくことが、年齢を重ねても楽に動ける体作りの土台になると日々実感しています
まずは、言葉としての意味を丁寧に整理していきましょう。何となくのイメージで「横のあたり」と捉えていると、ストレッチをしても効かせたい場所から少しズレてしまうことがあります。場所をはっきりさせるだけでも、体の感じ方は変わります
一般的に体の側面というと、脇の下あたりから腰骨の横あたりまでのラインをひとまとまりとして扱います。腕のつけ根から、肋骨の外側、そして骨盤の横にかけてのつながりをイメージしてみてください。一本の帯のように横を走っている感覚です
この帯のような部分には、肋骨の間をつなぐ筋肉、斜めに走る脇腹の筋肉、背中から腰に広がる大きな筋肉など、いくつかの筋肉が層になって重なっています。表面だけでなく、もう少し深いところにも呼吸に関わる筋肉が含まれているので、伸び縮みのしやすさが呼吸のしやすさにも直結します
さらに、体の横は上半身と下半身をつなぐ「側面の支柱」のような役割も持っています。真っ直ぐ立つとき、歩くとき、ひねる動作をするときなど、意識していなくてもこの部分がバランスを取ってくれているからこそ、余計な力を使わずに動くことができます
体の横のラインは、姿勢と呼吸と動きのバランスを同時に支えてくれる、影の立役者のような存在です
#体側の場所 #脇腹から腰まで #筋肉の重なり #支える役割 #呼吸との関係
次に、多くの方が気になっている「なぜこんなに突っ張るのか」という部分を見ていきます。原因が分かると、闇雲にストレッチを増やすのではなく、日常のどこを見直せば良いかがハッキリしてきます
一番多いのは、長時間同じ姿勢で過ごす習慣です。デスクワークで前かがみが当たり前になっていたり、スマホを見るときに首を前に出して肩をすぼめる姿勢が続いたりすると、胸の前だけでなく体の横もじわじわと縮んでいきます。最初は気にならなくても、積み重ねで差が出てきます
家事や育児でいつも同じ側に子どもを抱っこしている方や、片方の肩にだけカバンをかける癖がある方も要注意です。無意識のうちに左右差が蓄積され、気づいたときには片側の腰だけ張っていたり、肩の高さが違って見えたりすることがあります
サインとしてよく聞くのは、片方の腕だけ上げづらい感じがある、横向きに寝たときに肋骨のあたりが圧迫されるような違和感がある、深く息を吸ったときに胸よりも脇腹の方が苦しいといったものです。あなたの体にも、似たようなサインは出ていないでしょうか
こうしたサインが出ているときには、表面の張りだけでなく、肋骨や骨盤の向きが少しずつずれていることも多く、自己流のストレッチだけでは戻りやすい状態になっている場合もあります
#長時間同じ姿勢 #片側だけの負担 #左右差の蓄積 #腕の上げづらさ #肋骨の違和感
体の側面が硬くなると、どんな変化が起こるのかも整理しておきましょう。ただ「伸びにくい」というだけでなく、他の不調ともつながっていることが多いので、ここを知っておくとケアの優先順位が見えてきます
まず分かりやすいのが姿勢です。体の横が縮むと、上半身が横に傾きやすくなったり、骨盤が片側に引かれたりします。鏡で正面から自分を見たとき、片方の肩だけ下がっていたり、ウエストのくびれ方に左右差があったりする場合は、このラインの影響を疑ってみる価値があります
呼吸も浅くなりがちです。本来、肋骨は息を吸うと上下だけでなく横にも広がります。側面が固まると、この横方向の動きが制限されてしまい、胸やお腹だけで何とか息をしようとするパターンになってしまいます。その結果、必要以上に首や肩の筋肉に頼りやすくなります
呼吸のたびに肩をすくめるような動きが癖になってくると、慢性的な肩こりや、背中の奥のだるさが取れない状態に繋がります。どれだけ肩をもんでも楽にならない場合、首や肩だけでなく体の横にアプローチしていく必要があるかもしれません
肩こりや腰の張りを根本から変えていきたいときは、首や腰だけに目を向けるのではなく、体の側面を一緒に整えていく視点がとても大切です
#姿勢の崩れ #肩の高さの違い #呼吸の浅さ #首肩への負担 #慢性症状とのつながり
ここまで読んで「自分の体は今どんな状態なんだろう」と感じた方も多いと思います。いくつか簡単なセルフチェックをご紹介するので、無理のない範囲で一緒に試してみてください。左右の違いに気づくだけでも、体との向き合い方が変わってきます
一つ目は、腕の上がり方です。両腕を耳の横まで持ち上げたとき、どちらかの肘が前に出てしまう、片側の肩だけ先に引っかかる感じがする、腰が過剰に反ってしまう、こういった感覚がないかをチェックしてみましょう。きつい場合は、少し低い位置で比較しても大丈夫です
二つ目は、横に倒れる動きです。立った状態で、体をゆっくり右側に倒し、左の脇腹から腰の横にかけての伸び方を感じます。次に反対側も同じように行い、「こっちだけ詰まる」「こっちはスムーズに倒せる」といった左右差がないかを確かめてみてください
三つ目は、呼吸の偏りです。椅子に座り、両手をそれぞれの脇腹に当てた状態で、ゆっくり鼻から息を吸います。このとき、左右が同じように膨らんでいるか、それとも片側だけふくらみが小さいかを感じてみましょう。細かな違いでも、気づくことが第一歩です
#セルフチェック #腕の上がり方 #側屈の左右差 #呼吸の偏り #体への気づき
ここからは、忙しい方でも取り入れやすい、やさしい体側ケアの基本をお伝えします。いきなり強く伸ばそうとせず、「呼吸で内側からスペースを作る」というイメージで取り組んでもらえると安心です
まず大切にしてほしいのは、呼吸を使いながら伸ばすという視点です力任せに引っ張るだけだと、一時的に伸びたように感じても、すぐ元に戻ったり、体が防御反応で余計に固まってしまうことがあります。楽に息ができる範囲を守ることがポイントです
最初のステップとして、椅子に座ったまま、片側の脇腹に手のひらを当ててみてください。そのまま、当てた手に向かって息を送るようなイメージで、ゆっくり鼻から吸います。吸うときに手を押し返すように横へふくらみ、吐くときにふんわりしぼんでいく感覚を、数呼吸くり返します
次のステップでは、立った状態で両手を頭の上で軽く組み、真上より少し斜めの方向に伸びながら、ゆっくり体を横へ倒します。このとき、おへそやみぞおちが前に逃げないように意識しつつ、腰をつぶさないように気をつけてください。「横に長さを出す」イメージが持てると安全です
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一日の多くを椅子の上で過ごしている方は、その場でできるケアがあると続けやすいと思います。ここでは、仕事の合間に数十秒だけ使って行える簡単なリセット法をご紹介します。頑張りすぎないことを前提に、気楽な気持ちで取り入れてみてください
椅子に浅く腰掛け、片方の手で座面を軽くつかみます。反対側の腕を頭の上へ伸ばし、そのまま座面を持っている側の坐骨をしっかり椅子に残しながら、上体を反対側へゆっくり倒していきます。息を吐きながら、脇腹がじんわり伸びている感覚を味わいましょう
立ち上がれるタイミングがある場合は、コピー機の前やキッチンでも応用できます。片手を机や壁に添え、反対の腕を大きく円を描くように回しながら横へ伸ばしていきます。固まっていた体側の筋膜が、少しずつほぐれていくのを感じられるはずです
こうした短時間の動きを、朝・昼・夕方とこまめに挟んでいくことで、一回の時間は短くても、積み重ねとしての効果は大きく変わってきます。完璧を目指すより、「思い出したときに少しだけ」が長続きのコツです
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ここまでセルフケアを中心にお話してきましたが、中には自分だけで対応するには注意が必要なケースもあります。どんなときに専門的なチェックを受けた方が良いのか、その目安も知っておいていただきたいポイントです
例えば、脇のあたりから腕にかけて強いしびれが出る、深く息を吸うと胸や背中に鋭い痛みが走る、夜寝ているときに痛みで目が覚めてしまう、といった症状がある場合は、自己判断で無理を続けるよりも、一度状態を見てもらう方が安全です
また、過去のケガや持病があり、動かせる範囲が限られている方は、「どこまで動かして良いのか」を一緒に確認しながら進めた方が安心です。体の状態を丁寧にチェックしていくことで、必要以上に怖がらず、でも無理もしないラインを見つけることができます
湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、触診や姿勢分析などを組み合わせながら、その人ごとの体の使い方や生活背景も踏まえてアプローチしていきます。一人ひとりに合ったペースで整えていくことで、戻りにくい状態を目指していきます
#セルフケアの限界 #しびれや鋭い痛み #夜間の痛み #動かせる範囲 #安全なアプローチ
実際に来院された方からよくいただく質問の中から、体の側面に関係するものをいくつか取り上げてお答えしていきます。同じ疑問を持っている方も多いので、「自分だけじゃないんだ」と感じてもらえたら嬉しいです
「体の横を伸ばすと腰が痛くなることがあるのですが、やらない方がいいですか」という質問に対しては、やり方を工夫すれば続けられるケースがほとんどです。腰だけを反らせてしまっていることが多いため、まずは可動域を小さめに設定し、肋骨周りの呼吸から整えていくことをおすすめしています
「片側だけいつも突っ張るのですが、左右同じように伸ばした方が良いですか」という点については、基本的には弱い側や動かしづらい側を少し丁寧にケアしてあげた方がバランスが取りやすくなります。ただし、いきなり時間や回数を増やすのではなく、短い時間をこまめに行うイメージが安心です
「運動が苦手で続けられる自信がないのですが、それでも変わりますか」という声もよく聞きます。激しい運動をしなくても、呼吸と一緒に行うやさしい動きだけで、呼吸の深さや立っているときの感覚が変わっていく方はたくさんいらっしゃいます。小さな変化を一緒に積み上げていきましょう
#よくある質問 #腰の痛みと体側 #左右差への対応 #運動が苦手な方 #小さな変化
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。体の側面は、自分では直接見えない分、意識が向きづらい場所ですが、ここが整ってくると、呼吸のしやすさや立ち姿の安定感がガラッと変わっていきます
体の横が楽になると、無理に背筋を伸ばそうとしなくても、自然とすっと立てるようになっていきますその感覚は、一度味わうと「もう少し自分の体を大事にしてみようかな」と思えるきっかけにもなります
湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、一人ひとりの生活スタイルやこれまでの経緯をお聞きしながら、あなたに合ったペースと方法で体作りをサポートしています。このページを読んで、少しでも不安や疑問が浮かんだ方は、一人で抱え込まずに、いつでも気軽に相談してください
あなたの体の側面が、本来持っているしなやかさを取り戻し、毎日の動きが今より少しでも軽くなるよう、お手伝いができればうれしいです
#体側ケアの大切さ #自然な姿勢 #一人で悩まないで #自分の体と向き合う #相談できる場所
最後に、このページでお伝えした内容を簡単に振り返っておきます。体の側面の場所と役割、硬くなる原因、セルフチェックの方法、日常でできるケアなどを通して、自分の体との向き合い方のヒントを持ち帰っていただけたらうれしいです