20周年キャンペーン、残り名/12/6(土)9:40〜、14:30(要電話)ご案内可能です

肩の骨の張りと痛み|原因と改善法を専門家が解説

本日の予約状況

こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。最近、鏡を見たときや服を着るときに肩の骨が出っ張っていることに気づいたり、その部分に痛みを感じたりしていませんか。デスクワークが続いているときやスポーツをした後に、肩の特定の部分がポコッと飛び出して違和感や痛みがあると不安になりますよね。

肩周辺の骨が出っ張って痛みを伴う症状は、実は原因がいくつか考えられます。当院にも肩の痛みでお悩みの方が多く来院されていますが、出っ張っている部位や痛みの出方によって対処法が大きく異なるため、まずは正しく原因を知ることが大切です。

院長:高木

肩の出っ張りと痛みは放置すると悪化することもあるため、早めの対処が重要です

目次

肩の骨が出っ張る主な部位と原因

肩周辺で骨が出っ張りやすい部位は大きく分けて3つあります。それぞれの部位によって考えられる原因が異なるため、まずはご自身の出っ張りがどこにあるのかを確認してみてください。

鎖骨の外側が出っ張っている場合

鎖骨の外側、肩の上部に出っ張りがある場合は肩鎖関節の問題が考えられます。肩鎖関節とは鎖骨と肩甲骨の肩峰という部分をつなぐ関節で、転倒やスポーツで肩を強く打った際に脱臼や亜脱臼を起こすことがあります。この状態を肩鎖関節脱臼といい、出っ張りが目立つだけでなく押すと強い痛みを感じることが特徴です。

また外傷の経験がなくても、長年の姿勢の悪さや肩への負担の積み重ねで肩鎖関節に炎症が起きることもあります。デスクワークで前かがみの姿勢が続くと肩が内側に巻き込まれ、肩鎖関節に負担がかかり続けることで慢性的な痛みにつながります。

肩の前側や横側が出っ張っている場合

肩の前面や外側に出っ張りを感じる場合は、肩峰という骨の部分が目立っている可能性があります。本来は誰にでもある骨の突起ですが、姿勢の悪化や筋肉のバランスが崩れることでより目立つようになってしまうことがあります。

特に巻き肩や猫背の方は肩甲骨が外側に開いて前に出るため、肩峰の出っ張りが強調されます。この状態が続くと肩の腱板という組織が骨と骨の間に挟まれてしまい、インピンジメント症候群という状態を引き起こすことがあります。腕を上げたときに痛みが出る、夜寝ているときに痛みで目が覚めるといった症状が特徴です。

肩甲骨周辺が出っ張っている場合

背中側で肩甲骨の内側や下角が出っ張って見える場合は、翼状肩甲という状態が考えられます。これは肩甲骨を体幹に安定させる筋肉が弱くなったり、神経の問題があったりすることで起こります。

また肩甲骨周辺の筋肉が凝り固まって盛り上がることで、骨が出っ張っているように感じることもあります。長時間同じ姿勢でいることが多い方や、運動不足の方に多く見られる状態です。

#肩鎖関節脱臼 #肩峰の出っ張り #インピンジメント症候群 #翼状肩甲 #姿勢の影響

痛みを伴う場合に考えられる疾患

出っ張りに加えて痛みがある場合、いくつかの疾患が隠れている可能性があります。ご自身の症状と照らし合わせてチェックしてみてください。

肩鎖関節脱臼と亜脱臼

転倒時に肩から地面に落ちたり、ラグビーや柔道などのコンタクトスポーツで肩を強く打ったりした際に起こりやすい外傷です。靭帯が損傷することで鎖骨の外端が上方にずれて出っ張り、触ると強い痛みを感じます。

完全に脱臼している場合は明らかな段差ができて見た目でもはっきりわかりますが、軽度の場合は少しの出っ張りと痛みのみということもあります。受傷直後は腫れや内出血を伴うことが多く、腕を動かすことが困難になります。

肩峰下インピンジメント症候群

肩を上げたときに肩峰という骨の下を通る腱板が挟まれて炎症を起こす状態です。腕を上げる動作で痛みが出る、特に60度から120度の範囲で強い痛みを感じるのが特徴で、放置すると腱板が損傷してしまうこともあります。

野球やバレーボールなど肩を使うスポーツをしている方、美容師や塗装工など腕を上げる作業が多い職業の方に起こりやすい傾向があります。姿勢の悪化や加齢による骨の変形も原因となるため、中高年の方にも多く見られます。

石灰沈着性腱炎

肩の腱板にカルシウムが沈着して炎症を起こす疾患で、40代から50代の女性に多く見られます。突然夜中に激しい痛みで目が覚めることが多く、痛みのあまり腕を動かすことができなくなることもあります。

石灰が沈着している部分が腫れて出っ張りを感じることもあり、痛みは数日から数週間続くことがあります。体の代謝や血流の問題が関係していると考えられており、生活習慣の見直しも重要です。

変形性肩関節症

加齢や長年の負担によって肩関節の軟骨がすり減り、骨に変形が生じる状態です。骨棘という骨の突起ができることで出っ張りを感じることがあり、動かすときに引っかかりや痛みを伴います。

進行すると可動域が制限されて日常生活に支障をきたすこともあるため、早めの対応が大切です。

#肩鎖関節脱臼 #インピンジメント #石灰沈着性腱炎 #変形性肩関節症 #腱板損傷

どんな人に起こりやすいのか

肩の骨の出っ張りと痛みは、特定の生活習慣や職業の方に起こりやすい傾向があります。ご自身が当てはまるかどうか確認してみてください。

デスクワーク中心の生活をしている方

長時間パソコン作業をしていると、どうしても前かがみの姿勢になりがちです。この姿勢が続くと肩が内側に巻き込まれる巻き肩になり、肩甲骨の位置がずれて肩峰や鎖骨の出っ張りが目立つようになります。

また同じ姿勢を続けることで肩周辺の筋肉が凝り固まり、血流が悪くなって痛みを引き起こします。在宅ワークが増えた昨今、このような症状で来院される方が増えています。

スポーツや肉体労働をされている方

野球、テニス、バレーボールなど肩を使うスポーツをしている方は、繰り返しの動作によって肩に負担がかかり続けています。特に投球動作やスパイクなどのオーバーヘッド動作は肩鎖関節や腱板にストレスを与えます。

また建設業や引っ越し業など重いものを持ち上げる仕事をされている方も、肩への負担が大きく外傷や慢性的な炎症を起こしやすい状態にあります。

姿勢の悪化が気になる方

スマートフォンを長時間使う習慣がある方は、下を向く姿勢が多くなり首から肩にかけての負担が増えます。この状態が続くと肩甲骨周辺の筋肉バランスが崩れ、骨の位置関係も変わってしまいます。

特に若い世代でも巻き肩やストレートネックによって肩の出っ張りと痛みを訴える方が増えており、姿勢の重要性を改めて感じています。

#デスクワーク #巻き肩 #スポーツ障害 #姿勢不良 #肩への負担

自分でできる対処法とセルフケア

症状が軽い場合や、日常生活でできる予防法についてお伝えします。ただし痛みが強い場合や改善が見られない場合は、専門家に相談することをおすすめします。

急性期の対処法

転倒や打撲など明らかなきっかけがあって痛みが出た場合は、まず炎症を抑えることが優先です。患部をアイスパックや保冷剤をタオルで包んだもので15分程度冷やし、これを数時間おきに繰り返します。

痛みが強い間は無理に動かさず安静にして、必要に応じて三角巾などで腕を固定することも有効です。ただし2日から3日経っても痛みが引かない場合や、出っ張りが目立つ場合は早めに専門機関への来院を検討してください。

慢性的な痛みへの対処

長期間続く痛みの場合は、温めることで血流を改善し筋肉の緊張をほぐすことが効果的です。入浴時に肩までしっかり浸かる、蒸しタオルやホットパックで温めるなどの方法があります。

また適度な運動で肩周辺の筋肉を動かすことも大切です。無理のない範囲でゆっくりと肩を回したり、肩甲骨を寄せたり開いたりする動きを繰り返すことで、凝り固まった筋肉がほぐれていきます。

姿勢の改善

デスクワークをする際は、モニターの高さを目線と同じか少し下になるよう調整し、椅子に深く座って背もたれを使うことを意識してください。30分に一度は立ち上がって体を動かすことも効果的です。

スマートフォンを使うときは目の高さまで持ち上げて見る、長時間使用を避けるなどの工夫も大切です。普段から肩甲骨を背骨に寄せて胸を開く姿勢を意識するだけでも、肩への負担は大きく変わります。

#急性期対処 #慢性痛対策 #姿勢改善 #セルフケア #血流改善

専門家に相談すべきタイミング

次のような症状がある場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。自己判断で放置すると症状が悪化したり、改善に時間がかかったりすることもあります。

  • 明らかな外傷後に出っ張りができて強い痛みがある
  • 腕を動かすことができない、または動かすと激痛がある
  • 夜間痛で眠れない日が続いている
  • セルフケアを2週間続けても改善が見られない
  • 左右で明らかな差があり、出っ張りが目立つ
  • しびれや脱力感を伴っている

当院では初回の検査で姿勢分析や関節の可動域チェック、メタトロンを用いた体質分析を行い、痛みの根本原因を探ります。肩の痛みは単に肩だけの問題ではなく、首や背中、骨盤の歪みが影響していることも多いため、全身を総合的に診ることが大切です。

私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、体の不調がどれだけ日常生活に影響を与えるかを身をもって知っています。肩の痛みや違和感があると、着替えや洗髪などの何気ない動作でさえストレスになりますよね。

肩の出っ張りと痛みは、原因を正しく特定して適切な施術を行えば改善する可能性が十分にあります。一人で悩まずに、いつでも私たちに相談してください。あなたの体の不調と真剣に向き合い、健康な日常を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

#専門家相談 #早期対応 #根本改善 #全身検査 #湘南カイロ


院長:高木

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
神奈川県茅ヶ崎市共恵1-2-1 池杉ビル1F
電話番号
0467-87-0660
定休日
不定休
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次