
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは。湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。最近、手や足に感じるピリピリとした感覚や、なんとなく感覚が鈍いような気がするといった体のしびれでご相談いただくことが増えています。朝起きた時に手がしびれている、長時間座っていると足がジンジンする、指先に違和感があるなど、しびれの感じ方は人それぞれです。
ただの疲れだと思って放っておいたら実は重大な体からのサインだったということもありますし、逆に心配しすぎて不安になっている方もいらっしゃいます。今日はそんな体のしびれについて、どんな原因があるのか、どう対処すればよいのかをわかりやすくお伝えしていきますね。


私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、体の不調がどれだけ日常生活に影響するか痛いほどわかります。しびれも同じで、放っておくと日々の生活の質を大きく下げてしまいます
体のしびれと一言で言っても、実は感じ方は本当に様々です。ピリピリとした電気が走るような感覚を訴える方もいれば、触っても感覚が鈍い、何かに触れている感じが薄いという方もいらっしゃいます。また正座をした後のようなジンジンする感じが続く、手袋や靴下を履いているような違和感があるといった表現をされる方も多いですね。
しびれは医学的には感覚異常と呼ばれ、神経が何らかの影響を受けている状態です。神経は脳から全身に張り巡らされた電気信号の通り道のようなもので、この通り道のどこかに問題が起きるとしびれという症状として現れます。一時的なものであれば心配ないことも多いのですが、長く続く場合や範囲が広がっていく場合は注意が必要です。
体のしびれにはいくつかの原因が考えられます。それぞれ原因によって対処法も変わってきますので、まずはご自身のしびれがどのタイプに当てはまるのか確認してみてください。
最も多いのが神経の圧迫によるしびれです。長時間同じ姿勢でいることで神経が圧迫され、血流が悪くなることでしびれが発生します。デスクワークで一日中パソコンに向かっている方は首や肩の筋肉が緊張し、神経を圧迫しやすくなっています。
また椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった背骨の問題も神経圧迫の原因になります。背骨の中を通る神経が圧迫されると、その神経が支配している部位にしびれが出現します。首の神経が圧迫されれば手や腕に、腰の神経が圧迫されれば足にしびれが出るというわけです。
手首で神経が圧迫される手根管症候群も代表的な疾患で、特に朝起きた時や夜間に親指から薬指にかけてしびれを感じることが特徴です。家事や育児、パソコン作業で手首を酷使している方に多く見られます。
血液の流れが悪くなることでもしびれは起こります。冷え性の方が冬場に手足の先端にしびれを感じるのはこのためです。また糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病があると、血管が傷つき血流が悪くなって末梢神経に栄養が届かなくなります。
特に糖尿病性神経障害は両足の先から始まることが多く、左右対称にしびれが出るのが特徴です。最初は足の裏に違和感を感じる程度ですが、進行すると痛みを感じにくくなり、怪我に気づかないということもあります。
突然片側だけにしびれが出現した場合は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害の可能性があります。特に顔や手足の片側だけがしびれる、ろれつが回らない、力が入らないといった症状を伴う場合は一刻を争う状況です。
一過性脳虚血発作という脳梗塞の前触れとなる症状もあり、数分から数十分でしびれが消えてしまうため見過ごされがちですが、放置すると本格的な脳梗塞につながる危険性があります。このような症状が出た場合はすぐに医療機関を訪れることが大切です。
実は精神的なストレスや自律神経の乱れからもしびれは起こります。過呼吸になった時に手足がしびれた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは呼吸が速くなることで血液中の二酸化炭素が減り、神経が興奮しやすくなるためです。
慢性的なストレスを抱えている方は交感神経が優位になり、血管が収縮して血流が悪くなります。また更年期障害でホルモンバランスが崩れることでも自律神経が乱れ、しびれを感じることがあります。検査をしても特に異常が見つからない場合は、こうした自律神経の問題が隠れていることも少なくありません。
意外と見落とされがちなのが栄養面の問題です。特にビタミンB群は神経の働きに欠かせない栄養素で、不足すると神経障害を起こしてしびれが出現します。過度なダイエットや偏った食生活を続けている方は注意が必要です。
しびれの出方によってもある程度原因を推測することができます。ご自身の症状と照らし合わせてみてください。
顔や手足の片側だけにしびれが出る場合は、前述の通り脳血管障害の可能性を考える必要があります。ただし椎間板ヘルニアでも片側だけに症状が出ることがありますので、他の症状も合わせて判断することが大切です。急に症状が出た場合は特に注意が必要で、すぐに専門機関への相談をおすすめします。
両手両足が左右対称にしびれる場合は、糖尿病性神経障害やビタミン欠乏症、薬の副作用などが考えられます。特に足の先から始まり徐々に上に広がってくる場合は、内科的な問題が隠れている可能性が高いです。健康診断で血糖値が高めと言われたことがある方は要注意です。
首を後ろに反らすとしびれが強くなる、腰を曲げると楽になるといった特定の動作で症状が変化する場合は、背骨や関節の問題が原因である可能性が高いです。姿勢を変えることで神経への圧迫が強くなったり弱くなったりするためです。
朝起きた時だけしびれる、夜になると症状が強くなるといった時間帯による変化も重要な情報です。手根管症候群は夜間から明け方にかけて症状が強くなる傾向がありますし、脊柱管狭窄症は長時間歩いた後に症状が出やすいという特徴があります。
しびれを感じた時の対処法について、状況別にお伝えしていきます。
次のような症状がある場合は、すぐに医療機関を訪れてください。突然の片側のしびれ、顔のゆがみやろれつが回らない症状を伴う場合、激しい頭痛を伴う場合、排尿や排便のコントロールができなくなった場合などは緊急性が高い状態です。
また徐々に症状が悪化している、範囲が広がっている、日常生活に支障が出ているといった場合も早めの相談をおすすめします。数週間経っても改善しないしびれは、何らかの治療が必要な状態である可能性が高いです。
慢性的なしびれでお悩みの方は、日常生活の見直しも大切です。長時間同じ姿勢を続けないよう、こまめに体を動かすことを心がけてください。デスクワークの方は1時間に一度は立ち上がって体を伸ばす、首や肩を回すといった簡単なストレッチを取り入れるとよいでしょう。
冷えもしびれを悪化させる要因ですので、体を温めることを意識してください。入浴はシャワーだけで済ませず、湯船にゆっくり浸かって体を芯から温めることが大切です。また締め付けの強い衣類や下着は血流を妨げますので、ゆったりとした服装を選ぶことも効果的です。
食生活では神経の働きを助けるビタミンB群を意識して摂取しましょう。豚肉や魚、大豆製品、玄米などに多く含まれています。バランスの取れた食事を心がけることで、体の内側からしびれの改善を目指すことができます。
自律神経の乱れからくるしびれの場合、ストレス管理が非常に重要です。十分な睡眠時間を確保すること、適度な運動で体を動かすこと、趣味の時間を持つことなど、心と体をリラックスさせる時間を意識的に作ってください。
深呼吸や瞑想といった簡単なリラクゼーション法も効果的です。緊張すると無意識に呼吸が浅くなりがちですので、ゆっくりと深く呼吸することを意識するだけでも自律神経のバランスが整います。
湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、しびれでお悩みの方に対して様々な角度からアプローチしています。まず最も大切にしているのが徹底した検査です。しびれの原因は一つとは限らず、複数の要因が絡み合っていることも少なくありません。
当院では姿勢分析システムやメタトロンといった最新の検査機器を用いて、体の歪みや神経の状態、栄養状態まで詳しく調べていきます。触診でも筋肉の緊張や関節の動き、神経の通り道に問題がないかを丁寧に確認します。これらの検査結果を総合的に分析することで、あなたのしびれの本当の原因を特定していきます。
施術では神経の圧迫を取り除くために、背骨や骨盤の歪みを整えていきます。当院の施術は強い力で押したり引っ張ったりするものではなく、体に優しい刺激で自然な状態に導いていくものです。また筋肉の緊張を緩めることで血流を改善し、神経への栄養供給を促します。
さらに当院では施術だけでなく、生活習慣の改善指導も行っています。検査結果から見えてくる栄養面での問題や、日常の姿勢の癖、ストレスの状況なども考慮して、あなたに合った改善プランをご提案します。メタトロンによる食材の相性チェックなども行っており、体質に合った食生活のアドバイスも可能です。
体のしびれは放っておくと悪化したり、別の症状を引き起こしたりすることもあります。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、体の不調がどれだけ日常生活の質を下げるか、どれだけ心に不安を抱えることになるか、よくわかっています。
治らないと思っていた私の喘息を父が諦めずに施術してくれたように、当院もあなたのしびれが改善するまで諦めずに全力でサポートします。しびれの原因は必ず存在しますし、適切なアプローチをすれば改善の道は開けます。どこに行っても良くならなかった、どうせ治らないと諦めている方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
検査をしっかり行い原因を特定すること、そしてあなた自身が体のことを理解して日常生活を見直すこと、この両方が揃ってこそ本当の改善につながります。私たちは単にその場しのぎの対処ではなく、再発しない体づくりを目指しています。一人で不安を抱えて悩むのではなく、いつでも気軽に相談してくださいね。あなたの笑顔を取り戻すために、私たちができることは必ずあります。

