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膝にヒビが入っているかも?症状チェックと応急処置

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。階段を降りたときに膝をぶつけてしまった、スポーツ中に転倒して膝を強く打った、そんな経験はありませんか。痛みはあるけれど歩けるから大丈夫だろうと思っていても、実は膝にヒビが入っているかもしれません。

当院にも「歩けるから様子を見ていたけれど痛みが引かない」「もしかして骨にヒビが入っているのでは」と不安を抱えて来院される方がとても多いです。膝にヒビが入った状態を放置すると、変形や後遺症につながる可能性があるため、早めの対応が何より大切になります。この記事では膝にヒビが入ったときの症状や見極め方、そして適切な対処法について詳しくお伝えしていきます。膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。

院長:高木

膝にヒビが入ると歩けなくなると思われがちですが、実際には歩ける方も多く、それが発見を遅らせる原因になっています

目次

膝にヒビが入ったときに現れる症状

膝にヒビが入った状態というのは、医学的には不全骨折や亀裂骨折と呼ばれるものです。完全に骨が折れているわけではなく、骨の表面に亀裂が入っている状態を指します。膝蓋骨という膝のお皿の部分や、大腿骨と脛骨がつながる部分にヒビが入ることが多く、その症状には特徴的なものがいくつかあります。

痛みの特徴を知っておく

膝にヒビが入ったときの痛みには、打撲や捻挫とは異なる特徴があります。まず受傷直後から強い痛みが生じ、時間が経っても痛みが軽減しないという点が挙げられます。特に体重をかけたときや階段の昇り降り、しゃがむ動作で鋭い痛みが走るのが特徴的です。

安静にしていれば痛みが和らぐものの、動かそうとすると再び強い痛みを感じます。また、膝のお皿を直接押したときに限局した圧痛があるかどうかも重要な判断材料になります。打撲の場合は広範囲に痛みが広がりますが、ヒビの場合はピンポイントで痛む場所がはっきりしていることが多いです。

腫れと内出血のサイン

膝にヒビが入ると、受傷後数時間から数日かけて膝が腫れてきます。これは骨の周囲の組織が損傷して炎症が起きているためです。腫れ方は人によって異なりますが、膝全体がパンパンに張った状態になることもあれば、膝のお皿の周りだけが腫れることもあります。

内出血による青あざも重要なサインです。受傷直後は目立たなくても、翌日以降に膝の周囲が青紫色に変色してくることがあります。重力の影響で内出血が下方に広がり、ふくらはぎまで変色が及ぶケースも見られます。このような腫れや内出血が見られる場合は、骨に何らかの損傷がある可能性を疑う必要があります。

動きの制限と不安定感

膝にヒビが入ると、膝の曲げ伸ばしが制限されます。特に膝を深く曲げることができなくなり、正座やしゃがむ動作が困難になるのが典型的な症状です。無理に曲げようとすると激痛が走るため、自然と動きを制限してしまいます。

また、膝に力が入らない、膝がガクッと抜ける感じがするといった不安定感を訴える方も多いです。これは骨の損傷によって膝関節の安定性が損なわれているためです。歩行時に膝がカクカクする、階段を降りるときに不安を感じるといった症状があれば、単なる打撲ではない可能性が高いといえます。

膝のヒビと打撲や捻挫との見分け方

膝を痛めたとき、それがヒビなのか打撲なのか捻挫なのかを自分で判断するのは難しいものです。しかし、いくつかのポイントを知っておくことで、医療機関への来院の緊急性を判断する助けになります。ここでは膝のヒビと他の怪我との違いについて詳しく見ていきましょう。

受傷時の状況から判断する

膝にヒビが入るような怪我は、それなりに強い衝撃が加わったときに起こります。高いところから飛び降りて着地に失敗した、階段から転落した、スポーツで相手と激しく衝突した、交通事故に遭ったなど、明らかに強い外力が加わったという状況があれば、ヒビの可能性を考える必要があります。

一方、打撲は物にぶつけたりした程度の衝撃でも起こりますし、捻挫は膝をひねったときに靭帯が伸びたり部分的に切れたりすることで生じます。受傷時の状況を振り返ってみて、どのような力が膝に加わったのかを考えることが大切です。

痛みの持続期間で見極める

打撲や軽い捻挫であれば、数日から1週間程度で痛みが軽減していくのが一般的です。しかし膝にヒビが入っている場合は、2週間以上経っても痛みが続くことが多いです。特に何もしなくても痛い安静時痛や、夜間に痛みで目が覚めるといった症状があれば、骨の損傷を疑う必要があります。

また、痛みの質も重要な判断材料です。打撲は鈍い痛みが特徴的ですが、骨折やヒビの場合は鋭い刺すような痛みを感じることが多いです。痛みの場所がピンポイントで特定できるかどうかも確認してみてください。

機能障害の程度をチェック

膝にヒビが入っていても、不全骨折の場合は歩けることがあります。これが診断を遅らせる大きな要因になっています。ただし、歩けるからといって問題ないわけではありません。階段を片足ずつ降りることができない、椅子から立ち上がるときに手を使わないと立てない、正座がまったくできないといった機能障害があれば要注意です。

簡単なセルフチェックとして、膝のお皿を軽く押してみてください。激しい痛みがある場合や、押した瞬間にズキンと響くような痛みがある場合は、骨に問題がある可能性が高いです。ただし、強く押しすぎると悪化させる恐れがあるため、あくまで軽く触れる程度にとどめてください。

膝にヒビが入ったときの応急処置

膝にヒビが入った可能性がある場合、適切な応急処置を行うことで痛みを軽減し、症状の悪化を防ぐことができます。医療機関を訪れるまでの間、自宅でできる対処法について知っておきましょう。

RICE処置の実践方法

怪我をしたときの基本的な応急処置として、RICE処置というものがあります。これは安静・冷却・圧迫・挙上の頭文字をとったもので、膝のヒビにも有効な方法です。

まず安静にすることが何より大切です。痛みがあるのに無理に動かしたり、体重をかけて歩いたりすると、ヒビが広がって完全な骨折になる危険性があります。できるだけ膝を動かさないようにして、松葉杖や杖を使って患部への荷重を避けてください。

次に冷却です。受傷後48時間は炎症を抑えるために患部を冷やすことが効果的です。氷嚢や保冷剤をタオルで包んで、膝に15分から20分程度当てます。これを1時間おきに繰り返すと良いでしょう。ただし、直接氷を当てたり、長時間冷やしすぎたりすると凍傷になる恐れがあるため注意が必要です。

圧迫と挙上も忘れずに行ってください。弾性包帯で適度に圧迫することで腫れを最小限に抑えられます。きつく巻きすぎると血行障害を起こすため、足の先がしびれたり色が変わったりしないか確認しながら巻くことが大切です。また、横になるときは膝を心臓より高い位置に保つことで、腫れの軽減につながります。

やってはいけないこと

応急処置として間違った対応をすると、かえって症状を悪化させてしまいます。まず、受傷直後に患部を温めるのは絶対に避けてください。温めると血流が増加して腫れや炎症が悪化します。お風呂に入るのも控えて、シャワーで済ませるようにしましょう。

また、痛みがあるのに無理にマッサージをしたり、ストレッチをしたりするのも危険です。骨に亀裂が入っている状態で強い刺激を加えると、ヒビが広がる可能性があります。自己判断での湿布や痛み止めの使用も、根本的な解決にはなりません。

来院のタイミング

次のような症状がある場合は、すぐに医療機関を訪れる必要があります。膝が大きく腫れて熱を持っている、膝が変形して見える、まったく体重をかけられない、膝から下がしびれている、足の色が悪くなっているといった症状は緊急性が高いです。

また、受傷後2〜3日経っても痛みが軽減しない場合や、日常生活に支障をきたすレベルの痛みがある場合も、早めの来院をおすすめします。骨にヒビが入っているかどうかの最終判断は、レントゲンやMRIなどの画像検査によって行われます。

医療機関での検査と施術の流れ

膝にヒビが入った疑いがある場合、医療機関ではどのような検査や施術が行われるのでしょうか。一般的な流れと、それぞれの施術法の特徴について解説します。

画像検査の種類と特徴

膝の骨にヒビが入っているかどうかを確認するために、まずレントゲン検査が行われます。レントゲンは骨の状態を確認するのに最も基本的な検査です。しかし、受傷直後や細かいヒビの場合、レントゲンでは写らないことがあるという点に注意が必要です。

レントゲンで異常が見つからなくても症状が続く場合は、CT検査やMRI検査が追加されることがあります。CT検査は骨の詳細な構造を3次元的に確認でき、MRI検査は骨だけでなく軟骨や靭帯、筋肉などの軟部組織の損傷も評価できます。どの検査を行うかは、症状や医師の判断によって決まります。

保存療法と手術療法

膝にヒビが入っていることが確認されたら、その程度に応じて施術方法が選択されます。ヒビが小さく、骨のずれがない場合は保存療法が選択されることが多いです。保存療法では、ギプスや装具で膝を固定して安静を保ちながら、骨が自然に癒合するのを待ちます。

固定期間は損傷の程度によって異なりますが、一般的には4週間から8週間程度です。この間は定期的にレントゲン検査を行い、骨の癒合状態を確認します。痛みが強い場合は消炎鎮痛剤が処方されることもあります。

一方、ヒビが大きく骨がずれている場合や、膝蓋骨が複数の骨片に分かれている場合は、手術が必要になることがあります。手術では金属のワイヤーやピンを使って骨片を固定し、正しい位置で骨が癒合するようにします。

リハビリテーションの重要性

骨が癒合した後も、すぐに元通りの動きができるわけではありません。固定期間中に膝周囲の筋肉が衰えてしまうため、リハビリテーションが不可欠です。理学療法士の指導のもと、段階的に膝の可動域を広げ、筋力を回復させていきます。

リハビリの期間は個人差がありますが、日常生活への復帰まで2〜3ヶ月、スポーツへの完全復帰まで3〜6ヶ月程度かかることが一般的です。焦って無理をすると再発のリスクが高まるため、医師や理学療法士の指示に従って計画的に進めることが大切です。

膝のヒビを放置するとどうなるか

「歩けるから大丈夫だろう」「そのうち治るだろう」と思って膝のヒビを放置すると、さまざまな問題が生じる可能性があります。ここでは放置することのリスクについてお伝えします。

変形治癒のリスク

膝にヒビが入った状態で適切な固定をせずに動き続けると、骨が正しい位置で癒合せず、ずれたまま固まってしまうことがあります。これを変形治癒といいます。変形治癒が起こると、膝の動きが制限されたり、慢性的な痛みが残ったりする原因になります。

特に膝蓋骨にヒビが入った場合、変形治癒によって膝の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなり、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。一度変形治癒してしまうと、元に戻すためには手術が必要になる場合もあるため、初期の段階で適切な対応をすることが何より重要です。

偽関節や遷延治癒

骨折やヒビが治る過程では、骨の両端から新しい骨が作られて徐々につながっていきます。しかし、適切な固定がされていなかったり、血流が悪かったりすると、骨がつながらずに偽関節という状態になることがあります。偽関節になると、本来動かないはずの場所が動いてしまい、強い痛みや不安定感が生じます。

また、骨の癒合に通常より長い時間がかかる遷延治癒という状態になることもあります。これらは放置や不適切な対応によって起こりやすくなるため、早期発見と適切な施術が予防につながります。

二次的な障害の発生

膝にヒビが入った状態で痛みをかばいながら生活を続けると、体のバランスが崩れて他の部位に負担がかかります。反対側の膝や腰、股関節などに痛みが出てくることも珍しくありません。また、膝周囲の筋肉が硬くなったり弱くなったりすることで、将来的に変形性膝関節症を発症するリスクも高まります。

このように、膝のヒビを放置することは、その場しのぎにしかならず、長期的に見るとさまざまな問題を引き起こす可能性があります。少しでも不安があれば、早めに専門家に相談することをおすすめします。

当院での膝のヒビ・骨折へのアプローチ

湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、膝にヒビが入った方や骨折後のリハビリ期の方に対して、独自のアプローチで回復をサポートしています。単に痛みを取るだけでなく、根本的な体のバランスを整えることで、早期回復と再発予防を目指します。

全身のバランスから原因を探る

膝にヒビが入る背景には、実は全身のバランスの崩れが関係していることが多いです。姿勢の歪みによって膝に過度な負担がかかっていたり、股関節や足首の動きが悪くて膝でカバーしていたりすることで、膝が弱くなり怪我をしやすい状態になっています。

当院では最新のAI姿勢分析システムやメタトロンという波動測定器を使って、体の状態を詳しく検査します。膝だけでなく骨盤や腰椎、足首の状態も確認し、なぜ膝を痛めやすい体になっているのかを明らかにしていきます。

回復を早めるための施術

骨が癒合する過程では、患部への血流を良くすることが大切です。当院の施術では、膝周囲の筋肉の緊張を緩めて血流を改善し、骨の治癒を促進します。また、固定期間中に硬くなった筋肉や関節を丁寧にほぐすことで、リハビリ期の可動域訓練がスムーズに進むようサポートします。

さらに、膝に負担をかけている姿勢や動作のクセを見つけ出し、正しい体の使い方をアドバイスします。日常生活での注意点や自宅でできるケア方法もお伝えするため、来院していない時間も回復に向けて取り組んでいただけます。

栄養面からのサポート

骨を丈夫にするためには、カルシウムだけでなくタンパク質やビタミンD、ビタミンKなど様々な栄養素が必要です。当院では提携医療機関と連携して血液検査データの解析を行い、あなたに不足している栄養素を特定します。

メタトロン測定によって食材との相性も確認できるため、より効果的な食事のアドバイスが可能です。体の内側から骨を強くすることで、回復を早めるだけでなく、将来的な骨折リスクの低減にもつながります。

膝のヒビは早期発見と適切な対応が鍵

ここまで膝のヒビについて詳しくお伝えしてきましたが、最も大切なのは早期発見と適切な対応です。歩けるからといって放置せず、少しでも不安があれば専門家に相談することが、後遺症を残さないための第一歩になります。

私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、体の不調を抱えながら生活することの辛さをよくわかっています。膝の痛みがあると、階段の昇り降りや買い物、旅行など、日常の何気ない動作にも支障をきたしてしまいます。そんな制限のある生活から一日も早く抜け出していただきたいと心から願っています。

当院では膝のヒビや骨折後の方を数多く診てきた実績があり、皆さんが元の生活に戻れるよう全力でサポートしています。一人で悩まず、どんな小さなことでも構いませんので、いつでも私たちにご相談ください。あなたの膝の痛みを改善し、笑顔で過ごせる毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。


院長:高木

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