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肘を押すと痛いのはなぜ?原因と改善法を解説

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。日常生活の中でふと肘に触れたとき、ズキッと痛みを感じて驚いたことはありませんか。特にぶつけた覚えもないのに押すと痛むという症状は、実は多くの方が経験されています。

家事で包丁を握ったり、パソコン作業で肘をついたり、重い荷物を持ち上げたりと、私たちは日々の暮らしの中で肘を酷使しています。肘の痛みは放置すると日常動作に支障をきたすため、早めの対処が大切です。

押したときだけ痛むからといって軽く考えていると、いつの間にか物を持つときや腕を伸ばすときにも痛みが広がってしまうことがあります。今回は肘を押すと痛む原因や、部位別に考えられる症状、そして当院でどのように改善へ導いているのかをお伝えしますね。

院長:高木

肘の痛みは場所によって原因が全く違うので、まずはどこが痛むのかを正確に把握することが改善への第一歩です

目次

肘を押したときに感じる痛みの正体

肘を押したときに痛みを感じるのは、関節や腱、靭帯、筋肉のいずれかに炎症や損傷が起きているサインです。肘関節は上腕骨と橈骨、尺骨という3つの骨が複雑に組み合わさって構成されており、曲げ伸ばしやひねりといった多様な動きを可能にしています。

この関節周辺には前腕の筋肉につながる腱が集中していて、手首や指を動かすたびに肘の腱にも負担がかかります。例えば包丁で野菜を切る動作やキーボードを打つ動作は一見肘と無関係に思えますが、実は前腕の筋肉が収縮するたびに肘の腱が引っ張られているのです。

このような繰り返しの負担が蓄積すると、腱や筋肉の付着部に微細な損傷が起こり、押すと痛む状態になります。また加齢による組織の柔軟性低下や、姿勢の悪さによる肘への負担増加も痛みの背景にあることが多いです。

痛む場所によって異なる原因と症状

肘のどの部分を押すと痛むかによって、考えられる原因が大きく変わってきます。外側なのか内側なのか、それとも後ろ側なのかをまず確認してみてください。

肘の外側を押すと痛む場合

肘の外側、特に骨の出っ張り部分を押して痛む場合は、上腕骨外側上顆炎、いわゆるテニス肘の可能性が高いです。テニスをしていなくても発症する方は非常に多く、家事やパソコン作業、荷物の持ち運びなど日常動作の繰り返しで起こります。

この部位には手首を反らせたり指を伸ばしたりする筋肉の腱が付着していて、手を使う動作のたびに負担がかかります。タオルを絞るとき、ドアノブを回すとき、フライパンを持ち上げるときなどに痛みが出やすいのが特徴です。

放置していると日常生活での動作が徐々に制限されていき、コップを持つだけでも痛むようになることがあります。特に40代から50代の女性に多く見られ、更年期による組織の変化も関係していると考えられています。

肘の内側を押すと痛む場合

肘の内側の骨の出っ張りを押して痛む場合は、上腕骨内側上顆炎、通称ゴルフ肘が疑われます。ゴルフをしない方でも、手首を曲げたり物を握ったりする動作を繰り返すことで発症します。

この部位には手首を曲げる筋肉や指を握る筋肉の腱が集まっていて、スマートフォンの長時間使用やマウス操作、介護での抱え上げ動作などで負担が蓄積します。重い買い物袋を持ったときやフライパンを振るときに内側に痛みが走るようなら、この症状を疑ってみてください。

また肘の内側には尺骨神経という神経が通っていて、この神経が圧迫されると肘部管症候群という状態になります。押すと痛むだけでなく、小指や薬指にしびれが出る場合は神経の問題も考えられるため、早めの対処が必要です。

肘の後ろ側や先端を押すと痛む場合

肘の後ろ側、尖った部分を押すと痛む場合は、肘頭滑液包炎の可能性があります。肘をついて作業をする習慣がある方や、転倒して肘を打った後に発症することが多いです。

肘の先端部分には滑液包という袋があり、これがクッションの役割を果たしています。しかし繰り返しの圧迫や打撲により滑液包に炎症が起きると、腫れや痛みが生じます。デスクワークで肘をついてパソコン作業をしている方は要注意です。

炎症がひどくなると肘の後ろが明らかに腫れて、見た目でもわかるようになります。熱を持っている感じがしたり、赤く腫れ上がっている場合は、感染を伴っている可能性もあるため注意が必要です。

こんな症状があったらすぐに来院を検討してください

肘を押したときの痛みが次のような状態を伴う場合は、自己判断での対処だけでなく専門家への相談をおすすめします。まず痛みが日に日に強くなっている場合や、安静にしていても痛む場合は組織の損傷が進行している可能性があります。

また腕や手指にしびれが出ている場合は、神経が圧迫されているサインです。特に小指や薬指のしびれは尺骨神経の問題を示唆しており、放置すると筋力低下につながることもあります。

肘が腫れて熱を持っている場合や、関節が動かしにくくなっている場合は、炎症が強い状態か、関節内に問題が生じている可能性があります。転倒や事故で肘を強く打った後に痛みが続く場合は、骨折や靭帯損傷も考えられるため早めの検査が必要です。

日常生活に支障が出始めたら、それは体からの重要なメッセージだと受け止めてください。朝起きたときに肘がこわばって動かしにくい、物を持つたびに痛みで顔をしかめてしまう、夜寝ているときに痛みで目が覚めるといった症状があれば、できるだけ早く適切な施術を受けることをおすすめします。

自宅でできる対処法と注意点

痛みが軽度で日常生活にそれほど支障がない場合は、まず自宅でのセルフケアから始めてみましょう。最も大切なのは、痛みを引き起こしている動作を一時的に控えることです。家事や仕事で完全に休むのは難しいかもしれませんが、肘に負担のかかる動作をできるだけ減らす工夫をしてみてください。

痛みが出始めて数日以内で炎症が強い時期は、患部を冷やすことが効果的です。氷や保冷剤をタオルで包んで、1回15分程度を目安に冷やしましょう。ただし長時間冷やし続けると逆効果になるため、間隔を空けて行ってください。

数日経って急性期を過ぎたら、今度は温めることで血流を促進し回復を助けます。お風呂でゆっくり温まったり、温めたタオルを当てたりするのも良いでしょう。市販のサポーターを使って肘を固定し、負担を軽減するのも有効な方法です。

ただし痛み止めの薬を長期間使い続けるのはおすすめしません。痛みを一時的に抑えることはできても、根本的な原因は解決されないため、かえって症状を悪化させてしまうリスクがあります。また湿布も同様で、対症療法にすぎないことを理解しておいてください。

当院での肘の痛みに対する改善アプローチ

湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、肘を押したときの痛みに対して単に症状を抑えるのではなく、根本的な原因を特定して改善へ導くことを大切にしています。初回の検査では姿勢分析システムやメタトロンを用いて、体全体のバランスや内側からの状態を詳しく調べます。

肘の痛みは局所的な問題に見えますが、実は肩や首、背骨の歪みが関係していることが非常に多いのです。姿勢が崩れることで肩甲骨の位置がずれ、腕全体の筋肉のバランスが悪くなり、最終的に肘への負担が増えてしまいます。

施術では痛みのある肘だけでなく、肩甲骨や背骨、骨盤まで含めた体全体の調整を行います。優しい刺激で関節や筋肉の緊張を解放し、本来の動きを取り戻していきます。また栄養状態や生活習慣も痛みの回復に大きく影響するため、メタトロンの解析結果をもとに食事や日常動作のアドバイスも丁寧に行います。

当院には腰痛や肩こりだけでなく、肘や手首の痛みでお悩みの方も多く来院されています。テニス肘やゴルフ肘と言われて湿布や注射でしのいできたけれど良くならなかったという方が、施術を重ねることで痛みから解放され、好きな趣味やお仕事を再開されています。

肘の痛みは放っておくと慢性化しやすく、いつの間にか日常生活の質を大きく下げてしまいます。「このくらいなら大丈夫」と我慢せず、早めに相談していただくことが改善への近道です。あなたの肘の痛みがどこから来ているのか、どうすれば根本的に良くなるのか、私たちと一緒に探していきましょう。一人で悩まずに、いつでもお気軽にご相談くださいね。


院長:高木

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神奈川県茅ヶ崎市共恵1-2-1 池杉ビル1F
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