20周年キャンペーン、残り名/12/7(日)午前、午後ご案内可能です

マスクで目が乾く理由とは?マスクドライアイの対処法

本日の予約状況

こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。最近、マスクを着けていると目がショボショボする、夕方になると物が見えづらくなる、そんなお悩みを患者さんからよくお聞きするようになりました。実は、それはマスクドライアイと呼ばれる症状かもしれません。今日は、マスク生活で増えている目のトラブルについて、整体師の視点からお話ししますね。

院長:高木

マスクドライアイは長時間のマスク着用で起こる現代特有の症状です。体全体のバランスとも深く関係しているんですよ

目次

マスクドライアイとは何か

マスクドライアイとは、マスクから漏れた呼気が目に当たることで涙が蒸発し、目が乾燥してしまう症状のことをいいます。コロナ禍以降、長時間のマスク着用が日常となり、多くの方がこの症状に悩まされているんです。マスクを着けていると目が潤いそうなイメージがありますが、実際には逆のことが起こっています。

私たちが息を吐くとき、その呼気はマスクの上部にある隙間から漏れ出て、目に向かって流れていきます。この空気の流れが、目の表面を覆っている涙の層を蒸発させてしまい、結果として目が乾燥しやすい状態になるんですね。

特に顔にフィットしていないマスクを着けていると、鼻の部分に大きな隙間ができます。吐き出された息は温かく上方向に流れる性質があるため、どうしても目元に当たってしまうんです。

涙の役割と乾燥の影響

涙は単なる水分ではなく、目の表面を守るバリアのような役割を果たしています。涙の層が安定していることで、角膜が保護され、視界もクリアに保たれます。しかし、マスクから漏れた呼気が当たり続けると、この涙の層が壊れるまでの時間が短くなってしまうことが研究でわかっています。

さらに当院に来られる患者さんを見ていると、マスクドライアイだけでなく、首や肩のこり、頭痛を同時に訴える方が多いんです。これは体全体のバランスが崩れているサインです。目が乾くと無意識に目を細めたり、画面に顔を近づけたりして、姿勢が悪くなります。

その結果、首や肩に負担がかかり、血流が悪くなって目の疲れがさらに悪化するという悪循環に陥ってしまうんですね。

マスクドライアイの症状をチェック

マスク生活が長引く中で、あなたも次のような症状を感じていませんか。朝は大丈夫なのに夕方になると物がかすんで見える、目がゴロゴロして異物感がある、いつも涙目でショボショボする、光がまぶしく感じる、コンタクトレンズを入れるときに痛みを感じるといった症状です。

これらの症状が複数当てはまる場合、マスクドライアイが進んでいる可能性があります。特にパソコン作業が多い方、デスクワークで1日中マスクを着けている方、医療や接客のお仕事で長時間マスクを外せない方は注意が必要です。目の乾燥は放っておくと角膜に傷がついたり、視力低下につながったりすることもあるため、早めの対策が大切になります。

テレワークとマスクのダブルパンチ

コロナ禍で在宅勤務が増えたことも、マスクドライアイを悪化させる要因になっています。パソコン画面を見ている間、私たちのまばたきの回数は通常の半分以下に減ってしまうことが知られています。まばたきが減ると涙が眼球の表面に行き渡らなくなり、乾燥が進みます。そこにマスクからの呼気による乾燥が加わるわけですから、目にとっては過酷な環境といえるでしょう。

また、エアコンの効いた室内で長時間過ごすことも、空気の乾燥を招いて目の負担を増やします。さらに精神的なストレスや不安感が蓄積すると、自律神経のバランスが乱れて涙の分泌が減ることもわかっています。現代の生活環境は、目にとって厳しい条件が重なっているんですね。

マスクドライアイを防ぐ具体的な対策

では、マスクドライアイを防ぐために、どんな対策ができるでしょうか。まず最も重要なのが、マスクを正しく着用することです。ノーズワイヤーが入っているマスクを選び、鼻の形にしっかりフィットさせて隙間をなくします。ワイヤーを鼻の形に沿って押さえ込むようにすると、呼気が上に漏れにくくなります。

コンタクトレンズを使っている方は、できるだけメガネに切り替えることをおすすめします。コンタクトレンズは涙を吸収してしまうため、ただでさえ乾燥しやすい状態をさらに悪化させてしまいます。メガネが曇るのが気になる場合は、曇り止めスプレーを使ったり、マスクの上部を内側に折り込んだりする工夫で対応できますよ。

まばたきを意識する

パソコン作業中は、意識的にまばたきの回数を増やすことが大切です。1時間に1回は遠くを見て目を休め、ゆっくりと大きくまばたきを10回繰り返す習慣をつけましょう。まばたきをすることで涙腺から分泌された涙が眼球の表面に行き渡り、乾燥を防いでくれます。

また、温かいタオルで目元を温めるのも効果的です。涙の蒸発を防ぐ油分を分泌するマイボーム腺という器官があるのですが、温めることでその働きが活発になります。朝起きたときや夜寝る前に、40度くらいのタオルを5分間目に当てるだけで、目の疲れがずいぶん楽になりますよ。

室内環境を整える

室内の湿度を50から60パーセントに保つことも重要です。加湿器を使ったり、濡れたタオルを干したりして、空気が乾燥しないように気をつけましょう。デスクの近くに小型の加湿器を置くのも効果的です。エアコンの風が直接顔に当たらないように、風向きを調整することも忘れずに。

水分補給も大切なポイントです。体全体が脱水状態になると、当然涙の分泌も減ってしまいます。こまめに水を飲む習慣をつけて、体の内側からも潤いを保ちましょう。1日に1.5リットルから2リットルを目安に、少しずつ飲むのがおすすめです。

体全体のバランスを整えることの大切さ

整体師として多くの患者さんを診てきた経験から、マスクドライアイは体全体の問題と深くつながっていると実感しています。目が疲れると首や肩が凝り、姿勢が悪くなります。姿勢が悪くなると血流が滞り、目に必要な栄養や酸素が届きにくくなって、さらに症状が悪化します。

特に首の上部にある頸椎の歪みは、目の疲れと密接な関係があります。頸椎を通る血管や神経が圧迫されると、目の周りの筋肉が緊張して疲れやすくなるんです。当院では、首や肩の調整を行うことで、目の症状が改善されるケースを数多く経験しています。

自律神経との関係

また、自律神経のバランスも涙の分泌に大きく影響します。ストレスや睡眠不足で交感神経が優位になると、涙の分泌が減ってしまいます。逆にリラックスして副交感神経が優位になると、涙の分泌が促されます。体全体のバランスを整えることで、自律神経も整い、目の健康も保たれるという好循環が生まれるんですね。

深呼吸をする、軽い運動をする、十分な睡眠をとるといった基本的な生活習慣も、実は目の健康にとって非常に重要です。体は全てつながっていて、一部分だけを切り離して考えることはできません。目の症状だけに注目するのではなく、体全体の調子を整えることを意識してみてください。

栄養面からのアプローチ

食事の内容も目の健康に影響します。ビタミンAは目の粘膜を保護し、涙の質を改善する働きがあります。ニンジンやほうれん草、かぼちゃなどの緑黄色野菜に多く含まれていますので、積極的に摂るようにしましょう。また、青魚に含まれるオメガ3脂肪酸は、涙の油分を改善する効果があることがわかっています。

ビタミンB群も目の疲労回復に役立ちます。豚肉や玄米、納豆などに多く含まれていますね。現代の食生活では不足しがちな栄養素ですので、意識して摂取することをおすすめします。バランスの良い食事を心がけることで、体の内側から目をサポートできるんです。

症状が続くときは専門家に相談を

セルフケアを続けても症状が改善しない場合や、日常生活に支障が出るほど辛い場合は、一人で悩まずに専門家に相談することが大切です。マスクドライアイの症状の裏には、単なる乾燥だけでなく、体全体のバランスの崩れが隠れていることもあります。

当院では、目の疲れや乾燥でお悩みの方に対して、首や肩、背骨全体の調整を通じて体のバランスを整える施術を行っています。姿勢を改善し、血流を良くすることで、目の症状が楽になる方が多くいらっしゃいます。また、メタトロンという医療機器を使った全身のバランスチェックも行っており、体のどこに問題があるのかを詳しく診ることができます。

マスク生活はまだしばらく続きそうですが、正しい知識と対策を持っていれば、マスクドライアイを最小限に抑えることができます。目の乾燥や疲れは、体からのSOSサインです。そのサインを見逃さず、早めにケアすることで、快適な毎日を取り戻しましょう。もし気になる症状があれば、いつでも気軽にご相談くださいね。あなたの健康を、体全体から総合的にサポートさせていただきます。


院長:高木

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
神奈川県茅ヶ崎市共恵1-2-1 池杉ビル1F
電話番号
0467-87-0660
定休日
不定休
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次