
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。最近、背中に痛みを感じていて不安な日々を過ごされていませんか。デスクワークが続いたり、重いものを持ち上げた後から背中の痛みが始まり、もしかしたらヘルニアではないかと心配されている方も多いのではないでしょうか。
実は背中の痛みの原因はさまざまですが、胸椎という背骨の部分に起こる椎間板ヘルニアが関係していることがあります。ただ、腰のヘルニアに比べて胸椎のヘルニアはあまり知られていないため、ご自身の症状がどこから来ているのか判断しづらいのが現状です。
今回は背中の痛みとヘルニアの関係性について、症状の特徴や原因、そして当院でできることをお伝えしていきます。一人で抱え込まずに、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。


背中の痛みは我慢しすぎると日常生活に支障が出てしまうこともあるので、早めに原因を知ることが大切です
胸椎椎間板ヘルニアは、背骨の胸の部分にある椎間板が後方に飛び出して神経や脊髄を圧迫する状態のことをいいます。椎間板は背骨と背骨の間でクッションの役割を果たしている組織ですが、加齢や外傷、長年の負担によって中身が外に押し出されてしまうことがあるのです。
胸椎は首と腰の間にある12個の骨で構成されていて、肋骨とつながっているため比較的安定した構造をしています。そのため腰椎ヘルニアに比べると発症頻度は低いのですが、一度発症すると背中や胸、脇腹にかけて独特の痛みが現れることが特徴です。
この痛みは肋間神経痛と間違われることも多く、ご自身で判断するのが難しい症状の一つといえます。また症状が進行すると足のしびれや歩行困難といった深刻な状態につながることもあるため、早期に適切な対応をすることが何より重要になってきます。
胸椎椎間板ヘルニアの症状は人によってさまざまですが、代表的なものをいくつかご紹介します。まず最も多いのが背中の痛みで、肩甲骨の間あたりに鈍い痛みや突っ張り感を感じる方が多くいらっしゃいます。
背中の中心部分から脇腹、さらには胸の前面にかけて帯状に痛みが広がることがあります。この痛みは肋骨に沿って走る神経が圧迫されることで起こるもので、深呼吸や咳、くしゃみをしたときに痛みが強くなる傾向があります。姿勢を変えたり体をひねったりする動作でも痛みが増すことが多く、日常生活でかなり不便を感じることになるでしょう。
脊髄が圧迫される程度が強くなると、下半身にもさまざまな症状が現れます。太ももやふくらはぎにしびれを感じたり、足に力が入りにくくなったりすることがあるのです。階段を降りるときに足元が不安定に感じたり、歩いているときに足がもつれるような感覚があったりする場合は要注意です。
さらに進行すると排尿や排便のコントロールが難しくなることもあります。これは脊髄の圧迫が強くなっているサインですので、このような症状が出たらすぐに専門家に相談することが必要です。
皮膚の感覚が鈍くなったり、触られている感じがわかりにくくなったりすることもあります。お腹や背中、足の一部分だけ感覚がおかしいと感じたら、神経が圧迫されている可能性が高いといえるでしょう。
胸椎椎間板ヘルニアが発症する原因はいくつか考えられます。最も多いのが加齢による椎間板の変性です。年齢を重ねるにつれて椎間板の水分量が減少し、弾力性が失われていきます。その結果、ちょっとした負荷でも椎間板が傷つきやすくなり、中身が飛び出してしまうのです。
また長年の姿勢の悪さや重労働も大きな要因になります。前かがみの姿勢を長時間続けたり、重いものを持ち上げる作業を繰り返したりすることで、椎間板に負担が蓄積されていきます。デスクワークで一日中パソコンに向かっている方や、肉体労働をされている方は特に注意が必要です。
さらに外傷や事故による衝撃も原因の一つです。転倒したり交通事故に遭ったりしたときの強い衝撃で、椎間板が急激に損傷することがあります。スポーツでの怪我も同様のリスクがあるといえるでしょう。
胸椎椎間板ヘルニアかどうかを完全に自己判断することは難しいですが、いくつかのポイントをチェックすることで来院の目安にすることができます。
まず背中の痛みが数週間以上続いているかどうか確認してください。一時的な筋肉痛であれば数日で改善することが多いですが、ヘルニアの場合は痛みが長引く傾向があります。また咳やくしゃみ、深呼吸で痛みが強くなる場合は神経が関与している可能性が高いです。
次に下半身の症状をチェックしましょう。足にしびれがあったり、歩くときに足がもつれる感じがあったりする場合は要注意です。階段を降りるときに手すりがないと不安を感じるようなら、神経の圧迫が進んでいるサインかもしれません。
さらに感覚の変化も重要なチェックポイントです。お腹や背中、足の一部分を触ったときに感覚が鈍い場合や、左右で感じ方が違う場合は神経に問題が起きている可能性があります。
湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、まず詳しくお話を伺うことから始めます。いつから痛みが始まったのか、どのような動作で痛みが強くなるのか、過去に怪我をしたことがあるかなど、丁寧にヒアリングさせていただきます。
その後、神経学的な触診を行います。反射の状態や感覚、筋力のバランスなどを細かくチェックしていきます。この触診によって神経の圧迫がどの程度なのか、どの部分に問題があるのかをある程度推測することができるのです。
当院ではロシアの医療機器メタトロンも活用しています。この機器を使うことで体の状態を多角的に評価し、より的確なアプローチ方法を見つけ出すことができます。必要に応じて医療機関でのMRI検査をおすすめすることもあります。
胸椎椎間板ヘルニアへの対応は症状の程度によって異なります。軽度から中等度の場合は保存的なアプローチが中心になります。
当院では背骨や骨盤のバランスを整えることで、椎間板への負担を軽減していきます。体全体の構造を見ながら、痛みの根本原因にアプローチしていくのがカイロプラクティックの特徴です。無理な力は加えず、体が本来持っている回復力を引き出すような優しい施術を心がけています。
姿勢の改善は非常に重要です。デスクワークの方には正しい座り方をお伝えし、定期的に休憩を取って体を動かすことをおすすめしています。椅子に深く腰掛けて骨盤を立て、足裏全体を床につけるような姿勢が理想的です。
重いものを持つときは体に引き寄せてから、腰を落として持ち上げるようにしてください。背中を丸めたまま持ち上げると椎間板に大きな負担がかかってしまいます。
背中の柔軟性を保つためのストレッチも効果的です。四つ這いになって背中を丸めたり反らしたりする動きは、胸椎の可動性を高めるのに役立ちます。ただし痛みが強いときは無理をせず、体調に合わせて行うことが大切です。
背中のヘルニアを予防したり悪化を防いだりするためには、日常生活での工夫が欠かせません。まず長時間同じ姿勢を続けないことです。デスクワークの方は30分から1時間ごとに立ち上がって軽く体を動かすようにしてください。
睡眠環境も重要なポイントです。硬すぎず柔らかすぎないマットレスを選び、横向きで寝る場合は膝の間にクッションを挟むと背骨への負担が軽減されます。枕の高さも首から背中のラインが自然なカーブを描くように調整しましょう。
適度な運動も大切です。ウォーキングや水泳など、背骨に負担の少ない有酸素運動を習慣にすることで、筋肉のバランスが整い椎間板への負担も減らせます。ただし痛みがあるときは無理をせず、まずは体の状態を整えることを優先してください。
背中の痛みとヘルニアの関係性についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。胸椎椎間板ヘルニアは決して珍しい症状ではなく、適切な対応をすれば改善の可能性は十分にあります。
私自身も幼少期に小児喘息で苦しんだ経験があり、父のカイロプラクティック施術によって救われた過去があります。だからこそ体の痛みや不調で悩んでいる方の気持ちは誰よりもわかるつもりです。
背中の痛みは放置すると日常生活に大きな影響を及ぼします。仕事に集中できなくなったり、趣味を楽しめなくなったり、家族との時間も憂鬱になってしまうかもしれません。そうなる前に、ぜひ一度ご相談いただきたいのです。
湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、お一人おひとりの体の状態に合わせた丁寧なアプローチを心がけています。メタトロンを使った詳しいカウンセリングも行っていますので、痛みの原因を多角的に探ることができます。全国から来院される方もいらっしゃいますが、それだけ信頼していただけているのだと自負しています。
背中の痛みで不安な日々を過ごされているなら、一人で抱え込まずにいつでもお気軽にご相談ください。あなたの体が本来持っている力を引き出し、笑顔で過ごせる毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

