
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは。湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木聖司です。突然ですが、骨が折れてしまったとき、誰もが一番気になるのは「いつになったら元の生活に戻れるのか」ということではないでしょうか。
仕事への復帰時期や日常の動作がいつからできるようになるのか、不安な気持ちでこのページにたどり着いた方も多いと思います。骨折からの回復には個人差がありますが、基本的なプロセスと期間の目安を知っておくことで、焦らず前向きに向き合えるようになります。
今回は、骨が折れてから改善に至るまでの流れと、少しでも早く元気な体を取り戻すために知っておいていただきたいポイントをお伝えしていきますね。


骨が折れた直後は不安でいっぱいだと思いますが、体には本来すばらしい回復力が備わっています
骨が折れた後、私たちの体は驚くほど賢く、段階を踏んで少しずつ回復していきます。この過程は大きく分けて3つのステージがあり、それぞれに体の中で起こっていることが異なるんです。
最初の段階は炎症期と呼ばれ、折れた部分から出血が起こり腫れや痛みが強く出る時期です。この時期は体が「ここが傷ついている」と認識して、修復の準備を始めている大切な期間なんですね。だいたい受傷後から1週間から2週間くらい続きます。
次にやってくるのが修復期です。この段階になると仮骨と呼ばれる新しい骨が少しずつ作られ始めます。まだ完全な硬さではありませんが、折れた部分をつなぐ橋のような役割を果たしてくれるんです。痛みも徐々に落ち着いてきて、少しホッとできる時期かもしれません。
そして最後の段階がリモデリング期です。仮骨が本物の丈夫な骨へと生まれ変わっていく期間で、この過程には数ヶ月から場合によっては数年かかることもあります。完全に元の強度に戻るまでには想像以上に時間が必要なんですね。
実は骨が折れた場所によって、改善に必要な期間は大きく異なります。これは骨の太さや血流の豊富さ、日常生活でかかる負担の大きさなどが関係しているためです。
たとえば指の骨である中手骨や足の指の中足骨は、比較的早く回復する傾向があり、最短で2週間程度から骨がくっつき始めます。肋骨なら3週間、鎖骨は4週間くらいが目安とされていますね。
一方で上腕骨になると6週間から7週間、脛骨や腓骨といったすねの骨は7週間から8週間ほど必要です。そして体を支える重要な役割を持つ大腿骨となると、8週間から12週間、つまり2ヶ月から3ヶ月という長い期間がかかることになります。
特に大腿骨頸部の場合は12週間以上と、さらに長い時間を要することも珍しくありません。下半身の骨は体重がかかる分、しっかりと癒合させるために時間が必要なんです。
同じ部位を折ったとしても、年齢によって回復にかかる時間は違ってきます。これは本当に個人差が大きい部分なので、ご自身の年齢を考慮に入れて焦らず向き合うことが大切です。
お子さんの場合は骨の成長が活発なこともあり、回復が早い傾向にあります。約1ヶ月程度で骨がくっつくケースも多く見られますね。成人の方であれば平均して6週間くらい、高齢の方になると2ヶ月以上かかることが一般的です。
特にご高齢の方は骨密度の低下や全身の代謝機能の衰えもあって、どうしても時間がかかりやすくなります。でもこれは決して悪いことではなく、体が慎重にしっかりと修復しようとしている証拠なんですよ。
ここで大切なお話をさせてください。骨がくっついたからといって、それがすぐに「完全に改善した」ということにはならないんです。これは多くの方が誤解しやすいポイントなので、ぜひ覚えておいていただきたいと思います。
レントゲンで骨が癒合したように見えても、実際にはまだ本来の強度には戻っていません。リモデリング期を経て初めて、元の丈夫な骨に生まれ変わっていくわけです。
また固定していた期間に周囲の筋肉が衰えていたり、関節が硬くなっていたりすることもあります。ですから骨がくっついてから、むしろ本格的な回復の後半戦が始まると考えたほうがいいんですね。
では骨が折れてしまったあと、できるだけ早く元気な体を取り戻すためには何ができるでしょうか。医療機関での適切な固定はもちろん大前提ですが、実は日常生活の中でもできることがたくさんあるんです。
まず何より重要なのが栄養です。骨の材料となるカルシウムはもちろんですが、それだけでは不十分なんですね。カルシウムの吸収を助けるビタミンD、骨の土台を作るタンパク質、骨の形成を促すビタミンKなど、バランスよく摂取することが求められます。
牛乳やヨーグルト、小魚、納豆、緑黄色野菜、そして良質なタンパク質として肉や魚、卵、大豆製品などを意識して食べるようにしましょう。サプリメントに頼るのもひとつの方法ですが、できれば食事から自然に摂るほうが体への吸収も良いとされています。
意外と見落とされがちですが、睡眠は骨の修復に欠かせない要素なんです。私たちの体は眠っている間に成長ホルモンを分泌し、傷ついた組織を修復していきます。
特に深い眠りであるノンレム睡眠の時間帯に、この修復作業が活発に行われるんですね。ですから夜更かしを避けて、できるだけ質の高い睡眠を7時間から8時間確保するように心がけてください。
寝る前のスマートフォンやパソコンの使用を控える、部屋を暗くする、寝具を体に合ったものにするなど、睡眠環境を整えることも大切です。痛みで眠れない場合は無理せず医師に相談して、適切な対処をしてもらいましょう。
骨が折れた直後は安静が必要ですが、ある程度落ち着いてきたらリハビリテーションを始めることが回復を早める大きなポイントになります。これは医師の指示のもとで、適切なタイミングで始めることが何より重要です。
固定している間に筋肉は驚くほど早く衰えてしまいますし、関節の可動域も狭くなってしまいます。だからこそ段階的に体を動かしていくことで、日常生活への復帰がスムーズになるんですね。
最初は折れた部分に直接負荷をかけない範囲で、周囲の筋肉を動かすことから始めます。徐々に強度を上げていき、最終的には元の動きを取り戻せるように進めていくわけです。自己判断で無理をすると再び傷めてしまう可能性もあるので、専門家の指導を受けながら進めることをおすすめします。
回復を妨げないために、日常生活でもいくつか注意していただきたいことがあります。まず喫煙は骨の血流を悪くするため、回復を遅らせる大きな要因になってしまいます。できればこの機会に禁煙を検討していただくのが理想的です。
またアルコールの過度な摂取も、骨の形成を妨げることがわかっています。完全にやめる必要はありませんが、適量を守ることが大切ですね。
そして折れた部位への過度な負担は絶対に避けてください。早く良くなりたい気持ちはよくわかりますが、焦って無理をすると逆効果になってしまいます。医師から許可が出るまでは、指示された安静や行動制限をしっかり守ることが、結局は一番の近道なんです。
骨が折れてしまうと、体の痛みだけでなく精神的にも辛い時期が続きますよね。思うように動けないストレス、仕事や家事ができない焦り、周囲に迷惑をかけているという申し訳なさなど、さまざまな感情が渦巻くと思います。
でもこういった心の状態も、実は回復に影響を与えるんです。ストレスが多いと体の治癒力が低下することが研究でもわかっていますから、できるだけリラックスして過ごせる環境を作ることも重要なんですね。
家族や友人に話を聞いてもらったり、趣味で気分転換をしたり、音楽を聴いてリラックスしたり、自分なりのストレス解消法を見つけてください。一人で抱え込まずに、周りの人に頼ることも大切です。
湘南カイロ茅ヶ崎整体院では、骨が折れた後の回復期における体のケアをサポートさせていただいています。整形外科での施術と並行して、体全体のバランスを整えることで、より快適な日常生活への復帰をお手伝いできると考えています。
固定していた期間に硬くなった関節や筋肉に対して、優しく丁寧にアプローチしていきます。また骨が折れた部分をかばうことで生じた体の歪みや痛みに対しても、カイロプラクティックの技術を用いて調整していくことが可能です。
さらに当院ではロシアの医療機器メタトロンを使ったカウンセリングも行っており、体の状態を多角的に見ていくことができます。栄養面でのアドバイスや日常生活での注意点なども、一人ひとりの状況に合わせてお伝えしていますよ。
骨が折れてから改善に至るまでの道のりは、想像以上に長く感じられるかもしれません。でもその期間は決して無駄ではなく、体がしっかりと修復作業を進めている大切な時間なんです。焦らず、でも前向きに、一歩ずつ回復に向かっていきましょう。
もし今、骨が折れた後の体の不調や痛みで悩んでいらっしゃるなら、どうか一人で抱え込まないでください。私たち湘南カイロ茅ヶ崎整体院は、あなたの回復をサポートするためにここにいます。いつでも気軽にご相談いただければと思います。あなたの笑顔と元気な日常を取り戻すお手伝いができることを、心から楽しみにしています。