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顔にあざができた時の正しい対処法

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。お子さんが転んで顔をぶつけてしまったり、ご自身がスポーツ中に顔面を打撲してしまったりと、突然の顔のあざに慌ててしまう方は少なくありません。顔は人目につく部位だからこそ、できるだけ早く治したいと思うのは当然のことです。

当院にも顔をぶつけた後の痛みや腫れ、内出血でお悩みの方が多く来院されますが、適切な初期対応ができていれば症状の悪化を防ぎ、回復を早めることができます。今回は顔にあざができた時の正しい対処法から、病院に行くべき判断基準、そして早く治すためのポイントまで詳しくお伝えします。

院長:高木

顔のあざは初期対応が本当に大切です。焦らず適切に対処していきましょう

目次

顔をぶつけた直後にすべきこと

顔を強くぶつけてしまった時、最初の30分から1時間の対応が今後の経過を大きく左右します。まず何よりも大切なのは患部を冷やすことですが、その前に意識がはっきりしているか、出血がないか、骨が変形していないかを確認する必要があります。特にお子さんの場合は泣いているだけなのか、それとも何か異常があるのかを見極めることが重要です。

意識がしっかりしていて骨折の心配がなければ、すぐに冷却を始めてください。保冷剤や氷をタオルで包んで患部に当てることで、内出血の広がりを最小限に抑えることができます。この時、直接氷を当てると凍傷のリスクがあるため、必ず布で包むようにしましょう。冷却は15分から20分を1セットとして、1時間に3回程度繰り返すのが効果的です。

冷やす時の具体的な手順

患部を冷やす際は氷嚢や保冷剤をハンドタオルで包み、優しく当てるようにします。強く押し付けると逆に痛みが増すため、軽く触れる程度で十分です。冷却時間は一度に15分から20分が目安で、長時間冷やし続けると血行が悪くなりすぎて回復が遅れてしまいます。冷やした後は30分ほど休憩を挟んで、また冷やすというサイクルを受傷後24時間は続けることをおすすめします。

また冷却と同時に、可能であれば患部を心臓より高い位置に保つことも大切です。横になる時は枕を少し高めにするなど工夫することで、血液が患部に集まりすぎるのを防ぎ、腫れの悪化を抑えることができます。

こんな症状があればすぐに病院へ

顔をぶつけた後、以下のような症状が見られる場合は自己判断せず、すぐに医療機関を受診してください。まず意識が朦朧としている、嘔吐を繰り返す、激しい頭痛がある場合は脳に損傷がある可能性があります。また鼻や耳から透明な液体や血液が出ている時も、骨折や脳脊髄液の漏出が疑われるため緊急を要します。

顔の骨が明らかに変形している、触ると骨がずれている感覚がある、口が開きにくい、物が二重に見えるといった症状も骨折の可能性が高いため、整形外科や口腔外科での検査が必要です。特にお子さんの場合は痛みを正確に伝えられないこともあるため、いつもと様子が違う、機嫌が悪い状態が続く時は念のため小児科を受診することをおすすめします。

時間が経ってから症状が出ることも

受傷直後は大丈夫だと思っていても、数時間後や翌日になって症状が現れることがあります。吐き気や頭痛、めまいが徐々に強くなってきた場合や、あざの範囲が異常に広がっていく場合は、遅れて出血が広がっている可能性があります。また受傷後48時間以内に発熱が見られる時は、感染症のリスクも考えられるため医療機関での確認が必要です。

あざの色の変化と回復の過程

顔にできたあざは時間とともに色が変化していきます。これは体が自然に修復している証拠ですので、色の変化を理解しておくと不安が軽減されます。打撲直後は赤紫色になり、その後2日から3日かけて青紫色から黒っぽい色へと変化します。この段階では内出血が皮膚の下に溜まっている状態です。

受傷後4日から7日頃になると、あざは緑がかった色に変わってきます。これは血液中のヘモグロビンが分解される過程で起こる自然な変化です。さらに1週間から10日が経過すると黄色っぽい色になり、最終的には茶色から薄い黄色へと変化して消えていきます。一般的には2週間程度で完全に消えることが多いですが、打撲の程度や個人差によって前後します。

高齢の方は回復に時間がかかる

年齢を重ねると血管がもろくなり、また新陳代謝も低下するため、若い方に比べてあざの回復には時間がかかります。60代以降の方では3週間から4週間ほどかかることも珍しくありません。また血液をサラサラにする薬を服用している方も、内出血が起こりやすく治りにくい傾向があります。高齢の方が顔をぶつけた場合は、転倒による他の部位の損傷がないかも併せて確認することが大切です。

あざを早く治すための方法

あざを少しでも早く治したいという気持ちはよくわかります。実は受傷後の時期によって適切なケア方法が変わってくるため、そのタイミングを理解することが重要です。受傷直後から48時間は冷却が基本ですが、その後は温めることで血行を促進し、溜まった血液の吸収を早めることができます。

受傷後3日目以降は温かいタオルを当てたり、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったりして患部を温めるようにしてください。温めることで血流が改善され、組織の修復が促進されます。また優しくマッサージすることも効果的ですが、強く押したり揉んだりすると逆効果になるため、あくまで軽く撫でる程度にとどめてください。

栄養面からのアプローチ

体の内側からのケアも回復を早める大切な要素です。特にビタミンCは血管を強化し、内出血の修復を助ける働きがあります。柑橘類やキウイ、ブロッコリーなどを積極的に摂取しましょう。またビタミンKも血液凝固に関わる重要な栄養素で、納豆や小松菜、ほうれん草に多く含まれています。

タンパク質も組織の修復には欠かせない栄養素です。魚や肉、大豆製品をバランスよく食べることで、傷ついた組織の再生が促進されます。当院ではメタトロン検査によって個々の体質に合った食材を提案することもできますので、気になる方はご相談ください。

日常生活で気をつけること

あざが治るまでの期間、日常生活でいくつか注意していただきたいことがあります。まず飲酒は血管を拡張させて内出血を悪化させる可能性があるため、受傷後数日間は控えることをおすすめします。同様に長時間の入浴やサウナも血行が良くなりすぎて腫れが増すことがあるため、シャワーで済ませるか、ぬるめのお湯に短時間浸かる程度にしてください。

激しい運動も受傷後1週間程度は避けるべきです。運動によって血圧が上がると、せっかく止まりかけていた内出血が再び広がってしまうリスクがあります。また顔は紫外線の影響を受けやすい部位ですので、外出時は日焼け止めを塗るか帽子を着用して、あざの部分が色素沈着を起こさないよう保護してください。

睡眠の質を高めることの重要性

体の修復は主に睡眠中に行われます。成長ホルモンが分泌される深夜の時間帯にしっかりと眠ることで、組織の再生が促進されます。枕の高さを調整して患部が心臓より高い位置になるようにすると、朝起きた時の腫れが軽減されます。また寝る前のスマートフォンやパソコンの使用は睡眠の質を下げるため、就寝1時間前には控えるようにしましょう。

繰り返すあざや消えないあざは要注意

通常のあざは適切なケアをしていれば2週間から3週間で消えていきますが、それ以上長引く場合や、ぶつけた覚えがないのにあざができる場合は注意が必要です。血液の病気や血管の異常、肝臓の機能低下などが隠れている可能性があります。特に複数箇所に同時にあざができる、頻繁にあざができる、あざ以外に歯茎からの出血や鼻血が止まりにくいといった症状がある場合は、早めに内科や血液内科を受診してください。

また顔の同じ場所に繰り返しあざができる方は、無意識のうちに顔を触る癖がないか、寝ている時に顔を圧迫していないかなど生活習慣を見直してみましょう。当院では体の歪みや筋肉の緊張が原因で、特定の部位に負担がかかりやすくなっているケースもありますので、気になる方はぜひご相談ください。

整体でできるサポート

顔のあざそのものは時間の経過とともに自然に治っていくものですが、打撲によって顔や首周りの筋肉が緊張したり、頭蓋骨のバランスが崩れたりすることがあります。特に転倒時に顔だけでなく体全体を打っている場合、全身のバランスが崩れて様々な不調につながることもあります。

当院では頭蓋骨や顔面骨の微細な歪みを整える施術を行っており、これによって血流やリンパの流れが改善され、あざの回復が促進されることがあります。またメタトロン検査で体質や栄養状態を確認し、回復力を高めるための具体的なアドバイスをさせていただくことも可能です。顔の打撲後に頭痛や首の痛み、めまいなどが続いている方は、一度検査を受けてみることをおすすめします。

お子さんの顔のあざで気をつけること

小さなお子さんは頭が体に比べて大きく、バランスを崩しやすいため顔をぶつけることが多くあります。乳幼児の場合は自分で症状を訴えることができないため、保護者の方が注意深く観察する必要があります。いつもより機嫌が悪い、ぐったりしている、食欲がない、嘔吐するといった症状があれば、すぐに小児科を受診してください。

また赤ちゃんの皮膚は薄くデリケートなため、大人と同じように冷やすと凍傷のリスクがあります。保冷剤は必ず厚手のタオルで包み、短時間ずつ冷やすようにしましょう。お子さんが嫌がって冷やせない場合は、無理に押さえつけるとかえってストレスになりますので、様子を見ながら対応することが大切です。

まとめ

顔にあざができた時は、まず冷静に状態を確認することが何より大切です。意識障害や骨折の疑いがあればすぐに医療機関を受診し、そうでなければ適切な冷却と安静で対応します。受傷後数日経ったら温めることで血流を改善し、栄養面からもサポートすることで回復を早めることができます。

私自身、小児喘息で苦しんだ経験から、体の不調は早期の適切な対処が本当に重要だと実感しています。顔のあざは見た目にも気になるものですし、特にお子さんのケガは親御さんにとって心配が尽きないと思います。もし打撲後の痛みや腫れが長引いている、頭痛やめまいなどの症状が続いているという場合は、一人で悩まずにいつでも当院にご相談ください。あなたの不安を解消し、一日でも早く元の生活に戻れるよう全力でサポートさせていただきます。


院長:高木

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