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マットレスで背中が痛い方へ!原因と今すぐできる対策

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朝起きたときに背中が痛くて、なかなかベッドから起き上がれないという経験はありませんか。昨夜は何ともなかったのに、目覚めると背中がこわばっていたり、鈍い痛みを感じたりすることがあると思います。実はその背中の痛み、今使っているマットレスが原因かもしれません。

私は茅ヶ崎で整体院を営んでいますが、多くの患者さんが寝具に関するお悩みを抱えて来院されます。中でも背中の痛みを訴える方は年々増えており、デスクワークの長時間化や運動不足などの生活習慣と相まって、マットレスの影響が大きいことがわかってきました。

今回は、マットレスによって背中が痛くなる原因と、具体的な対処法についてお伝えしていきます。今すぐにできる対策から、マットレスを選び直す際のポイントまで詳しく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

院長:高木

マットレス選びひとつで睡眠の質が大きく変わります。背中の痛みを我慢せず、適切な対処をすることが大切です

目次

マットレスで背中が痛くなる主な原因とは

背中が痛くなる原因はいくつかありますが、マットレスが関係している場合、その多くは体圧分散がうまくいっていないことに起因しています。人間の体は頭・肩・腰・足と重さが異なる部位が複数あり、それぞれにかかる圧力をバランスよく分散させることが理想的な寝姿勢につながります。

マットレスが硬すぎる場合

硬すぎるマットレスを使っていると、肩や腰など体の出っ張った部分だけに圧力が集中してしまいます。特に背中の中央部分は体重がかかりにくいため、硬いマットレスでは浮いた状態になり、筋肉が緊張し続けることで痛みが発生します。仰向けで寝たときに腰の下に手が入るようであれば、マットレスが硬すぎる可能性があります。

マットレスが柔らかすぎる場合

逆に柔らかすぎるマットレスも問題です。体が沈み込みすぎると背骨のS字カーブが保てなくなり、不自然な姿勢で長時間過ごすことになります。寝返りが打ちづらくなることも柔らかすぎるマットレスの大きなデメリットです。人は一晩に20回から30回ほど寝返りを打ちますが、これができないと同じ部位に負担がかかり続け、背中の痛みを引き起こします。

マットレスの劣化とヘタリ

購入したときは問題なくても、長年使用しているうちにマットレスはヘタってきます。特に体重のかかる部分が凹んでしまうと、体圧分散機能が失われて背中への負担が増大します。一般的なマットレスの寿命は5年から10年程度ですので、それ以上使っている場合は買い替えを検討したほうがよいでしょう。

体型とマットレスの相性

体重や体型によって適したマットレスの硬さは異なります。体重が軽い方が硬いマットレスを使うと体が沈まず圧迫感を感じますし、体重が重い方が柔らかいマットレスを使うと沈み込みすぎてしまいます。自分の体型に合ったマットレスを選ぶことが、背中の痛みを防ぐ最も重要なポイントになります。

今すぐできる背中の痛みへの対処法

マットレスを新しく買い替えるのは費用も時間もかかりますので、まずは今すぐできる対処法を試してみることをおすすめします。これらの方法で痛みが軽減すれば、マットレスが原因である可能性が高いと判断できます。

寝る前のストレッチ習慣

就寝前に軽いストレッチを行うことで、背中の筋肉をほぐし血行を促進できます。特に背中を丸めたり反らしたりする動きや、肩甲骨周りを動かすストレッチが効果的です。5分程度でよいので、毎晩の習慣にしてみてください。ただし激しい運動は逆効果ですので、ゆっくりと呼吸を意識しながら行うことが大切です。

寝姿勢の工夫で負担を軽減

仰向けで寝る場合は、膝の下に薄めのクッションや丸めたタオルを入れると腰への負担が減り、背中も楽になります。横向きで寝る方は、両膝の間にクッションを挟むと骨盤が安定し、背骨への負担が軽減されます。自分に合った寝姿勢を見つけることで、同じマットレスでも痛みが改善することがあります。

マットレストッパーの活用

今のマットレスが硬すぎる場合は、上に敷くマットレストッパーを活用する方法があります。厚さ3センチから5センチ程度のものを選ぶと、体圧分散性が向上し背中への負担を軽減できます。逆に柔らかすぎる場合は、硬めのトッパーを使うか、マットレスの下に硬い板を敷くという方法もあります。

枕の高さ調整も重要

背中の痛みは枕の高さとも関係しています。枕が高すぎると首が前に曲がり、背中の上部に負担がかかります。逆に低すぎると首が反って背中全体が緊張します。仰向けで寝たときに首の角度が自然で、呼吸がしやすい高さが理想的です。

背中に優しいマットレスの選び方

対処法を試しても痛みが改善しない場合や、マットレスの劣化が進んでいる場合は、新しいマットレスへの買い替えを検討しましょう。選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。

体圧分散性の高い素材を選ぶ

高反発ウレタンやポケットコイルなど、体圧分散性に優れた素材がおすすめです。高反発ウレタンは体をしっかり支えながら寝返りもしやすく、ポケットコイルは独立したコイルが体の凹凸に合わせてフィットします。自分の体重や好みに合わせて選んでください。

実際に試してから購入する

可能であれば店舗で実際に横になってみることをおすすめします。最低でも5分程度は試し、仰向けや横向きなど普段の寝姿勢で確認しましょう。最近では返品保証期間を設けているメーカーも多いので、そういったサービスを活用するのもよい方法です。

適切な厚みと密度

マットレスの厚みは最低でも8センチ以上、できれば10センチ以上あると底つき感がなく快適です。ウレタン素材の場合は密度も重要で、30D以上のものを選ぶと耐久性が高く長持ちします。安価なものは密度が低く、すぐにヘタってしまう可能性があります。

通気性も考慮する

湿気がこもると寝心地が悪くなるだけでなく、カビやダニの原因にもなります。通気性の良い素材や構造のマットレスを選び、定期的に立てかけて風を通すなどのメンテナンスも大切です。

マットレス以外で確認すべきこと

マットレスの対策をしても背中の痛みが続く場合は、他の原因も考えられます。日常生活の中に原因が隠れていることもありますので、確認してみてください。

日中の姿勢と筋力低下

デスクワークで長時間同じ姿勢を続けていると、背中の筋肉が硬くなり痛みにつながります。また運動不足による筋力低下も背中の痛みの原因になります。仕事中はこまめに立ち上がって体を動かし、週に数回は軽い運動を取り入れることをおすすめします。

ストレスと自律神経の乱れ

ストレスが溜まると自律神経が乱れ、筋肉の緊張が続いて背中の痛みとして現れることがあります。睡眠の質も低下しやすくなるため、リラックスできる時間を意識的に作ることが大切です。入浴やアロマ、軽いストレッチなどでリラックスする習慣をつけましょう。

内臓の問題や疾患の可能性

背中の痛みが長期間続く場合や、だんだん強くなってくる場合、安静時にも痛む場合などは、内臓疾患や椎間板の問題など別の原因が隠れている可能性があります。そのような症状があれば、早めに専門家に相談することをおすすめします。

まとめ:背中の痛みは我慢せず適切な対処を

マットレスによる背中の痛みは、多くの方が経験する身近な問題です。硬さが合っていない、劣化している、体圧分散性が不足しているなど、原因はさまざまですが、適切な対処をすることで改善できるケースがほとんどです。

まずは今回ご紹介した対処法を試してみて、それでも改善しない場合はマットレスの買い替えを検討してください。体に合ったマットレスを使うことで、睡眠の質が向上し日中のパフォーマンスも上がります。

ただし、マットレスを変えても痛みが続く場合や、他の症状を伴う場合は、体の歪みや筋肉の緊張、自律神経の乱れなど根本的な原因があるかもしれません。当院では背中の痛みの原因を多角的に検査し、一人ひとりに合った施術とアドバイスを提供しています。一人で悩まず、いつでもお気軽にご相談ください。質の良い睡眠で、毎朝スッキリと目覚められる体を一緒に取り戻しましょう。


院長:高木

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